「腐敗だ」と発言したマルセイユ会長が15試合出場停止に、「不正が行われている」と侮辱発言が問題に

2025.02.27 21:25 Thu
マルセイユのスペイン人会長のロンゴリア氏
Getty Images
マルセイユのスペイン人会長のロンゴリア氏
マルセイユは26日、パブロ・ロンゴリア会長(38)の出場停止処分を発表した。

ロンゴリア会長は、22日に行われたリーグ・アン第23節のオセール戦で3-0と敗れた試合後、審判の判定に憤慨した。

「これは腐敗だ。こんなことは見たことがない」とメディアに対してコメント。「『パブロ・ロンゴリアは腐敗だと言っている』と書いたって構わない。全てが仕組まれている。計画され、不正が行われている。酷いリーグだ。もし、マルセイユがスーパーリーグの提案をするなら、我々はすぐに離脱する」と語っていた。
フランスプロサッカー連盟(LFP)の懲戒委員会は、15試合の出場停止の処分を下し、クラブはこれを受け入れたとのことだ。

ロンゴリア会長は、24日に自身の発言を撤回。「みんながフランス語の『腐敗』という言葉の意味をはっきりと説明してくれた。スペイン語ではもっと広い意味がある」とコメント。「だが、私は人生で金銭のやり取りや、金融取引などについて考えたことは一度もないし、そんなことは絶対許さない。フランスのサッカー界には不正行為は存在しないと言いたい」と語っていた。
ただ、リーグ・アンの審判員がさらに力をつけることは望んでいるとした。

「たとえ発言を正当化するものが何もなかったとしても、なぜこのような怒りに至ったのかを理解する必要がある」

「私の第一の責任はクラブを守ることだ。今シーズン、マルセイユが不利になったと私が考える審判の判定は多かった」

ロベルト・デ・ゼルビ監督が指揮するマルセイユは、首位のパリ・サンジェルマン(PSG)と13ポイント差の2位につけている。


パブロ・ロンゴリアの関連記事

マルセイユの関連記事

Aリーグ・メン(オーストラリア1部)のマッカーサーFCは17日、フランス人FWヴァレール・ジェルマン(34)が海外クラブへ移籍するため契約を解除したことを発表した。 モナコの下部組織出身のジェルマンは、2011年7月に昇格。2015-16シーズンにニースへ1年間レンタルを経験した以外はモナコでプレー。在籍6年で公 2025.02.18 08:30 Tue
インテルは11日、アルゼンチン代表MFバレンティン・カルボーニ(19)がマルセイユから復帰したことを発表した。 カルボーニは今季、マルセイユへ買い取りオプション付きレンタルで移籍。しかし10月、代表招集中の練習で左ヒザの前十字じん帯を断裂する大ケガを負っていた。 この重傷によりマルセイユではリーグ・アン4試 2025.02.12 10:05 Wed
マルセイユは3日、ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(27)を買い取りオプション付きレンタルで獲得したことを発表した。レンタル料は100万ユーロ(約1億6000万円)、今季終了後に買い取る際の移籍金は1200万ユーロ(約19億2000万円)にボーナス300万ユーロ(約4億8000万円)とのこと。 フ 2025.02.04 08:20 Tue
ブライトン&ホーヴ・アルビオンのアイルランド代表FWエバン・ファーガソン(20)を巡る状況が混沌としている。 今冬中にブライトンを退団する可能性が指摘されて久しいストライカー、ファーガソン。一時期ほどの評価はないが、それでも多くのトップクラブが狙う、いわば「人気銘柄」である。 イギリス紙は1月下旬以降、ウェ 2025.02.02 18:21 Sun
メキシコのトルーカは1日、マルセイユの元スペイン代表GKパウ・ロペス(30)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 エスパニョールの下部組織で育ち、そのままファーストチームに昇格。トッテナムへのレンタル移籍を経験すると、レアル・ベティス、マルセイユでプレー。今シーズンはジローナにレンタル移籍していた。 た 2025.02.02 11:10 Sun

