ウズベキスタン代表のカタネッツ監督が健康不安で辞任…W杯初出場へ最終予選A組2位も「プロとしての職務遂行ができない」

2025.01.22 16:42 Wed
ウズベキスタン代表のスレチコ・カタネッツ監督(61)が辞任
Getty Images
ウズベキスタン代表のスレチコ・カタネッツ監督(61)が辞任
ウズベキスタン代表スレチコ・カタネッツ監督(61)が辞任。健康問題により、職務継続が困難になったと判断したのことだ。
PR
カタネッツ氏は現役時代、ディナモ・ザグレブやシュツットガルト、90年代黄金期のサンプドリアなどに在籍。A代表キャリアは旧ユーゴスラビアで1990年W杯に出場し、同国分離後の現役晩年はスロベニア代表としてプレーした。引退後は数多のA代表チームを指揮。
ユーロ2000でスロベニアを率いたほか、マケドニア(北マケドニア)、UAE、イラクと渡り歩き、2021年にウズベキスタンへ。現在、W杯初出場を目指すチームは、アジア最終予選A組で本大会出場ラインの2位につける。

しかし、これまでに2度、自身の健康問題により、職務を一時離脱しており、今予選も昨年10月の2試合でコーチに代行指揮を委ねる形に。11月シリーズで復帰していたが、次回3月を待たずして、自ら決断を下す格好となった。
22日のウズベキスタンサッカー連盟によると、今回は双方合意のもとでの友好的な契約解除。「現在の体調ではプロとしての職務遂行ができない」という指揮官の意向を尊重した結果で、「今後も友好関係が続く」としている。

後任は現在調整中とのことだ。

PR

スレチコ・カタネッツの関連記事

ウズベキスタンサッカー連盟(UFF)は22日、ウズベキスタン代表の監督にティムル・カパーゼ氏(43)が就任することを発表した。 ウズベキスタンを率いていたスレチコ・カタネッツ監督(61)は、自身の健康問題により辞任を決断。2021年からチームを指揮し、2026年北中米ワールドカップ(W杯)で初出場を目指すチームを 2025.01.23 22:30 Thu
ウズベキスタン代表のキャプテン、FWエルドル・ショムロドフがカタール代表戦へ意気込んだ。『Novosti Uzbekistana』が伝える。 2026年北中米W杯アジア最終予選A組で現在2位のウズベキスタン。3勝1分け0敗、首位イランと勝ち点で並び、史上初の本大会出場へ手堅いサッカーで好位置につけている。 2024.11.13 15:30 Wed
ウズベキスタン代表が1点差のゲームを制すこと、今回の最終予選で3度目。タフな戦いが続く。『Novosti Uzbekistana』が伝える。 ウズベキスタン代表は15日、2026年W杯アジア最終予選A組第4節でUAE代表とのホームゲーム。76分、相手のハンドによって得たPK1発で1-0と勝ちきり、勝ち点3を積み上 2024.10.16 19:15 Wed
まだ見ぬワールドカップ(W杯)本大会を目指すウズベキスタン代表の、堅実かつタフな戦いが続いている。『Novosti Uzbekistana』が現場の声を伝えた。 現在開催中の2026年W杯アジア最終予選。 C組の日本代表が3連勝発進を飾った一方、アジア杯王者のカタール、強豪イランが入るA組では、W杯出場経験 2024.10.15 15:30 Tue
ウズベキスタン代表のスレチコ・カタネッツ監督(61)が、健康不安により10月の2試合でベンチから外れるとのことだ。 『Novosti Uzbekistana』によると、ウズベキスタンサッカー連盟(UFF)が7日、A代表を率いるカタネッツ監督の健康状態に不安があると公表。同日はすでに代表活動が始まっていたが、医師の 2024.10.09 14:25 Wed

