J2最下位の相模原が8人目の補強、東京VのMF松橋優安を期限付きで獲得
2021.08.10 11:23 Tue
SC相模原は10日、東京ヴェルディのMF松橋優安(19)が期限付き移籍で加入することを発表した。
期限付き移籍期間は2022年1月31日まで。東京Vとの試合には出場できない。なお、背番号は「39」となる。
松橋は東京Vの下部組織出身。ジュニア、ジュニアユース、ユースと昇格し、2020年にトップチーム昇格。1シーズン半で明治安田生命J2リーグ通算29試合に出場していた。
松橋は両クラブを通じてコメントしている。
◆SC相模原
「SC相模原のみなさん、はじめまして! 東京ヴェルディから期限付き移籍で加入することになりました、松橋優安です。チームの力になれるよう全力で闘いたいと思います!よろしくお願いします!」
「この度、SC相模原に期限付き移籍することになりました。この決断は決して簡単ではありませんでした。僕はヴェルディが大好きです。だけどまだ何も恩返しできていません。だからこそ今よりもさらに強く、たくましく、そして成長して帰ってきます!待っててください。行ってきます!」
相模原は現在明治安田J2で最下位に位置。今夏は途中就任の高木琢也新監督の下、DF藤原優大(19/浦和レッズ)、DF木村誠二(19/FC東京)、MF髙山薫(33/大分トリニータ)、MF兵藤慎剛(36/無所属)、MF成岡輝瑠(19/清水エスパルス)、FW兒玉澪王斗(19/サガン鳥栖)、FW澤上竜二(27/セレッソ大阪)と若手を中心にすでに7選手を補強しており、松橋が8人目の補強となった。
期限付き移籍期間は2022年1月31日まで。東京Vとの試合には出場できない。なお、背番号は「39」となる。
松橋は東京Vの下部組織出身。ジュニア、ジュニアユース、ユースと昇格し、2020年にトップチーム昇格。1シーズン半で明治安田生命J2リーグ通算29試合に出場していた。
◆SC相模原
「SC相模原のみなさん、はじめまして! 東京ヴェルディから期限付き移籍で加入することになりました、松橋優安です。チームの力になれるよう全力で闘いたいと思います!よろしくお願いします!」
◆東京ヴェルディ
「この度、SC相模原に期限付き移籍することになりました。この決断は決して簡単ではありませんでした。僕はヴェルディが大好きです。だけどまだ何も恩返しできていません。だからこそ今よりもさらに強く、たくましく、そして成長して帰ってきます!待っててください。行ってきます!」
相模原は現在明治安田J2で最下位に位置。今夏は途中就任の高木琢也新監督の下、DF藤原優大(19/浦和レッズ)、DF木村誠二(19/FC東京)、MF髙山薫(33/大分トリニータ)、MF兵藤慎剛(36/無所属)、MF成岡輝瑠(19/清水エスパルス)、FW兒玉澪王斗(19/サガン鳥栖)、FW澤上竜二(27/セレッソ大阪)と若手を中心にすでに7選手を補強しており、松橋が8人目の補強となった。
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東京Vが日大とのTM実施、城福監督「試合をやれたから良かっただけではない」結果に不満も「可能性のありそうなことを試したかった」
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原点回帰の2列目で存在感示し始めた東京VのMF松橋優安「昔を思い出しながらも、求められているものを継続し結果を残したい」
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「去年の味スタでワーストの試合」東京Vの城福監督、昨季負け越した湘南戦へ「心して臨まないといけない」
東京ヴェルディの城福浩監督が、11日に味の素スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第16節の湘南ベルマーレ戦に向けた会見を実施した。 東京Vは前節、ホームで行われた横浜FC戦を2-0で勝利。5勝5分け5敗と再び星を五分に戻し、トップハーフも窺う11位に浮上した。 今季初の複数得点差での勝利となった横浜FC戦は休養十分の相手に対して、中2日の厳しい日程で臨んだなか、ディフェンスラインを中心に離脱者が相次いだなか、今季リーグ初先発となったDF深澤大輝、MF稲見哲行の2選手を含め先発6人を変更。 急造布陣や高さのアンマッチというディスアドバンテージがありながらも、走行距離やスプリント回数で相手を凌駕する痛快な勝利でもあった。 「だからこそ『勝ってやる』という思いでやる」と戦前に発破をかけていたとはいえ、それだけで選手たちを走らせられるほど簡単なものではない。それゆえにコンディション面、メンタル面を含めアプローチの工夫があったことは想像に難くない。 ロジカルな働きかけとしては「1試合1試合の一つひとつの課題と成果を共有することを大事にしていた」と、0-2で敗れた浦和レッズ戦からは、連戦の重さに加え試合への入りのアプローチの拙さによって喫した開始早々の失点を明確な課題。