コモ戦で人種差別被害のファン・ヒチャンがSNSに心境綴る…仲間への感謝と共に「人種差別は人生のあらゆる面で許されない」
2024.07.17 20:43 Wed
SNSに思い綴ったファン・ヒチャン
ウォルバーハンプトンの韓国代表FWファン・ヒチャンが、コモとのプレシーズンマッチで起こった人種差別事件を受け、現在の心境を綴った。
事件が起きたのは15日に行われたプレシーズンマッチのコモ戦。後半半ばにコモの選手がファン・ヒチャンに対して人種差別発言を行ったという。
チームを率いるギャリー・オニール監督は、ファン・ヒチャンに対して交代も勧めたが、フル出場を決断し試合を戦い切った。なお、この事件を巡っては激高したチームメイトのダニエル・ポデンセが小競り合いの中での暴力行為で退場となっていた。
この一件を受けて、クラブは「いかなる形態の人種差別は全く容認できないものであり、決して放置されるべきではない。ウルブスはこの事件に関して、UEFAに正式な異議申し立てを提出する予定だ」との声明を発表。
さらに、プレミアリーグも「人種差別は絶対に許されないものであり、サッカーや社会に存在するべきではない。差別を聞いたり見たりした人は、行動を起こせるように報告することをお勧めする。プレミアリーグは、ファン・ヒチャンとウルブスを全面的に支持する」と寄り添う姿勢を示した。
一方、加害者とされるコモもこの事件について声明を発表。当該の選手から話を聞いているとし、勘違いだと反論した。
「我々のクラブは人種差別を容認せず、あらゆる形態の人種差別を最も強い言葉で非難する」
「我々は言われている内容を理解するため、問題のディフェンダーと話をした。彼が同僚のDFに言ったのは『あいつはジャッキー・チェンのつもりだから無視しろ』というものだった」
「選手とじっくり話したところ、彼が自分の名前とピッチ上でチームメイトが常に口にする『チャニー』のことを指していたのは確かだ」
「我々のクラブに関する限り、選手は意図的に差別的な発言をしたわけではない。一部のウルブズの選手の反応を見て、事件が大袈裟になったことに失望している」
両者の主張が真っ向からぶつかり合う形となったなか、渦中の28歳FWは自身のインスタグラムを通じて現在の心境を綴った。コモ側の声明についてリアクションは示さなかったが、人種差別撲滅への思いや周囲への感謝の言葉を並べている。
「人種差別はスポーツ界でも人生のあらゆる面でも許されない」
「事件後、コーチ陣とチームメイトはすぐに僕に対して、必要であれば一緒にフィールドを離れると言い、自分の状態についても常にチェックしてくれた」
「改めてチームメイトに感謝している。あのような状況にもかかわらず、僕はプレーを続けたいと思い、ピッチでやるべきことをやり遂げた!」
「最後に、応援メッセージを送ってくれたみんなにも感謝する。人種差別の余地はない」
事件が起きたのは15日に行われたプレシーズンマッチのコモ戦。後半半ばにコモの選手がファン・ヒチャンに対して人種差別発言を行ったという。
チームを率いるギャリー・オニール監督は、ファン・ヒチャンに対して交代も勧めたが、フル出場を決断し試合を戦い切った。なお、この事件を巡っては激高したチームメイトのダニエル・ポデンセが小競り合いの中での暴力行為で退場となっていた。
さらに、プレミアリーグも「人種差別は絶対に許されないものであり、サッカーや社会に存在するべきではない。差別を聞いたり見たりした人は、行動を起こせるように報告することをお勧めする。プレミアリーグは、ファン・ヒチャンとウルブスを全面的に支持する」と寄り添う姿勢を示した。
なお、欧州サッカー連盟(UEFA)は事件を問題視しながらも、クラブ同士の親善試合は管轄外であるとの声明を発表している。
一方、加害者とされるコモもこの事件について声明を発表。当該の選手から話を聞いているとし、勘違いだと反論した。
「我々のクラブは人種差別を容認せず、あらゆる形態の人種差別を最も強い言葉で非難する」
「我々は言われている内容を理解するため、問題のディフェンダーと話をした。彼が同僚のDFに言ったのは『あいつはジャッキー・チェンのつもりだから無視しろ』というものだった」
「選手とじっくり話したところ、彼が自分の名前とピッチ上でチームメイトが常に口にする『チャニー』のことを指していたのは確かだ」