ウズベキスタン代表の関連記事

ウズベキスタンサッカー連盟(UFF)は22日、ウズベキスタン代表の監督にティムル・カパーゼ氏(43)が就任することを発表した。 ウズベキスタンを率いていたスレチコ・カタネッツ監督(61)は、自身の健康問題により辞任を決断。2021年からチームを指揮し、2026年北中米ワールドカップ(W杯)で初出場を目指すチームを 2025.01.23 22:30 Thu
RCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が1月中にステップアップへ。ウズベキスタン『UZA』が伝える。 クサノフは186cmの右利きセンターバックで、現市場価値は1200万ユーロ(約19.6億円)。 母国の名門ブニョドコルから、ベラルーシのクラブを経て、2023年夏にRCランスへ 2025.01.07 21:05 Tue
リーグ・アンのRCランスに所属するウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が、市場価値を大幅にアップさせた。 近年新世代が台頭、パリ五輪はU-23年代以上で史上初となるアジア以外の国際大会となったウズベキスタン。W杯初出場へ2026年大会アジア最終予選を戦う現A代表には、パリ五輪チームの主力選手が 2024.12.11 15:20 Wed
ウズベキスタン代表が、窮地を脱す大きな大きな勝ち点「3」ということに。 ウズベキスタン代表は19日、W杯アジア最終予選A組第6節で北朝鮮代表に1-0勝ち。アジア年間最優秀若手、21歳MFアボスベク・ファイズラエフ(CSKAモスクワ)の1発を守り抜いた。 前節カタールに敗れて今予選初黒星だったなか、同戦で負傷 2024.11.20 16:20 Wed
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が各地で行われた。 【グループA】イランが首位快走中、アジア王者カタールは苦戦 グループAは首位のイラン代表が5位のキルギス代表と対戦し、2-3で勝利。アウェイでの戦いとなった中、12分に左CKからのこぼれ球をメフディ・タレミが押し込み先制 2024.11.20 14:35 Wed

W杯予選の関連記事

スレチコ・カタネッツの人気記事ランキング

1

まだ見ぬW杯出場へ最終予選白星発進のウズベキスタン…中心選手が心境吐露「プレッシャーと不安もある」

ウズベキスタン代表のスレチコ・カタネッツ監督が勝ち点3に徹する姿勢を強調し、MFヤロルディン・マシャリポフは初のW杯出場へ不安な心持ちもあることを認めた。 『Novosti Uzbekistana』が伝える。 ウズベキスタン代表は5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選A組第1節を戦い、ホームで北朝鮮代表に1-0と勝利。同国初のW杯本大会へ、白星発進を飾った。 チームにはパリ五輪を経験した23歳以下の選手も少なくないなか、過去にUAE代表、イラク代表を率いてW杯アジア予選を経験したスロベニア人指揮官のカタネッツ監督は充実感。 「勝ち点『3』を獲得した。何ものにも変え難い唯一無二の成果だ。1点でもゴールを決め、1失点もしないこと…今日のような奮闘があれば、残りの試合でも可能だと確信がある」 前半20分で先制後、追加点を奪えなかったことについて記者から問われても、徹底的に勝ち点3だけを追い求める指揮官は、意に介さず。 「美しいサッカーを披露して勝てれば気分も良いが、ひとえに勝つために我々は立っている。そして今日、ひとつ勝った」 一方で北朝鮮について印象を問われると、自軍の勝ちに満足しつつも、情報がないゆえか、早くもリターンマッチへ警戒心をのぞかせる。 「愚かなファウルで(北朝鮮に)PKを与えたが、それ以外で北朝鮮にチャンスはなかったと言える。しかし…そうだな、北朝鮮との次の激突は警戒すべきだな」 「わからないが…3週間ほど国内で合宿してからウズベキスタンに来たのではないか。準備期間が2日しかなかったウチと異なり、明らかにコンディションが良かった。ときおり見せる北朝鮮の爆発的なスピードは脅威だ」 また、決勝点を決めた背番号「10」、MFマシャリポフは今後の戦いへ緊張感。 まずはA組2位となったが、国民全員がまだ見ぬW杯出場へ向かう状況だけに、ネガティブな心持ちもあることを認めている。 「個人的に良いプレーができたとは思えないけど、望んでいたもの(勝利)は手に入れた。僕ら選手はプレッシャーと不安を抱えている…いま北朝鮮のような相手と対峙すると、ピッチ上で平常心を維持することも難しいんだ」 「監督がいつも言う『ラクな試合はない』が、苦しい時に立ち返るひとつの原点だ。ファンは今日のゲーム内容に不満もあるだろうけど、とにかく勝ち点『3』を重視してほしい。少しも気を緩められない日々がこれから続くんだ」 「今回ひとつ勝ったことで、メンタル面で成長できた実感が確かにある。試合への心理的準備が今後も重要になりそうだ」 ウズベキスタンは10日、A組第2節でキルギス代表とのアウェイゲームに臨む。ここはひとつ、確実に勝ち点3を得たい相手だ。 2024.09.07 22:20 Sat
2

