プレミア残留へ監督解任のウルブス、アル・シャバブ指揮官引き抜きに迫る

2024.12.16 22:47 Mon
アル・シャバブを指揮するヴィトール・ペレイラ監督
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アル・シャバブを指揮するヴィトール・ペレイラ監督
ウォルバーハンプトンが新監督の招へいに近づいている。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

15日、ウォルバーハンプトンはギャリー・オニール監督(41)の解任を発表。2023-24シーズンはクラブをプレミアリーグ残留に導いたが、今シーズンは19位と低迷し、14日に行われた第16節のイプスウィッチ・タウン戦でリーグ戦4連敗を喫した。

指揮官交代を決断したウォルバーハンプトンは、サウジアラビアのアル・シャバブを率いるヴィトール・ペレイラ監督(56)に接近。22日の第17節レスター・シティ戦に間に合うよう、契約を交わす意向のようだ。
現地サウジアラビアでアル・シャバブと交渉を行っており、補償内容について大筋合意に達しているとのこと。48時間以内の契約成立を目指しているという。

ペレイラ監督は生まれ故郷のクラブであるポルトで、アンドレ・ビラス=ボアス氏(現:ポルト会長)の右腕として頭角を現したポルトガル人指揮官。ビラス=ボアス氏がチェルシーへ向かった2011年6月にアシスタントコーチから監督へ昇格し、2011-12、2012-13シーズンとクラブをリーグ2連覇に導いた。
その後はオリンピアコスでもリーグ制覇し、フェネルバフチェや1860ミュンヘン、上海上港(現:上海海港)、コリンチャンス、フラメンゴなどでも指揮。2023年4月にフラメンゴを後にし、2024年2月からアル・シャバブの指揮官を務めている。

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ウルブスのブラジル代表MFが2030年までの新契約にサイン!

ウォルバーハンプトンは1日、ブラジル代表MFジョアン・ゴメス(24)との契約を2030年6月30日まで延長したことを発表した。また、クラブサイドは1年間の延長オプションを保有している。 フラメンゴの下部組織育ちのジョアン・ゴメスは、2021年7月にファーストチームに昇格。20歳の時にデビューを果たすと、ボランチの主力として活躍。その後、2023年1月にウルブスへ完全移籍で加入した。 その新天地ではここまで公式戦81試合7ゴール3アシストを記録。豊富な運動量と球際の強さを活かしたボール奪取能力に加え、推進力と攻撃センスを兼備するボックス・トゥ・ボックスとして活躍。ウルブスでのプレーが評価され、昨年3月にデビューしたブラジル代表ではここまで10キャップを刻んでいる。 “ピットブル”の愛称を持つ主力MFとの新契約締結に際して、ヴィトール・ペレイラ監督は「ジョアンはチームプレーヤーなので、とてもうれしい。彼はトレーニングでも試合でも常に100%の力を出し、チームとクラブを次のステップに導く力を持っている。彼は非常に重要な選手であり、大きな可能性を秘めており、トッププレーヤーになれる可能性がある」と、その将来性に太鼓判を押している。 2025.04.02 07:30 Wed

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