「我々のクラブに関する限り、選手は意図的に差別的な発言をしたわけではない。一部のウルブズの選手の反応を見て、事件が大袈裟になったことに失望している」
両者の主張が真っ向からぶつかり合う形となったなか、渦中の28歳FWは自身のインスタグラムを通じて現在の心境を綴った。コモ側の声明についてリアクションは示さなかったが、人種差別撲滅への思いや周囲への感謝の言葉を並べている。
「人種差別はスポーツ界でも人生のあらゆる面でも許されない」
「事件後、コーチ陣とチームメイトはすぐに僕に対して、必要であれば一緒にフィールドを離れると言い、自分の状態についても常にチェックしてくれた」
「改めてチームメイトに感謝している。あのような状況にもかかわらず、僕はプレーを続けたいと思い、ピッチでやるべきことをやり遂げた!」
「最後に、応援メッセージを送ってくれたみんなにも感謝する。人種差別の余地はない」
ファン・ヒチャンの関連記事
ウォルバーハンプトンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
|
ファン・ヒチャンの人気記事ランキング
1
「君の国では犬を食べる」、パク・チソン氏が自身のチャントに抗議…差別的で侮辱だと公式に語る「韓国人がその歌を聞くと不快になる」
マンチェスター・ユナイテッドで活躍した元韓国代表MFパク・チソン氏が、ファンが歌うチャントに物申した。クラブ公式サイトが伝えた。 かつて京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)でもプレーしたパク氏は、2005年7月にPSVからユナイテッドに加入。2012年7月までプレーした。 その間、プレミアリーグで4回の優勝を経験した他、チャンピオンズリーグ1回、EFLカップ3回の優勝を誇る。ユナイテッドでは、204試合に出場し28ゴール29アシストと結果を残し、レジェンドの1人となっている。 しかし、そのパク氏はファンが歌うチャントに不満を抱いており、自身が現役時代の頃から気にはなっていたことだと明かした。 そのチャントは、韓国人が犬の肉を食べるという文化を軽蔑した冗談が盛り込まれたチャントだ。 パク氏のチャントは「Park,Park,where ever you may be you eat dogs in your country. It could be worse,you could be scouse eating rats in your council house!」というもの。日本語に訳せば「パク、パク。君はどこにでも顔を出す。君の国では犬を食べる。もっとひどいかもしれないけど、君がリバプール出身なら、公営住宅でネズミを食べる」という歌詞だ。 パク氏を応援することに加え、ユナイテッドのライバルであるリバプールを嘲笑するもの。かつて貧困地域となっていたリバプール生まれの人(スカウザ)を煽り、韓国の古い文化である犬肉を食べるという文化を盛り込んだものだが、このチャントの歌詞は非常に不快だったという。 そして、このチャントはパク氏が退団した後も歌われ続け、8月29日の第3節ウォルバーハンプトン戦では、韓国代表FWファン・ヒチャンがいることから、歌われていたという。 パク氏はこれを聞いて、自身が抱えていた感情をユナイテッドの公式ポッドキャストで告白。ファンに対して、辞めてもらいたいと強く訴えた。 「彼(ファン・ヒチャン)がそれを耳にしたことは本当に申し訳ないと思う」 「私はその言葉を使わないようにファンを教育しなければならない。それは、最近の韓国人に対する人種的な侮辱にあたる」 「10年後の今でもちゃんとを聞いていると、当時感じていた不快感を克服しようとしていた若い自分を気の毒に思う」 「私は、アジア人や韓国人として差別され、そのような不快感に苦しんでいる若者にも責任を感じている」 「韓国では状況が大きく変わり、文化も変わった」 「ファンにはその言葉を歌うのはやめてほしい。韓国人がその歌を聞くと不快になる。やめる時が来た」 なお、ユナイテッドはこの訴えを受けて、パク氏を支持。ファンに対してパク氏の意見を尊重することを求めていくようだ。 2021.10.04 13:20 Mon2
「泣ける」「1番グッときた」ザルツブルクが南野拓実&ファン・ヒチャンの敗退にメッセージ「私達の誇り」