退場者が出て10人となった後半半ば以降の運動量で相手を上回った点をひとつの成果とし、横浜FC戦へと活かしたという。 「浦和戦では松尾(佑介)選手がボールを受けて、そこに浦和の選手は2人追い越していっている。我々はそこに引っ張られて彼にカットインされて一振りを許している。なぜあそこにボランチがいけなかったのか、なぜあそこで対応している綱島(悠斗)が寄せ切れなかったのかといえば、2人に走られているというのが大きく影響していました」 「我々もベースとしたいところ、相手に見せつけたいところを逆に(浦和に)やられたということですし、(1失点目で)そこにマークがついていけなかったのは、福田湧矢ですけども、ここがベースだという積み重ねというのは強く意識しました。試合の入りを頑張るとか、我々のサッカーを頑張るというのが何かというと、そういうベースのところをまず頑張らない限り、あの舞台で我々が勝てるはずがないと」 「それは日程の問題ではないということも共有しましたし、(浦和戦の)後半の展開を見れば、選手は日程の問題じゃないんだなと思ったと思う。そういう積み重ねの延長線上に、横浜FCの試合がありました」 一方、メンタル面においてはチームの苦境でチャンスを与えられた選手たちの気概がチーム全体に伝播した結果だと見解を示した。 「もちろん、続けて出ている選手に疲れがないはずはないですけれども、人間の体というのは心が動かすので、そこの心持ちをみんなが変えた、変えられたというのは、僕の言葉なんかよりも新しくあるいは久しぶりにピッチに立った選手たち」 「その彼らがどれだけ歯を食いしばって、通常練習の後のエクストラをやっているかというのはみんな知っている。それでもまだ(メンバーに)入らないかと、まだ試合に出られないかというふうに感じていた選手たちもいると思います。ここ1週間、2週間頑張っているからということではない状況というのは、みんなわかった状況なので、この前のメンバーのその日のだけの意気込みではなくて、そこに歩むプロセスも含めてそれが力になったのかなというふうに思います」 また、同試合では前述の深澤、稲見や開幕節以来のスタメン起用となったMF松橋優安らの奮闘に加え、第4節のガンバ大阪戦以来の出場となった大卒ルーキーのFW熊取谷一星が久々の出場でプロ初ゴールとなる値千金の追加点を奪取。 ここまでの出場2試合では守備面が明確な課題となり、以降ベンチ外が続いていた期間は自身の課題に真摯に取り組むあまり、攻撃面の持ち味を出し切れない悪循環に陥っていることも、指揮官は語っていた。 そんななか、横浜FC戦では1点リードで守勢の後半半ば過ぎという痺れる状況で投入。ベンチにはFW山見大登というより経験のある選手も残していただけに、大胆な一手と言っても過言はなかった。 あのタイミングでの投入については「直感」と勝負師らしい答えが返ってきたが、その背景には日々コーチングスタッフとともに選手たちの変化を見逃さず、適切なタイミングでチャンスを与えるという指揮官が重要視するチームマネジメントが垣間見えた。 「まず相手のことも頭には入れますが、それと同等なのか、ひょっとしたらそれ以上に重視しているのは、我々のチームがどんな推移でポジション争いをしているか、今現在出ている選手のパフォーマンスがどうなのかということと、準備をしようとしている、次の自分の来るべきタイミングに備えて、準備をし続けている選手のメンタリティを含めたパフォーマンス」 「それがどれくらい続いているか、もちろんそれは表情だけではわからないですけど、迷いがあるのか吹っ切れているのか、それが持続できているのか。そういうところを僕の目だけじゃなくてコーチ陣と話をしながらずっと共有していました」 そのなかで熊取谷は「ここ何週間かでかなり吹っ切れた感じでやれていた。ここ何日かが調子がいいというわけじゃなかったです。吹っ切れてきたというのはミスがなくなったということじゃない。自分の特徴を忘れないなかで課題に向き合う。ここに対して本当に自分に矢印を向けて、でも悔しい思い、時々悔しい表情もありながら、そのボールにそのトレーニングにエネルギーをぶつけていくということをやり続けているという1人であるという認識はありました」と、再びチャンスを与えるのに適切なタイミングだったと感じていたようだ。 その熊取谷らの活躍を含めチームの底上げも図られ、「誰を起用するかの悩みはすごく多くなっているわけじゃないですけど、その傾向にあるのだとすれば、それは喜ばしい」と手応えも得たなかで臨むホーム連戦では湘南を相手に今季2度目の連勝を目指す。 開幕3連勝スタートも、第6節のヴィッセル神戸戦で今季初黒星を喫した後は3連敗含む3度の連敗に加え、直近6試合はわずかに1得点で15位に沈む湘南。 しかし、昨シーズンの公式戦1勝2敗と負け越し、その3試合の内容面で力の差を見せつけられたこともあり、城福監督は「心して臨まないといけない」と強い警戒を示している。 「湘南さんの貫いているスタイルというか、志向するサッカーというのは、本当にここ何年かずっと変わってない。