リーグ・アンの関連記事

パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(26)は、契約延長の意思があるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ドンナルンマは2021年夏に、PSGへフリーで加入。当初はGKケイロル・ナバスとのポジション争いなどもあったが、2022ー23シーズン以降は正GKとして多 2025.02.26 13:20 Wed
スタッド・ランスは25日、敵地で行われたクープ・ドゥ・フランス準々決勝でアンジェと対戦し、1-1で90分の戦いが終了。その後、PK戦を5-4で制し、ベスト4進出を決めた。なお、DF関根大輝、MF伊東純也、FW中村敬斗はいずれもフル出場した。 リーグ戦では12試合未勝利と深刻な不振に陥るものの、カップ戦ではベスト8 2025.02.26 07:22 Wed
パリ・サンジェルマン(PSG)は23日、リーグ・アン第23節でリヨンとアウェイで対戦し3-2で勝利した。 ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(EL)ノックアウトフェーズプレーオフのブレスト戦に連勝しラウンド16進出を決めたPSGは、その試合からスタメンを2人変更。ファビアン・ルイスとパチョに代えてデジレ 2025.02.24 07:25 Mon
モナコの日本代表MF南野拓実も3試合連続ゴールを達成した。 22日、リーグ・アン第23節でモナコはリールと対戦。南野は先発出場を果たした。 試合は22分、43分とハコン・アルナル・ハラルドソンがゴールを決めてリールが2点のリード。そんな中、南野が一矢報いる。 左サイドでパスを受けたクレパン・ディアタが 2025.02.23 12:50 Sun
南野拓実の所属するモナコは22日、リーグ・アン第23節でリールとアウェイで対戦し1-2で敗戦した。南野はフル出場、前半追加タイム1分に今季6点目を記録。 ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウト・フェーズプレーオフ2ndレグのベンフィカ戦を3-3で終えるも2戦合計スコアで敗れた4位モナコ( 2025.02.23 06:20 Sun

記事をさがす

マルセイユの人気記事ランキング

1

モナコやマルセイユで活躍したFWジェルマンがマッカーサーFCを退団…仏紙はフリーでJリーグ入りと報道

Aリーグ・メン(オーストラリア1部)のマッカーサーFCは17日、フランス人FWヴァレール・ジェルマン(34)が海外クラブへ移籍するため契約を解除したことを発表した。 モナコの下部組織出身のジェルマンは、2011年7月に昇格。2015-16シーズンにニースへ1年間レンタルを経験した以外はモナコでプレー。在籍6年で公式戦202試合に出場し53ゴール20アシストを記録。2016-17シーズンにはモナコでリーグ・アンを制覇した。 その後、マルセイユやモンペリエでのプレーを経て、2023年7月にマッカーサーに完全移籍。加入初年度からレギュラーの座を掴むと、公式戦39試合で20ゴール12アシストをマークし、クラブ2度目のFFAカップ(オーストラリアカップ)制覇に貢献。 今シーズンはキャプテンに就任すると、ここまでリーグ戦17試合で7ゴール1アシストを記録していた。 なお、移籍先などは明かされていないが、フランス『RMC Sport』によると、新天地は日本のクラブになるとのことだ。 2025.02.18 08:30 Tue
2

フリーのジェルマンがモンペリエに加入! 今夏にマルセイユを契約満了で退団

モンペリエは8月31日、フランス人FWヴァレール・ジェルマン(31)の獲得を発表した。契約期間は2024年6月30日までとなる。 2016-17シーズンにモナコでリーグ・アンを制覇したジェルマンは、2017年にかつて父親もプレーしたクラブであるマルセイユへ移籍。優れたポジショニングと献身的な守備でチームを支え、公式戦159試合に出場して31ゴール14アシストの記録を残した。 加入当初は主軸として活躍したジェルマンだが、決定力不足もあり徐々にチームでの立ち位置が低下。昨シーズンのスタメン出場はわずか6試合に留まり、終盤はほぼ試合出場がなくなっていた。 こうした状況もあり、ジェルマンは今夏に日本代表DF長友佑都(34)やチュニジア代表MF サリフ=エディヌ・カーウィ(26)らと共に、契約満了でのマルセイユ退団が発表されていた。 フリーの状態となったジェルマンに対しては、サンテティエンヌも獲得に関心を示していたが、かねてより獲得を模索していたモンペリエが獲得を発表。モンペリエはセルビア代表FWペタル・シュクレティッチの退団が発表されており、新たなストライカーの活躍に期待が寄せられている。 2021.09.01 12:52 Wed
3

日本代表DF長友佑都のマルセイユ退団が決定、クラブが公式発表

マルセイユは1日、4選手の退団を発表。日本代表DF長友佑都(34)の退団も発表された。 長友はFC東京でプレーしたのち、チェゼーナへと移籍しヨーロッパに挑戦。インテルでは主力として活躍し、チャンピオンズリーグなど多くの試合に出場。その後、ガラタサライでのプレーを経て、2010年8月にマルセイユへと加入した。 多くの国際経験を持つ長友だが、ガラタサライでの最後の半年は登録メンバーから外れたために試合出場はなし。そのため、加入当初はマルセイユでも試合感のなさに苦しんだが、徐々にパフォーマンスが向上した。 日本代表DF酒井宏樹と両サイドバックを務めるなどした長友は、アンドレ・ビラス=ボアス監督が辞任し、ホルヘ・サンパオリ監督が就任しても出場を続け、リーグ・アンでは25試合に出場し1アシストを記録していた。 マルセイユとの契約が6月30日で満了を迎えた長友は、そのまま退団が決定。Jリーグ復帰の噂も流れる中、本人はヨーロッパでのプレーを希望することを6月の日本代表活動中に語っていた。 なお、長友の他に退団が決まったのは、GKヨアン・プレ(38)、MF サリフ=エディヌ・カーウィ(26)、FWヴァレール・ジェルマン(31)となる。 <span class="paragraph-title">【動画】長友佑都がマルセイユで決めた初アシストがスーパーゴールを生む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJVNUNhWGRFRyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.07.01 17:08 Thu
4

