毎熊晟矢がEL初ゴール! ラツィオとアスレティックが勝ち点16で最上位に【ELリーグフェーズ第6節まとめ】
2024.12.13 07:26 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第6節が11日、12日に開催された。前節、開幕からの連勝がストップした首位のラツィオは、6位のアヤックスとのアウェイゲームに3-1で勝利。無敗継続で首位キープに成功した。
チャウナのゴールで前半を1点リードで折り返すも、後半立ち上がりにトラオレに強烈なシュートを叩き込まれて追いつかれる。だが、失点直後にデレ=バシルのぎりぎりゴールラインを割ったシュートで勝ち越すと、後半半ば過ぎには鮮やかなカウンターから絶好調のペドロ・ロドリゲスが鮮烈なミドルシュートを突き刺した。
11日にフェネルバフチェ戦を戦ったアスレティック・ビルバオはイニャキ・ウィリアムズの2ゴールの活躍によって2-0の快勝。得失点差でラツィオに及ばずも、勝ち点16で2位をキープしている。
その2チームと同勝ち点の3位だったフランクフルトは7位のリヨンとのアウェイゲームに臨んだが、打ち合いとなった一戦に2-3で敗戦。今大会初黒星で5位に転落した。
毎熊晟矢が所属するAZはルドゴレツとのアウェイゲームに臨み、2-2のドローに終わった。
前半から押し込む入りとなったAZは14分にミドルシュートのこぼれに詰めたファン・ボメルのゴールで先制に成功。さらに、19分にはボックス中央でポクの右からの折り返しに反応した毎熊が左足シュートをゴール左隅に流し込み、加入後初ゴールを挙げた。
2点リードで試合を折り返したが、60分にセットプレーから1点を返されると、直後の63分には再びFKから毎熊がマークしていたドゥアにヘディングシュートを叩き込まれて痛恨の連続失点。同点に追いつかれると、以降は劣勢の戦いを強いられたなか、毎熊も後半終盤の89分に途中交代。2試合連続ドローで19位に順位を落とした。
町田浩樹のサン=ジロワーズはニースとのホームゲームを2-1で勝利した。町田は先発フル出場した。
イバノビッチのゴールで前半半ばに先制したが、前半終了間際には町田の自陣でのボールロストをきっかけにゲサンに同点ゴールを奪われる。後半は拮抗した展開が続いたが、後半アディショナルタイムには再びイバノビッチがゴールを奪い、ホームで劇的な勝利を収め、順位を20位に浮上させた。
久保建英のレアル・ソシエダはホームでディナモ・キーウに3-0で快勝。チーム2点目をアシストした久保は57分にお役御免となった。これで公式戦5連勝のチームは12位に浮上した。
後藤啓介が遠征メンバー外となったアンデルレヒトは、アウェイでスラビア・プラハに2-1で勝利氏、4勝2分けで無敗のチームは3位に浮上している。
◆リーグフェーズ第6節 結果
▽12/11(水)
フェネルバフチェ 0-2 アスレティック・ビルバオ
▽12/12(木)
ローマ 3-0 ブラガ
ビクトリア・プルゼニ 1-2 マンチェスター・ユナイテッド
マルメ 2-2 ガラタサライ
オリンピアコス 0-0 トゥベンテ
PAOK 5-0 フェレンツヴァーロシュ
ルドゴレツ 2-2 AZ
サン=ジロワーズ 2-1 ニース
ホッフェンハイム 0-0 FCSB
アヤックス 1-3 ラツィオ
ポルト 2-0 ミッティラン
ボデ/グリムト 2-1 ベシクタシュ
エルフスボリ 1-0 カラバフ
マッカビ・テルアビブ 2-1 RFS
リヨン 3-2 フランクフルト
レンジャーズ 1-1 トッテナム
レアル・ソシエダ 3-0 ディナモ・キーウ
スラビア・プラハ 1-2 アンデルレヒト
チャウナのゴールで前半を1点リードで折り返すも、後半立ち上がりにトラオレに強烈なシュートを叩き込まれて追いつかれる。だが、失点直後にデレ=バシルのぎりぎりゴールラインを割ったシュートで勝ち越すと、後半半ば過ぎには鮮やかなカウンターから絶好調のペドロ・ロドリゲスが鮮烈なミドルシュートを突き刺した。
