師弟対決は熊本に軍配!山形は連勝が「5」でストップし、大宮は苦境続く13戦未勝利に…【明治安田J2第21節】

2023.06.17 21:21 Sat
17日、明治安田生命J2リーグ第21節の5試合が各地で行われた。

2位・大分トリニータ(勝ち点37)は9位・ファジアーノ岡山(勝ち点29)を本拠地に迎え、1-0と辛勝した。

大分は選手交代を駆使して圧力を高めた終盤、80分に均衡を破る。藤本一輝が左ポケットからグラウンダークロスを送ると、GKが弾かれたボールが左ポストに当たって跳ね返り、再びGK金山隼樹に当たってゴールイン。最後は最終ラインに5枚を並べた大分がそのまま逃げ切り、3試合連続の1点差勝利で3連勝を飾った。
6位のV・ファーレン長崎(勝ち点35)は、米田隼也エジガル・ジュニオのゴールで最下位・大宮アルディージャ(勝ち点14)に快勝。前節完敗のショックを払拭し、対する大宮は4連敗で13試合未勝利と苦境が続いている。

順位の近い12位・藤枝MYFC(勝ち点28)と13位・ロアッソ熊本(勝ち点27)の一戦は、師弟対決となった。
藤枝の須藤大輔監督は、ヴァンフォーレ甲府の選手時代に大木武監督のもとでプレー。恩師を相手に連勝を目論んだが、大木監督が先輩指揮官としての貫録を見せた。

士気高く入った熊本は前半だけで4得点。16分に大本祐槻が試合を動かすと、その1分後には先制点をお膳立てした島村拓弥が追加点を奪う。40分、45+1分にはまたも島村のラストパスから粟飯原尚平松岡瑠夢と得点を重ね、後半の藤枝の反撃もしのぎ切って完封勝ちを収めた。

こちらも順位の近しい同士、17位・水戸ホーリーホック(勝ち点23)18位・ツエーゲン金沢(勝ち点21)の顔合わせは、古巣対戦となった奥田晃也のゴールなどで2点を先行した金沢が逃げ切り勝ち。6試合ぶりの白星を飾った。

11位・モンテディオ山形(勝ち点28)と15位・徳島ヴォルティス(勝ち点23)の一戦は、チアゴ・アウベスが得点ランキングトップに並ぶ今季11点目を挙げ、山形が追い付いてのドローに。山形は連勝が「5」でストップし、徳島は今季初の連勝の機会を逃している。

◆J2リーグ 第21節
▽6月17日
藤枝MYFC 0-4 ロアッソ熊本
ツエーゲン金沢 2-1 水戸ホーリーホック
徳島ヴォルティス 1-1 モンテディオ山形
V・ファーレン長崎 2-0 大宮アルディージャ
大分トリニータ 1-0 ファジアーノ岡山

▽6月18日
《14:00》
レノファ山口FC vs ベガルタ仙台
《16:00》
いわきFC vs ジェフユナイテッド千葉
《18:00》
栃木SC vs FC町田ゼルビア
東京ヴェルディ vs ザスパクサツ群馬

▽6月28日
《19:00》
清水エスパルス vs ブラウブリッツ秋田
ジュビロ磐田 vs ヴァンフォーレ甲府

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J2藤枝で発生した集団食中毒の原因が判明、3グループ63名に症状…当該飲食店には営業禁止命令

藤枝MYFCは4日、チーム内で発生した集団食中毒について経過報告。保健所による調査結果も公表されている。 藤枝は2月28日、同26日、27日にかけてチーム内で集団食中毒が発生したことを発表。トップチームの選手、スタッフの25名が感染し、下痢や嘔吐の症状があるとしていた。 静岡県中部保健所に報告し、原因について調査を依頼。その結果、飲食店の利用が原因だと判明した。 中部保健所の発表によると、2月25日に藤枝市内の飲食店「Caldera(カルデラ)」で喫食した3グループ130人のうち、63名が発症。患者の共通食が当該施設で調理された食事に限られること、患者の症状が類似していること、患者及び調理従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、患者を診察した医師から食中毒の届出がなされたことから、当該施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定したとのことだ。 入院患者も7名出ているとのこと。なお、当該施設は3日から当分の間、営業禁止処分が下されている。 摂取された食品は、ごはん、ポークチャップ、春雨サラダ、ゆで卵、ヒジキのサラダ、ミックスビーンズのポテトサラダとされている。 藤枝は選手、スタッフの状況について「全体としては回復傾向にありますが、自宅療養を続けている選手・スタッフもまだ数名います。引き続き保健所や医療機関等とも連携の上、クラブ関係者による経過観察を継続します」とし、コメントを発表している。 「この度、弊クラブトップチーム選手・スタッフ内において発生した集団食中毒に関して、保健所の調査結果が公表されました。弊クラブでは結果を精査するとともに、より一層の安全衛生管理、および再発防止に努めてまいります。あらためて、ファン・サポーターをはじめ、関係する皆様へご心配・ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」 「また、このような前例のない難しい状況下において、3月1日(土)のブラウブリッツ秋田戦でいただいた皆様からの応援は、弊クラブにとって決して忘れることのない大切なものとなりました。今シーズン初勝利に導く大きな力を私たちに与えていただいたことに対し、クラブ一同、心よりお礼を申し上げます」 「今後も藤枝MYFCは、ファン・サポーターをはじめ、関係する皆様とともに歩みを進めてまいります」 集団食中毒が発症した中で行われた1日の明治安田J2リーグ第3節では、藤枝はブラウブリッツ秋田をホームに迎え、終盤の前田翔茉のゴールで2-1と勝利を収めていた。 2025.03.04 12:25 Tue
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J3藤枝が今季就任の倉田安治監督の退任を発表「全力を尽くしてきたので悔いはありません」

