乱闘騒ぎ、5人退場でもマルセイユ陣営は大喜び! PSG戦は栄誉ある勝利だった

2020.09.17 17:15 Thu
©超ワールドサッカー
乱闘騒ぎにまで発展し、大きな注目を集めているパリ・サンジェルマン(PSG)vsマルセイユの“ル・クラスィク”だが、この試合はマルセイユにとってはとても大きな意味のある一戦だった。13日に行われたリーグ・アン第3節、PSGvsマルセイユは、0-1でアウェイのマルセイユが勝利。終了間際に両軍合わせて5名が退場する乱闘騒ぎばかりに注目が集まってしまったが、マルセイユ、そしてアンドレ・ビラス=ボアス監督にとっては、栄誉ある勝利だった。

◆歓喜の輪に長友佑都の姿も! PSG撃破、ロッカールームで歓喜爆発

まず、マルセイユにとって、リーグ・アンでPSGに勝利したことは、およそ9年ぶりの出来事。2011年11月を最後に、16試合で勝利できず(3分け13敗)、“ル・クラスィク”での不名誉な記録に終止符を打っていたのだ。
過去10シーズンで8度優勝しているPSGだが、マルセイユでも手が付けられなかった状況。しかし、それに終止符を打てたということは、PSGの連覇を止めるだけでなく、マルセイユとしても2009-10シーズン以来のリーグ優勝を達成できる可能性もあるだろう。

そして、ビラス=ボアス監督にとっても栄誉ある勝利だった。2019-20シーズンから指揮を執るビラス=ボアス監督だが、このPSG戦がリーグ・アンで30試合目の指揮に。この勝利で18勝8分け4敗の成績となったが、この勝率60%はマルセイユの監督として、就任から30試合での成績で史上最高の勝率を誇ることとなった。
これまでもルディ・ガルシアマルセロ・ビエルサディディエ・デシャンなど、様々な監督が指揮をしてきたが、ビラス=ボアス監督が最初の30試合に関しては、最高の監督に輝くこととなったのだ。

ちなみに、この試合は開始7分に日本代表DF酒井宏樹へイエローカードが提示されたことを皮切りに14枚のイエローカードと3枚のレッドカードが提示されていたが、これは21世紀のリーグ・アンにおいて最多記録とのこと。最終的に乱闘にまで発展してしまったが、それも致し方ない激しい試合だったことも数字で示されている。

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マルセイユがモロッコ代表MFウナイ獲得を発表! カタールW杯の主役の一人が仏屈指の名門へ

マルセイユは29日、アンジェからモロッコ代表MFアゼディン・ウナイ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「8」に決定。契約期間は2027年6月30日までの4年半となる。 なお、フランス『レキップ』によると、マルセイユは移籍金800万ユーロ+アドオン200万ユーロの総額1000万ユーロ(約14億1000万円)に加え、将来のリセール時の移籍金の一部を支払うことになる模様だ。 モロッコ生まれで、フランスのストラスブール、アヴランシェのリザーブチームを経て、2020年にアヴランシェに加入したウナイ。その翌年にアンジェに完全移籍し、リーグ・アンデビューを飾ると、ここまでリーグ戦48試合に出場し、2ゴール2アシストを記録している。 そのアンジェでの活躍が評価され、昨年1月にヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の下でモロッコのフル代表デビュー。そして、先のカタール・ワールドカップ(W杯)ではフィオレンティーナMFソフィアン・アムラバトと共に中盤の要として圧巻のパフォーマンスを披露し、アフリカ勢初のベスト4進出の立役者となった。 豊富な運動量と献身性を生かした堅実な守備に加え、繊細なボールタッチと独特のリズムで相手の逆を取る、巧みなドリブルとキープ力。182cmの痩身から繰り出す強烈なミドルシュートや正確なパスとプレーの引き出しが非常に多い、万能型MFだ。 <span class="paragraph-title">【動画】今冬の注目株がマルセイユに加入</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/AzzedineOunahi?ref_src=twsrc%5Etfw">@AzzedineOunahi</a> <br><br>Le milieu offensif marocain a signé son contrat et est désormais ️<a href="https://twitter.com/hashtag/AzzedineEstOlympien?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AzzedineEstOlympien</a> <a href="https://t.co/Pvjk7bmaqe">pic.twitter.com/Pvjk7bmaqe</a></p>&mdash; Olympique de Marseille (@OM_Officiel) <a href="https://twitter.com/OM_Officiel/status/1619709469973168129?ref_src=twsrc%5Etfw">January 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2023.01.30 00:52 Mon
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元フランス代表の36歳パイェがブラジルで躍動中…8kg減量で取り戻した全盛期に近い“キレ”

元フランス代表MFディミトリ・パイェ(36)がブラジルの地でキレッキレだという。 レ・ブルーの一員として通算38キャップを誇るパイェ。W杯出場こそ叶っていないが、長らく在籍した名門マルセイユでキャリアの全盛期を過ごし、プレミアリーグはウェストハムでもクラブ年間最優秀選手賞を受賞した経験を持つ。 正確無比なFKに得点力・チャンスメイク能力も申し分なく、2000年代以降のリーグ・アンを代表する、正真正銘の実力者。昨季限りでマルセイユを退団後は、ブラジルの古豪ヴァスコ・ダ・ガマで背番号10を背負う。 3月で37歳となる年齢もあってか、毎試合90分間プレーすることは難しくなっている模様だが、スタメンと途中出場を交互にうまく起用されている状況。攻撃に彩りを加えるアンタッチャブルな存在として輝きを放っている。 そんなパイェについて、ブラジル『グローボ』は「ボールを持つたび何かが起こる。プレーのレパートリーが豊富で、周囲との連動も良い。年が明けてからますますファンを喜ばせている」と、王国ブラジル好みのファンタジー溢れるスタイルを褒めちぎる。 現在はブラジル全国選手権開幕に先立ち、各クラブがそれぞれの州選手権に参戦中。ヴァスコ・ダ・ガマはリオデジャネイロ選手権(カンピオナート・カリオカ)で4位と好調だ。 どうやら36歳パイェは昨年から身体を絞っており、体重も8kg落としているとのこと。これが20代の頃に近い”キレ”をもたらしているようで、直近の伝統のダービー、ボタフォゴ戦(4◯2)では先発から71分間「無双していた。ほとんど手がつけられなかった」という。 ブラジル国民もうなるファンタジスタ・パイェ。37歳を目前に控え、選手として最後の春を楽しんでいる。 2024.02.22 15:45 Thu

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