その2チームと同勝ち点の3位だったフランクフルトは7位のリヨンとのアウェイゲームに臨んだが、打ち合いとなった一戦に2-3で敗戦。今大会初黒星で5位に転落した。
その他のビッグクラブではマンチェスター・ユナイテッド、ローマがともに勝利を収めてユナイテッドは7位、ローマは14位に順位を上げている。一方、トッテナムはレンジャーズとの同勝ち点対決を1-1のドローで終え、トップ4圏外の9位を維持するにとどまった。
毎熊晟矢が所属するAZはルドゴレツとのアウェイゲームに臨み、2-2のドローに終わった。
前半から押し込む入りとなったAZは14分にミドルシュートのこぼれに詰めたファン・ボメルのゴールで先制に成功。さらに、19分にはボックス中央でポクの右からの折り返しに反応した毎熊が左足シュートをゴール左隅に流し込み、加入後初ゴールを挙げた。
2点リードで試合を折り返したが、60分にセットプレーから1点を返されると、直後の63分には再びFKから毎熊がマークしていたドゥアにヘディングシュートを叩き込まれて痛恨の連続失点。同点に追いつかれると、以降は劣勢の戦いを強いられたなか、毎熊も後半終盤の89分に途中交代。2試合連続ドローで19位に順位を落とした。
町田浩樹のサン=ジロワーズはニースとのホームゲームを2-1で勝利した。町田は先発フル出場した。
イバノビッチのゴールで前半半ばに先制したが、前半終了間際には町田の自陣でのボールロストをきっかけにゲサンに同点ゴールを奪われる。後半は拮抗した展開が続いたが、後半アディショナルタイムには再びイバノビッチがゴールを奪い、ホームで劇的な勝利を収め、順位を20位に浮上させた。
久保建英のレアル・ソシエダはホームでディナモ・キーウに3-0で快勝。チーム2点目をアシストした久保は57分にお役御免となった。これで公式戦5連勝のチームは12位に浮上した。
後藤啓介が遠征メンバー外となったアンデルレヒトは、アウェイでスラビア・プラハに2-1で勝利氏、4勝2分けで無敗のチームは3位に浮上している。
◆リーグフェーズ第6節 結果
▽12/11(水)
フェネルバフチェ 0-2 アスレティック・ビルバオ
▽12/12(木)
ローマ 3-0 ブラガ
ビクトリア・プルゼニ 1-2 マンチェスター・ユナイテッド
マルメ 2-2 ガラタサライ
オリンピアコス 0-0 トゥベンテ
PAOK 5-0 フェレンツヴァーロシュ
ルドゴレツ 2-2 AZ
サン=ジロワーズ 2-1 ニース
ホッフェンハイム 0-0 FCSB
アヤックス 1-3 ラツィオ
ポルト 2-0 ミッティラン
ボデ/グリムト 2-1 ベシクタシュ
エルフスボリ 1-0 カラバフ
マッカビ・テルアビブ 2-1 RFS
リヨン 3-2 フランクフルト
レンジャーズ 1-1 トッテナム
レアル・ソシエダ 3-0 ディナモ・キーウ
スラビア・プラハ 1-2 アンデルレヒト
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毎熊晟矢
ペドロ・ロドリゲス
イニャキ・ウィリアムズ
町田浩樹
久保建英
後藤啓介
AZ
ラツィオ
アスレティック・ビルバオ
フランクフルト
リヨン
マンチェスター・ユナイテッド
ローマ
トッテナム
レアル・ソシエダ
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「なんでそこにいるの!?」「これは上手すぎ」AZの毎熊晟矢が移籍後初ゴール! SBで出場もボックス中央で待ち構え左足ダイレクトシュート「エグいな」
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大卒1年目でベストイレブンの快挙。2025年は常勝軍団復活と日本代表入りを目指せ!/濃野公人(鹿島アントラーズ)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.54】