W杯初出場へ視界良好のウズベキスタン…激動のローマで奮闘するエースがアジア王者撃破を誓う「敵地だが、必ずや勝つ」

ウズベキスタン代表のキャプテン、FWエルドル・ショムロドフがカタール代表戦へ意気込んだ。『Novosti Uzbekistana』が伝える。 2026年北中米W杯アジア最終予選A組で現在2位のウズベキスタン。3勝1分け0敗、首位イランと勝ち点で並び、史上初の本大会出場へ手堅いサッカーで好位置につけている。 15日は第5節でカタールとのアウェイゲームを戦い、19日には第6節で北朝鮮との第三国ゲーム。もしこの2試合で勝ち点「6」なら、イランとのリターンマッチを残して大きな前進だ。 チーム唯一の欧州5大リーグ組にして、激動のローマで奮闘するエースストライカー、ショムロドフ29歳は「カタール戦の戦果」が今予選で最も大事な要素のひとつになるだろうと語る。 「全選手がカタール戦へ準備できているよ。(主力MF)オストン・ウルノフがケガしてしまったことは残念だけど、彼以外の“全て”が揃っている。今回の目標は『カタールを遠ざけること』。敵地だが、必ずや勝つ」 「僕らが見据えるのは、初めてのW杯。良い機会に恵まれていると感謝すべきだし、神のご意志があれば、僕らがカタールに勝つ。そしてW杯への扉に手をかけることとなる。繰り返す…今回目指すのは『勝ち点3』だけだ」 ウズベキスタンは、前回10月を健康状態悪化で休養していたスレチコ・カタネッツ監督が復帰。選手からの信頼が厚いスロベニア人指揮官は、すでにチーム一行とドーハで合流し、もちろん来たるカタール戦でも指揮を執る。 なお、ウズベキスタンはアジア杯2023準々決勝でカタールと対戦し、1-1からPK戦の末に敗戦。それでも通算対戦成績は「9勝1分け4敗」と勝ち越し、近年の相性も決して悪くない。 ◆最終予選A組 1位 イラン | 勝ち点10 | +5 2位 ウズベキスタン | 勝ち点10 | +3 —本大会切符--- 3位 UAE | 勝ち点4 | ±0 4位 カタール | 勝ち点4 | -3 —アジアプレーオフ— 5位 キルギス | 勝ち点3 | -3 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -2 2024.11.13 15:30 Wed

ウズベキスタン代表の人気記事ランキング

1

またまた北朝鮮相手のPKセーブ! ウズベキスタンが大黒柱不在を乗り切るウノゼロ勝ち…W杯初出場へ最終予選A組2位を守る

ウズベキスタン代表が、窮地を脱す大きな大きな勝ち点「3」ということに。 ウズベキスタン代表は19日、W杯アジア最終予選A組第6節で北朝鮮代表に1-0勝ち。アジア年間最優秀若手、21歳MFアボスベク・ファイズラエフ(CSKAモスクワ)の1発を守り抜いた。 前節カタールに敗れて今予選初黒星だったなか、同戦で負傷交代した主砲兼主将、唯一の本職センターフォワード、FWエルドル・ショムロドフ(ローマ)を欠いていたウズベク。 それでも、若き主軸ファイズラエフにゴールが生まれ、守っては33歳GKユキル・ユスポフ(フーラード)が「85分」のPKストップ。チーム一体となって、大黒柱の不在を乗り切った。 特筆すべきは、ユスポフが北朝鮮との前回対戦(第1節)でもPKをストップしていたという点。あの時もチームはウノゼロ勝ちし、1点リードの状況下でユスポフが同点危機を救っていた。 こういった形で、年内最終戦を締めくくり。ウズベキスタン代表はA組2位を守り、W杯初出場へまた一歩、前進だ。 ◆A組順位表 1位 イラン | 勝ち点16 | +7 2位 ウズベキスタン | 勝ち点13 | +3 ---W杯出場権--- 3位 UAE | 勝ち点10 | +8 4位 カタール | 勝ち点7 | -7 ---プレーオフ--- 5位 キルギス | 勝ち点3 | -7 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -4 <span class="paragraph-title">【動画】北朝鮮キラーと化したGK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Saving more than just a penalty - Utkir Yusupov<a href="https://twitter.com/hashtag/AsianQualifiers?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AsianQualifiers</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/PRKvUZB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#PRKvUZB</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/MagicMoments?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MagicMoments</a> | <a href="https://twitter.com/VisitSaudi?ref_src=twsrc%5Etfw">@VisitSaudi</a> <a href="https://t.co/YeY3MjBKAa">pic.twitter.com/YeY3MjBKAa</a></p>&mdash; #AsianQualifiers (@afcasiancup) <a href="https://twitter.com/afcasiancup/status/1858903283231772717?ref_src=twsrc%5Etfw">November 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.20 16:20 Wed
2

アジア王者が起死回生の劇的勝利 最終予選停滞のカタールが無敗ウズベクを下す「3ポイント以上の価値」

カタール代表が大きな1勝をゲットした。 14日、各地で2026年W杯アジア最終予選の各組第5節が始まり、A組ではカタール代表がホームにウズベキスタン代表を迎えての一戦に。 カタールはFWアルモエズ・アリの前半2発で先行も、75分、80分と立て続けに被弾し、2-2で最終盤へ。最後は90+12分、ブラジル出身DFミカエル・ルーカス・メンデスが劇的勝ち越し点を決め、3-2と競り勝った。 試合前の時点で「A組4位」だったアジア王者・カタールだが、今予選無敗でW杯初出場へ視界良好と思われた2位・ウズベキスタンを撃破…これにより、順位こそ変わらずも、2位との勝ち点差を「3」に縮めることができたのだ。 無論、まだまだこれからが厳しいところだが、ようやく一息つけたというのが、彼らの本音。 試合後、アルモエズ・アリは「この勝ち方を維持したい。後半に入ってパフォーマンスを落としたが、それも込みで収穫かもしれない。あの出来でも最後の最後で勝ち越し点だ。3ポイント以上の価値がある」と戦果を誇った。 カタールは19日、A組第6節でUAE代表とのアウェイゲームへ。この“隣国にして両国関係が良くない最大のライバル”とは前回第1節で対戦し、ホームで逆転負けを喰らっている。 今後イランやウズベクとのリターンマッチも残すカタールだが、この相手UAEに勝たねばファンに示しがつかない…そういった側面もある。 <span class="paragraph-title">【動画】90+12分弾でカタールがウズベク撃破</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <br><br>Lucas Mendes seals the all-important win for Qatar deep into injury time!<a href="https://twitter.com/hashtag/AsianQualifiers?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AsianQualifiers</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/QATvUZB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#QATvUZB</a> <a href="https://t.co/cLpKUcIH07">pic.twitter.com/cLpKUcIH07</a></p>&mdash; #AsianQualifiers (@afcasiancup) <a href="https://twitter.com/afcasiancup/status/1857136225016279044?ref_src=twsrc%5Etfw">November 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.15 14:10 Fri
3

マンチェスター・Cやレアル・マドリーが関心…ウズベキスタン代表の20歳CBが移籍へ RCランス幹部「今月で離れるだろう」

RCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が1月中にステップアップへ。ウズベキスタン『UZA』が伝える。 クサノフは186cmの右利きセンターバックで、現市場価値は1200万ユーロ(約19.6億円)。 母国の名門ブニョドコルから、ベラルーシのクラブを経て、2023年夏にRCランスへ加入。欧州5大リーグ1年目の2023-24シーズンは控えながらもチャンピオンズリーグ(CL)を経験し、今季に入ってガッチリ定位置を確保した。 また、U-23ウズベキスタン代表としてパリ五輪の全3試合にフル出場し、A代表では19歳から主軸に定着。W杯初出場へアジア最終予選を戦う現チームの根幹たる存在となっている。 昨秋以降、トッテナムやパリ・サンジェルマン(PSG)といった欧州強豪からの関心が明るみになり、次第にマンチェスター・シティやアーセナル、チェルシー、レアル・マドリーといった列強がリストに含めていることも判明した。 一方、RCランスは財政状況が厳しく、2500万〜3000万ユーロ(約41億〜49.2億円)のオファーが届くならすんなり受諾する見通し…と報じられ、このたび幹部が売却の意向を明言。 最高経営責任者(CEO)のピエール・ドレオッシ氏が取材対応で「いずれにしても彼は今月でクラブを離れる。行き先は決まっていないがね。あらゆる提案を検討中だ」とコメントした。 近年新世代が次々と台頭するウズベク。その筆頭格がビッグクラブへ向かうことになりそうだ。 2025.01.07 21:05 Tue
4

最終予選組み合わせは6月27日に決定! 6カ国×3グループで上位2カ国が出場権獲得、中東勢4カ国と対戦の可能性も!?【2026W杯アジア予選】

2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の全日程が11日に終了。最終予選に臨む18カ国が決定した。 最終節を前に、日本代表や韓国代表、サウジアラビア代表、オーストラリア代表など13カ国が突破を決めていた中、最終節ではクウェート代表(グループA)、北朝鮮代表(グループB)、中国代表(グループC)、キルギス代表(グループD)、インドネシア代表(グループF)の5カ国が最終予選(3次予選)へと進出した。 なお、インドネシア、キルギス、そしてすでに突破を決めていたパレスチナ代表は、初の最終予選参加となる。 今大会からレギュレーションが変更となり、出場国が拡大。アジアはこれまでの「4.5」枠ではなく、「8.5」枠に拡大となり、最終予選の方式も変更となった。 最終予選は6カ国が3つのグループに分かれてホーム&アウェイの総当たり戦となり、上位2カ国がW杯出場権を獲得。3位と4位の6カ国が4次予選に進出する。 最終予選の抽選会は、6月27日にマレーシアのクアラルンプールにあるAFCハウスで実施される。 FIFAランキング順に3カ国ずつ6つのポットに分かれ、同じポットの国とは対戦しないことに。6月20日に最新のFIFAランキングが発表されることになるが、現時点のランキングではアジア最上位の日本は、イラン代表、韓国代表と同じポット1に入ることとなり対戦はなし。ポット2は、オーストラリア代表、カタール代表、そしてイラク代表が浮上して入ることが見込まれ、ポット3はサウジアラビア代表、ウズベキスタン代表、ヨルダン代表に。ポット4がUAE代表、オマーン代表、バーレーン代表、ポット5が中国代表、パレスチナ代表、キルギス代表、ポット6が北朝鮮代表、インドネシア代表、クウェート代表となる。 中東勢が半数の9カ国勝ち上がっており、組み合わせ結果次第では対戦相手5カ国のうち、4カ国が中東勢になる可能性もある。 ◆ポット分け(6月のランキング予想) 【ポット1】 日本、イラン、韓国 【ポット2】 オーストラリア、カタール、イラク 【ポット3】 サウジアラビア、ウズベキスタン、ヨルダン 【ポット4】 UAE、オマーン、バーレーン 【ポット5】 中国、パレスチナ、キルギス 【ポット2】 北朝鮮、インドネシア、クウェート 2024.06.12 12:55 Wed
5

「次の目標はW杯出場権」初五輪終幕のウズベキスタン陣営が大会を総括「全てが少しずつ足りなかったが…」

U-23ウズベキスタン代表のティムル・カパーゼ監督がパリ五輪3試合を振り返った。『Novosti Uzbekistana』が伝えている。 初出場の五輪(サッカー男子)でグループステージ0勝1分け2敗・4位と、敗退が決まったU-23ウズベキスタン代表。 アジア予選では日本を含めた各国を大いに苦しめた彼らだが、U-23世代以上でAFC管轄を除いた同国史上初の国際舞台とあってか、選手たちの動きはどこか硬かった印象だ。 ともあれ、2026年のW杯初出場を夢見るウズベキスタンにとって、今回は結果だけでは語れない重要な舞台。カパーゼ監督は2連敗により敗退が決まった時点で「フランスの空気を吸った経験が必ず今後に活きる」と前を向いた。 30日の今大会最終戦(GS第3節)は、U-23ドミニカ代表と1-1のドロー。ウズベキスタンサッカー界でも指折りのレジェンドに数えられる指揮官は、大会を総括する。 「私たちに少しでも拍手を贈ってくれた観客に感謝したい。結果については謝らなくてはならないね。初戦も2試合目も今日も勝利を目指したが、運・スキル・経験…全てが少しずつ足りなかった」 「それらは相手との大きな差ではなく、本当に『小さな欠陥』だったと思う。しかしながら、サッカーにおいてはこれらこそ障害なのだ」 「全体的には、フランスを訪れ、国際舞台の雰囲気を感じ、経験を積んだ。3試合とも欠陥が目立ったわけだが、良い場面も作れていたね。私たちは国に帰って今大会を振り返り、何らかの結論を出して、そして強くなる」 また、今大会全試合出場にして、A代表でも主軸のMFアボスベク・ファイズラエフ(20)は「ウズベキスタンサッカー界における、ひとつのターニングポイントを作れたと思う。次の目標はW杯出場権だ」と力強く語った。 ◆U-23ウズベキスタン代表のパリ五輪 B組第1節 vs スペイン 1-2 B組第2節 vs エジプト 0-1 B組第3節 vs ドミニカ 1-1 2024.07.31 19:20 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly