【J1注目プレビュー|第33節:京都vs神戸】残留争いを抜け出したい京都、神戸は首位奪還の可能性も

2024.10.06 11:40 Sun
京都vs神戸 予想フォーメーション
©超ワールドサッカー
京都vs神戸 予想フォーメーション
【明治安田J1リーグ第33節】
2024年10月6日(日)
14:00キックオフ
京都サンガF.C.(15位/38pt) vs ヴィッセル神戸(2位/61pt)
[サンガスタジアム by KYOCERA]

◆上位を叩いて安全圏へ【京都サンガF.C.】

残留争い中のチームでもある北海道コンサドーレ札幌との直接対決で2-0と敗れた前節。それでも、後半戦は前半戦が嘘かのような結果を残し、12試合を戦い7勝3分け2敗と勝ち点を重ねている。
3連勝から引き分け、負けと嫌な流れにも見えるが、降格圏を脱したチームはそのまま勢いに乗って突き放していきたいところだ。

そんな中、今節の相手は優勝争い中の王者・神戸。ただ、やるべきことは変わらないだろう。札幌戦で狙われたように、背後を狙ってくる可能性は十分にある中で、前節の戦いの反省を生かせるか。しっかりと勝ち点を重ねたい。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:ク・ソンユン
DF:福田心之助宮本優太鈴木義宜三竿雄斗
MF:川﨑颯太、金子大毅平戸太貴
FW:マルコ・トゥーリオラファエル・エリアス原大智
監督:曺貴裁

◆ついに首位に立てるか!?【ヴィッセル神戸】

前節はホームで浦和レッズを下し、リーグ戦5連勝。後半戦の13試合を8勝4分け1敗と驚異的な成績を残している。

首位のサンフレッチェ広島との勝ち点差は「1」。FC町田ゼルビアが足踏みをしている中で、突き放していきたいところ。今節も結果によっては首位に立つことができる状況だ。

チームはAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)を戦った中、2-1でしっかりと勝利。チーム状態は上向いており、このまま一気に行きたい。

7連戦を終えることになるが、5勝1分けとここまで来ており、中断を前にしっかりと勝って終わりたいところ。連戦のコンディションを吉田孝行監督がどう判断するかに注目だ。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:前川黛也
DF:酒井高徳山川哲史マテウス・トゥーレル初瀬亮
MF:井手口陽介扇原貴宏井出遥也
FW:武藤嘉紀大迫勇也宮代大聖
監督:吉田孝行

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アディダス史上国内初となるフットウェア開発施設「adidas footwear lab」が神戸にオープン! 岩崎悠人「関西にできるのは驚き」

▽マルチスポーツブランドのアディダス ジャパン株式会社は2日、アディダス史上日本国内初となるフットウェア開発施設の開業を発表した。場所は兵庫県神戸市、名称は「adidas footwear lab(アディダス フットウェアラボ)」となり、10月4日(水)に開業する。 ▽「adidas footwear lab」は、2020年に向け、世界の舞台で戦うアスリートのフットウェアカスタマイズ、およびグローバルで展開する定番商品のフットウェア開発を行う新たな施設となる。 ▽「adidas footwear lab」のオープンにあたり、松井千士(サントリーサンゴリアス/ラグビー)、岩崎悠人(京都サンガF.C./フットボール)、一山麻緒(ワコール/女子陸上)が2日に行われた記者発表会にゲストとして登場。トークシセッションを行った。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/adidas20171002_6_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽「adidas footwear lab」の印象について松井は「まだ実際には見ていないですが、最先端の技術があるラボで自分のシューズを作れるのは楽しみです」とコメント。岩崎は「僕はホームタウンが京都なんですが、こんなに素晴らしい施設が関西にできると聞いて驚いています」と驚きを露わにした。また、一山は「京都から神戸まで電車で1時間ぐらいあれば行ける距離なので、チームみんなで行きたいなと思います」と、実際に訪れたいと語った。 ▽また、フットウェアへのこだわりについて松井は「ラグビーは上下だけのスポーツではなく、横にも動く激しいスポーツなので、柔らかさであったりとか、フィット感でシューズを選んでいます」と足への負担を減らすフィット感を重視していると明かした。 ▽岩崎のこだわりは「アッパーのフィット感を一番重視しています」とコメント。「しっくりくると、ボールコントロールもスムーズになるので、フィット感を重視しています」と語った。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/adidas20171002_6_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽5000mやクロスカントリーで活躍する一山は「普段の練習ではできるだけ足に負担がかからないように、ウルトラブーストを使っていて、本番では少しでも軽い方でも足のサイズに合わせて作ってもらったシューズを履いて試合に出ています」と語り、練習とレースでシューズを変えていることを明かした。 ▽また、2020年に向けての意気込みを問われると、松井は前年に行われるラグビー・ワールドカップについても言及。「2020年もそうですが、ラグビーでは2019年にラグビー・ワールドカップの日本大会があるので、まずそこで日本代表に入り活躍して、2020年の東京オリンピックで日本代表として、そしてこのラボで作られたシューズを履いて活躍できるように頑張って行きたいです」と意気込みを語った。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/adidas20171002_6_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽U-23日本代表としてのオリンピック出場が期待される岩崎は「2020年は日本が凄く盛り上がる年だと思うので、日本代表としてもアディダス契約選手としてもしっかり活躍できるように頑張って行きたいと思います」と、本大会での活躍を宣言。また、一山は「陸上ではトラック種目とマラソン種目の両方がありますが、一番はマラソン選手として出場して、福士先輩と一緒に東京オリンピックマラソンに出場することが目標です」と語り、マラソンでの出場という目標を口にした。 ▽「adidas footwear lab」は、世界最先端レベルの計測、テスト機器、さらにハイスペックの製靴機器を備えた、アディダス史上日本国内初のフットウェア開発拠点となる。1999年からアディダス シューズ クリエイションアドバイザーとしてアディダスの事業に関わり、「adizero(アディゼロ)」の生みの親でもある、大森敏明氏がディレクターに就任。選び抜かれた経験豊富なスタッフと共に、次世代シューズの開発を行っていく。 ▽また、アスリート向けシューズのカスタマイズサポートを行い、そのノウハウを活かして、ラスト(木型)開発、アッパーデザイン監修、パターン作成を中心とする、グローバル展開の定番商品開発も担うことになる。その他、アディダスシューズ販売者に対するフットウェア専門教育や、世界中のシューズクリエイターに対し、次世代に向けた人材育成も行っていく。 【adidas footwear lab】 ■ロゴ<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/adidas20171002_6_tw5.jpg" style="max-width: 80%;"></div> ■名 称:adidas footwear lab(アディダス フットウェアラボ) ■所在地:兵庫県神戸市長田区一番町5丁目8 ■開業日:2017年10月4日 ■面 積:906.86㎡(地下1階~2階までを含む延床面積) ■主な利用対象者:アスリート、アディダスフットウェア販売関係者、シューズクリエイター等 ■主な役割: ・アスリート向けのフットウェアのカスタマイズサポート ・ラスト(木型)開発、アッパーデザイン監修、パターン作成などを中心とする定番商品開発(ドイツ本社が指揮する商品開発の一部の開発工程をサポート) ・国内の店舗スタッフや販売パートナーへのフットウェアの専門教育全般 ・世界中のシューズクリエイターに対する人材教育 上記全てにおいて、adidas footwear lab ディレクターの大森敏明氏が監修。 2017.10.02 22:16 Mon

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