そのスタイルのひとつのなかに、ハードワークというのも特筆されるべきものがあります。特に前線のハードワークとポジションにかかわらず、前に向かう。それが守備であれ、攻撃であれ前に向かうハードワークというのは強烈なものがあります。前へのダイナミズムというか、それに加えてよりビルドアップを勇気を持ってやるというところが、今の湘南の幹のスタイルだと思っています」 「そこは頭に入れながらどういう場面が多くなるのか、どういう場面を多くしてはいけないのかというのは、もちろんミニマムに選手に刷り込まないといけないですけれども、そこに捉われるのではなくて、我々が一番大事なのは、去年の味スタでどれだけコテンパンにやられたかということ。それを思い出さなきゃいけないと思います。腰が引けたサッカーをやれば湘南のやりたいようにやられて、内容も結果も見るも無残なものになります。ひょっとしたら去年の味スタでやった試合のなかで、ワーストの試合だったと思います。そこはみんなで心して臨まないといけないかなと思います」 さらに、大枠では3バックベースで志向するスタイルが近いチーム同士の対戦となるなか、指揮官は「リスクを背負った上で、そのリスクはなにゆえかということをみんなが共有して、それを上回るメリットを出すという強い気持ちというのが必要になる。自分たちが大事にしているベースというものの、ぶつけ合いになるのかなと思います」と、互いのストロングを出し合うせめぎ合いのなかで、いかに優位に進められるかがカギになると勝負の肝について語っている。 2025.05.10 15:05 Sat4
奥野耕平とルイス・フェリッピが今季初ゴール! 湘南が東京V撃破で4戦ぶり得点&勝利【明治安田J1第16節】
11日、明治安田J1リーグ第16節の東京ヴェルディvs湘南ベルマーレが味の素スタジアムで行われ、アウェイの湘南が0-2で勝利した。 前節、横浜FCに2-0で勝利し11位に浮上した東京V。ホーム3連勝とともに今季2度目の連勝を目指した中4日の一戦では先発3人を変更。宮原和也、稲見哲行、松橋優安に代えてサスペンション明けの谷口栄斗、J1初先発の食野壮磨、負傷明けの福田湧矢を起用した。 対する15位の湘南は前節、サンフレッチェ広島に0-1で敗れて今季3度目の連敗。且つ3試合無得点と厳しい戦いが続く。その広島戦から中3日で4戦ぶりの得点と勝利を目指したアウェイゲームでは先発5人を変更。鈴木章斗、畑大雅、茨田陽生らがスタメンを外れ、平岡大陽、奥野耕平、小田裕太郎らが先発でピッチに立った。 志向するスタイルに共通点も少なくない両チーム。立ち上がりは互いに前からのプレス、背後をシンプルに狙った攻撃でチャンスを窺う。7分には右サイドでの森田晃樹のプレス回避を起点に、厚みのある攻撃を仕掛けた東京Vがボックス手前でこぼれ球に反応した食野がいい形でミドルシュートを放つ。 以降はトランジションやセカンドへの反応で優位に立ったホームチームが、森田や齋藤功佑が冷静にボールを動かしながら、クロスやポケットへのランニングを使いながらいい場面を作り出していく。 20分を過ぎた辺りから互いに後方からの前進に苦戦。睨み合いの展開となる。25分には高い位置からの連動したプレスでボールを奪い、平岡が馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス左に持ち込んで左足シュート。GKマテウスがはじいたボールにボックス右でフリーの藤井智也が反応したが、右足シュートをふかしてしまった。 前半半ばから終盤にかけては球際のバトルが強調され、トランジションや個人の局面打開によってチャンスに繋がりそうな場面が増えていく。38分には綱島悠斗が相手ボックス内まで侵入する攻撃参加から福田湧とのパス交換で続けて左足シュートを放つが、相手DFの身体を張ったブロックに遭う。 対する湘南も前半終了間際の45分にビッグチャンス。人数をかけたカウンターから福田翔生が中央を持ち上がって右で浮いた藤井に展開。藤井からの正確なクロスをボックス中央の小田が右足ダイレクトで合わせるが、ややコースが甘くなったシュートはGKマテウスのビッグセーブにはじき出された。 全体のペースは東京V、決定機の質では湘南とほぼ互角の展開だった試合はゴールレスで後半に突入。開始直後の47分には東京Vにセットプレーから決定機。食野の左CKをファーで味方が頭で折り返すと、ゴール前の混戦で深澤大輝が右足シュートを放つが、ここは福田翔の決死のブロックに阻まれて枠を外れた。 後半も拮抗した状況が続くと、両ベンチが早いタイミングで動く。湘南は松村、小田を下げて畑、鈴木章と本来の主力を投入。対する東京Vは齋藤、食野を下げて山見大登、松橋を投入。山見は本職の左シャドーに入ったが、松橋は公式戦ではほぼプレー機会がないボランチに入った。 一連の交代を経て湘南の勢いが増すと、思わぬ形からゴールが生まれる。62分、左CKの場面で池田がゴール前に入れたボールがゴール前で混戦を作ると、奥野が右足シュートを蹴り込み、湘南が4試合ぶりとなるゴールで先制に成功した。 