前半4失点のマジョルカがビジャレアルとの上位対決に敗れる…浅野拓磨は74分からプレー【ラ・リーガ】

2025.01.21 07:50 Tue
Getty Images
浅野拓磨の所属するマジョルカは20日、ラ・リーガ第20節でビジャレアルと対戦し0-4で敗戦した。浅野は74分からプレーしている。
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リーグ戦2連勝中の6位マジョルカ(勝ち点30)が、5位ビジャレアル(勝ち点30)のホームに乗り込んだ一戦。マジョルカの浅野はベンチスタートとなった。立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、マジョルカはセットプレーから失点を許す。20分、パレホの左CKをローガン・コスタがヘディングでゴールに流し込んだ。
先制を許したマジョルカは、24分にもカウンターを受けるとバエナのパスからボックス左に侵入したカルドナの折り返しを供給。最後はパス&ゴーでゴール前まで駆け上がったバエナがゴールに押し込んだ。

さらにマジョルカは26分にもパレホにネットを揺らされると、28分にはピノに決められ、わずか8分間で4失点を喫した。
4点ビハンドで前半を終えたマジョルカは、後半からナバーロ、アントニオ・サンチェス、コペテ、モレイを投入する4枚替えを敢行。すると58分、左サイドで獲得したFKからモヒカがクロスを供給すると、ファーサイドのライージョが折り返したボールをムリキが頭で合わせたが、これはわずかにゴール左に外れた。

膠着状態が続くなか、マジョルカは74分にラリンを下げて浅野を投入。しかし、再び決定機を迎えたのはビジャレアル。78分、ボックス左でパスを受けたバエナのクロスをデニス・スアレスが頭で合わせたが、シュートはゴール左に逸れた。

終盤にかけて猛攻をかけるマジョルカだったが、最後までビジャレアルの守備を崩すには至らず。悪夢の8分間で4失点を喫したマジョルカが、ビジャレアルとの上位対決に敗れた。

ビジャレアル 4-0 マジョルカ
【ビジャレアル】
ローガン・コスタ(前20)
アレックス・バエナ(前24)
ダニエル・パレホ(前26)
ジェレミ・ピノ(前28)

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セルティックの日本代表FW前田大然が20日、26歳の誕生日を迎えた。 2021年12月に横浜F・マリノスからセルティックにレンタル移籍で加入した前田は、すぐに主力になるとスコティッシュ・プレミアシップ制覇に貢献。完全移籍となった昨シーズンもスコティッシュ・プレミアシップ、スコティッシュカップ、スコティッシュリーグカップの国内3冠獲得に大きく貢献した。 また、ブレンダン・ロジャース新監督が就任した今シーズンも、ここまでリーグ戦9試合で2ゴール2アシストをマーク。10月の日本代表メンバーからはケガで離脱していたが、22日のハーツ戦でもゴールを決めている。 その前田は20日に26歳の誕生日を迎え、自身のインスタグラムを更新。愛娘との2ショットを添え、「26歳も楽しく頑張ります」と意気込みを綴った。 前田の誕生日報告には、日本代表のチームメイトであるMF田中碧、DF板倉滉、DF橋岡大樹、MF鎌田大地、MF守田英正、MF伊東純也、FW浅野拓磨、DF菅原由勢など多くの選手たちからも祝福のコメントが寄せられていた。 そんな中、FC町田ゼルビアのブラジル人FWエリキだけは違った反応を見せることに。「26 ブラジル人を騙すな」と冗談交じりに怒っていたのだ。 実は、この「ブラジル人を騙すな」という言葉は、2人が横浜FMでプレーしていた2020年にもエリキが前田へとかけていた言葉。 DFチアゴ・マルチンスから年齢を問われた前田は、本当の年齢である「22」と答えていたが、その貫禄ある風貌のためか信じてもらうことができず、チアゴ・マルチンスからは「嘘をつくな!」と、エリキからは「ブラジル人を騙すな!」とツッコまれ、話題となっていた。 前田が26歳になってもまだ信じられない様子のエリキだが、前田が「騙してごめんよ」と冗談交じりに返信すると、エリキは「愛してるよ、会いたいよ」と久々の再会を願っていた。 <span class="paragraph-title">【写真】貫禄がありすぎ?26歳になった前田大然が愛娘と2ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cyn2_EThpN8/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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【2024-25ラ・リーガ前半戦総括】超WS選出の最優秀選手はグリーズマン