ヴィッセル神戸の2連覇で幕を閉じた2024年Jリーグ。2016年以来のJ1制覇を狙った鹿島アントラーズだったが、今季も昨季と同じ5位でフィニッシュ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に手が届かなかったうえ、YBCルヴァンカップと天皇杯もそれぞれ3回戦敗退・ベスト8と躍進はならなかった。 それでも、今季はエース・鈴木優磨が国内でのキャリアハイとなる15得点をマーク。知念慶がボランチで新境地を開拓するなど、前向きな要素も少なくなかった。 とりわけ、関西学院大学から加入した濃野公人の活躍は目覚ましいものがあった。大先輩・内田篤人(解説者)以来の右サイドバック(SB)開幕スタメンを飾ったルーキーは前半戦だけで5ゴールをマーク。鹿島の重要な得点源へと飛躍した。後半戦も4点を挙げ、シーズン通算9得点。まさに異例の実績を残し、ルーキーとして5人目のベストイレブン入りを達成したのである。 「このような素晴らしい賞をいただけると思っていなかったので、とても驚いています。小さい頃から憧れていたJリーグの舞台のこのような素晴らしい賞をいただけて、本当に嬉しいです」と12月10日のJリーグアウォーズの場で本人は素直に喜びを口にした。 残念だったのは、自身が2ゴールを叩き出した9月28日の湘南ベルマーレ戦で右ヒザ外側半月板損傷の大ケガを負ってしまったこと。ランコ・ポポヴィッチが解任された10月5日のアルビレックス新潟戦以降の7試合を棒に振る羽目になったのだ。 濃野不在の鹿島は右SBに三竿健斗をコンバートして何とか穴埋めしたが、それまでのような推進力は出せなかった。やはり濃野の存在がどれだけ大きいかを中後雅喜監督や羽田憲司コーチらも感じたはず。プロ2年目となる来季はフルシーズン稼働して、常勝軍団復活請負人になるべき。より存在感を発揮することが強く求められる。 「来シーズンは自分がチームを引っ張っていきたい。クラブはタイトルを欲していると思うので、そこに貢献できるように頑張りたい」と本人も語気を強めていた。 濃野の最大の魅力は数字にも表れている通り、圧倒的な攻撃力だ。熊本・大津高校時代はFWとしてチームをけん引。大学進学後も2年までは点取屋だった。それが突如としてサイドハーフにコンバートされ、3年の時に右SBで起用されることになった。本人はそのポジション変更をなかなか受け入れられなかったようだが、いったん覚悟を決めた後はグングン成長。プロ1年目で大きく才能を開花させる形になった。 「高校時代は生徒会活動も並行して行うなど、人間的にも非凡だった」と大津の山城朋大監督も太鼓判を押していた。何かと要求が厳しく、プレッシャーの多い鹿島というクラブにあっても、周りに流されたり、ブレたりすることなく、自分のやるべきことを冷静に受け止め、コツコツと努力できる芯の強さは先輩・内田に通じる。となれば、次は日本代表を目指すしかない。もちろん本人もそういう野心はあるはずだ。 ただ、今の日本代表は常連組の菅原由勢(サウサンプトン)、橋岡大樹(ルートン・タウン)らを筆頭に右SBの人材が豊富だ。同じパリ五輪世代の関根大輝(柏)も呼ばれたり呼ばれなかったりで、今年のアジアカップ(カタール)で活躍した毎熊晟矢(AZ)に至っては半年以上も招集外になっているほどだ。 それだけの選手層の中に割って入るのは容易ではないが、2025年にはE-1選手権(韓国)も予定されていて、抜擢のチャンスは必ずある。まずそこで爪痕を残し、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)に滑り込んだ相馬勇紀(町田)のルートを踏襲し、2026年北中米W杯を狙いたいところ。濃野なら自らの人生を力強く切り拓けるに違いない。 そのためにも、来季は課題とされる守備面のブラッシュアップを図りたい。もともとアタッカーだった選手であるがゆえに、1対1の対人守備やボール奪取、カバーリングといったところで少し物足りなさが見て取れるのも確か。そこが一定基準に達していないから、森保一監督も今年は代表に呼ばなかったのだろう。 まだ22歳という年齢も含め、彼には大きな伸びしろがある。そこは非常に楽しみな部分。鹿島は来季から川崎フロンターレで7冠を獲得したOB鬼木達監督が就任すると言われているが、そこで大化けすれば、世界の大舞台に近づくはずだ。 2025年は濃野にとって勝負の年。今季得た自信を確信に変えるべく、まずはしっかりとケガを完治させ、新シーズンの始動時から100%の力を発揮できるように、心身両面の状態を整えてほしいものである。 文・元川悦子 2024.12.12 12:45 Thu4