この失点を受けて東京Vは足を痛めた福田湧と染野を下げて木村勇大、川﨑修平を同時投入。ここからギアを上げて攻勢を強めていくと、セットプレーから際どい場面を作り出す。 対して湘南はルイス・フェリッピ、奥埜博亮の投入で[3-4-2-1]に変更し、カウンターの脅威と前からの圧力を強める形に変化。守備に重きを置きながらも後ろに重くはならない。 試合は1点差のまま後半最終盤に突入。焦りから細かいミスや強引なプレーが目立つ東京Vに対して、冷静な判断で時計を進める湘南が優位に進めていく。そして、94分には相手陣内左サイドで森田と入れ替わった畑を起点に奥埜を経由したボールがペナルティアーク付近のルイス・フェリッピに繋がると、狙いすました左足シュートがゴール右隅に決まって勝負あり。 そして、奥野、ルイス・フェリッピの今季初ゴールによって4戦ぶりのゴールを取り戻した湘南が4試合ぶりの白星を手にした。敗れた東京Vは昨季に続いて湘南にホームで0-2の敗戦を喫することになった。 東京ヴェルディ 0-2 湘南ベルマーレ 【湘南】 奥野耕平(後17) ルイス・フェリッピ(後49) 2025.05.11 17:02 Sun5
「細部に宿る」“日常”の積み重ねと“準備”の大事さを証明…東京Vの稲見哲行「チームとしてより価値がある」
“日常”の積み重ねと“準備”の重要性を改めて証明する一戦となった。 東京ヴェルディは6日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第15節で横浜FCと対戦し2-0で勝利した。 今季初のリーグ連勝の勢いを持って挑んだ前節の浦和レッズ戦は0-2の完敗に加え、DF谷口栄斗の退場、DF千田海人の負傷というディフェンスラインの主力2選手を失う厳しい一戦となった。 その敗戦から中2日で臨んだホームゲームでは4試合未勝利で19位に沈む不振に陥りながらも、中6日で十分な休養と準備期間を得た難しい相手との対戦に。 ここで連敗を喫することになれば、再び残留争いのメインキャストの1人に加わる可能性も十分にあり得たが、百戦錬磨の指揮官によってタフに鍛え上げられたチームは見事にバウンスバックを果たし、序盤のターニングポイントにおいて重要な勝利を挙げた。 走行距離・スプリント回数でも相手を凌駕しチーム全体で上回った勝利と言えるが、先発6人を入れ替えたなかで、その牽引車となったのは、ここまで試合に絡むことができずにいた選手たちだった。 先制点を決めたのは5試合ぶりの先発で待望のセンターフォワードでの起用となったFW染野唯月。ダメ押しの2点目となるプロ初ゴールを決めたFW熊取谷一星も第4節のガンバ大阪戦を最後にルヴァンカップを含めベンチ外の日々が続いた。 さらに、急造の布陣でクリーンシートに導いたDF深澤大輝は今季公式戦初出場、途中出場でほぼ毎試合のようにプレーしているMF松橋優安もリーグ先発は開幕節以来2度目だった。 その松橋同様にユーティリティー性を買われて定期的にベンチメンバーに入りながらも、今季リーグ戦初スタメンとなったMF稲見哲行は、3バックの一角やウイングバックでの起用が見込まれたなか、本職のボランチでプレー。 ディフェンスラインの高さに不安を抱えるなか、ロングボールやクロスを多用する横浜FCに対して肝となるセカンドボールへの対応を意識した起用となった。そして、高い身体能力とボール奪取能力を遺憾なく発揮し、その抜擢に応えた。 試合終盤はサイドに蓋をする役目として左ウイングバックでもプレーした26歳MFは、勝利に貢献した充実感とともにこの試合で自身が担った役割についてこう語った。 「(ロングボールやクロスは)相手のストロングでもありますし、J1で相手もそれを強みにやっている選手たちがいるので、そこを収めた後のボランチの戻りはすごく自分も意識していました。自分がファーストに行って大きくなったボールは(森田)晃樹も狙ってくれるので、そこはすごくやりやすかったです」 「久しぶりのボランチでもあったので、まずは首を振るということはすごく意識していましたし、周りの選手につけるというか、晃樹や(齋藤)功佑くんだったり、もちろん自分もそこをやっていかないといけないですけど、チャンスメークが得意な選手に渡すこと。とりあえず今日はセカンドを拾ってからすぐにつけるということは意識しました」 「出られない時間にどれだけ準備し来るチャンスで何ができるか」と戦前から語っていた言葉通り、与えられたチャンスをしっかりと活かす形となった。 「ずっと準備し続けてきたものを、今日はある程度出せたと思います」と手応えを口にした稲見は「試合に出て反省できる幸せというのはかみしめながら、これからも常に日々の練習からやっていきたい」と自身のパフォーマンスを振り返った。 また、資金力や経験値に乏しいスカッドにおいてJ1定着、超野心的な目標を掲げる東京Vでは指揮官が常々「日本一のトレーニング」、「日常がすべて」と日々の積み重ねの重要性を口酸っぱく選手たちに訴えてきた。 総力戦と位置付けて臨んだ今回の一戦ではまさにその部分の追求が勝利に繋がった。 