アーセナル、守備陣刷新へ! 主将DF含む数選手放出でU-20フランス代表DFら獲得か
2019.06.05 13:53 Wed
アーセナルが来シーズンに向けて最終ラインの大幅な刷新に動いているようだ。海外版『goal.com』が伝えている。
ウナイ・エメリ新監督の下で臨んだ今シーズン、ヨーロッパリーグ(EL)では最終的にチェルシーに敗れたものの、準優勝という結果を残した新生アーセナル。その一方で、プレミアリーグではシーズン終盤の取りこぼしが響き、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位フィニッシュと期待外れの結果に終わった。
来シーズンのCL出場権を手にできなかったことで、今夏は選手の売却費用を除き4000万ポンド(約55億円)と言われる乏しい補強費と、緊縮財政を強いられる見込みだ。
その中でエメリ監督はシーズンを通して課題に挙げられていた最終ラインの刷新に動くようだ。
『goal.com』が伝えるところによれば、すでにSNSを通じて今季限りでの退団を明言したスイス代表DFシュテファン・リヒトシュタイナーに続き、キャプテンの元フランス代表DFローラン・コシエルニー、元スペイン代表DFナチョ・モンレアル、ドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィの3選手が放出される見込みだという。
なお、先日にインテル行きの可能性が伝えられたコシエルニーに関してはフェネルバフチェやレバークーゼン、母国フランスのクラブが関心を示している模様だ。
とりわけ、フェネルバフチェはアゼルバイジャンのバクーで行われたEL決勝にリバプールやトッテナムでも働いていたフットボール・ディレクターのダミアン・コモリ氏が交渉のために訪れていたようだ。
一方、補強に関しては当初、バルセロナのフランス代表DFサミュエル・ユムティティやローマのギリシャ代表DFコスタス・マノラスの獲得を目指していたが、前述の経済的な問題によって獲得の可能性は潰えたようだ。さらに、以前から関心を示していたクリスタル・パレスのU-21イングランド代表DFアーロン・ワン=ビサカに関しても同様に手が届かない。
現時点で獲得のチャンスがありそうなのは、マンチェスター・ユナイテッドも関心を示すパリ・サンジェルマン(PSG)のベルギー代表DFトマ・ムニエと、サンテチェンヌのU-20フランス代表DFウィリアム・サリバ(18)の2選手だ。
とりわけ、今シーズンのリーグ・アンで16試合に出場し、今年4月に2023年までの新契約を結んだばかりの新進気鋭のセンターバックであるサリバに関しては、ロリアンから昨夏獲得してブレイクを果たしたU-21フランス代表MFマッテオ・グエンドウジに次ぐブレイク候補として強い関心を示しているようだ。
ウナイ・エメリ新監督の下で臨んだ今シーズン、ヨーロッパリーグ(EL)では最終的にチェルシーに敗れたものの、準優勝という結果を残した新生アーセナル。その一方で、プレミアリーグではシーズン終盤の取りこぼしが響き、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位フィニッシュと期待外れの結果に終わった。
来シーズンのCL出場権を手にできなかったことで、今夏は選手の売却費用を除き4000万ポンド(約55億円)と言われる乏しい補強費と、緊縮財政を強いられる見込みだ。
『goal.com』が伝えるところによれば、すでにSNSを通じて今季限りでの退団を明言したスイス代表DFシュテファン・リヒトシュタイナーに続き、キャプテンの元フランス代表DFローラン・コシエルニー、元スペイン代表DFナチョ・モンレアル、ドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィの3選手が放出される見込みだという。
また、レンタル先のフルアムで好パフォーマンスを見せたイングランド代表DFカラム・チャンバースに関しても放出候補に挙がっているという。
なお、先日にインテル行きの可能性が伝えられたコシエルニーに関してはフェネルバフチェやレバークーゼン、母国フランスのクラブが関心を示している模様だ。
とりわけ、フェネルバフチェはアゼルバイジャンのバクーで行われたEL決勝にリバプールやトッテナムでも働いていたフットボール・ディレクターのダミアン・コモリ氏が交渉のために訪れていたようだ。
一方、補強に関しては当初、バルセロナのフランス代表DFサミュエル・ユムティティやローマのギリシャ代表DFコスタス・マノラスの獲得を目指していたが、前述の経済的な問題によって獲得の可能性は潰えたようだ。さらに、以前から関心を示していたクリスタル・パレスのU-21イングランド代表DFアーロン・ワン=ビサカに関しても同様に手が届かない。
現時点で獲得のチャンスがありそうなのは、マンチェスター・ユナイテッドも関心を示すパリ・サンジェルマン(PSG)のベルギー代表DFトマ・ムニエと、サンテチェンヌのU-20フランス代表DFウィリアム・サリバ(18)の2選手だ。
とりわけ、今シーズンのリーグ・アンで16試合に出場し、今年4月に2023年までの新契約を結んだばかりの新進気鋭のセンターバックであるサリバに関しては、ロリアンから昨夏獲得してブレイクを果たしたU-21フランス代表MFマッテオ・グエンドウジに次ぐブレイク候補として強い関心を示しているようだ。
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アーセナルのブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスのスポルティングCP戦でのゴールセレブレーションが話題を集めている。 アーセナルは26日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節でスポルティングと対戦し、1-5で快勝した。 ガブリエウは同試合の前半終了間際にMFデクラン・ライスの正確な左CKをドンピシャのヘディングで合わせ、チーム3点目を決めた。 そして、ゴールセレブレーションの際には対戦相手のエースであるスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュのゴールセレブレーションとして知られる、顔の前で両手の指を組むセレブレーションを行った。 ギョケレシュに関してはアーセナルも移籍先の候補に挙がっており、意味深なジェスチャーに対して考察が行われたが、イギリス『メトロ』によれば、今回の行動は2022-23シーズンのヨーロッパリーグ対戦時のチーム同士の因縁が影響したようだ。 当時、ELラウンド16で対戦した両者はPK戦までもつれ込んだ激戦の末にスポルティングがベスト8進出を果たしていた。そして、その対戦時にはポルトガル代表MFペドロ・ゴンサウヴェスが試合後に、スイス代表MFグラニト・ジャカ(現レバークーゼン)のゴールセレブレーションを真似てからかっていたという。 その屈辱を覚えていたガブリエウはその仕返しとしてギョケレシュのゴールセレブレーションを真似て、スポルティング陣営を挑発していたようだ。 なお、その前回対戦時にはスポルティングに在籍していなかったものの、とばっちりを受ける格好となったギョケレシュは試合後にスウェーデン『Viaplay Fotboll』で「ガブリエウのセレブレーション? 自分でセレブレーションを作れないなら、盗んでもいいよ。彼がそんなことをするとは知らなかったけど、彼が自分のセレブレーションを気に入っているのは面白いね」と、皮肉で返している。 2024.11.27 12:30 Wed4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.9 “フェイマス・バックフォー”クラブ史上2度目のダブル/アーセナル[1997-98]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.9</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1997-98シーズン/アーセナル 〜フェイマス・バックフォー〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1997-98arsenal.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アーセン・ヴェンゲル(48) 獲得タイトル:プレミアリーグ、FAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">クラブ史上2度目のダブル</div> 1997-98シーズンは、アーセン・ヴェンゲル監督が初めてシーズンを通してチームを指揮したシーズンだった。1996-97シーズンの途中にアーセナルの指揮官に就任したヴェンゲル監督は、新たなトレーニングメソッドや選手たちのプライベートに関する制限、外国人選手の積極的な招へいなど、クラブに多くの変化をもたらした。 プレミアリーグでは、開幕から第12節まで負けなしで首位に立った。しかし、11月に行われた4試合のうち3試合で敗れるなど、中盤に失速する。それでも、年明け以降に再び調子を取り戻すと、第33節から5連勝を達成するなどし、首位を奪還。最終的には、マンチェスター・ユナイテッドを1ポイント差で退け、7シーズンぶりにリーグタイトルを戴冠した。 さらに、このシーズンのアーセナルはFAカップでも躍進。準々決勝と準決勝で、それぞれウェストハムとウォルバーハンプトンを下して決勝に進出する。決勝では、ニューカッスルを相手にオーフェルマルスとアネルカのゴールで勝利。1970-71シーズン以来、クラブ史上2度目となるダブルを達成した。そして、英国4協会以外の出身者で初めてプレミアリーグを制した指揮官となったヴェンゲル監督は、年間最優秀監督賞を受賞した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">フェイマス・バックフォー</div> 今でこそ攻撃的なフットボールで知られるアーセナルだが、1990年代以前は非常に守備的なスタイルで、「1-0の退屈なチーム」などと嘲笑されることも多かった。それでも、ヴェンゲル監督の就任以降は、徐々にスペクタクルなチームへと変貌。1997-98シーズンのチームの強みは未だ守備にあったが、攻撃でも見どころ十分だった。 GKには、イングランド代表の守護神でもあるシーマンが君臨。“フェイマス・バックフォー”と呼ばれた名高い最終ラインでは、ディフェンスリーダーのアダムスを中心に、ウィンターバーン、ディクソンという守備的ながらも安定感抜群の両サイドバックが不動のレギュラーを務める。アダムスの相棒には、現在のアーセナルコーチであるボールド、そしてキーオンと、フィジカルコンタクトに優れる両名が名を連ねた。 セントラルMFは、強靭なフィジカルとフットボールセンスを併せ持つヴィエラと、左利きのプレーメーカーであるプティのコンビが磐石。攻撃的にシフトする際には、テクニシャンのプラットも控えていた。そして、右サイドにはバランスの優れる万能型MFパーラー。左サイドのオーフェルマルスは当時、世界有数のウインガーとして名を馳せ、右足で持ち出す縦突破は、分かっていても止められないレベルにあった。 最前線にも魅力的な選手たちが在籍していた。ベルカンプはゴールだけでなくアシストでも貢献した。当時のアーセナルのスターだったイアン・ライトは現代で言うバロテッリのような“愛すべき悪童”的存在。1991年からアーセナルのために多くのゴールを挙げ続けたイングランド人FWも当時34歳とキャリア終盤だったが、驚異的なダッシュ力と豪快なシュートは健在で、多くのゴールを陥れた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデニス・ベルカンプ(28)</span> 内に秘める闘争心と氷のような冷静さを併せ持つオランダの天才ストライカーは、卓越したボールテクニックと決定力を遺憾なく発揮。公式戦40試合に出場して22ゴールを記録しただけでなく、ゲームメークやアシストでも多大な貢献を果たした。その結果、選手が選ぶPFA年間最優秀選手賞と、記者が投票で選出するFWA年間最優秀選手賞をダブルで受賞する快挙を達成している。 2019.04.07 22:00 Sun5