レッドブル・ザルツブルクの投稿がファンの間で話題となっている。 5日、カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16の2試合が行われた。 アジア勢の日本代表と韓国代表がそれぞれクロアチア代表、ブラジル代表と対戦した。 オーストラリア代表とともに、史上初となる3カ国がアジアからベスト16に残っていたが、日本はクロアチアにPK戦の末に敗戦。韓国は前半に4失点を喫し、ブラジルに完敗して敗退となった。 ラウンド16でアジア勢が全滅してしまったが、ザルツブルクの日本語公式ツイッターが1枚の写真をアップして話題だ。 その写真は3人の選手が抱き合っているもの。背中を見せているのは、18番のユニフォームを着た南野拓実と9番のユニフォームを着たファン・ヒチャンだ。 共に5日の試合に出場し、悔しい敗退を味わった中、「私達の誇り」として写真を投稿。2人と抱き合うのはハンガリー代表MFドミニク・ショボスライだ。 3人は2019-20シーズンはザルツブルクでチームメイトに。その後、南野はリバプール、フアン・ヒチャンはRBライプツィヒ、ショボスライも後にライプツィヒに移籍し、現在は誰も在籍はしていない。 この投稿には「泣ける」、「1番グッときた」、「ザルツブルクありがとう」とコメントが寄せられている。 アジア勢として、世界に一歩近づいた反面、まだまだ差があることも痛感させられた大会。4年後はどのような結果を残してくれるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ザルツブルクが日韓のクラブOBを称える「泣ける」1枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/hizxc98OC4">pic.twitter.com/hizxc98OC4</a></p>— FC Red Bull Salzburg JP (@FCRBS_jp) <a href="https://twitter.com/FCRBS_jp/status/1599893883218976768?ref_src=twsrc%5Etfw">December 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.06 22:15 Tue3
プレシーズン中の韓国代表FWへの差別発言で10試合出場停止処分が決定…FIFAが介入し決着
プレシーズンマッチでの人種差別発言により、10試合の出場停止処分が課されることとなってしまった。 処分を受けるのはチェゼーナのDFマルコ・クルト。今シーズンはコモからのレンタル移籍で加入しており、ここまでセリエBで7試合に出場し1ゴール1アシストを記録している。 事件は今年7月、スペインのマルベーリャで行われた試合で発生。コモとウォルバーハンプトンの対戦となった中、後半に韓国代表FWファン・ヒチャンがクルトに人種差別的な発言を受けていた。 コモは聞き間違えであると主張していたが、ウォルバーハンプトン、ファン・ヒチャンはこれを訴えることに。当初は欧州サッカー連盟(UEFA)に異議申し立てをしていたが、試合がテストマッチでありUEFAの管轄外であるとされていた。 しかし、韓国代表選手であるため、大韓サッカー協会(KFA)が動き出すことに。国際サッカー連盟(FIFA)に対して意見書を出していた中、10試合の出場停止処分が決定した。 イギリス『BBC』によると、FIFAのスポークスマンが処分について認め、「マルコ・クルトは差別的行為の責任があると判断され、10試合の出場停止処分を受けた」とコメント。「この試合の半分は2年間の保護観察期間で停止され、選手は社会奉仕活動を行い、FIFAが承認した組織でトレーニングと教育を受けるよう命じられる」とし、5試合の出場停止が確定し、残りの5試合は執行猶予が2年間つくものだとした。 今回の処分が決定したことを受け、ウォルバーハンプトンのマット・ワイルド氏は感謝を述べている。 「選手に科された出場停止処分は、サッカー界や社会において人種差別や差別的行為は容認されないという明確なメッセージだ」 「この結果は、真剣な行動が意味のある結果をもたらすようにするというFIFAの取り組みを強調するものだ。ウルブスはいかなる形態の人種差別や差別にも常に断固として反対し、誰もが尊重され受け入れられていると感じられる環境を作ることに全力で取り組んでいく」 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> 2024.10.08 10:55 Tue4