その点について稲見も「本当に普段のきつい練習やメンバー外の練習だったり、試合に出ても出場時間が少ない選手たちの本当にきつい練習だったりというのが、本当にどこに繋がるのか。本当に細部に宿るというところではすごく自信に繋がりました」と、歩みの正しさを実感。 さらに、「日頃からポジティブに練習できているので、チャンスは必ず来るというのはみんながわかっていますし、自分もJ2時代にそういう思いをしてきたので、そこが後輩たちに伝えられることだと思って練習からも伝えてきました。それを実践していた選手たちがこうやって結果を出すというのは、すごくチームとして価値もありますし、それぞれが本当にいい経験をできているなと思います」と、選手層の底上げが重要な課題に挙がるなか、横浜FC戦の勝利が単なる1勝以上の価値があるものになると確信している。 ブレない基準を基に、機を“見逃さない”指揮官の慧眼と、準備を怠らずにそのチャンスに結果で応える選手。新緑の季節を迎え、良い循環が生まれつつある東京Vが上位進出を目指す。 2025.05.07 07:00 WedSC相模原の人気記事ランキング
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【天皇杯】47都道府県代表が決定! J3対決は松本、栃木SCに軍配…J3の八戸、宮崎、琉球は出場権逃す
11日、第105回天皇杯の都道府県代表決定戦が各地で行われ、47都道府県代表が出揃った。 これまで19都県の代表が決定していた中、11日には28道府県の代表決定戦が全国各地で行われた。 J3クラブも参加する中、J3クラブ同士の対戦となった栃木県では、栃木SCが栃木シティ相手に0-2で勝利し5年連続25回目の出場を決めた。 また、長野県ではAC長野パルセイロと松本山雅FCの対戦となり、0-1で松本が勝利。3年ぶり17回目の出場を決めている。 そんな中、3つのJ3クラブが決勝で敗退することに青森県ではヴァンラーレ八戸がJFLのラインメール青森にPK戦の末6-5で敗れ敗退。宮崎県ではJ3で3位のテゲバジャーロ宮崎がヴェロスクロノス都農に0-2で敗れ敗退。沖縄県では、FC琉球が0-1で沖縄SVに敗れて敗退となった。 これにより全ての出場チームが決定。J1とJ2の40チームと、アマチュアシードの1チーム、都道府県代表の47チームが参加する天皇杯は、5月24日に開幕する。 <h3>◆出場決定チーム</h3> 【アマチュアシード】 東洋大学(初出場)/大学連盟選出 【北海道】BTOP北海道(2年ぶり2回目) 【青森】ラインメール青森(5年ぶり4回目) 【岩手】いわてグルージャ盛岡(5年連続18回目) 【宮城】仙台大学(6年ぶり4回目) 【秋田】ノースアジア大学(2年ぶり3回目) 【山形】大山サッカークラブ(2年連続4回目) 【福島】福島ユナイテッドFC(4年連続13回目) 【茨城】筑波大学(4年連続35回目) 【栃木】栃木SC(5年連続25回目) 【群馬】ザスパ群馬(5年連続22回目) 【埼玉】東京国際大学(5年ぶり8回目) 【千葉】順天堂大学(4年ぶり17回目) 【東京】法政大学(6年ぶり14回目) 【神奈川】SC相模原(3年連続4回目) 【山梨】山梨学院大学 PEGASUS(4年連続7回目) 【長野】松本山雅FC(3年ぶり17回目) 【新潟】新潟医療福祉大学(2年ぶり8回目) 【富山】富山新庄クラブ(5年ぶり8回目) 【石川】ツエーゲン金沢(5年連続21回目) 【福井】福井ユナイテッドFC(14年連続17回目) 【静岡】Honda FC(10年連続45回目) 【愛知】中京大学(2年連続9回目) 【三重】ヴィアティン三重(3年連続5回目) 【岐阜】FC岐阜(5年連続19回目) 【滋賀】守山侍2000(初出場) 【京都】京都産業大学(2年連続7回目) 【大阪】FC大阪(4年ぶり7回目) 【兵庫】FC BASARA HYOGO(初出場) 【奈良】奈良クラブ(4年連続16回目) 【和歌山】アルテリーヴォ和歌山(17年連続17回目) 【鳥取】ガイナーレ鳥取(5年連続27回目) 【島根】ベルガロッソいわみ(3年連続4回目) 【岡山】環太平洋大学FC(初出場) 【広島】福山シティFC(2年連続5回目) 【山口】FCバレイン下関(3年連続5回目) 【香川】カマタマーレ讃岐(3年連続25回目) 【徳島】FC徳島(10年連続10回目) 【愛媛】レベニロッソNC(初出場) 【高知】高知ユナイテッドSC(10年連続10回目) 【福岡】ギラヴァンツ北九州(5年連続16回目) 【佐賀】Brew SAGA(2年ぶり12回目) 【長崎】三菱重工長崎SC(3年連続12回目) 【熊本】イロンデル熊本FC(初出場) 【大分】ヴェルスパ大分(2年ぶり14回目) 【宮崎】ヴェロスクロノス都農(10年ぶり2回目) 【鹿児島】鹿児島ユナイテッドFC(5年連続11回目) 【沖縄】沖縄SV(2年連続6回目) <h3>◆1回戦</h3> ▽5月24日(土) 《13:00》 【4】仙台大学(宮城) vs 東洋大学(アマチュアシード) [みやぎ生協めぐみ野フットボール場・Bグラウンド] 