【先週末の海外日本人結果】堂安律が今季1号! 武藤嘉紀はニューカッスルデビュー

2018.08.13 11:15 Mon
Getty Images
▽海外により厳しい環境を求め、日々凌ぎを削る日本人選手。先週末における海外日本人選手の成績を紹介する。
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▽フローニンヘン在籍2年目のMF堂安律は、12日に行われたエールディビジ開幕節のフィテッセ戦にフル出場。38分に右サイドからのクロスに相手DFと交錯しながら足で合わせ、シーズン初得点をマークした。▽また、今夏にマインツからニューカッスルに移籍したFW武藤嘉紀は、11日に行われたプレミアリーグ開幕節のトッテナム戦でベンチスタート。80分からピッチに立ち、新天地デビューを果たしている。そのほかの海外日本人結果は以下のとおり。
◆プレミアリーグ
[レスター・シティ]岡崎慎司
A 1-2 マンチェスター・ユナイテッド ●
ベンチ入りせず⇒詳細ニュース

[ニューカッスル]武藤嘉紀
H 1-2 トッテナム ●
80分からプレー⇒詳細ニュース
[サウサンプトン]吉田麻也
H 0-0 バーンリー △
ベンチ入りせず

◆リーグ・アン
[マルセイユ]酒井宏樹
H 4-0 トゥールーズ 〇
フル出場⇒詳細ニュース

◆エールディビジ
[ヘーレンフェーン]小林祐希
A 3-2 ズウォレ 〇
フル出場

[フローニンヘン]堂安律
A 1-5 フィテッセ ●
フル出場、38分に今季初ゴールを記録⇒詳細ニュース

◆トルコリーグ
[ガラタサライ]長友佑都
A 3-1 アンカラギュジュ 〇
フル出場

◆ベルギーリーグ
[アンデレヒト]森岡亮太
A 2-1 シャルルロア 〇
ベンチ入りも出場せず

[ヘント]久保裕也
H 4-1 ワースランド・ベフェレン 〇
ベンチ入りも出場せず

[シント=トロイデン]遠藤航
H 1-1 ロケレン △
フル出場⇒詳細ニュース

[シント=トロイデン]冨安健洋
H 1-1 ロケレン △
フル出場⇒詳細ニュース

[シント=トロイデン]関根貴大
H 1-1 ロケレン △
ベンチ入りも出場せず⇒詳細ニュース

[セルクル・ブルージュ]植田直通
A 0-0 スタンダール・リエージュ △
フル出場

[オイペン]豊川雄太
A 0-4 ズルテ・ワレヘム ●
フル出場

◆オーストリアリーグ
[ザルツブルク]南野拓実
H 2-0 オーストリア・ウィーン 〇
フル出場

[オーストリア・ウィーン]奥川雅也
A 0-2 ザルツブルク ●
ベンチ入りせず

[ヴァッカー・インスブルック]財前淳
A 2-1 ラインドルフ・アルタッハ 〇
ベンチ入りせず

◆ポルトガルリーグ
[ポルティモネンセ]中島翔哉
H - ボアヴィスタ
※月曜開催

◆DFBスーパーカップ
[フランクフルト]長谷部誠
N 0-5 バイエルン ●
フル出場⇒詳細ニュース

[フランクフルト]鎌田大地
N 0-5 バイエルン ●
ベンチ入りせず⇒詳細ニュース

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インドネシア対日本、終わってみれば完勝も鋭かったインドネシアのカウンター/六川亨の日本サッカー見聞録

26年北中米W杯のアジア3次予選グループCの第5節、日本はアウェイのインドネシアに4-0と完勝して勝点を13に伸ばし、2位のオーストラリア以下勝点6で並ぶ3チームとの差を着実に広げた。 日本のこれまでの失点はオーストラリア戦における谷口彰悟のOGのみ。とはいえこれまでで最もヒヤリとしたのがインドネシア戦だった。オランダからの帰化選手がスタメンに9人のインドネシアは、守備時こそ最終ラインに5人を並べる守備的な布陣を採用したものの、マイボールになると果敢にカウンターを仕掛けてきた。 前半9分には自陣からのロングボールにラグナル・オラトマンゴエンが右サイドを抜け出すとCB板倉滉を振り切り突進。GKと1対1という決定機を迎えた。オラトマンゴエンはGK鈴木彩艶と正対したが、そのままシュートは打たず、シュートコースを作るため左にボールを持ち出す。この動きでシュートを打つタイミングを予測できた鈴木彩艶は躊躇わずに飛び出してシュートをブロック。この試合で最初に許した決定機を未然に防いだ鈴木彩艶のスーパーセーブだった。 さらに14分には右サイドを攻め上がったウイングバックのケビン・ダイクスのクロスにラファエル・ストライクが飛び込んだものの、僅かにタイミングが合わず日本は救われた。 谷口の負傷によりCBのセンターには板倉が入り、右サイドに橋岡大樹を起用したが、不慣れな布陣というより、左サイドを攻め上がりビルドアップに参加する町田浩樹の背後をディクスと右MFヤコブ・サユリで狙う、シン・テヨン監督のプラン通りの攻撃パターンと言っていいだろう。 10月15日の中国戦に敗れて最下位に転落したものの、それまでオーストラリア、サウジアラビア、バーレーンと引き分けたのがフロックではないことを実感させるインドネシアのカウンターだった。 立ち上がりの2度のピンチを乗り切った日本だったが、その後もなかなか攻撃のリズムをつかめない。三笘薫が得意のドリブル突破を仕掛けても、バーレーンや中国のように2~3人がかりのマークで対応するのではなく、1対1でストップできる(時には反則も交えたが)フィジカルの強さがインドネシアにはあった。 日本がシュートらしいシュートを放ったのは23分のこと。三笘が中央に入ってスペースを作ると飛び出した鎌田大地が左足シュート。24分には堂安律がリフティングから右足ボレーを見舞ったものの、いずれもGKマールテン・パエスの守備範囲内だった。 こうした膠着状態を破ったのが左MFに起用された鎌田だった。35分に守田英正のパスを受けて左サイドに侵入するとグラウンダーのクロス。1トップに入った小川航基はシュートの前にブロックされたが、これがOGにつながり日本が先制する。さらに40分、鎌田の絶妙なスルーパスに三笘が左サイドを突破。彼のクロスを後ろから走り込んだ南野拓実がワンタッチで合わせて追加点を奪った。 日本は後半も相手GKのキックミスから守田と、交代出場の菅原由勢のゴールで終わってみれば4-0の完勝。得失点差も+18と独走態勢に入っている。アーセナルとバイエルン・ミュンヘンという欧州5大リーグの超ビッグクラブに所属するCB2人を負傷で欠きながら、この安定感は群を抜いていると言っていい。 森保一監督の続投によるチームの継続性と完成度の高さと言ってしまえばそれまでだが、最終予選の組分けにも恵まれた印象が強い。オーストラリアとサウジアラビアにはかつての力強さとしたたかさがないためグループCは日本以外が混戦になっている。このためインドネシアにも3~4位で4次予選に進出するチャンスはまだ十分にあるだろう。 日本の次の相手は3連敗の最下位から2連勝でオーストラリア、サウジアラビアと勝点6で並んだ中国。日本より1日早く試合を終えているアドバンテージがあるものの、インドネシア同様、守備を固めてカウンターを狙ってくるだろう。そんな中国戦も、早い時間帯にゴールを奪えるかどうかがポイントになることは間違いない。 文・六川亨 <span class="paragraph-title">【動画】終わってみれば完勝!日本がインドネシアをアウェイで撃破</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="g_3itKG2Awg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.16 17:00 Sat
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