ブライトンが韓国の18歳新星の獲得に動く? アストン・ビラも獲得レースに参戦中
ブライトン&ホーヴ・アルビオンが韓国の新星アタッカーの獲得レースをリードしているようだ。イギリス『デイリー・ミラー』が報じている。 現在、プレミアリーグではA代表で主力を担うFWソン・フンミン、FWファン・ヒチャンがそれぞれトッテナム、ウォルバーハンプトンで活躍し、今冬の移籍市場では次代のエース候補であるFWヤン・ミンヒョクがトッテナムに正式加入。 そんななか、新たにプレミア行きが取り沙汰されるのが、Kリーグ1の大田ハナシチズンに所属するU-20韓国代表FWユン・ドヨン(18)だ。 同クラブの下部組織出身のユン・ドヨンは左利きのドリブラーで、昨年5月に17歳でファーストチームデビュー。デビューシーズンは公式戦20試合に出場し、1ゴール3アシストの数字を残した。 また、U-16チームから韓国の世代別代表で主力を担い、2023年にはFIFA U-17ワールドカップにも主力として出場している。前述の先輩に比べてフィジカル面の力強さはないものの、右ウイングを主戦場に緩急自在のドリブルと高精度の左足はパリ・サンジェルマンの同胞MFイ・ガンインを彷彿とさせる。 報道によれば、ブライトンはその18歳の獲得レースのポールポジションにいるという。ただ、先日に同選手の代理人はアストン・ビラの練習施設を訪問し、移籍に向けた話し合いを行っていたという。 2025.01.25 22:30 Sat5
2戦連続ホームで逃げ切り失敗の韓国が首位攻防戦でドロー…【2026W杯アジア最終予選】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループB第8節の韓国代表vsヨルダン代表が25日に行われ、1-1のドローに終わった。 前節、ホームでオマーン代表と1-1のドローに終わったグループ首位の韓国(勝ち点15)は、2位のヨルダン(勝ち点12)との首位攻防戦に臨んだ。ホン・ミョンボ監督は今回の大一番でソン・フンミンを1トップに配した[4-2-3-1]を採用。2列目は右からイ・ドンギョン、イ・ジェソン、ファン・ヒチャンという並びとなった。 立ち上がりから押し込んだ韓国が見事にファーストチャンスを活かす。5分、左CKの場面でキッカーのソン・フンミンが右足インスウィングのボールをゴール前に供給すると、うまくマークを外してゴール前にフリーで飛び込んだイ・ジェソンが左足ボレーシュートで流し込んだ。 幸先よく先制に成功した韓国はカウンターから背後へ抜け出したソン・フンミンの決定機やセットプレーから幾度かチャンスを作るが、最後のところで仕留め切れない。 前半半ばを過ぎてカウンターを軸にヨルダンが押し返し始めると、チャンスを逃さないしたたかなアウェイチームがゴールをこじ開ける。30分、相手陣内右サイドでボールを受けたアル・ターマリがカットインから左足シュートを枠に飛ばす。これはGKチョ・ヒョヌに好守で阻まれたが、こぼれ球をボックス左で収めたアル・マルディがすかさず反転シュート。相手DFの背中に当たって大きくコースが変わったボールがGKの反応の逆を突く形で右隅へ決まった。 不運な形で追いつかれた韓国は前半終盤にかけて攻勢を強めていく。37分にはボックス左に抜け出したファン・ヒチャンにビッグチャンスも、ここはうまく間合いを潰してコースを消したGKの好守に遭う。さらに、セットプレーの流れからファン・インボムにもシュートチャンスが訪れたが、今度は枠に飛ばすことができなかった。 1-1のイーブンで折り返した後半。韓国はイ・ドンギョンに代えてヤン・ミンヒョクをハーフタイム明けに投入。後半もボールを保持する状況は変わらずも、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。 最低限のイーブンを維持しつつ後半半ばを過ぎると、ヤン・ヒョンジュン、FC町田ゼルビアのオ・セフンと前線の組み合わせを変えて攻撃の活性化を図る。