【6】水戸ホーリーホック vs SC相模原(神奈川) [ケーズデンキスタジアム水戸] 【14】Brew SAGA(佐賀) vs イロンデル熊本FC(熊本) [SAGAサンライズパークSAGAスタジアム] 【16】FC岐阜(岐阜) vs 富山新庄クラブ(富山) [新日本ガス球技メドウ] 【21】京都産業大学(京都) vs 守山侍2000(滋賀) [たけびしスタジアム京都] 【23】奈良クラブ(奈良) vs 新潟医療福祉大学(新潟) [ロートフィールド奈良] 【25】栃木SC(栃木) vs 大山サッカークラブ(山形) [栃木県グリーンスタジアム] 【26】愛媛FC vs 三菱重工長崎SC(長崎) [ニンジニアスタジアム] 【27】ヴェロスクロノス都農(宮崎) vs ガイナーレ鳥取(鳥取) [いちご宮崎新富サッカー場] 《15:00》 【1】カマタマーレ讃岐(香川) vs 高知ユナイテッドS(高知) [Pikaraスタジアム] ▽5月25日(日) 《13:00》 【2】福井ユナイテッドFC(福井) vs Honda FC(静岡) [テクノポート福井スタジアム] 【3】福山シティFC(広島) vs FC徳島(徳島) [エディオンピースウイング広島] 【5】福島ユナイテッドFC(福島) vs 東京国際大学(埼玉) [とうほう・みんなのスタジアム] 【7】ラインメール青森(青森) vs BTOP北海道(北海道) [プライフーズスタジアム] 【8】ヴィアティン三重(三重) vs 山梨学院大学 PEGASUS(山梨) [三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場メインG] 【9】FC今治 vs 鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島) [アシックス里山スタジアム] 【10】ザスパ群馬(群馬) vs 法政大学(東京) [アースケア敷島サッカー・ラグビー場] 【12】沖縄SV(沖縄) vs ヴェルスパ大分(大分) [沖縄県総合運動公園陸上競技場] 【13】ベルガロッソいわみ(島根) vs ギラヴァンツ北九州(福岡) [島根県立浜山公園陸上競技場] 【15】FCバレイン下関(山口) vs 環太平洋大学FC(岡山) [セービング陸上競技場] 【17】松本山雅FC(長野) vs FC大阪(大阪) [サンプロアルウィンサンアル] 【18】ツエーゲン金沢(石川)vs 中京大学(愛知) [金沢ゴーゴーカレースタジアム] 【19】大分トリニータ vs レベニロッソNC(愛媛) [クラサスドーム大分] 【20】アルテリーヴォ和歌山(和歌山) vs FC BASARA HYOGO(兵庫) [和歌山県紀三井寺公園陸上競技場] 【22】カターレ富山 vs 順天堂大学(千葉) [高岡スポーツコアサッカー・ラグビー場高岡] 【24】いわてグルージャ盛岡(岩手) vs ノースアジア大学(秋田) [いわぎんスタジアム] 《14:00》 【11】RB大宮アルディージャ vs 筑波大学(茨城) [NACK5スタジアム大宮] <h3>◆2回戦</h3> ▽6月11日(水) 《18:30》 【34】横浜F・マリノス vs 【7】の勝者 [ニッパツ三ツ沢球技場] 【42】サンフレッチェ広島 vs 【14】の勝者 [福山通運ローズスタジアム] 【49】徳島ヴォルティス vs レノファ山口FC [鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム] 【50】FC町田ゼルビア vs 【21】の勝者 [町田GIONスタジアム] 【56】名古屋グランパス vs 【27】の勝者 [豊田スタジアム] 《19:00》 【28】ヴィッセル神戸 vs 【1】の勝者 [ノエビアスタジアム神戸] 【29】ヴァンフォーレ甲府 vs 【2】の勝者 [JITリサイクルインクスタジアム] 【30】アルビレックス新潟 vs 【3】の勝者 [デンカビッグスワンスタジアム] 【31】柏レイソル vs 【4】の勝者 [三協フロンテア柏スタジアム] 【32】川崎フロンターレ vs 【5】の勝者 [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] 【33】ジュビロ磐田 vs 【6】の勝者 [ヤマハスタジアム(磐田)] 【35】いわきFC vs ブラウブリッツ秋田 [ハワイアンズスタジアムいわき] 【37】モンテディオ山形 vs 【9】の勝者 [NDソフトスタジアム山形] 【38】鹿島アントラーズ vs 【10】の勝者 [茨城県立カシマサッカースタジアム] 【39】V・ファーレン長崎 vs 【11】の勝者 [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] 【40】アビスパ福岡 vs 【12】の勝者 [ベスト電器スタジアム] 【41】ファジアーノ岡山 vs 【13】の勝者 [JFE晴れの国スタジアム] 