リヨン&マルセイユがPSG時代終焉へ本気の200億円補強…ムバッペ流出に伴う放映権ダウンの影響受けず

2024.08.16 16:10 Fri
リヨン加入のジョージア代表FWミカウタゼ、マルセイユ加入のFWグリーンウッド...両クラブとも200億円前後で記録的補強を敢行した
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リヨン加入のジョージア代表FWミカウタゼ、マルセイユ加入のFWグリーンウッド...両クラブとも200億円前後で記録的補強を敢行した
リーグ・アンのリヨンマルセイユが大型補強を敢行。スペイン『Relevo』は「PSGの王座が襲われる」として伝える。

2011年夏を境に中東資本が本格参入、一瞬にして欧州最強レベルの資金力を手に入れたPSG。以後、13シーズンでリーグ・アンを9度制し、3位以下に沈んだことは一度もない。

対し、2001-02シーズンから前人未到の7連覇を達成していたリヨンは、昨季まで15年間優勝なし。フランスで唯一欧州制覇経験があるマルセイユも、09-10シーズンを最後に優勝なし。
どちらもPSGに次ぐ第二勢力を維持するが、激しい浮き沈みがファンの不満に。リヨンは昨季6位、マルセイユ8位と、今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃している。

そんななか、フランス代表FWキリアン・ムバッペのPSG退団、レアル・マドリー移籍に伴い、リーグ・アンの放映権収入が大幅ダウン。
これは各クラブへの分配金削減を意味するが、元々熱烈なファンに支えられる地方中核都市のリヨンとマルセイユはそこまで影響を受けず。

リヨンはこの夏、クラブ史上最高となる総額1億3500万ユーロ(約220億円)を補強に投じ、ジョージア代表FWジョルジュ・ミカウタゼら即戦力を次々と獲得。来年1月には系列クラブのボタフォゴを経由し、アルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダもやってくる大型補強だ。

マルセイユも補強に総額1億1600万ユーロ(約189億円)を投下。元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド、アルゼンチン代表MFバレンティン・カルボーニなどを獲得し、指揮官にはロベルト・デ・ゼルビを据えた。

200億円前後を投じ、スカッドを固めたリヨンとマルセイユ。

この様子をスペインから眺める『Relevo』は、「リヨンとマルセイユがフランスで戦争を仕掛けている。ルイス・エンリケ率いるPSGの王座を襲撃する準備が整った」と締め括った。

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ライプツィヒがグヴァルディオル後釜を確保! リヨンの逸材CBルケバを55億円で獲得

RBライプツィヒは11日、リヨンからU-21フランス代表DFカステロ・ルケバ(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「23」に決定。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。 なお、移籍金に関しては3500万ユーロ(約55億4000万円)となったようだ。 ライプツィヒは今月5日にクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルがマンチェスター・シティに移籍。すでにパリ・サンジェルマン(PSG)からU-19フランス代表DFエル・シャダイル・ビチャーブ(18)を確保しているが、クラブはグヴァルディオルの後釜としてルケバをトップターゲットに定めていた、 ライプツィヒ行きを熱望し、リヨンのジョン・テクストルオーナーと直接会談を行ったとされる20歳DFは、今回の移籍に満足感を示している。 「RBライプツィヒに加入してブンデスリーガに移籍することを心から熱望していたし、移籍が完了したことを本当に嬉しく思っているよ。練習場、スタジアム、街、そして何よりも多くの若い才能が揃うチームに興奮しているよ。ここでフットボールをするのが待ちきれないね」 「そういった背景もあって、ライプツィヒへの移籍が自分にとって絶対に正しいことだと確信している」 「エキサイティングなチーム、そして多くの野心を持ったクラブに参加することになった。RBライプツィヒは、特定のフットボールスタイルと絶え間ない上昇の旅を表している。過去に多くのフランス人プレーヤーがすでに証明しているように、ここは若いプレーヤーが最高レベルで成長するのに最適な場所なんだ」 「来週からリーグが始まるし、チームを助けるために早く慣れることがさらに重要になる」 ルケバはヨーロッパ屈指の育成組織を誇るリヨンが輩出した最新の有望株で、左利きで高いアスリート能力と攻撃センスを有するというプロフィールは、グヴァルディオルの後釜として適任だ。 昨シーズンはリーグ・アン34試合に出場し、2ゴールを記録。4バックと3バックを併用したローラン・ブラン率いるチームで、ディフェンスラインの主力として活躍した。 2023.08.12 06:00 Sat

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