82分にはゴール前でヤン・ヒョンジュンがクロスに競った際にDFアル・アラブの手にボールが当たるが、オンフィールド・レビューの末にお咎めなしの判定となった。 結局、最後まで睨み合いが続いた首位攻防戦はこのまま1-1のドローで決着。ホームで2試合連続ドローとなった韓国は辛くも首位をキープ。ただ、3位のイラク代表の結果次第では残り2試合でより痺れる戦いを強いられることになる。 韓国代表 1-1 ヨルダン代表 【韓国】 イ・ジェソン(前5) 【ヨルダン】 マフムード・アル・マルディ(前30) 2025.03.25 22:07 Tueウォルバーハンプトンの人気記事ランキング
1
アダマ・トラオレの6年間の肉体改造が凄い! バルサ時代とはほぼ別人
現在、プレミアリーグを席巻しているウォルバーハンプトンのスペイン代表FWアダマ・トラオレの肉体の変化が大きな話題になっている。イギリス『サン』が伝えている。 マリ人の両親の下、バルセロナで生まれ育ったトラオレはラ・マシアでのプレーを経て2013年にバルセロナでトップチームデビュー。その後、アストン・ビラ、ミドルズブラを経て2018年からウルブスに在籍している。 バルセロナ時代から爆発的なスピードとドリブルテクニックに長けたサイドアタッカーとして高い評価を得ていたトラオレだが、ここまでのキャリアを通じて判断力、シュート、クロス精度と肝心のアタッキングサードでのプレーが“残念”な選手として一流プレーヤーとの扱いは受けてこなかった。 しかし、今シーズンはここまで19試合4ゴール4アシストと上々の数字を残している。とりわけマンチェスター・シティ相手のシーズンダブルに大きく貢献するなど、ビッグマッチの強さが際立っている。 そのトラオレに関して、そのプレー面と共に大きな話題を集めているのが、筋骨隆々な身体だ。 バルセロナ時代を知るラ・リーガのファンであれば、同選手に対して痩身な印象を持っていると思われるが、現在のトラオレはラグビーのバックス陣のような体躯をしており、年々派手になる髪型も相まって一見して同一人物には見えなくなっている。 そして、バルセロナ監督時代に当時カンテラーノだったトラオレの可愛い姿を見ていたであろう、現マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、「彼はまるでモーターバイクだね。あのスピードは異次元だ」と、大きく変貌した同選手のスピードとパワーに舌を巻いていた。 2019.12.30 18:00 Mon2
「長年間違っていた」「永遠にそうは呼べない」菅原由勢も登場、プレミアの選手&監督18名が名前の発音をレクチャー! 海外でも衝撃の発音が発覚し話題に
2024-25シーズンが開幕したプレミアリーグ。外国籍の選手たちの名前の発音を集めた動画が話題を呼んでいる。 前人未到の5連覇を目指すマンチェスター・シティの牙城をどのクラブが崩すのかが注目されるプレミアリーグ。2年連続2位のアーセナルや、新体制に変わったリバプール、復権を誓うマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーなどが鎬を削っていく。 日本人選手もアーセナルのDF冨安健洋、リバプールのMF遠藤航、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのMF三笘薫、クリスタル・パレスのMF鎌田大地、そしてサウサンプトンのMF菅原由勢と5人がプレーすることとなる。 そんな中、プレミアリーグを放送する『TNT Sports』が1本の動画をアップ。選手や監督がが自身の名前の発音を示している動画だ。登場したのは以下の18名だ。 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド) ショーン・ダイチ監督(エバートン) トマシュ・ソウチェク(ウェストハム) ジョシュア・ザークツィー(マンチェスター・ユナイテッド) トシン・アダラバイヨ(チェルシー) アルネ・スロット監督(リバプール) バウト・ファエス(レスター・シティ) リッカルド・カラフィオーリ(アーセナル) ヴラディミール・ツォウファル(ウェストハム) イリマン・エンディアイエ(エバートン) ニクラス・フュルクルク(ウェストハム) ベン・ブレレトン・ディアス(サウサンプトン) マルク・ギウ(チェルシー) ヌーノ・エスピリト・サント監督(ウォルバーハンプトン) 菅原由勢(サウサンプトン) ティム・イローグブナム(エバートン) ステフィー・マヴィディディ(レスター・シティ) 発音が難しいと思われる選手たちも登場。海外のファンたちも発音に驚く人が続出している。 まずはハーランド。違和感がなく感じられるが、ノルウェー人のファンからすると「エルリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)」という発音に関して「3つともそんな発音はしない」とのこと。 続いてブルーノ・フェルナンデス。本人は「ブルーノ・フェルナンジ」と発音。「Bruno Fernandes」という綴りだが、ブラジル系のポルトガル語だと「フェルナンジス」ということもあるようで、そちらに近いのかもしれないが、違和感を覚える人が多く、「永遠にそう呼ぶのは不可能だ」と理解はされにくいようだ。 ショーン・ダイチ監督は「Sean Dyche」という綴り。「ダイシ」「ダイシュ」と思っていた人も多いようで、「間違えて発音していたのがショーン・ダイチだとは思わなかった」、「その発音は無理だ」、「長年間違っていたことが分かったのは良かった」と驚きの声が上がっている。 その他は、想定できる発音だったが、難しいのはティム・イローグブナム。「Tim Iroegbunam」という綴りだが、本人の発音を聞く限り「ティム・イロビューナム」と書くのが正しいように聞こえる。 外国籍選手の発音は多くの選手で話題となり、キリアン・ムバッペやジョシュア・キミッヒなど例を挙げるとキリがない状況。ただ、選手がこだわっていることも多く、キミッヒは「ヨシュア」は絶対にないと発言し、「ヨズア」が正しく、「ジョシュア」ならOKだと語るほど。正しい発音を知っていくことも楽しみの1つとなりそうだ。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> <span class="paragraph-title">【動画】本人の声にも注目! 選手や監督が名前の発音をレクチャー! 海外でも驚きの発音が…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://t.co/mMYWq5usvL">pic.twitter.com/mMYWq5usvL</a></p>— Football on TNT Sports (@footballontnt) <a href="https://twitter.com/footballontnt/status/1826216338165027286?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> 2024.08.22 23:45 Thu3
アル・ヒラル電撃移籍のネヴェスが決断の背景明かす…「僕にとって最高のトロフィーは…」
サウジアラビアのアル・ヒラルに電撃移籍したポルトガル代表MFルベン・ネヴェス(26)が、今回の移籍の経緯を語った。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 2017年夏にポルトから加入して以降、ウォルバーハンプトンで通算253試合に出場するなど、ウルブスの象徴として君臨してきたネヴェス。 移籍費市場が開くたびにステップアップの可能性が取り沙汰された26歳MFに関しては、今夏の移籍市場でもバルセロナやリバプール、マンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリーらビッグクラブ行きの可能性が報じられていた。 しかし、ポルトから当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のウルブスに加入したことで、フットボール界を騒がせたネヴェスは、4700万ポンド(約85億円)というウルブス史上最高額でのサウジアラビア移籍という再びのサプライズを起こした。 ネームバリューではFWカリム・ベンゼマやMFエンゴロ・カンテらに及ばぬものの、欧州のビッグクラブでの成功の可能性を蹴って、中東行きを選択したネヴェスの移籍は、ある意味で最もインパクトを残した。 