名古屋が東京Vに今季初の連敗与える3戦ぶり白星! 菊地泰智デビューアシストからパトリックが3戦連発【明治安田J1第26節】
2024.08.11 21:22 Sun
明治安田J1リーグ第26節の名古屋グランパスvs東京ヴェルディが11日に豊田スタジアムで行われ、ホームの名古屋が1-0で勝利した。前節、退場者の影響もあって京都サンガF.Cに2-3の逆転負けを喫した12位の名古屋は、約1カ月ぶりのホームゲームで3試合ぶりの勝利を狙った。中3日での一戦に向けては先発2人を変更。いずれもサスペンションとなった内田宅哉、森島司の代役に野上結貴、サガン鳥栖からの加入で新天地デビューの菊地泰智を起用した。
一方、中断明け初戦となったサンフレッチェ広島とのホームゲームに0-1で敗れ、順位をひとつ下げて10位に転落した東京V。来週にはFC東京との今シーズン2度目のダービーを控えるなか、このアウェイゲームで白星奪還を目指した。前節からは山見大登に代えてパリ五輪から復帰後初出場となる山田楓喜を起用した以外、同じメンバーを継続した。
立ち上がりは互いに長いボールを使いながらセカンドボールを意識しながら攻め手を窺うと、早い時間帯にホームチームがゴールをこじ開ける。
7分、右サイドで押し込んだ流れからボックス手前中央で浮いた菊地が左足の正確なクロスを差し込むと、オフサイドぎりぎりでゴール前に飛び出したパトリックが胸トラップから右足のシュートをゴール左に流し込み、3試合連続ゴールとした。
ビハインドを背負う東京Vは前半半ばを過ぎてボールを握る時間が増えていくが、[5-4-1]でセットする名古屋の老獪な守備を前に効果的な縦パスが入らず。2ボランチと2シャドーのところで変化を意識しつつ、セットプレーからチャンスを窺う。38分には左CKの二次攻撃から松村優太の高精度の右クロスに対して、ゴール前に飛び込んだ翁長聖が頭で合わすが、ここは枠に飛ばせない。さらに、前半終了間際にもボックス手前で仕掛けた山田楓が得意の左足を振っていくが、これはDFのブロックに阻まれた。
パトリックの先制点が唯一の枠内シュートとなった堅い展開が続いたなか、試合はホームチームの1点リードで後半へ折り返す。
互いに選手交代なしで臨んだなか、前半同様に早い時間帯に決定機が訪れる。50分、木村勇大の前線でのボールキープから翁長が左サイドのスペースに抜け出し内側で背後を狙う山田楓にワンタッチで繋ぐ。そのままゴール左に持ち込んだパリ五輪帰りのレフティーがものの見事にニア上を撃ち抜く。だが、アウェイチームの同点ゴールかに思われたこの場面はVARの末に山田楓の抜け出したタイミングでの際どいオフサイドが取られて取り消しとなった。
VARに救われて失点を回避した名古屋だが直後にアクシデント発生。負傷した菊地がプレー続行不可能となり、58分に重廣卓也のスクランブル投入を余儀なくされた。
一方、後半に入って主導権を握る東京Vは65分過ぎに3枚替えを敢行。見木友哉、松村、山田楓を下げて森田晃樹、新井悠太、山見を一気に投入。この交代直後の67分には果敢に攻撃参加した谷口栄斗がボックス手前左から正確なクロスを入れると、ファーでフリーとなった染野唯月が冷静にコースを狙ったヘディングシュートを枠の左隅に飛ばすが、これはGKランゲラックが見事な反射神経でわずかにコースを変えてはじき出すビッグセーブで阻止した。
後半半ばから終盤にかけては互いに選手を入れ替えながら一進一退の攻防を繰り広げていく。残り10分を切ってリスクを冒して前に出るアウェイチームはサイドを起点に際どいシーンを作り出すと、86分には左サイドから鮮やかな仕掛けでゴール左に持ち込んだ新井に決定機も右足シュートは絶妙に間合いを潰した名古屋の守護神に阻まれる。
その後、7分が加えられたアディショナルタイムでは最後まで集中した守備でアウェイチームの攻勢を凌ぎ切った名古屋が11試合ぶりのクリーンシートでクローズ。この結果、東京Vに今季リーグ戦初の連敗を与えた名古屋が3戦ぶりの勝利を挙げた。
