初出場での躍進を支えるのは英雄となった正守護神、エースと攻守の軸を担う/ギオルギ・ママルダシュヴィリ(ジョージア代表)【ユーロ2024】
2024.06.18 18:30 Tue
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。
出場回数:初出場
最高成績:なし
ユーロ2020結果:予選敗退
予選結果:プレーオフC勝者
監督:ウィリー・サニョル
◆注目選手
GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(バレンシア)
2000年9月29日(23歳)
史上初となるユーロに臨むジョージア。フランス代表としてワールドカップやユーロで優勝経験のあるウィリー・サニョル監督が率いるチームは、プレーオフを勝ち抜いて本大会に出場した。
また、メスで13ゴールと量産したFWジョルジュ・ミカウタゼなど攻撃陣に注目が行きがちだが、ジョージアの英雄となったGKママルダシュヴィリに注目したい。
バレンシアが見出した守護神。2021年夏にバレンシア・メスタージャにレンタル移籍で加入。当時スペイン5部に所属していたBチームに入ったママルダシュヴィリだったが、当時の指揮官であるホセ・ボルダラス監督が大抜擢。2021-22シーズンのラ・リーガ開幕戦でいきなり先発起用され、一気に正守護神に君臨した。
わずか85万ユーロ(約1億4000万円)で加入したママルダシュヴィリは、ラ・リーガで躍動。そして、ジョージアを初のユーロ出場に導く活躍で国民の英雄に。プレーオフのギリシャ代表戦はPK戦までもつれ込んだが、ママルダシュヴィリのセーブで見事に出場権を獲得。守護神の奮起に前線が答えれば、大会にサプライズを起こすことだろう。
◆試合日程
▽6月18日(火)
《25:00》
【F】トルコ代表 vs ジョージア代表
▽6月22日(土)
《22:00》
【F】ジョージア代表 vs チェコ代表
▽6月26日(水)
《28:00》
【F】ジョージア代表 vs ポルトガル代表
◆招集メンバー
GK
1.ギオルギ・ロリア(ディナモ・トビリシ)
12.ルカ・グゲシャシュヴィリ(カラバフ/アゼルバイジャン)
25.ギオルギ・ママルダシュヴィリ(バレンシア/スペイン)
DF
2.オタル・カカバーゼ(クラコヴィア/ポーランド)
3.ラシャ・ドヴァリ(APOEL/キプロス)
4.グラム・カシア(スロヴァン・ブラチスラバ/スロバキア)
5.ソロモン・クヴィルクヴェリア(アル・アフドゥードゥ/サウジアラビア)
13.ギオルギ・ゴチョレイシュヴィリ(シャフタール/ウクライナ)
14.ルカ・ロホシヴィリ(クレモネーゼ/イタリア)
15.ギオルギ・グヴェレシアニ(ペルセポリス/イラン)
24.ジェマル・タビーゼ(パネトリコス/ギリシャ)
MF
6.ギオルギ・コチョラシュヴィリ(レバンテ/スペイン)
9.ズリコ・ダヴィタシュヴィリ(ボルドー/フランス)
10.ギオルギ・チャクヴェタゼ(ワトフォード/イングランド)
16.ニカ・クヴェクヴェスキリ(レフ・ポズナン/ポーランド)
17.オタル・キテイシュヴィリ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア)
18.サンドロ・アルトゥナシュヴィリ(ヴォルフスベルガー/オーストリア)
19.レヴァン・シェンゲリア(パネトリコス/ギリシャ)
20.アンゾール・メクヴァビシュヴィリ(ウニベルシタテア・クライオヴァ/ルーマニア)
21.ギオルギ・ツィタイシュヴィリ(ディナモ・バトゥミ)
23.サバ・ロブジャニーゼ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ)
26.ガブリエル・シグア(バーゼル/スイス)
FW
7.クヴィチャ・クワラツヘリア(ナポリ/イタリア)
8.ブドゥ・ジヴジヴァーゼ(カールスルーエ/ドイツ)
11.ギオルギ・クヴィリタイア(APOEL/キプロス)
22.ジョルジュ・ミカウタゼ(メス/フランス)
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今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。■ジョージア代表出場回数:初出場
最高成績:なし
ユーロ2020結果:予選敗退
予選結果:プレーオフC勝者
監督:ウィリー・サニョル
GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(バレンシア)
2000年9月29日(23歳)
史上初となるユーロに臨むジョージア。フランス代表としてワールドカップやユーロで優勝経験のあるウィリー・サニョル監督が率いるチームは、プレーオフを勝ち抜いて本大会に出場した。
ギリシャを下して本大会の切符を掴んだジョージア。そのチームにおいて、再注目の選手はエースのクヴィチャ・クワラツヘリアだろう。2022年7月にナポリに加入して以降、一気に飛躍。今夏の移籍市場でも注目株として注目されるが、ナポリは当然手放す気はない状況だ。
また、メスで13ゴールと量産したFWジョルジュ・ミカウタゼなど攻撃陣に注目が行きがちだが、ジョージアの英雄となったGKママルダシュヴィリに注目したい。
バレンシアが見出した守護神。2021年夏にバレンシア・メスタージャにレンタル移籍で加入。当時スペイン5部に所属していたBチームに入ったママルダシュヴィリだったが、当時の指揮官であるホセ・ボルダラス監督が大抜擢。2021-22シーズンのラ・リーガ開幕戦でいきなり先発起用され、一気に正守護神に君臨した。
わずか85万ユーロ(約1億4000万円)で加入したママルダシュヴィリは、ラ・リーガで躍動。そして、ジョージアを初のユーロ出場に導く活躍で国民の英雄に。プレーオフのギリシャ代表戦はPK戦までもつれ込んだが、ママルダシュヴィリのセーブで見事に出場権を獲得。守護神の奮起に前線が答えれば、大会にサプライズを起こすことだろう。
◆試合日程
▽6月18日(火)
《25:00》
【F】トルコ代表 vs ジョージア代表
▽6月22日(土)
《22:00》
【F】ジョージア代表 vs チェコ代表
▽6月26日(水)
《28:00》
【F】ジョージア代表 vs ポルトガル代表
◆招集メンバー
GK
1.ギオルギ・ロリア(ディナモ・トビリシ)
12.ルカ・グゲシャシュヴィリ(カラバフ/アゼルバイジャン)
25.ギオルギ・ママルダシュヴィリ(バレンシア/スペイン)
DF
2.オタル・カカバーゼ(クラコヴィア/ポーランド)
3.ラシャ・ドヴァリ(APOEL/キプロス)
4.グラム・カシア(スロヴァン・ブラチスラバ/スロバキア)
5.ソロモン・クヴィルクヴェリア(アル・アフドゥードゥ/サウジアラビア)
13.ギオルギ・ゴチョレイシュヴィリ(シャフタール/ウクライナ)
14.ルカ・ロホシヴィリ(クレモネーゼ/イタリア)
15.ギオルギ・グヴェレシアニ(ペルセポリス/イラン)
24.ジェマル・タビーゼ(パネトリコス/ギリシャ)
MF
6.ギオルギ・コチョラシュヴィリ(レバンテ/スペイン)
9.ズリコ・ダヴィタシュヴィリ(ボルドー/フランス)
10.ギオルギ・チャクヴェタゼ(ワトフォード/イングランド)
16.ニカ・クヴェクヴェスキリ(レフ・ポズナン/ポーランド)
17.オタル・キテイシュヴィリ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア)
18.サンドロ・アルトゥナシュヴィリ(ヴォルフスベルガー/オーストリア)
19.レヴァン・シェンゲリア(パネトリコス/ギリシャ)
20.アンゾール・メクヴァビシュヴィリ(ウニベルシタテア・クライオヴァ/ルーマニア)
21.ギオルギ・ツィタイシュヴィリ(ディナモ・バトゥミ)
23.サバ・ロブジャニーゼ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ)
26.ガブリエル・シグア(バーゼル/スイス)
FW
7.クヴィチャ・クワラツヘリア(ナポリ/イタリア)
8.ブドゥ・ジヴジヴァーゼ(カールスルーエ/ドイツ)
11.ギオルギ・クヴィリタイア(APOEL/キプロス)
22.ジョルジュ・ミカウタゼ(メス/フランス)
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ギオルギ・ママルダシュヴィリ
ウィリー・サニョル
クヴィチャ・クワラツヘリア
ジョルジュ・ミカウタゼ
ホセ・ボルダラス
ギオルギ・ロリア
ルカ・グゲシャシュヴィリ
オタル・カカバーゼ
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グラム・カシア
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ルカ・ロホシヴィリ