◆アトレティコが三つ巴の争いをリード 新生バルセロナのロケットスタートによって一時はカタルーニャの雄が独走気配を示したが、以降の失速とマドリード勢の復調によって三つ巴のタイトルレースが繰り広げられるなか、ここきて圧巻のフォームを継続するアトレティコ・マドリー(勝ち点44)が前半戦の王者に輝いた。 昨シーズン後半の巻き返しに加え、昨夏の移籍市場でFWアルバレス、FWセルロート、DFル・ノルマン、DFラングレらを積極補強したコルチョネロスは、チャンピオンズリーグ(CL)の戦いで苦戦を強いられたものの、リーグ戦では取りこぼしこそありながらも、13勝5分け1敗と安定。とりわけ、昨年11月から現在まで公式戦15連勝と圧巻の勝負強さを発揮。昨年末の最終戦では天敵バルセロナとのアウェイゲームを劇的逆転勝利で飾り、首位奪還に成功した。 そのマドリードのライバルを1ポイント差で追走する2位のレアル・マドリー(勝ち点43)は、上位陣相手の戦績はいまひとつも格下相手に着実に勝ち点3を積み重ねてプリメーラ連覇の可能性をしっかりと残す前半戦となった。FWムバッペの加入によってセンターフォワード不在を除けば、前線は世界屈指の陣容となったが、DFミリトンやDFカルバハルの長期離脱によって懸念のディフェンスラインは火の車だ。格下相手に終始押し込める展開では問題はないものの、今季2度のエル・クラシコでの大敗など、実力が拮抗した相手に対しては一部選手のクオリティの問題、献身性を欠く前線の守備負担をチーム全体で管理し切れず、その点が後半戦の懸念材料となる。 開幕7連勝スタートも、対戦相手の対策が進んだ昨年11月以降の急失速によって首位と6ポイント差の3位で前半戦を終えたバルセロナ(勝ち点38)。ハイライン・ハイプレスのアグレッシブなスタイルに、カンテラーノ重用のスタイルで序盤戦の主役となったフリック監督の采配は見事だったが、得点力の低下とともに守備のリスクが高まり、ゲームクローズの拙さとともに勝ち点逸が続いている。年明け以降は自慢の攻撃陣の爆発で逆転優勝への弾みを付けた印象だが、前半戦で出た課題の微調整がカギを握りそうだ。また、未だ決着を見ないMFダニ・オルモ、FWパウ・ビクトルの選手登録問題も気がかりなところだ。 オトラ・リーガでは昨季のコパ・デル・レイ王者である4位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点36)が頭一つ抜けた存在に。持ち味の堅守に加え、イニャキ&ニコのウィリアムズ兄弟ら攻撃陣も安定したパフォーマンスを披露。コパ連覇の夢は潰えたが、ヨーロッパリーグ(EL)でも好調を維持しており、後半戦もトップ4争いの主役を担う。 MF久保建英の所属する7位のレアル・ソシエダ(勝ち点28)は、可もなく不可もない前半戦に。今季も多くの離脱者が出ているなか、新戦力ではMFスチッチ、DFアゲルドのセンターラインの活躍が光るものの、FWオスカールソンら前線のタレントが殻を破れず。攻撃面では日本人エースへの依存が顕著だが、指揮官の微妙な起用法もあってチームとしてうまく勝ち点を繋げられずにいる。なお、久保は前半戦19試合4ゴールと昨季に比べて目に見える数字という部分は限定的。年明け以降は異次元のパフォーマンスを見せており、この後半戦でチームをヨーロッパ出場圏内に押し上げる活躍を期待したい。 ヨーロッパ出場権争いは5位のビジャレアル(勝ち点30)、8位のジローナ(勝ち点28)とある程度予想通りの顔ぶれとなったが、昨季は残留争いを強いられたマジョルカ(勝ち点30)が6位と大健闘。一方で、10位のレアル・ベティス(勝ち点25)、13位のセビージャ(勝ち点23)のアンダルシア勢は厳しい前半戦となっている。 残留争いでは18位のアラベス(勝ち点17)、19位のバジャドリー(勝ち点15)、最下位のバレンシア(勝ち点13)が降格圏に沈む。ただ、14位のラス・パルマス(勝ち点22)辺りまでが後半戦でも残留争いを戦うことになりそうだ。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 首位チームの大黒柱。ここまで19試合7ゴール4アシストと、数字面においてはバルセロナやマドリーにより優れた選手がいることも事実だが、首位チームで最も存在感を放ったエースを前半戦のMVPに選出した。 今季も3バック、4バックを併用し、前線に関してはFWアンヘル・コレアを除いて大きく顔ぶれが変わったなか、序盤戦は連携面や新戦力の適応に時間を要したが、傑出した戦術眼と献身性、バランス感覚に長けたエースの存在によってチームは安定。2トップ起用では相棒をうまく活かしながら、MFバリオスやMFデ・パウルとともにゲームメイク、前線と中盤のリンクマンを担いつつ、仕上げの仕事もこなすマルチタスクを見事に完遂した。 さらに、前述のバルセロナ戦とともに首位ターンにおいて重要な一戦となったセビージャ戦では圧巻のドブレーテでチームを4-3の劇的な逆転勝利に導くなど、その勝負強さも傑出していた。 ★最優秀監督 ◆ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 真骨頂発揮で首位に導く。マジョルカを6位に躍進させたハゴバ・アラサテ監督やアスレティックのバルベルデ監督の手腕も素晴らしかったが、首位チームの指揮官を最優秀監督に選出した。 アトレティコ13年目で近年は戦術面、マネジメントの部分で限界説も囁かれながらも、微調整を繰り返しつつ、ブレない戦い方で結果を出し続けるアルゼンチン人指揮官。今季は前述の新戦力に加え、構想外と思われたDFハビ・ガラン、レンタルバックの実子ジュリアーノ・シメオネなど既存戦力の力も引き出し、チームとしての最大値をうまく引き出している印象だ。 序盤戦は[3-4-2-1(3-5-2)]をメインに戦ってきたが、代名詞の[4-4-2]に原点回帰すると、リーグ最少失点の堅守を武器に前線のタレントの個人技や連携を活かしながら攻撃面も改善。ラ・リーガにおいては最も安定感のある戦いぶりを見せている。 【期待以上】 ★チーム ◆マジョルカ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新指揮官の下、ヨーロッパ出場権争いに絡む。昨季は質実剛健なハビエル・アギーレ監督の下、堅守速攻を徹底した戦いで降格圏と7ポイント差の15位フィニッシュとなったマジョルカ。その指揮官の退任を受け、オサスナで長期政権を築いたアラサテ監督を招へいすると、前半戦を9勝3分け7敗の戦績で終えた。ここまで1試合平均1得点の19ゴールと、より攻撃的な[4-3-3]に変更した狙いは出ていないが、21失点の安定した守備と勝負強い戦いで接戦をモノにしてきた。 ライバルの今冬補強が見込まれるなか、限られた財政でヨーロッパ出場権を得る上ではここまで3ゴールにとどまる主砲ムリキに、負傷明けから後半戦の爆発が求められるFW浅野拓磨ら前線のタレントの奮起が必要となる。 ★選手 ◆MFマルク・カサド(バルセロナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チャビ体制での構想外から一転して中盤の絶対的主力に。