【43】藤枝MYFC vs 【15】の勝者 [藤枝総合運動公園サッカー場] 【44】湘南ベルマーレ vs 【16】の勝者 [レモンガススタジアム平塚] 【45】清水エスパルス vs 【17】の勝者 [IAIスタジアム日本平] 【48】セレッソ大阪 vs 【20】の勝者 [ヨドコウ桜スタジアム] 【51】ベガルタ仙台 vs 【22】の勝者 [キューアンドエースタジアムみやぎ] 【52】京都サンガF.C. vs 【23】の勝者 [サンガスタジアム by KYOCERA] 【54】東京ヴェルディ vs 【25】の勝者 [味の素スタジアム] 【55】サガン鳥栖 vs 【26】の勝者 [駅前不動産スタジアム] 【57】ジェフユナイテッド千葉 vs ロアッソ熊本 [フクダ電子アリーナ] ▽6月18日(水) 《18:30》 【53】横浜FC vs 【24】の勝者 [ニッパツ三ツ沢球技場] 《19:00》 【36】ガンバ大阪 vs 【8】の勝者 [パナソニック スタジアム 吹田] 【46】FC東京 vs 【18】の勝者 [味の素スタジアム] 【47】北海道コンサドーレ札幌 vs 【19】の勝者 [大和ハウスプレミストドーム] 2025.05.11 21:40 Sun
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【明治安田J3第12節まとめ】首位・栃木Cは八戸とゴールレスドロー、2位FC大阪は首位と勝ち点で並ぶ白星
明治安田J3リーグ第12節の10試合が6日、7日にかけて各地で行われた。 <h3>【八戸vs栃木C】上位対決は痛み分け</h3> 首位の栃木シティ(勝ち点24)と3位のヴァンラーレ八戸(勝ち点20)の上位対決。試合は立ち上がりから攻め合う形となり2分に八戸は澤上竜二がクロスを頭で合わせるが、GK相澤ピーターコアミが好セーブ。栃木Cは4分に相澤ピーターコアミのロングフィードに抜け出したピーター・ウタカがGK大西勝俉をかわしてシュートを放つが、ポストに嫌われる。 ここまで9試合無敗を続けている栃木Cがペースを握っていく中で、4試合連続ゴール中の田中パウロ淳一に5試合連続ゴールの期待もかかったが、0-0のゴールレスドローに終わった。 <h3>【奈良vs宮崎】宮崎がしっかりと勝ち切り3位浮上</h3> 5位の奈良クラブ(勝ち点19)と4位のテゲバジャーロ宮崎(勝ち点19)の勝ち点で並ぶ戦い。中2日での戦いとなった両者だが、アウェイの宮崎が押し込んでいく展開となる。 3分にはパスに抜け出た吉澤柊がシュートも、ミートせずに枠外に。5分にはボックス内で阿野真拓がシュートも、GKマルク・ヴィトがセーブする。 24分には左サイドのスペースに抜け出た下川陽太が前に出てきたGKの頭上を越えるループシュートを沈めるもこれはオフサイド。ゴールレスで試合を折り返すと、防戦だった奈良は58分にビッグチャンス。ボックス手前で川谷凪がボールを奪うと、ボックス右からグラウンダーのクロス。これを田村 亮介がダイレクトで合わせるがGKイ・チュンウォンがセーブ。こぼれ球を田村 翔太がシュートするとブロックされるも、岡田 優希が再びシュートを狙うが右ポストに嫌われる。 ゴールレスのまま迎えた中、88分に試合が動く。相手の横パスをインターセプトした井上怜がそのまま持ち出してGKとの一対一を決めて宮崎が先制。0-1で勝利した宮崎が3位に浮上した。 <h3>【FC大阪vs松本】エースのゴールでFC大阪が首位に勝ち点で並ぶ</h3> 2位のFC大阪(勝ち点22)と10位の松本山雅FC(勝ち点15)の試合。勝てば首位の栃木Cに勝ち点で並ぶFC大阪は序盤からペースを握っていく展開となる。 しかし、互いになかなかゴールが奪えない展開に。それでも松本は38分にチャンス。小川大貴がボックス手前から左足シュートも枠の右に外れる。すると40分にFC大阪が先制。センターサークル内で佐藤諒が左サイドからのパスをダイレクトで前線へ送ると、抜け出した島田拓海が落ち着いて流し込みゴール。島田は3試合連続ゴールとなった。 FC大阪はさらに42分にもビッグチャンス。左からのクロスをファーサイドで増田隼司がヘッド。これはGK大内一生がセーブすると、こぼれ球を佐藤がシュートも、GK大内が体を張って止める。 後半は互いにゴールを目指すも、やはりゴールが遠い展開に。結局前半のゴールが決め手となり、1-0でFC大阪が勝利し、首位の栃木Cと勝ち点で並ぶこととなった。 その他、FC琉球に勝利した鹿児島ユナイテッドFCが5位、ツエーゲン金沢に勝利したギラヴァンツ北九州が6位に浮上し、昇格プレーオフ圏内に入った。 <h3>◆明治安田J3リーグ第12節</h3> ▽5/6(火) 福島ユナイテッドFC 2-4 ザスパ群馬 【福島】 中村翼(後10) 清水一雅(後51) 【群馬】 青木翔大(前39) 小西宏登(前43) 高橋勇利也(後14) 米原秀亮(後27) ヴァンラーレ八戸 0-0 栃木シティ 栃木SC 1-0 AC長野パルセイロ 【栃木SC】 矢野貴章(後46) SC相模原 1-0 ガイナーレ鳥取 【相模原】 加藤大育(後43) ツエーゲン金沢 0-1 ギラヴァンツ北九州 【北九州】 河辺駿太郎(前24) 奈良クラブ 0-1 テゲバジャーロ宮崎 【宮崎】 井上怜(後43) 高知ユナイテッドSC 0-2 カマタマーレ讃岐 【讃岐】 附木雄也(後34) 大野耀平(後40) FC琉球 1-2 鹿児島ユナイテッドFC 【琉球】 高木大輔(前29) 【鹿児島】 近藤慶一(前11) 岡崎慎(後47) FC岐阜 3-2 アスルクラロ沼津 【岐阜】 ドゥドゥ(前3) 横山智也(前7) 西谷亮(前11) 【沼津】 鈴木拳士郎(前38) 菅井拓也(後24) ▽5/7(水) FC大阪 1-0 松本山雅FC 【FC大阪】 島田拓海(前40) 2025.05.07 21:02 Wed3
【明治安田J3第11節まとめ】J3新規参入の栃木CがFC大阪との首位攻防戦を制して首位浮上! 宮崎は高知を相手に2点差を逆転して3位浮上
明治安田J3リーグ第11節の10試合が3日に各地で行われた。 <h3>【栃木CvsFC大阪】初のJ3挑戦の栃木Cが首位浮上</h3> 2位の栃木シティと首位のFC大阪の一戦。首位攻防戦となった中、ホームの栃木Cが主導権を握ることに開始6分、右サイドを仕掛けた田中パウロ淳一がクロスを入れると、相手のハンドを誘いPKを獲得。これを田中が自らしっかりと決めて栃木Cが先制。得意の「えっほえっほ」のパフォーマンスを見せる。 さらに18分、栃木CはGK相澤ピーターコアミがロングフィードを送ると、これを抜け出てトラップした平岡将豪が切り返しから豪快に決めてリードを広げる。 首位のFC大阪は栃木Cのペースに飲まれていた中、76分には自陣でボールを奪うと西村 真祈のスルーパスに反応した島田 拓海が決めて1点を返すことに。それでも反撃はここまでとなり、2-1で栃木Cが勝利して首位に浮上した。 <h3>【宮崎vs高知】土壇場の勝利で宮崎が3位浮上</h3> 6位のテゲバジャーロ宮崎は10位の高知ユナイテッドSCをホームに迎えた。 試合は33分に高知がカウンターから新谷聖基が決めて先制すると、44分には相手のハンドで得たPKを小林心が決めて前半で2点をリードする。 宮崎は2点ビハインドとなったが51分に反撃。左サイドからのクロスに対して橋本啓吾がヘッドで合わせて1点を返すと、78分にも左からのクロスを今度は黒木謙吾がヘッドで同点に追いつく。 2つのクロスから追いついた宮崎だったが89分にドラマが。ロングボールから、最後は橋本が泥臭く決め切って大逆転。3-2で勝利し、3位に浮上した。 なお、3位の鹿児島ユナイテッドFCは7位の奈良クラブに1-2、4位のツエーゲン金沢は16位の松本山雅FCに2-1、5位のギラヴァン北九州は11位の栃木SCとゴールレスドローとなり、勝ち点を伸ばせなかった。 <h3>◆明治安田J3リーグ第11節</h3> ▽5/3(土) 栃木シティ 2-1 FC大阪 【栃木C】 田中パウロ淳一(前6) 平岡将豪(前18) 【FC大阪】 島田拓海(後32) ザスパ群馬 1-1 FC岐阜 【群馬】 加々美登生(後45) 【岐阜】 粟飯原尚平(後8) アスルクラロ沼津 0-1 ヴァンラーレ八戸 【八戸】 音泉翔眞(前7) ガイナーレ鳥取 2-0 FC琉球 【鳥取】 三木直土(前32、後15) カマタマーレ讃岐 1-2 福島ユナイテッドFC 【讃岐】 大野耀平(後14) 【福島】 樋口寛規(前7、後43) ギラヴァンツ北九州 0-0 栃木SC テゲバジャーロ宮崎 3-2 高知ユナイテッドSC 【宮崎】 橋本啓吾(後6、後44) 黒木謙吾(後33) 【高知】 新谷聖基(前33) 小林心(前44) 鹿児島ユナイテッドFC 1-2 奈良クラブ 【鹿児島】 福田望久斗(後28) 【奈良】 岡田優希(後2) 田村翔太(後24) 松本山雅FC 2-1 ツエーゲン金沢 【松本】 田中想来(前29、後5) 【金沢】 長倉颯(前38) AC長野パルセイロ 1-1 SC相模原 【長野】 藤川虎太朗(後47) 【相模原】 高井和馬(後44) 2025.05.03 22:10 Sat4
盗撮で逮捕されたMF佐野陸人、相模原が契約解除を発表…プロ1年目で7試合に出場
SC相模原は17日、MF佐野陸人(22)との契約解除を発表した。 佐野は2023年12月11日に神奈川県警に逮捕。スマートフォンで見知らぬ女性を無断で撮影。いわゆる盗撮を行ったとして、神奈川県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されていた。 クラブも佐野に確認をしたところ、盗撮したことを認め、無期限の選手活動停止処分を下していた。 新体制にも名前がなかった佐野だが、相模原は17日付で契約解除を発表した。 佐野は清水エスパルスの下部組織育ちで、ジュニアユース、ユースと昇格。その後法政大学へと進学し、2023シーズンに相模原へ加入。プロ1年目は明治安田生命J3リーグで6試合、天皇杯で1試合に出場していた。 2024.01.17 17:32 Wed5