名古屋グランパス 1-0 東京ヴェルディ
【名古屋】
パトリック(前7)
一方、中断明け初戦となったサンフレッチェ広島とのホームゲームに0-1で敗れ、順位をひとつ下げて10位に転落した東京V。来週にはFC東京との今シーズン2度目のダービーを控えるなか、このアウェイゲームで白星奪還を目指した。前節からは山見大登に代えてパリ五輪から復帰後初出場となる山田楓喜を起用した以外、同じメンバーを継続した。
7分、右サイドで押し込んだ流れからボックス手前中央で浮いた菊地が左足の正確なクロスを差し込むと、オフサイドぎりぎりでゴール前に飛び出したパトリックが胸トラップから右足のシュートをゴール左に流し込み、3試合連続ゴールとした。
新天地デビューを飾った菊地の絶妙なアシストから好調の背番号10がゴールを奪う最高の入りを見せた名古屋は、これで落ち着くことなく攻勢を強めていく。そして、再び菊地の正確な左足インスウィングのクロスから追加点に迫るシーンも創出する。
ビハインドを背負う東京Vは前半半ばを過ぎてボールを握る時間が増えていくが、[5-4-1]でセットする名古屋の老獪な守備を前に効果的な縦パスが入らず。2ボランチと2シャドーのところで変化を意識しつつ、セットプレーからチャンスを窺う。38分には左CKの二次攻撃から松村優太の高精度の右クロスに対して、ゴール前に飛び込んだ翁長聖が頭で合わすが、ここは枠に飛ばせない。さらに、前半終了間際にもボックス手前で仕掛けた山田楓が得意の左足を振っていくが、これはDFのブロックに阻まれた。
パトリックの先制点が唯一の枠内シュートとなった堅い展開が続いたなか、試合はホームチームの1点リードで後半へ折り返す。
互いに選手交代なしで臨んだなか、前半同様に早い時間帯に決定機が訪れる。50分、木村勇大の前線でのボールキープから翁長が左サイドのスペースに抜け出し内側で背後を狙う山田楓にワンタッチで繋ぐ。そのままゴール左に持ち込んだパリ五輪帰りのレフティーがものの見事にニア上を撃ち抜く。だが、アウェイチームの同点ゴールかに思われたこの場面はVARの末に山田楓の抜け出したタイミングでの際どいオフサイドが取られて取り消しとなった。
VARに救われて失点を回避した名古屋だが直後にアクシデント発生。負傷した菊地がプレー続行不可能となり、58分に重廣卓也のスクランブル投入を余儀なくされた。
一方、後半に入って主導権を握る東京Vは65分過ぎに3枚替えを敢行。見木友哉、松村、山田楓を下げて森田晃樹、新井悠太、山見を一気に投入。この交代直後の67分には果敢に攻撃参加した谷口栄斗がボックス手前左から正確なクロスを入れると、ファーでフリーとなった染野唯月が冷静にコースを狙ったヘディングシュートを枠の左隅に飛ばすが、これはGKランゲラックが見事な反射神経でわずかにコースを変えてはじき出すビッグセーブで阻止した。
後半半ばから終盤にかけては互いに選手を入れ替えながら一進一退の攻防を繰り広げていく。残り10分を切ってリスクを冒して前に出るアウェイチームはサイドを起点に際どいシーンを作り出すと、86分には左サイドから鮮やかな仕掛けでゴール左に持ち込んだ新井に決定機も右足シュートは絶妙に間合いを潰した名古屋の守護神に阻まれる。
その後、7分が加えられたアディショナルタイムでは最後まで集中した守備でアウェイチームの攻勢を凌ぎ切った名古屋が11試合ぶりのクリーンシートでクローズ。この結果、東京Vに今季リーグ戦初の連敗を与えた名古屋が3戦ぶりの勝利を挙げた。
名古屋グランパス 1-0 東京ヴェルディ
【名古屋】
パトリック(前7)
1
2
パトリック
内田宅哉
森島司
野上結貴
菊地泰智
山見大登
山田楓喜
松村優太
翁長聖
木村勇大
重廣卓也
見木友哉
森田晃樹
新井悠太
谷口栄斗
染野唯月
ランゲラック
名古屋グランパス
東京ヴェルディ
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【明治安田J1リーグ第36節】 2024年11月9日(土) 14:00キックオフ 鹿島アントラーズ(4位/57pt) vs 名古屋グランパス(10位/46pt) [県立カシマサッカースタジアム] <h3>◆1つでも上へ、ACLも見える【鹿島アントラーズ】</h3> 前節はアウェイで川崎フロンターレと対戦し、1-3で勝利。4位をキープし残り4試合に臨むこととなる。 勝ちきれない試合が6試合続いた中、監督交代にも踏み切ったチームは優勝こそ遠のいてしまったが、3位以内は目指せる状況。消化試合が1試合少ないこともあり、3位は射程圏と言える。 とはいえ、残り4試合で勝ち続けなければ難しい状況。ただ、前節は鬼門でもあったアウェイでの川崎F戦で勝利できたことは自信にもつながっているはずだ。 中後監督は今季限りでの退任が決定。残り4試合で意地を見せ続けることができるのか注目だ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:須貝英大、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、柴崎岳 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:中後雅喜 <h3>◆カップウィナーとしての意地を【名古屋グランパス】</h3> 先週は国立競技場でルヴァンカップ決勝を戦った名古屋。延長戦、PK戦にもつれる激闘となったが、アルビレックス新潟を下して2度目の優勝を果たした。 今シーズンはリーグ戦でも苦しみ、天皇杯でも不覚をとるなど苦しいシーズンだったが、狙っていたタイトルをしっかり手にすることとなった。 激闘から1週間。この決勝に懸けていたという話が出ていたが、リーグ戦は現在3連敗中。ただ、残り3試合でカップウィナーとしての意地を見せられるか注目だ。 1週間空いているとはいえ、メンバーをどうするのか長谷川健太監督の采配も注目。燃え尽き症候群になるのではなく、2週連続で歓喜をもたらせたい。 ★予想スタメン[3-4-1-2] GK:ランゲラック DF:内田宅哉、三國ケネディエブス、河面旺成 MF:野上結貴、稲垣祥、椎橋慧也、徳元悠平 MF:和泉竜司 FW:森島司、永井謙佑 監督:長谷川健太 2024.11.09 10:30 Sat3
ルヴァン杯王者の名古屋は数的有利活かせずゴールレスドロー…鹿島は鈴木優磨が報復行為で痛恨の一発退場【明治安田J1第36節】
明治安田J1リーグ第36節、鹿島アントラーズvs名古屋グランパスが9日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。 4位の鹿島は前節川崎フロンターレ相手に勝利し、中後監督にとって嬉しい就任後初白星を記録。優勝は厳しい状況ながら、3位以内確保は十分に目指せる中でのホームゲームとなった。 一方、こちらは先週行われたYBCルヴァンカップ決勝で勝利を収め、大会2度目の優勝を果たした10位の名古屋。リーグ戦は現在3連敗中であり、トロフィー獲得をきっかけに復調できたかが注目される。 激しいボールの奪い合いが見られる序盤は、8分に山岸がボックス内でシュートを放つなど名古屋が最初のチャンスを作る。10分過ぎからは鹿島が敵陣でボールを持つ時間が増えるも、好機までにはつながらない。 それでも、17分には手数をかけた鹿島の攻撃から最後は鈴木優磨がシュートを放ったが、名古屋DFがブロック。22分には高い位置でのプレッシャーからボールを奪うと、最終的に三竿がシュートを放つなど鹿島の時間が続く。 28分には鹿島の前線のコンビネーションから、最後はボックス手前の安西が鋭いシュートも枠上へ。終盤にかけても鹿島がボールを握る時間帯が増えたが、名古屋も集中した守りを維持しスコア動かぬままハーフタイムとなった。 後半、連敗ストップを目指す名古屋が、高い位置からプレッシャーをかけ積極的な入りを見せる。一方の鹿島も52分に左サイドのCKから鈴木優磨が頭で合わせたが、惜しくも枠外へ外れた。 両チームとも細かなジャッジに対する不満が垣間見える中で、57分には鈴木優磨が背後から椎橋に倒されると激昂。その場で椎橋に胸からぶつかり倒してしまうと、これが報復行為として上田主審は迷わずレッドカードを提示し、退場処分となった。 数的有利となった名古屋は押し込む展開を作ると、71分には左サイドの徳元のクロスから永井がヘディングシュートも枠外。78分にはCKからゴールへ迫るも、鹿島守備陣が身体を張った守備でブロックした。 1人少なくなった後も、守備を固めるだけでなく積極的に得点を狙いに行く鹿島。85分にはFKのこぼれ球にボックス内フリーの名古がボレーで合わせたが、枠上に外れた。 何としても得点が欲しい名古屋は87分にパトリック、山中、吉田を投入。パトリックへのロングボールを使い脅かそうとするも、鹿島のDF陣を最後まで崩せないままタイムアップとなった。 10人で良く持ちこたえた鹿島だったが、3位以内を狙いたい状況下では痛恨のドロー。一方の名古屋も連敗をストップしたとはいえ、数的有利を活かせぬ結果となった。 鹿島アントラーズ 0-0 名古屋グランパス 2024.11.09 16:05 Sat4
Jリーグ8クラブを渡り歩いたMF長谷川アーリアジャスールが現役引退…鳥取はJ2昇格の可能性残す「必ずPOに行きましょう!!」
ガイナーレ鳥取は7日、元日本代表MF長谷川アーリアジャスール(36)の今シーズン限りでの現役引退を発表した。 埼玉県出身の長谷川は、横浜F・マリノスの下部組織出身で、そのままトップチームに昇格。2012年にFC東京へと完全移籍すると、2014年にはセレッソ大阪に完全移籍。2015年にはレアル・サラゴサへ完全移籍した。 ランコ・ポポヴィッチ監督の下でプレーを続けてきた長谷川は、2016年に湘南ベルマーレに完全移籍してJリーグ復帰。大宮アルディージャ、名古屋グランパスでもプレーすると、2021年に再びポポヴィッチ監督率いるFC町田ゼルビアに完全移籍で加入。2023年から鳥取でプレーした。 Jリーグの8クラブを渡り歩いた長谷川は、J1通算251試合17得点、J2通算97試合14得点、J3通算34試合3得点を記録。リーグカップで45試合7得点、天皇杯で28試合出場、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも14試合で3得点を記録していた。 世代別の日本代表を経験すると、2012年に日本代表に初招集。プレーする機会はなかった。 今シーズンは鳥取でJ3の13試合に出場。先日は古巣でもある大宮との試合にも出場していたが、今シーズン限りでの引退を決断した。 長谷川はクラブを通じてコメントしている。 「2024シーズンをもちまして、現役を引退する事にしました。2007年、横浜F・マリノスからプロサッカー選手としての人生が始まり、FC東京、セレッソ大阪、スペインのレアル・サラゴサ、湘南ベルマーレ、大宮アルディージャ、名古屋グランパス、FC町田ゼルビア、そしてガイナーレ鳥取と9クラブでプレーさせていただきました」 「サッカーを通して多くの人に出会い、たくさんの仲間、さまざまな地域の皆様に支えられたからこそ、ここまで長く現役生活を送れたと思っています。本当にありがとうございました。この18年間は僕の財産です。チームが決まらず半年間待ち続けた時も、SHIBUYA CITY FCをはじめ、家族、どんな時も変わらず応援していただけるファン、サポーターの皆様のおかげでサッカーを諦めずに続けることができました」 「そして、そんな僕を拾ってくれたガイナーレ鳥取には感謝してもしきれません。もう一度プレーできるチャンスをいただけて、心の底から嬉しかったのを覚えています」 「残りリーグ3試合。ホームで2試合戦えます。ぜひスタジアムに足を運んでいただきチームを、応援してください。必ずプレーオフに行きましょう!!」 「最後になりますが、僕のプレーも見に来ていただけたら嬉しいです。それでは、またスタジアムで会いましょう」 2024.11.07 16:58 Thu5