【ELリーグフェーズ第6節プレビュー】勝ち点3差の上位争い2カードに、久保ソシエダは公式戦5連勝狙う
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第6節が12月11、12日に開催される。強豪クラブや日本人選手所属クラブを中心に第6戦の展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ第6節 ▽12/11(水) フェネルバフチェ 0-2 アスレティック・ビルバオ ▽12/12(木) 《26:45》 ローマ vs ブラガ ビクトリア・プルゼニ vs マンチェスター・ユナイテッド マルメ vs ガラタサライ オリンピアコス vs トゥベンテ PAOK vs フェレンツヴァーロシュ ルドゴレツ vs AZ サン=ジロワーズ vs ニース ホッフェンハイム vs FCSB 《29:00》 アヤックス vs ラツィオ ポルト vs ミッティラン ボデ/グリムト vs ベシクタシュ エルフスボリ vs カラバフ マッカビ・テルアビブ vs RFS リヨン vs フランクフルト レンジャーズ vs トッテナム レアル・ソシエダ vs ディナモ・キーウ スラビア・プラハ vs アンデルレヒト ◆勝ち点3差の上位争い2カード <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241211_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラツィオが前節ドローに終わった結果、開幕からの全勝チームが消滅。第5節終了時点では4勝1分けの勝ち点13で並ぶラツィオ、アスレティック・ビルバオ、フランクフルトの3チームがリーグテーブルの最上位に名を連ねる。 その上位陣では首位のラツィオが6位のアヤックスと、3位のフランクフルトが7位のリヨンといずれも勝ち点3差の上位対決に臨む。 前節、ホームでルドゴレツ相手に0-0のドローに終わったラツィオは直後のリーグ戦でパルマ相手に1-3で敗戦。しかし、ナポリとのコッパ・イタリア、セリエAの連戦に連勝。きっちりバウンスバックを果たし、良い形で今回の一戦を迎えた。16日にインテルとの強豪対決を控えるなか、今回のアウェイゲームでは若干のターンオーバーが見込まれるが、難敵相手に勝ち切れるか。そのなかで先日のコッパでハットトリックを達成したFWノスリンの活躍に期待だ。 対するアヤックスは前節、レアル・ソシエダに初黒星を喫すると、直近のエールディビジではユトレヒトとドロー、AZに1-2の敗戦と2試合未勝利。調子はいまひとつだが、MFヘンダーソン、FWヴェグホルストらベテランを中心に質の高い選手は揃っているだけに、ホームで首位相手に勝ち点3をもぎ取りたい。 フランクフルトはEL3位に加え、ブンデスリーガでもバイエルンに次ぐ2位と開幕から好調を維持。前節はミッティラン相手にエースのマーモウシュのPKによるゴールで競り勝って無敗を継続。ただ、先週のDFBポカールではライプツィヒに0-3で完敗し、公式戦連勝が「7」でストップ。直近のアウグスブルク戦も2-2のドローに終わっており、ここが踏ん張りどころだ。今回のリヨン戦では直近2戦5失点の守備の改善が勝ち点3のポイントになる。 対するリヨンは前節のカラバフ戦の4-1の勝利から公式戦3試合連続3ゴール以上を挙げての3連勝と好調を維持。そのなかでFWラカゼット、FWミカウタゼにMFシェルキと攻撃陣が躍動しており、対戦相手とは異なり、こちらはその攻撃陣のパフォーマンスが勝利のカギを握る。 