マルセイユがイタリア代表DFをサウジアラビアから獲得! 『イカゲーム』を模して加入を伝える

マルセイユは7日、アル・イテハドのイタリア代表DFルイス・フェリペ(27)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。背番号は「4」決定した。 ロベルト・デ・ゼルビ監督が率いるマルセイユでは中央アフリカ代表MFジェフリー・コンドグビアをセンターバックで起用するなど、ディフェンスラインの選手層に問題を抱えている。 そんななか、アル・イテハドとの契約解消で合意に至り、ヨーロッパの強豪クラブへ売り込みを行っていたイタリア代表DFの獲得が決定した。 ルイス・フェリペはメディカルチェックを終えて正式に契約を締結。人気韓国ドラマ『イカゲーム』をモチーフにした特別ムービーで加入を伝えた。 2016年夏にブラジルのイトゥアーノからラツィオに加入したルイス・フェリペは、サルレニターナでの武者修行を経て、2017-18シーズンからセリエAに挑戦。2021-22シーズンはリーグ戦31試合に出場もシーズン終了後に契約満了で退団。 2022年夏にフリーで加入したレアル・ベティスではセンターバックの主力を担うも、2023年9月にサウジアラビアへ移籍。アル・イテハドではこれまで公式戦28試合に出場していた。 <span class="paragraph-title">【動画】『イカゲーム』風の映像でルイス・フェリペ加入を伝える</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="fr" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/OM_Officiel/status/1876637457825062953?ref_src=twsrc%5Etfw">January 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.08 00:00 Wed
5

リヨン&マルセイユがPSG時代終焉へ本気の200億円補強…ムバッペ流出に伴う放映権ダウンの影響受けず

リーグ・アンのリヨンとマルセイユが大型補強を敢行。スペイン『Relevo』は「PSGの王座が襲われる」として伝える。 2011年夏を境に中東資本が本格参入、一瞬にして欧州最強レベルの資金力を手に入れたPSG。以後、13シーズンでリーグ・アンを9度制し、3位以下に沈んだことは一度もない。 対し、2001-02シーズンから前人未到の7連覇を達成していたリヨンは、昨季まで15年間優勝なし。フランスで唯一欧州制覇経験があるマルセイユも、09-10シーズンを最後に優勝なし。 どちらもPSGに次ぐ第二勢力を維持するが、激しい浮き沈みがファンの不満に。リヨンは昨季6位、マルセイユ8位と、今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃している。 そんななか、フランス代表FWキリアン・ムバッペのPSG退団、レアル・マドリー移籍に伴い、リーグ・アンの放映権収入が大幅ダウン。 これは各クラブへの分配金削減を意味するが、元々熱烈なファンに支えられる地方中核都市のリヨンとマルセイユはそこまで影響を受けず。 リヨンはこの夏、クラブ史上最高となる総額1億3500万ユーロ(約220億円)を補強に投じ、ジョージア代表FWジョルジュ・ミカウタゼら即戦力を次々と獲得。来年1月には系列クラブのボタフォゴを経由し、アルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダもやってくる大型補強だ。 マルセイユも補強に総額1億1600万ユーロ(約189億円)を投下。元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド、アルゼンチン代表MFバレンティン・カルボーニなどを獲得し、指揮官にはロベルト・デ・ゼルビを据えた。 200億円前後を投じ、スカッドを固めたリヨンとマルセイユ。 この様子をスペインから眺める『Relevo』は、「リヨンとマルセイユがフランスで戦争を仕掛けている。ルイス・エンリケ率いるPSGの王座を襲撃する準備が整った」と締め括った。 <span class="paragraph-title">【写真】マルセイユにエリェ・ワイが到着…RCランスからの移籍金は41億円</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr"> <br><br>À la pointe de l’attaque marseillaise, à la découverte du <a href="https://t.co/mddVD0cf3d">pic.twitter.com/mddVD0cf3d</a></p>&mdash; Olympique de Marseille (@OM_Officiel) <a href="https://twitter.com/OM_Officiel/status/1824122845074464955?ref_src=twsrc%5Etfw">August 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.16 16:10 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly