不屈の京都が宮本優太のJ初弾で絶好調の福岡撃破! 土壇場被弾も後半ラストプレー弾で劇的今季初の連勝【明治安田J1第22節】

2024.07.07 21:20 Sun
試合後、サポーターと勝利分かち合う宮本優太
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試合後、サポーターと勝利分かち合う宮本優太
明治安田J1リーグ第22節のアビスパ福岡vs京都サンガF.C.が7日にベスト電器スタジアムで行われ、アウェイの京都が1-2で勝利した。前節、FC東京を1-0で破って2連勝の福岡は直近5勝1分けの6戦無敗で6位に浮上。絶好調のチームは今季2度目の3連勝を狙ったホームゲームで先発2人を変更。亀川諒史佐藤凌我に代えて前節勝利の立役者となった小田逸稀重見柾斗を起用した。

一方、前節湘南ベルマーレとのシックスポインターで1-0の勝利を収めた京都は一時降格圏脱出も、ミッドウィークの延期分で勝利したサガン鳥栖に抜かれて再び降格圏に。難敵相手の今季初の連勝を目指した一戦では松田天馬に代えて平戸太貴を起用した以外、同じメンバーを継続した。
アグレッシブさ、球際のバトルを強調する形でスタートした試合は、開始直後に原大智マルコ・トゥーリオと京都が続けてシュートに持ち込む良い入りを見せる。

だが、時間の経過と共に主導権を握った福岡が右のシャドーに入る紺野和也のドリブルを起点に良い形の仕掛けを見せつつ、セットプレーから際どいシーンを創出していく。
京都が盛り返してイーブンの展開がしばらく続く中、福岡にアクシデント発生。筋肉系のトラブルに見舞われたウェリントンが一度はプレーに復帰したものの、ピッチに座り込んでしまう。最終的にプレー続行不可能となり、27分にシャハブ・ザヘディがスクランブル投入される。そのザヘディは投入直後に紺野のスルーパスに抜け出し、ボックス右から右足を振るが、このシュートは枠の右に。副審の旗が上がっていたが、シュートが決まっていればVARでゴールの可能性もある際どいシーンだった。

前半終盤にかけても拮抗した展開が続くと、今度は京都にアクシデント発生。足を痛めた福田心之助がプレー続行不可能となり、35分に佐藤響が投入された。その後は平戸、ドウグラス・グローリと互いにボックス付近で決定機があったものの、いずれも枠に飛ばすことができず。ゴールレスでの折り返しとなった。

後半も膠着した展開が予想されたが、開始直後にいきなり均衡が破れる。47分、右サイドのスペースでボールを受けたトゥーリオがボックス内へグラウンダーのクロスを供給。これはDF田代雅也にブロックされるが、うまくこぼれを回収した原がすかさず右足振り抜くと、ニアを抜けたシュートが逆のサイドネットに突き刺さった。

湘南戦同様にトゥーリオのお膳立てから原が決めた2試合連続ゴールによって先制に成功した京都は、ここで落ち着くことなく果敢に2点目を狙う。サイドからのシンプルなクロスを起点に一美和成、トゥーリオのヘディングシュートでゴールに迫るが、ここはGK村上昌謙の好守などに阻まれて追加点には至らず。

一方、後半に入って攻撃が停滞する福岡は60分を過ぎて積極的に交代カードを切っていく。紺野と重見に代えて金森健志、佐藤凌を、ドウグラス・グローリを下げて亀川を投入し、3バックから4バックに変えて攻勢を強めていく。このメンバー変更によって押し込む展開を作り出し、ボックス内でザヘディや金森に再三のシュートチャンスが訪れるが、最後のところで身体を張る京都の守備に手を焼く。

1点差のまま試合は後半最終盤に突入。湘南戦同様にウノゼロでの逃げ切りを図る京都は86分に3枚替えを敢行。長身DFの松田佳大鈴木冬一らをピッチに送り出し、5バックの形で専守防衛の構えを見せる。

8分が加えられた後半アディショナルタイムには大きなドラマが生まれる。93分、リスクを冒して前に出る福岡は右サイドに流れてキープしたザヘディの落としに反応した小田が正確なクロスを上げると、パワープレーのため前線に上がっていた田代が完璧なヘディングシュートをゴール左隅に流し込み、ホームチームが土壇場で追いついた。

このゴールで勢いづくホームチームは勝ち点1ではなく勝ち点3を目指して攻勢を続けたが、最後の最後にゴールをこじ開けたのはアウェイチームだった。

99分、自陣中央でボールを奪った京都がロングカウンターに転じると、原の前線でのボールキープで後方の選手が一気に攻め上がる。そして、川崎颯太平賀大空とボックス付近での繋ぎから、最後はカウンターの起点からゴール前まで走り込んでいた宮本優太が右足シュートをゴール左隅に流し込み、値千金のJリーグ初ゴールを奪い切った。

この直後に試合はタイムアップを迎え、好調の福岡に7試合ぶりの黒星を与えた京都が今季初の連勝を飾った。

アビスパ福岡 1-2 京都サンガF.C.
【福岡】
田代雅也(後48)
【京都】
原大智(後2)
宮本優太(後54)

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ベスト4はいずれも優勝経験クラブに! 準決勝は横浜FMvsG大阪、神戸vs京都【天皇杯】

25日、第104回天皇杯準々決勝の2試合が行われた。 AFCチャンピオンズリーグ・エリート、AFCチャンピオンズリーグ2の関係もあり、変則的に3日間に分かれて行われた準々決勝。すでに、サンフレッチェ広島を下したガンバ大阪、ジェフユナイテッド千葉を下した京都サンガF.C.のベスト4進出が決定していた。 25日に行われた2試合は、大量失点で公式戦連敗中の横浜F・マリノスと、J2勢で唯一のベスト4入りを目指すレノファ山口FCの対戦。試合は、16分に山根陸がゴールを奪い横浜FMが先制するも、23分に奥山洋平のゴールが決まり山口が同点に追いつく。 1-1で迎えた後半、51分にエウベルが勝ち越しゴールを記録すると、71分にヤン・マテウス、77分に水沼宏太が連続ゴールで突き放すと、86分にはアンデルソン・ロペスにもゴールが生まれ、5-1で勝利を収め7年ぶりのベスト4に進出した。 もう1試合は、J1で優勝争いをしている鹿島アントラーズとヴィッセル神戸の一戦。試合は、この試合が復帰後の再デビュー戦となった森岡亮太が15分に先制ゴールを記録。良い形で入ると、その後は互いに譲らない展開に。それでも神戸は終盤に畳み掛け、83分に佐々木大樹が追加点。後半アディショナルタイム7分には井手口陽介にもゴールを記録し0-3で快勝を収めた。神戸は優勝した2019年以来5シーズンぶりのベスト4入りとなった。 準決勝は10月27日に開催。横浜FMvsG大阪、神戸vs京都に決まった。 ◆準々決勝 ▽9月11日(水) サンフレッチェ広島 1-2 ガンバ大阪 【広島】 加藤陸次樹(前16) 【G大阪】 山田康太(前14) 岸本武流(後34) ▽9月18日(水) 京都サンガF.C. 3-0 ジェフユナイテッド千葉 【京都】 豊川雄太(前11) マルコ・トゥーリオ(後4) 平戸太貴(後40) ▽9月25日(水) 横浜F・マリノス 5-1 レノファ山口FC 【横浜FM】 山根陸(前16) エウベル(後6) ヤン・マテウス(後26) 水沼宏太(後32) アンデルソン・ロペス(後41) 【山口】 奥山洋平(前23) 鹿島アントラーズ 0-3 ヴィッセル神戸 【神戸】 森岡亮太(前15) 佐々木大樹(後38) 井手口陽介(後52) 2024.09.25 21:47 Wed
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札幌がJ1残留へ望みつなぐ白星!岡村大八&近藤友喜のゴールで京都下す【明治安田J1第32節】

明治安田J1リーグ第32節、北海道コンサドーレ札幌vs京都サンガF.C.が24日に大和ハウス プレミストドームで行われ、ホームの札幌が2-0で勝利した。 J1も終盤に突入する中、19位と苦しむ札幌。前節は首位FC町田ゼルビア相手にゴールレスドローと奮闘したが、その試合で宮澤とスパチョークが負傷する苦しいチーム事情となっている。 一方、シーズン前半は札幌と同じく残留争いに巻き込まれながらも、今夏に加入したラファエル・エリアスの大活躍もあって15位に浮上している京都。ただし、前節はガンバ大阪相手に2-2のドローとなり連勝は「3」でストップしている。 立ち上がり、勝負を仕掛けたのは札幌。青木がDFラインの背後をとってGKク・ソンユンと1vs1になると、これを冷静に決めたかに見えたがオフサイドで取り消しとなった。 肝を冷やした京都も3分、ボックス内に進入したマルコ・トゥーリオがゴールを狙うも、ポスト直撃。序盤からお互いがいきなり決定機を迎えるオープンな展開となる。 9分には京都のクリアが曖昧となったところを見逃さず、駒井がシュートを狙うもGKク・ソンユンがセーブ。その後も一進一退の攻防が続くが、両者とも決定機を迎えるまでには至らない。 28分には背後へ抜け出した京都のラファエル・エリアスが1vs1の場面を作るもオフサイド。31分には再び京都の攻撃から川崎が巧みなトラップで抜け出してシュートするも、ギリギリのところで大崎がカバーに入り事なきを得た。 このままハーフタイムへ入るかに思われた42分。札幌は右CKをニアサイドの馬場が頭で逸らすと、ボックス中央の岡村がダイレクトで合わせて価値ある先制点を挙げた。 後半、同点を目指す京都は積極的な入り。52分には相手を押し込む状況から川崎がミドルシュートを放つも、GK菅野がキャッチ。55分には右サイドのクロスからマルコ・トゥーリオがシュートもGK菅野に防がれた。 追いつきたい京都は67分に豊川と米本を投入。一方の札幌は70分にジョルディ・サンチェスとアマドゥ・バカヨコを投入して追加点を狙う。すると1分後には菅が強烈なミドルシュートを放ったが、GKク・ソンユンが好セーブを見せた。 オープンな展開となる中で76分、右サイドでボールを持った札幌の近藤がドリブル突破からアウトサイドでクロス。ボックス内のバカヨコが潰れ役となると、ボールは京都DFに当たってそのままゴールに吸い込まれ、札幌が大きな2点目を記録した。 前がかりになる京都に対して、鋭いカウンターで3点目を狙う札幌。京都は絶好調ラファエル・エリアスにボールを入れたいところだが、札幌守備陣が最後まで集中力を切らさず、試合はそのままタイムアップとなった。 3試合ぶりの白星を掴んだ札幌は、J1残留に望みをつなぐ結果に。一方の京都は好調の攻撃陣が沈黙し、リーグ2試合未勝利となった。 北海道コンサドーレ札幌 2-0 京都サンガF.C. 【札幌】 岡村大八(前42) 近藤友喜(後31) 2024.09.28 15:05 Sat
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京都が荒木大吾の退団発表 「なかなか思うようにいかない4年間でしたが…」

京都サンガF.C.は31日、MF荒木大吾(29)の退団を発表した。 荒木は柏レイソルU-18、青山学院大学、ジュビロ磐田を経て、2020年に京都入り。京都では通算101試合の出場数を誇り、今季は公式戦19試合でプレーした。 今季限りで契約満了となり、退団の荒木はクラブの公式サイトで感謝の言葉を綴った。 「4年間応援ありがとうございました! なかなか思うようにいかない4年間でしたが自分自身とても成長できたとも感じています。京都サンガF.C.で一緒にプレーした選手、スタッフ、サポーター、スポンサーの方々、全ての方にとても感謝しています。チームの力にはなれませんでしたがこれからも頑張ります。ありがとうございました!」 2023.12.31 11:45 Sun
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アディダス史上国内初となるフットウェア開発施設「adidas footwear lab」が神戸にオープン! 岩崎悠人「関西にできるのは驚き」

▽マルチスポーツブランドのアディダス ジャパン株式会社は2日、アディダス史上日本国内初となるフットウェア開発施設の開業を発表した。場所は兵庫県神戸市、名称は「adidas footwear lab(アディダス フットウェアラボ)」となり、10月4日(水)に開業する。 ▽「adidas footwear lab」は、2020年に向け、世界の舞台で戦うアスリートのフットウェアカスタマイズ、およびグローバルで展開する定番商品のフットウェア開発を行う新たな施設となる。 ▽「adidas footwear lab」のオープンにあたり、松井千士(サントリーサンゴリアス/ラグビー)、岩崎悠人(京都サンガF.C./フットボール)、一山麻緒(ワコール/女子陸上)が2日に行われた記者発表会にゲストとして登場。トークシセッションを行った。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/adidas20171002_6_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽「adidas footwear lab」の印象について松井は「まだ実際には見ていないですが、最先端の技術があるラボで自分のシューズを作れるのは楽しみです」とコメント。岩崎は「僕はホームタウンが京都なんですが、こんなに素晴らしい施設が関西にできると聞いて驚いています」と驚きを露わにした。また、一山は「京都から神戸まで電車で1時間ぐらいあれば行ける距離なので、チームみんなで行きたいなと思います」と、実際に訪れたいと語った。 ▽また、フットウェアへのこだわりについて松井は「ラグビーは上下だけのスポーツではなく、横にも動く激しいスポーツなので、柔らかさであったりとか、フィット感でシューズを選んでいます」と足への負担を減らすフィット感を重視していると明かした。 ▽岩崎のこだわりは「アッパーのフィット感を一番重視しています」とコメント。「しっくりくると、ボールコントロールもスムーズになるので、フィット感を重視しています」と語った。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/adidas20171002_6_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽5000mやクロスカントリーで活躍する一山は「普段の練習ではできるだけ足に負担がかからないように、ウルトラブーストを使っていて、本番では少しでも軽い方でも足のサイズに合わせて作ってもらったシューズを履いて試合に出ています」と語り、練習とレースでシューズを変えていることを明かした。 ▽また、2020年に向けての意気込みを問われると、松井は前年に行われるラグビー・ワールドカップについても言及。「2020年もそうですが、ラグビーでは2019年にラグビー・ワールドカップの日本大会があるので、まずそこで日本代表に入り活躍して、2020年の東京オリンピックで日本代表として、そしてこのラボで作られたシューズを履いて活躍できるように頑張って行きたいです」と意気込みを語った。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/adidas20171002_6_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽U-23日本代表としてのオリンピック出場が期待される岩崎は「2020年は日本が凄く盛り上がる年だと思うので、日本代表としてもアディダス契約選手としてもしっかり活躍できるように頑張って行きたいと思います」と、本大会での活躍を宣言。また、一山は「陸上ではトラック種目とマラソン種目の両方がありますが、一番はマラソン選手として出場して、福士先輩と一緒に東京オリンピックマラソンに出場することが目標です」と語り、マラソンでの出場という目標を口にした。 ▽「adidas footwear lab」は、世界最先端レベルの計測、テスト機器、さらにハイスペックの製靴機器を備えた、アディダス史上日本国内初のフットウェア開発拠点となる。1999年からアディダス シューズ クリエイションアドバイザーとしてアディダスの事業に関わり、「adizero(アディゼロ)」の生みの親でもある、大森敏明氏がディレクターに就任。選び抜かれた経験豊富なスタッフと共に、次世代シューズの開発を行っていく。 ▽また、アスリート向けシューズのカスタマイズサポートを行い、そのノウハウを活かして、ラスト(木型)開発、アッパーデザイン監修、パターン作成を中心とする、グローバル展開の定番商品開発も担うことになる。その他、アディダスシューズ販売者に対するフットウェア専門教育や、世界中のシューズクリエイターに対し、次世代に向けた人材育成も行っていく。 【adidas footwear lab】 ■ロゴ<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/adidas20171002_6_tw5.jpg" style="max-width: 80%;"></div> ■名 称:adidas footwear lab(アディダス フットウェアラボ) ■所在地:兵庫県神戸市長田区一番町5丁目8 ■開業日:2017年10月4日 ■面 積:906.86㎡(地下1階~2階までを含む延床面積) ■主な利用対象者:アスリート、アディダスフットウェア販売関係者、シューズクリエイター等 ■主な役割: ・アスリート向けのフットウェアのカスタマイズサポート ・ラスト(木型)開発、アッパーデザイン監修、パターン作成などを中心とする定番商品開発(ドイツ本社が指揮する商品開発の一部の開発工程をサポート) ・国内の店舗スタッフや販売パートナーへのフットウェアの専門教育全般 ・世界中のシューズクリエイターに対する人材教育 上記全てにおいて、adidas footwear lab ディレクターの大森敏明氏が監修。 2017.10.02 22:16 Mon

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