なお、その2チームに先駆けて11日にフェネルバフチェ戦を戦ったアスレティック・ビルバオはFWイニャキ・ウィリアムズの2ゴールの活躍によって2-0の快勝。勝ち点を「16」に積み上げて暫定首位に躍り出た。 その上位陣の後塵を拝する優勝候補では9位のトッテナムが8位のレンジャーズと、12位のマンチェスター・ユナイテッドが13位のビクトリア・プルゼニと、21位のローマが18位のブラガといずれも順位が近い相手と対戦する。 前節、ローマと2-2の激闘を演じたトッテナムは以降のリーグ戦でボーンマス、チェルシーに連敗。公式戦4試合未勝利にロメロ、ファン・デ・フェンのレギュラーセンターバック2人が再負傷と泣きっ面に蜂の厳しい状況だ。そのなかで元セルティック指揮官のかつての宿敵レンジャーズと対峙するアウェイゲームではなんとか勝ち点3を持ち帰りたい。 ユナイテッドは次節にマンチェスター・ダービーを控えるなか、チェコの強豪とのアウェイゲームに臨む。前節ボデ/グリムト戦でアモリム新体制初勝利を挙げたが、直近のリーグ戦ではアーセナル、ノッティンガム・フォレスト相手に連敗。過密日程を考慮すれば、週末のダービーへ主力を温存したいところだが、ELにおいても取りこぼしは許されず、最小限のターンオーバーで弾みを付ける勝利を狙う。 ローマはリーグ前節でレッチェに今季最多4ゴールを挙げてラニエリ新体制初勝利。トッテナム戦、レッチェ戦とパフォーマンス面でも改善傾向を示しており、ポルトガルの強豪を迎え撃つホームゲームではその良い流れを活かしたい。 ◆復調ラ・レアルは公式戦5連勝狙う <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241211_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今回のリーグフェーズにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が出場している。 16位のソシエダは前節、久保の1ゴール1アシストの圧巻の活躍によってアヤックス相手に2-0の会心の勝利。これで流れを変えると、以降のレアル・ベティス戦、コパ・デル・レイのコンケンセ戦をしぶとく勝ち切り、直近のレガネス戦では3-0の完勝。公式戦4連勝を完全復調の構えを見せる。 今回のホームゲームではここまで5戦全敗で最下位に低迷するディナモ・キーウが相手だけに、油断することなく普段通りの戦いを見せつつ、5連勝を狙いたい。今週末のラ・リーガもホームゲームとなるため、久保ら主力を出し惜しみすることなく勝ち点3を積み上げたい。 18位のAZは前節、毎熊が先制点と失点にも関与したなか、上位のガラタサライと1-1のドロー。以降のリーグ戦ではアヤックスを撃破するなど2連勝と調子は上々だ。順位は33位も前節はラツィオ相手に引き分けたルドゴレツとのアウェイゲームでは右サイドバックでスタメン濃厚の毎熊の活躍に期待したい。 24位のサン=ジロワーズは35位と下位に低迷するニースとのホームゲームに挑む。直近のリーグ戦を累積警告で欠場となった町田は休養十分での先発起用が見込まれるなか、順位は下位もリーグ・アンでは攻撃の破壊力を示す難敵相手に守備面での奮闘を期待したい。 先週にジュビロ磐田からの完全移籍が発表されたアンデルレヒトの後藤はここまで招集外が続き、今回の一戦も残念ながらメンバー外が確定。ただ、チームは3勝2分けの5位と好調を維持しており、26位のスラビア・プラハとのアウェイゲームでは3戦ぶりの白星を目指す。 2024.12.12 19:00 Thu5
伊東純也の代わりに呼んで欲しい選手/六川亨の日本サッカーの歩み