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トルコ代表はユーロ2024を“もうひとつの開催国”として戦う。 いよいよ開幕したユーロ2024。今大会はドイツ開催となり、ここまで開催国ドイツ代表、前回王者イタリア代表、UNL王者スペイン代表などが、順当に白星発進となっている。 17日にはグループE、18日にグループFが幕を開けるなか、F組はスター軍団のポルトガル代表、前回ベスト8のチェコ代表、トルコ代表、初出場のジョージア代表という組み合わせ。 スペイン『Relevo』は、F組首位通過はポルトガルでもチェコでもなく「開催国トルコ」ではないか、と予想する。 トルコ代表は昨年11月、アウェイで国際親善試合・ドイツ代表戦を戦い、3-2と勝利。試合会場のベルリン・オリンピアシュタディオンは「完全にホームトルコ、アウェイドイツの雰囲気だった」と、あるドイツ人記者が語る。 そう、ドイツ連邦には300万人を優に越えるトルコ系移民が暮らしており、国内の外国籍コミュニティとしてトルコが最大。2番目に多いバルカン半島諸国出身者でも、トルコ系移民の1/3にも満たないとされる。 この事実はサッカー界も例外でなく、ブンデスリーガにはドイツ出身のトルコ人選手、ドイツ国籍を取得したトルコ系選手が多数。現ドイツ代表もキャプテンのイルカイ・ギュンドアン、またエムレ・ジャン、かつての背番号「10」メスト・エジル氏などがトルコ系だ。 国家への帰属意識を巡ってエジル氏が代表引退に追い込まれるなど、センシティブな側面が否めないところだが、その一方、現在のトルコ代表もドイツ生まれが多数おり、キャプテンのハカン・チャルハノール、サリフ・エズジャン、ケナン・ユルディズらがその筆頭格。 どうやら今大会、ドイツ国内で暮らすトルコ系移民らは、祖国から応援に駆けつける同胞とともに、代表チームの試合に合わせて大移動するとみられており、試合ごとに6万人のトルコ人が会場内外へ向かう見通しとのこと。 18日の初戦・ジョージア代表戦は、収容人数約6万6000人(国際試合)を誇るドルトムントの本拠地・BVBシュタディオン・ドルトムント(ジグナル・イドゥナ・パルク)での開催。地元警察は予測不能な事態に備え、相当な数の警察官を会場周辺に配置するという。 ドルトムントに所属するドイツ生まれのトルコ代表MFエズジャンが「僕たちはこのユーロをホームとして戦う」と語れば、イタリア人のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督までもが「ドイツに住むトルコ人全員をハッピーにするため、私たちはここへ来た」と宣言。 トルコ代表の躍進が始まろうとしている。 2024.06.17 15:10 Mon4
初のユーロ出場でベスト16のジョージア代表、快挙に元首相が17億円を寄付…総資産7850億円の富豪はスペイン戦勝利でさらに17億円
ユーロ2024で躍進を見せているジョージア代表。元首相から多額の寄付が代表チームに贈られることとなった。 元フランス代表DFのウィリー・サニョル監督が率いるジョージアは、初出場を果たしたユーロで躍動している。 グループステージ最終節ではポルトガル代表に2-0で勝利。これにより、初出場にしてベスト16入りを達成した。 この快挙を受け、与党である「ジョージアの夢=民主ジョージア」を創設し、2012年に首相に就任したビジナ・イヴァニシヴィリ氏がチームを称賛。ポルトガル戦の勝利を「歴史的かつ夢のような勝利」と称えた。 イギリス『BBC』によれば、この勝利に感動したイヴァニシヴィリ氏は、3000万グルジア・ラリ(約17億1800万円)をジョージア代表に寄付。ラウンド16のスペイン代表戦で勝利した場合は、さらに3000万グルジア・ラリを寄付すると語っているという。 イヴァニシヴィリ氏は、コンピュータの販売やプッシュ式の電話機などの販売や輸入業を行い、ビジネスマンとして成功。その後、金属に関わる事業と銀行業で大成功を収め、オリガルヒ(ロシアやウクライナなどで政治的影響力を有する新興財閥)の1人になった。かつてチェルシーを保有していたロマン・アブラモビッチ氏もオリガルヒの1人だった。 首相としては1年間しか活動していないものの、総資産は『フォーブス』によれば38億7000万ポンド(約7850億円)とのこと。与党である「ジョージアの夢=民主ジョージア」の名誉党首として今なお多大なる影響力を持っているとされている。 <span class="paragraph-title">【動画】ジョージアの快挙! ポルトガル撃破で初出場でベスト16入り</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="c6gDUlxslYs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.28 22:50 Fri5