アトレティコDFハビ・ガラン、ビジャレアルFWバリー、ラージョDFラティウ、バジャドリーDFジュマ・バー、ソシエダDFアランブルらの活躍も印象的だったが、バルセロナの躍進に大きく貢献した21歳MFを選出した。 カンテラ時代から才能は高く評価されながらも、多くのカンテラーノがファーストチームに登用されたチャビ体制では同世代や後輩が定着していくなか、思うようなチャンスを得られず。一時は換金対象として放出の可能性も取り沙汰された。 しかし、中盤に多くの離脱者が続出したなか、後輩MFベルナルとともにプレシーズンの段階からフリック監督の評価を得ると、ここまで16試合3アシストを記録。MFガビやMFフェルミン・ロペスら負傷者が復帰後も、MFペドリとともにピボーテの主力を担い、指揮官の期待に応える高水準のパフォーマンスを披露し続ける。172cmとサイズには恵まれていないが、傑出したフットボールIQ、パスセンス、献身性を武器にブラウグラナの中盤に君臨し、ラ・ロハデビューまで飾っている。 【期待外れ】 ★チーム ◆バレンシア <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 復活の兆し見せた昨季の勢いを活かせず。昨季はフルシーズンを率いることになったバラハ前監督の下で9位フィニッシュしたが、今季は2勝7分け10敗の最下位に低迷。その低迷の大きな要因はオーナーのピーター・リムの杜撰な運営、昨年10月末に発生した深刻な豪雨洪水といった要因が大きい。 ただ、スカッドの質を鑑みれば、少なくとも中位の力は十分にあるだけに、コーチングスタッフ、選手の責任も避けられないところだ。守備に関しては29失点とそこまで悪い数字ではないが、先日のマドリー戦で10人相手にミス絡みの失点で悲劇的な敗戦を喫するなど、メンタルの部分を含めて勝負弱さが顕著。 より深刻な攻撃陣ではFWウーゴ・ドゥーロが5ゴール2アシストと奮闘も、FWラファ・ミルらの低調なパフォーマンスによって1試合平均1点に満たない18ゴールにとどまった。今冬の移籍市場ではFWサディクを獲得も、さらなる補強が行われなければ、コルベラン新監督の手腕でもさすがに立て直しは厳しく、1986-87シーズン以来のセグンダ降格の可能性が現実味を帯びてくる。 ★選手 ◆FWセバスティアン・アラー(レガネス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ初挑戦は完全に失敗に。昨夏の移籍市場において、ある意味で最も大きなサプライズとなったのが、2021-22シーズンのエールディビジ得点王で、アヤックス、ドルトムントでプレーしたコートジボワール代表FWのレガネス加入だった。 ドルトムントでは精巣ガンの治療の影響などもあって思うような活躍はできなかったが、昨年2月のアフリカ・ネーションズカップでコートジボワールを優勝に導いたストライカーのラ・リーガ弱小クラブへの加入は驚きとして伝えられた。 しかし、大きな期待を背負って臨んだ前半戦では8試合(先発5)の出場で無得点に終わり、今冬の移籍市場ではレンタル契約を解消し、オランダの古巣であるユトレヒトへ移籍。スペインの地でなんのインパクトも残せずに、半年でプレーを終えることになった。 2025.01.18 18:30 Sat
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【ラ・リーガ第22節プレビュー】強豪は欧州に一区切りで臨むリーグ戦! 2戦未勝利アトレティコが浅野マジョルカと激突

先週末に行われた第21節はレアル・マドリー、バルセロナがいずれも快勝を収めた一方、アトレティコ・マドリーはビジャレアルとの上位対決をドローで終えて勝ち点逸となった。 今週に終了したチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズではジローナが唯一の敗退となったが、バルセロナとアトレティコがCLでラウンド16ストレートイン。マドリー、レアル・ソシエダがプレーオフ進出。その強豪クラブは欧州の戦いに一区切りがついたなか、今節はラ・リーガの戦いに集中する。 2位のアトレティコはFW浅野拓磨を擁する6位のマジョルカとの上位対決でリーガ3試合ぶりの勝利を目指す。アトレティコは前節、サスペンションや一部主力温存で臨んだビジャレアル戦を1-1のドローで終えた。MFリーノのゴールで追いついた後は攻勢を続けたものの勝ち切ることはできず。レガネス戦の敗戦に続く2戦未勝利となった。 それでも、CLではレッドブル・ザルツブルク相手にFWアントワーヌ・グリーズマンのドブレーテ、FWジュリアーノ・シメオネの1ゴール1アシストの活躍などで4-1の完勝。目標であるトップ8フィニッシュを達成した。ホーム開催の上位対決ではエースを軸に復調気配の攻撃陣の活躍に期待だ。 対するマジョルカは前節のレアル・ベティス戦の敗戦によって公式戦4試合連続無得点での連敗と苦戦が続く。途中出場の浅野はFWムリキとともにカウンターの起点を担ったが、味方の退場によって守備に追われる形で消化不良となった。難敵相手のアウェイゲームでもまずはセットした守備からカウンターを狙う構図に変わりはないが、少ないチャンスで仕留め切る勝負強さが求められる。 首位のマドリーは前節、FWムバッペのトリプレーテの活躍によってバジャドリーに3-0で完勝。リーグ4連勝を達成した。続くCLではトップ8には届かなかったものの、スタッド・ブレスト相手にFWロドリゴのドブレーテの活躍などで同じく3-0の完勝。好調を継続している。プリメーラ5連勝を期す今節は降格圏の18位に沈むエスパニョールとのアウェイゲームに臨む。今節はサスペンション明けのFWヴィニシウスが戦列に復帰しより攻撃陣に厚みが増しており、押し切りたいところだ。 3位のバルセロナは前節、バレンシア相手に7-1の圧勝。ラ・リーガ5戦ぶりの白星を挙げた。MFフレンキー・デ・ヨングの開始早々のゴールを皮切りに、MFフェルミン・ロペスのドブレーテなどで前半だけでマニータを達成。ターンオーバーにも成功し、最高の形で久々の白星を手にした。直近のアタランタ戦では2度のリードを守り切れず、ホームで2-2のドローも2位フィニッシュでラウンド16ストレートインを決めている。降格圏手前の17位に位置するアラベスをホームで迎え撃つ今節はラ・リーガ連勝を狙う。いくつかのポジションでターンオーバーも見込まれるが、アタランタ戦で異次元の活躍を見せたFWラミン・ヤマルの活躍に期待だ。 MF久保建英を擁する9位のソシエダは11位のオサスナとのアウェイゲームに臨む。リーグ前節はヘタフェ相手にホームで0-3の惨敗。フル出場で孤軍奮闘だった久保も試合後に悔しさを露わにした。それでも、ELのPAOK戦では大幅にメンバーを入れ替えたなか、FWオスカールソンのドブレーテの活躍などで2-0の快勝。久保も後半半ば以降の途中出場で勝利に貢献した。これでプレーオフ進出を確定させたラ・レアルは、リーグ戦でも白星を取り戻すべく曲者オサスナと対戦。FWオヤルサバルらとともに先発復帰見込みの久保にはリーグ連敗ストップへの決定的な仕事を期待したい。 CL敗退の8位ジローナは15位のラス・パルマスと対戦。CLではアーセナル相手に善戦も、1-2で敗戦。これでラ・リーガ1本の戦いとなるなか、公式戦4連敗中のチームは後半戦でのヨーロッパ出場権獲得を目指し、下位相手に勝利を掴めるか。 ELリーグフェーズ2位フィニッシュの4位アスレティック・ビルバオは、10位のベティスと対戦。直近のビクトリア・プルゼニ戦ではホームで3-1の快勝を収め、公式戦3試合ぶりの勝利。良い形で今回のアウェイゲームに臨む。 その他ではバルセロナに衝撃的な大敗を喫した19位のバレンシアのリバウンドメンタリティ試される一戦にも注目だ。 《ラ・リーガ第22節》 ▽1/31(金) 《29:00》 レガネス vs ラージョ ▽2/1(土) 《22:00》 ヘタフェ vs セビージャ 《24:15》 ビジャレアル vs バジャドリー 《26:30》 アトレティコ・マドリー vs マジョルカ 《29:00》 エスパニョール vs レアル・マドリー ▽2/2(日) 《22:00》 バルセロナ vs アラベス 《24:15》 バレンシア vs セルタ 《26:30》 オサスナ vs レアル・ソシエダ 《29:00》 ベティス vs アスレティック・ビルバオ ▽2/3(月) 《29:00》 ジローナ vs ラス・パルマス 2025.01.31 19:00 Fri

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