「ヤングなでしこ」ことU-20日本女子代表は、AFC U-20女子アジアカップ決勝でU-20北朝鮮女子に1-2で敗れて大会4連覇はならなかった。内容的にも後半は押されていて、グループステージ(ミスからの失点で0-1)に続いての完敗だった。 北朝鮮の実力は侮れない――ということで、21日から始まる北中米W杯アジア2次予選の北朝鮮戦もかなりの苦戦が予想されるのではないだろうか。というのも、日本の主力選手のほとんどが“海外組”なのに対し、北朝鮮の“海外組”はJ3の岐阜でプレーする左SB文仁柱(ムン・インジュ)ただ一人。それも日本でプレーしているのだから、時差に苦しむことはない。 過去の北朝鮮代表には2010年南アW杯に出場したFW鄭大世(チョン・テセ)、MF安英学(アン・ヨンハ)の他にもMF梁勇基(リャン・ヨンギ)、MF李漢宰(リ・ハンジェ)らがいた。「北朝鮮には3人の在日コリアン枠」があるとも噂されている由縁だ。 日本での試合には多くの在日コリアンが応援に駆けつけるが、在日の選手が試合に出れば応援にも力が入るのは間違いない。ただ、以前に比べるとJリーガーになる選手が減っていることも確か。「裕福な家庭の子供が多いから、ハングリー精神が希薄になった」と指摘するのは在日のサッカー関係者だが、日本との対戦で刺激を受けてプロを目指す選手が増えるかもしれない。 試合に話を戻すと、2試合とも時差の影響を受けない北朝鮮にはかなりのアドバンテージがあると見ていいだろう。そこで日本代表のスタメンを、時差等のコンディション面から予想してみた(システムは4-2-3-1)。GKはこれまでの実績と国内組ということで大迫敬介。CBは板倉滉と町田浩樹が有力だが、町田の帰国は19日と試合の2日前。このため1日早く帰国する谷口彰悟の方が試合にフィットするかもしれない。 SBは、右はC大阪の毎熊晟矢で決まりだろう。左は18日に帰国する伊藤洋輝か橋岡大樹か悩むところ。コンディション次第では2年ぶりに代表へ復帰した長友佑都という選択もあるかもしれない。 ボランチは“国内組”なら川村拓夢(広島)と佐野海舟(鹿島)※ということになるが、いくらなんでも経験不足の2人を同時にスタメン起用することはないだろう。これまでなら遠藤航とケガからの回復次第だが守田英正ということになるが、2人とも帰国は19日だ。そこで一人は17日に帰国している田中碧で、遠藤にはコンディション次第だが強行出場してもらうしかない。(※編集部注:佐野はケガで不参加が決定) 攻撃陣は南野拓実、相馬勇紀、小川航基、堂安律、上田綺世、中村敬斗の6人が19日に帰国と厳しいスケジュールになっている。そこでトップ下には17日に帰国した久保建英、左FWはアジアカップのイラン戦でプレスバックから久保と好連携を見せた前田大然、1トップに浅野拓磨(2人とも18日に帰国)と、スピードを武器にする2選手を前線に配置。問題となるのは右FWで、ここは堂安に無理をしてもらうしかなさそうだ。 こうしてコンディション面から人選を考えていて、是非とも今回招集して欲しかったのが浦和に移籍して好プレーを連発している前田直輝だ。スピードとキレのあるドリブル突破を武器に、カットインからの左足シュートに加え、タテにも仕掛けられるウインガーで、第4節の湘南戦では今シーズン初ゴールも決めた。 伊東純也の招集が難しい現状のなか、森保一監督には6月シリーズで前田直の招集を期待したいところである。 2024.03.19 13:00 TueAZの人気記事ランキング
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「なんでそこにいるの!?」「これは上手すぎ」AZの毎熊晟矢が移籍後初ゴール! SBで出場もボックス中央で待ち構え左足ダイレクトシュート「エグいな」
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毎熊晟矢がEL初ゴール! ラツィオとアスレティックが勝ち点16で最上位に【ELリーグフェーズ第6節まとめ】
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【ELリーグフェーズ第6節プレビュー】勝ち点3差の上位争い2カードに、久保ソシエダは公式戦5連勝狙う
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