その渦中のアル・ヒラルMFは、直近のインタビューで移籍の経緯を説明。愛する家族に何の不自由もない生活を送らせるため、破格のサラリーを考慮しての決断だったことを素直に認めている。 「今回のオファーを受け入れることに迷いがなかった最大の理由は、自分がいつも夢見ていたような生活を家族に与えることだった」 「僕には3人の子供と妻がいる。彼らの世話をすることが、僕にとって最高のトロフィーだ」 さらに、移籍決断の一端には金銭面の大きな魅力だけでなく、アル・ヒラルをアジア最高のクラブにするという、プロジェクトの魅力もあったと付け加えている。 「アル・ヒラルをアジア最高のクラブにするというプロジェクトがある。自分の移籍に関するニュースが流れ始めてから、僕のソーシャルメディアは大騒ぎになったよ。アル・ヒラルのファンの多さと、彼らがフットボールに対してどれだけ情熱を持っているかを見るのは信じられないほどだった。だから、それは僕と家族にとって良い決断だったと確信しているよ」 2023.07.17 21:00 Mon4
今季のプレミアはVARで13件のミス…昨年より改善も重大な影響を及ぼすことも理解「過小評価している人は誰もいない」
何かと判定が話題となるプレミアリーグ。今シーズンはすでにVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のミスが13件もあるようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 重大な判定の見逃しや、誤ったジャッジに対して介入されるVAR。その運用方法を巡っては導入初期から様々な意見が噴出し、プレミアリーグでは多くの問題ジャッジも生まれていた。 そんな中、2024-25シーズンも半分が過ぎた中で、プレミアリーグの幹部がシーズンを振り返り、23節までのキーマッチインシデント(KMI)に対し、VARの介入ミスが4件、介入漏れが9件あったとのことだ。 リーグ戦合計239試合で70回のVAR介入があったとのこと。3試合に1回のペースで介入されている。KMIの精度は96.4%で、昨シーズンの同時期の95.7%よりは改善されているとのこと。昨シーズンは20件あったが、今シーズンは13件となっている。 ただ、フットボール最高責任者のトニー・スコールズ氏は、改善が見られる中でも、問題は変わらないとした。 「たった1つのミスの重要性と影響を過小評価している人は誰もいない」 「たった1つのミスがクラブに損害を与える可能性があることは分かっている。勝ち点と結果がマネージャーの地位を奪い、場合によっては選手の地位も失う可能性がある」 間違った退場の判定や、間違ったオフサイドの判定でのゴールの有無など、1つのミスが試合結果に大きく影響することは少なくなく、チームの順位などに与える影響も少なくない。 今シーズン途中にマンチェスター・ユナイテッドの監督を解任されたエリク・テン・ハグ氏も影響があったと言えなくはない。最終的に最後の指揮となったウェストハム戦でのPKの判定は4つのミスのうちの1つ。試合に敗れ、テン・ハグ監督は解任されることとなった。 また、審判員もミスによって被害者になることもある。1月25日に行われたウォルバーハンプトンvsアーセナルの試合で、マイケル・オリバー主審はアーセナルのマイルズ・ルイス=スケリーを一発退場処分に。VARはこのシーンに介入することがなかったが、「最悪の判定」と大きな批判を受け、試合後にオリバー主審は誹謗中傷と脅迫の被害に遭った。 納得のいかないアーセナルはこの判定を控訴。結果、ルイス=スケリーの退場は間違いだったと認められ、出場停止処分が取り消しに。脅迫や誹謗中傷はもっての外だが、VARを正しく運用をしないことで、審判員仲間の首を絞めることにもなっている状況だ。 <span class="paragraph-title">【動画】物議を醸したアーセナルの一発退場劇…脅迫につながるも結局は誤審</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PEGeet_BPQg";var video_start = 68;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.05 23:50 Wed5