藤枝MYFCは12日、倉田安治監督(58)の退任を発表した。 なお、後任は須藤大輔氏(44)が就任することが決定している。 倉田氏は地元の静岡県藤枝市出身。藤枝東高校、筑波大学、本田技研工業、読売サッカークラブでプレー。日本代表としてもプレー経験がある。 アビスパ福岡の創設に関わり、ユースからトップチームまでコーチを歴任。ヴィッセル神戸でもコーチを務めたほか、FC岐阜や栃木SCで監督を務めた。 また、2014年には中国スーパリーグの大連アルビン(現・大連人職業)で監督を務め、杭州緑城、山東魯能では育成部門に携わり、今シーズンから監督に就任していた。 倉田監督に率いられた藤枝は、ここまで明治安田生命J3リーグで14試合を戦い、3勝5分け6敗の勝ち点14で11位に位置していた。倉田監督はクラブを通じてコメントしている。 「クラブの目標であるJ2昇格のために戦ってきましたが、ここまでの結果の責任を取り監督を退任いたします。全力を尽くしてきたので悔いはありません。ここでの経験は今後に活かしたいと考えています」 「一緒に戦った選手、スタッフ、そして応援して頂いた全ての方々に感謝いたします。藤枝MYFCの発展を心より祈っております」 後任の須藤氏は、神奈川県出身で、水戸ホーリーホックや湘南ベルマーレ、ヴァンフォーレ甲府、ヴィッセル神戸、藤枝でプレー。引退後は、山梨学院大学で2011年から2014年までコーチを務め、2018年6月から12月までガイナーレ鳥取で監督を務めていた。 須藤氏もクラブを通じてコメントしている。 「この度、藤枝MYFCの監督に就任させていただきました須藤大輔と申します。現役時代、まだ地域リーグに所属していた際に引退試合をしていただいた藤枝MYFCから監督オファーをいただき、感謝と共にこのクラブを更なる高みへ導きたいという想いの元指揮を取らさせていただく運びとなりました」 「私自身まだまだ成長過程にありますので、藤枝MYFCに関わる全ての皆様と共に、熱く、心に響く、魂を震わすサッカーを表現できるクラブにしていきたいと考えております」 「「サッカーはエンターテイメント」これは私の哲学です。観ている全ての方に勇気、感動、希望を与えられるサッカーを構築して参りたいと思います。皆様ぜひ一緒に熱くなりましょう。よろしくお願いいたします」 2021.07.12 12:10 Mon
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鳥栖がボランチ補強! 藤枝MF西矢健人を完全移籍で獲得…「ずっと憧れてきたJ1に挑戦」

サガン鳥栖は29日、藤枝MYFCからMF西矢健人(24)の完全移籍加入を発表した。背番号「33」をつける。 西矢は大阪桐蔭高校から明治大学に進み、2022年に当時日本フットボールリーグ(JFL)のFC大阪入り。2023年夏から藤枝に期限付き移籍し、今季から完全移籍に切り替わると、ここまで明治安田J2リーグ23試合で2得点だった。 J1初挑戦となるボランチは新天地の公式サイトで「藤枝MYFCから完全移籍で加入することになりました。西矢健人です」と挨拶の言葉とともに、意気込みを語った。 「どこにも練習参加に呼ばれず、プロになれなかった大卒時から2年半。ずっと憧れてきたJ1に挑戦することが出来て、素直に嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。プロサッカー選手として、日本のトップリーグで闘えることを噛み締めて、真剣勝負を日々楽しみたいと思います」 「自分のサッカー人生は1度死んだようなものです。恐れる事なく日々チャレンジし続けて、クラブと共に成長していきたいと思います! まずは今季のリーグ戦14試合と天皇杯を、サガン鳥栖のために全力で戦います。よろしくお願いします!」 藤枝では「ちょうど1年前に、アマチュア契約だった自分をプロサッカー選手として引き上げてくれた藤枝MYFCには感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の言葉を綴った。 「初めての移籍で不安も多くありましたが、素晴らしいチームメイト、監督・スタッフ、ファン・サポーター、パートナー企業の皆様のおかげでとても充実した藤枝での日々でした。日々チャレンジをしていく中で、特に今年はできることが増えていることへの喜びを感じながら、成長することができたと思います。 「試合の時に26番のユニフォームやグッズが増えていったこと、素晴らしいチャントを作ってくださったこと。全部届いていました。ですが、正直にJ1にチャレンジするチャンスを逃したくありませんでした。もっともっと大きくなって、『西矢健人は藤枝でプレーしていたんだ!』『藤枝から羽ばたいたんだ!』と、藤枝の方々に胸を張って言ってもらえるようにサガン鳥栖でも頑張ります!」 「藤枝MYFC、藤枝という街に出会えて本当に良かったです。1年間本当にありがとうございました!」 2024.07.29 11:15 Mon

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