最終予選A組首位のウズベキスタン代表、カタネッツ監督が健康不安…イランとの首位攻防戦含む10月指揮を回避へ

2024.10.09 14:25 Wed
ウズベキスタン代表のスレチコ・カタネッツ監督(61)
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ウズベキスタン代表のスレチコ・カタネッツ監督(61)
ウズベキスタン代表スレチコ・カタネッツ監督(61)が、健康不安により10月の2試合でベンチから外れるとのことだ。

『Novosti Uzbekistana』によると、ウズベキスタンサッカー連盟(UFF)が7日、A代表を率いるカタネッツ監督の健康状態に不安があると公表。同日はすでに代表活動が始まっていたが、医師の推奨により、チームを離れたという。

カタネッツ監督は現役時代に旧ユーゴスラビア代表、スロベニア代表としてプレー。故イビチャ・オシム氏が率いたユーゴ代表では1990年イタリアW杯ベスト8、セリエA黄金期の90年代にはサンプドリアでチャンピオンズカップ(現CL)準優勝を経験した。
引退後の指導者キャリアは、ギリシャ1部・オリンピアコスでの1年間などを除き、ほぼ全てが代表チームの指揮。これまでスロベニア、北マケドニア、UAE、イラクを率い、2021年からウズベキスタンを指揮している。

現職としては、今年3月の香港代表戦も体調不良でコーチに代行指揮を依頼。今回10月の2026年北中米W杯アジア最終予選A組第3〜4節は、アシスタントコーチ2名による二頭体制が敷かれるとのことだ。
同代表主軸MFにして背番号「10」を託されるヤロルディン・マシャリポフは、「カタネッツ監督のために」と勝利へ意欲。また、連盟UFFにクギを刺すような発言も飛び出した。

「監督の健康状態は選手たちも把握しているところ。彼が日頃僕たちに何を求めているか…彼がいなくてもしっかり戦わなくてはならない。僕たちは離れていても一緒に戦うんだ」

「そして、監督の健康状態を理由に新しいコーチを招聘…なんて考えているのなら、僕は反対だ。いまの僕たちがあるのは、監督のおかげだ。これまで勝てなかった、ゴールも奪えなかったような相手に勝ち始めたのは、スレチコ・カタネッツのおかげだと断言する」

ウズベキスタン代表の10月は2試合ともホームゲーム。10日にイラン代表との最終予選A組首位攻防戦を戦い、15日にはUAE代表を迎える。

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まだ見ぬW杯出場へ最終予選白星発進のウズベキスタン…中心選手が心境吐露「プレッシャーと不安もある」

ウズベキスタン代表のスレチコ・カタネッツ監督が勝ち点3に徹する姿勢を強調し、MFヤロルディン・マシャリポフは初のW杯出場へ不安な心持ちもあることを認めた。 『Novosti Uzbekistana』が伝える。 ウズベキスタン代表は5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選A組第1節を戦い、ホームで北朝鮮代表に1-0と勝利。同国初のW杯本大会へ、白星発進を飾った。 チームにはパリ五輪を経験した23歳以下の選手も少なくないなか、過去にUAE代表、イラク代表を率いてW杯アジア予選を経験したスロベニア人指揮官のカタネッツ監督は充実感。 「勝ち点『3』を獲得した。何ものにも変え難い唯一無二の成果だ。1点でもゴールを決め、1失点もしないこと…今日のような奮闘があれば、残りの試合でも可能だと確信がある」 前半20分で先制後、追加点を奪えなかったことについて記者から問われても、徹底的に勝ち点3だけを追い求める指揮官は、意に介さず。 「美しいサッカーを披露して勝てれば気分も良いが、ひとえに勝つために我々は立っている。そして今日、ひとつ勝った」 一方で北朝鮮について印象を問われると、自軍の勝ちに満足しつつも、情報がないゆえか、早くもリターンマッチへ警戒心をのぞかせる。 「愚かなファウルで(北朝鮮に)PKを与えたが、それ以外で北朝鮮にチャンスはなかったと言える。しかし…そうだな、北朝鮮との次の激突は警戒すべきだな」 「わからないが…3週間ほど国内で合宿してからウズベキスタンに来たのではないか。準備期間が2日しかなかったウチと異なり、明らかにコンディションが良かった。ときおり見せる北朝鮮の爆発的なスピードは脅威だ」 また、決勝点を決めた背番号「10」、MFマシャリポフは今後の戦いへ緊張感。 まずはA組2位となったが、国民全員がまだ見ぬW杯出場へ向かう状況だけに、ネガティブな心持ちもあることを認めている。 「個人的に良いプレーができたとは思えないけど、望んでいたもの(勝利)は手に入れた。僕ら選手はプレッシャーと不安を抱えている…いま北朝鮮のような相手と対峙すると、ピッチ上で平常心を維持することも難しいんだ」 「監督がいつも言う『ラクな試合はない』が、苦しい時に立ち返るひとつの原点だ。ファンは今日のゲーム内容に不満もあるだろうけど、とにかく勝ち点『3』を重視してほしい。少しも気を緩められない日々がこれから続くんだ」 「今回ひとつ勝ったことで、メンタル面で成長できた実感が確かにある。試合への心理的準備が今後も重要になりそうだ」 ウズベキスタンは10日、A組第2節でキルギス代表とのアウェイゲームに臨む。ここはひとつ、確実に勝ち点3を得たい相手だ。 2024.09.07 22:20 Sat
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「もう終わるのか…」ウズベキスタンが初五輪2連敗で敗退決定も指揮官の目線はミライへ「次の国際舞台では…」

U-23ウズベキスタン代表のティムル・カパーゼ監督が、パリ五輪ここまでの2試合を振り返った。『Novosti Uzbekistana』が伝える。 アジア予選2位でパリ五輪出場、大会初出場となったU-23ウズベキスタン代表。U-20W杯には5度出場のウズベキスタンだが、アジア以外でU-23世代以上の国際舞台は今回が初めてだ。 結果は、グループステージでスペインとエジプトに2連敗した時点で敗退が決定。残す第3節・ドミニカ戦は消化試合となる。 ウズベキスタンサッカー界のレジェンドにして、同国A代表歴代2位の通算119キャップを誇るカパーゼ監督は「こんなに早く敗退が決まると思っていなかった」と取材対応で語る。 「もう終わるのか…もちろん望んでなどいなかった結果だ。初戦はスペイン相手に奮闘し、エジプトとも渡り合った。これらの相手を倒すチャンスはどこかにあったと思うが、それを帳消しにするミスがあったから、この結果なのだ」 無念さを語る指揮官だが、目線は史上初のワールドカップ(W杯)出場も目指すミライへ。 「この失敗、フランスの空気を吸った経験を活かす日が必ずやってくる」 「もっと良いプレーができたし、スペインにもエジプトにも勝てるチャンスは必ずあった。それに相応しい戦力だったはずだからね。だから、考えれば考えるほどに腹立たしい」 「しかしだ。次にウズベキスタンがサッカーの国際舞台へやってきた時、間違いなく今回のチームよりも強くなっている」 「我々と共にウズベキスタンからフランスまで来てくれたファンに感謝を」 「彼らのサポートはこの上ないものだったし、安全に帰路につくことを願う。最後に彼らをドミニカ戦の勝利で送り出したい。最終戦はひとえにファンを喜ばせるための90分間だ」 2024.07.30 16:50 Tue

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