バレンシア、最終ライン強化に向けルガーニ&フォイスの獲得を画策
2020.09.29 00:47 Tue
バレンシアが残り少なくなった今夏の移籍市場でイングランドとイタリアからセンターバック2選手の獲得に動いているようだ。スペイン『Cadena COPE』が伝えている。
今夏、バレンシアでは財政難によるチーム崩壊が進んでおり、マンチェスター・シティに移籍したFWフェラン・トーレスをはじめ、MFフランシス・コクランやMFダニエル・パレホ、FWロドリゴ・モレノを売却せざるを得ない事態に陥っている。
特に最終ラインではアタランタへレンタル移籍したDFクリスティアーノ・ピッチーニやレンタルバックとなったDFアレッサンドロ・フロレンツィら5選手がチームを離れており、今夏での補強が急務となっていた。
そこで白羽の矢が立ったのが、ユベントスに所属するイタリア代表DFダニエレ・ルガーニ(26)とトッテナムに所属するアルゼンチン代表DFフアン・フォイス(22)だ。
ルガーニは2015年の冬にエンポリからユベントスに加入。ユベントスでは在籍5年半で公式戦101試合の出場しているが、近年では熾烈なレギュラー争いに苦しみ、マウリツィオ・サッリ前監督が就任した昨季はセリエAで10試合の出場にとどまっていた。
一方、2017年夏にエストゥディアンテスからトッテナムに加入したフォイス。2018-19シーズンは同胞マウリシオ・ポチェッティーノ前監督の下、公式戦17試合に出場。しかし、更なる飛躍が期待された昨シーズンは公式戦7試合の出場にとどまっていた。
とりわけ、昨年11月に就任したジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を勝ち取れず、今シーズンもここまでベンチ外が続いている。
今夏、バレンシアでは財政難によるチーム崩壊が進んでおり、マンチェスター・シティに移籍したFWフェラン・トーレスをはじめ、MFフランシス・コクランやMFダニエル・パレホ、FWロドリゴ・モレノを売却せざるを得ない事態に陥っている。
特に最終ラインではアタランタへレンタル移籍したDFクリスティアーノ・ピッチーニやレンタルバックとなったDFアレッサンドロ・フロレンツィら5選手がチームを離れており、今夏での補強が急務となっていた。
ルガーニは2015年の冬にエンポリからユベントスに加入。ユベントスでは在籍5年半で公式戦101試合の出場しているが、近年では熾烈なレギュラー争いに苦しみ、マウリツィオ・サッリ前監督が就任した昨季はセリエAで10試合の出場にとどまっていた。
また、すでに開幕した今季もアンドレア・ピルロ新監督の構想外となっており、放出候補に名前が挙げられている。
一方、2017年夏にエストゥディアンテスからトッテナムに加入したフォイス。2018-19シーズンは同胞マウリシオ・ポチェッティーノ前監督の下、公式戦17試合に出場。しかし、更なる飛躍が期待された昨シーズンは公式戦7試合の出場にとどまっていた。
とりわけ、昨年11月に就任したジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を勝ち取れず、今シーズンもここまでベンチ外が続いている。
フランシス・コクラン
ダニエル・パレホ
ロドリゴ
モレノ
クリスティアーノ・ピッチーニ
アレッサンドロ・フロレンツィ
ダニエレ・ルガーニ
マウリツィオ・サッリ
アンドレア・ピルロ
マウリシオ・ポチェッティーノ
ジョゼ・モウリーニョ
バレンシア
ユベントス
トッテナム
フランシス・コクランの関連記事
バレンシアの関連記事
記事をさがす
|
フランシス・コクランの人気記事ランキング
1
世界屈指のマルチロール、アラバが相手のプレスをはね返して叩き込んだ美しいミドル/2015-16【スーパーゴール図鑑/バイエルン編】
【得点者プロフィール】 ダビド・アラバ(当時23歳) 国籍:オーストリア 所属:バイエルン ポジション:DF 身長:180cm 若くしてバイエルンに引き抜かれたアラバは2010年にトップチームに昇格。主力として定着すると、リーグ屈指のDFとして活躍を続けている。高いテクニックを持ち、MFとしても能力を発揮するなど、攻守に活躍存在感を示している。 【試合詳細】 日程:2015年11月4日 大会:チャンピオンズリーグ グループステージ 対戦相手:アーセナル 時間:前半44分(2-0) <div id="cws_ad">◆アラバがアーセナル相手に決めた豪快なミドルシュート<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiIyQUxqTDJ0OCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 2-0とバイエルンリードで迎えた44分、相手ディフェンスラインの手前のスペースでアラバがボールを受ける。相手MFのサンティ・カソルラとフランシス・コクランからプレスを受けながらも、これをいなしながら前を向くと、ゴール正面の位置から豪快なミドルシュート。鋭いシュートはゴール右上に突き刺さり、相手を突き放す3点目を奪った。 この後も得点を重ねたバイエルンは5-1で勝利している。 2021.03.21 12:00 Sun2
コクランが13年半ぶりの母国フランス帰還! ナントに短期契約で加入
ナントは1月31日、フランス人MFフランシス・コクラン(33)の加入を発表した。背番号は「13」に決定。契約期間は今シーズン終了までとなる。 コクランはアーセナルの下部組織出身で、ロリアンへのレンタル移籍を経て2011年7月にファーストチームへ昇格した。 昇格後もフライブルクやチャールトンへのレンタル移籍を経験。チャールトンから復帰後はレギュラーに定着し、公式戦160試合に出場し3アシストを記録。その後、スペインへ渡ると、バレンシア、ビジャレアルの2クラブでプレー。 昨シーズンはビジャレアルで公式戦22試合に出場したが、度重なるケガによる稼働率の問題などもあって退団。約半年間のフリーを経て母国に13年半ぶりの帰還を果たした。 2025.02.01 08:10 Satバレンシアの人気記事ランキング
1
“悪名高きオーナー” ピーター・リム氏にとうとう身内から…バレンシア指揮官「投資がない限り、この現実が続く」
バレンシアの悪名高きオーナー、ピーター・リム氏がとうとう身内から噛み付かれた。スペイン『Relevo』や『ムンド・デポルティボ』などが伝えている。 “バルセロナより美しかった”21世紀初頭の栄華から一転、戦績だけでなく、クラブとしての格も落ちていったバレンシア。 今や残留争いも珍しくなく、中国系シンガポール人の実業家、ピーター・リム氏のオーナー就任後はほとんど投資もなし。主軸選手を格安、またはタダ同然で手放すこともあり、今となっては買収した意図がよくわからない悪政家だ。 そんな氏束ねるバレンシアは17日、ラ・リーガ第1節でバルセロナに1-2と惜敗。試合後、クラブの良い時代を知るルベン・バラハ監督が、とうとうピーター・リム氏に噛み付いた。 「投資がない限り、この現実が続く」 「現時点で、バレンシアの選手たちには、競争のリズムがない。私からすればゲーム展開を変える選択肢がないのだ」 「なぜ投資が不足しているのか、ハッキリわからないので安易に私見を述べるわけにはいかない。ともかく、私にバリエーションをくれ。マーケットはまだ開いているんだ」 バラハ監督はバルセロナ戦先制点のFWウーゴ・ドゥーロから「僕らのネジを締めてくれる存在」と評されるなど、かなり人望の厚そうなレジェンド指揮官。 ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリを今月中に3500万ユーロ(約56.4億円)以上で売り捌くつもりとされるバレンシア。そうなれば、現場と上層部の対立は一層深刻化か。 2024.08.19 20:30 Mon2
バレンシアに忠誠誓うガヤ、今夏ソシエダ行きを拒否「ここで1つのタイトルを獲りたい」
スペイン代表DFホセ・ルイス・ガヤ(28)がバレンシア愛を貫いた。スペイン『Relevo』が伝えている。 スペイン屈指の左サイドバックであるガヤ。スペイン代表として臨むはずだったカタール・ワールドカップ(W杯)はケガで開幕直前に離脱することとなってしまったが、9月の代表ウィーク2試合ではいずれも先発出場している。 クラブキャリアでは下部組織時代から地元のクラブであるバレンシア一筋。現在はキャプテンを務め、28歳にして通算332試合出場を誇り、今シーズンのラ・リーガ6試合に全て先発出場。27日の第7節ではレアル・ソシエダと対戦する。 『Relevo』によると、ソシエダは今夏チャンピオンズリーグ(CL)参戦を見据えて積極補強に動き、ガヤの獲得にも本腰を入れていたとのこと。バレンシアと移籍金1000万ユーロ(約15億7000万円)で交渉をまとめていたとのことだ。 ところが、バレンシア一筋のキャプテンはソシエダ行きをキッパリ拒否。2000年代初頭の輝きはどこへやら、中国系シンガポール人オーナー、ピーター・リム氏の元で年々下降線を辿るバレンシアだが、ガヤにとってバレンシア愛に勝るものは何もないようだ。 ガヤは過去にもバルセロナやレアル・マドリー、アトレティコ・マドリー、ウェストハムなどからの打診を拒否したとされ、その友人は『Relevo』の取材でガヤが「他クラブで15のタイトルを獲るより、バレンシアで1つのタイトルを獲りたい」と語っていると明かしている。 なお、ガヤを断念したソシエダはアーセナルからスコットランド代表DFキーラン・ティアニーをレンタル移籍で獲得している。 2023.09.27 21:10 Wed3
宙に浮くラファ・ミルの去就…東京五輪スペイン代表の肉体派ストライカー
スペイン人FWラファ・ミル(27)の去就が宙に浮いている。スペイン『Relevo』が伝えている。 U-24スペイン代表として東京五輪出場のラファ・ミル。当時ウォルバーハンプトンからウエスカへレンタル移籍していた191cmの肉体派ストライカーは、あれから3年、クラブキャリアが徐々に停滞し、A代表には縁がない。 五輪直後の21-22シーズンにセビージャへ完全移籍。1年目はラ・リーガ10得点も序列が低く、先発起用が増えた2年目の昨季は公式戦36試合8得点、3年目の今季は1月移籍を拒否して構想外となり、終盤戦の出番はゼロだった。 現在プロデビュー時の古巣・バレンシアへの移籍話が進行中。セビージャはラファ・ミル側と「どう転んでも来季は給与を支払いません」という内容の協定を結んだという。 一方、ピーター・リム体制のバレンシアは、買い取りオプション付きのレンタル獲得を希望。ラファ・ミルの年俸はクラブの給与体系を上回っており、三者揃って交渉成立を願っていても、すぐに決着するものではないようだ。 この点で今週一週間は大事なクラブ間協議が行われるとのこと。バレンシアはラファ・ミルの代替案もあり、セビージャと合意できないとみれば、ターゲットを変更するものとされる。 2024.06.24 20:00 Mon4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.27“ベニテスの堅守速攻”2冠達成/バレンシア[2003-04]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.27</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2003-2004シーズン/バレンシア 〜ベニテスの堅守速攻〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2003-04valencia.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ラファエル・ベニテス(43) 獲得タイトル:リーガエスパニョーラ、UEFAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">2冠達成</div> 当時のバレンシアの監督は、就任3年目のラファエル・ベニテスだった。2001-02シーズンにバレンシアに招へいされたベニテスは、1年目にして約30年ぶりとなるリーガエスパニョーラ制覇を達成。メンディエタやキリ・ゴンサレスを擁して2000年から2シーズン連続でCLファイナリストとなったエクトル・クーペルがつくった堅守速攻のチームをベースとしたベニテスは、サポーターが待ち望んでいたタイトルを獲得した。 2003-04シーズンは、リーガエスパニョーラで第2節から第7節まで6連勝するなど好スタートを切った。中盤戦以降は、バルセロナ、レアル・マドリー、デポルティボと熾烈な優勝争いを繰り広げたが、第27節でデポルティボを3-0で下したのをキッカケに、そこから6連勝と勢いに乗る。そして、最終的には2位バルセロナに勝ち点5差をつけて、71得点27失点という素晴らしい成績で、2年ぶり6度目の優勝を達成した。なお、リーガでは、2013-14シーズンにアトレティコ・マドリーが優勝するまで、このシーズンのバレンシアが、レアル・マドリードとバルセロナ以外で最後に優勝したチームであった。 また、UEFAカップでは、決勝トーナメントでボルドーやビジャレアルを撃破し、決勝に進出。マルセイユとの決勝では、ビセンテとミスタのゴールによって2-0で勝利し、見事に戴冠を果たした。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ソリッドな守備+a</div> 前述したように、チームのベースはクーペル時代からの堅守速攻。ただ、ベニテスは、ワントップのクラウディオ・ロペスやカリューをスペースに走らせていたクーペル時代よりも、ストライカーも含めてショートパスを繋ぐスタイルを意識していた。 守護神は安定感抜群のカニサレスが務め、アジャラがまとめる最終ラインは大きく崩れることはなかった。中盤の底には、バレンシアお馴染みの“バラハ&アルベルダ”。2人のコンビネーションは抜群だった。右サイドには、メンディエタほどの輝きはなかったものの、攻守に堅実なルフェテを配置。左サイドのビセンテは、キレ味鋭いドリブルが持ち味だった。 システムは4-2-3-1と4-4-2を併用。4-2-3-1の場合は、ワンタッチプレーでアクセントを付けるアイマールがトップ下を務め、2トップの場合は縦への推進力があるアングーロがミスタとコンビを組むパターンが多かった。 2000年代前半のバレンシアの問題点だったのが、エース不在による得点力不足。しかし、このシーズンはミスタが19ゴールを挙げる活躍を披露。ビセンテも2桁ゴールを記録し、強固な守備組織を有するチームのなかで、得点力が大幅にアップしたのが2冠達成の最大の要因となった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DFロベルト・アジャラ (30)</span> アルゼンチン代表として115試合に出場した名センターバック。加入した2000年以降、バレンシアの最終ラインの中心となり、2度のリーガ優勝やCL決勝進出に多大な貢献を果たした。177cmとセンターバックとしては小柄ながらも、驚異的なジャンプ力を誇り、空中戦に無類の強さを誇った。UEFAカップの決勝では、当時マルセイユに所属していたドログバを、まるで子ども扱い。売り出し中のストライカーを完璧に抑えきり、優勝の立役者となった。 2019.04.16 22:00 Tue5