「クヴァラはスペインのどの選手よりも優れている」、ママルダシュヴィリが波紋呼んだ発言を説明

2024.06.30 15:30 Sun
ジョージアの絶対的守護神ママルダシュヴィリ
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ジョージアの絶対的守護神ママルダシュヴィリ
ジョージア代表の守護神ギオルギ・ママルダシュヴィリが、スペイン代表との大一番を前に波紋を呼んだ自身の発言について説明した。

ポルトガル代表、トルコ代表、チェコ代表と強豪揃いのグループFでポルトガルを撃破し、本大会初出場ながらグループ3位通過で決勝トーナメント進出の快挙を果たしたジョージア。
30日に行われるラウンド16では今グループステージ唯一全勝突破のスペイン相手にさらなる躍進を目指す。

FWクヴィチャ・クワラツヘリア、FWジョルジュ・ミカウタゼの両エースと共に、その原動力となっている守護神は、2021年からバレンシアでプレーしていることもあり、この一戦を前にスペイン『マルカ』の取材を受けた。

その際、「クワラツヘリアはスペインのどのプレーヤーよりも優れている」とコメントした結果、スペイン国内で波紋を呼ぶ結果となった。
ウィリー・サニョル監督と共にスペイン戦に向けた公式会見に出席したママルダシュヴィリには当然のことながら、そのコメントに関する質問が飛ぶも、バレンシア守護神は「スペインのプレーヤーをリスペクトしていないわけではない」としながらもジョージア人としてクワラツヘリアこそ世界最高のプレーヤーの1人であると自らの考えを示した。

「僕はただのジョージア人で、彼のファンだ。彼は世界最高のプレーヤーの一人であり、バロンドールを受賞できるプレーヤーだと思う」

「スペインのプレーヤーをリスペクトしていないわけではないよ。もちろん彼らをリスペクトしている。彼らは本当に素晴らしいプレーヤーだけど、ジョージアの一般人として、僕はクヴィチャが世界最高のプレーヤーの一人だと思っているよ」

また、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督も、「ママルは世界最高のゴールキーパーの一人だ。彼の発言は見ていないが、彼がそう思うなら構わない。彼はチームメイトを守らなければならない」、「クヴァラはトップクラスのプレーヤーだし、私もそう思う。ただ、個人的には我々のプレーヤーが最高だと思うよ」と、相手守護神の見解や心情を受け入れている。

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ユーロ本大会初出場でグループステージ突破という快挙を成し遂げたジョージア代表は、決勝トーナメントでも変わらぬ攻撃的な姿勢を貫く。 ウィリー・サニョル監督の下、守護神ギオルギ・ママルダシュヴィリ、FWクヴィチャ・クワラツヘリア、FWジョルジュ・ミカウタゼの両エースを軸に史上初となるユーロ2024本大会行きを決めたジョージア。 本大会でもその快進撃は続き、ポルトガル代表、トルコ代表、チェコ代表と強豪揃いのグループFでは最終節ですでに首位通過を決めていたポルトガルを撃破した結果、勝ち点4の3位で突破を決めた。 ただ、ラウンド16では今グループステージ唯一の全勝突破を決めた強豪スペイン代表と対戦する。 通常のノックアウトラウンドで格下と目されるチームは後ろに重心を置きながら、PK戦まで持ち込むことも想定した守備的プランを選択することが多いが、前日会見に出席したサニョル監督はポルトガル相手の勇敢な戦い方を継続したい。攻撃的な姿勢を貫く考えだ。『ESPN』が指揮官の会見コメントを伝えている。 「スペイン、ポルトガル、ビッグチーム相手に、ジョージアは守備のことばかり考えていては、いつかは崩れてしまう。だから、守備だけをするつもりはない。ポルトガル戦のように、スペイン代表やヨーロッパの人々に、守備だけでなくボールの使い方も上手いことを示すつもりだ。ポルトガル戦ではボールを保持する素晴らしい瞬間があった。明日も同じようなパフォーマンスが見られることを期待している」 現役時代にバイエルンやフランス代表で活躍した右サイドバックは、「何週間も毎日プレーヤーに『自由にプレーして、リスクを取って、計算せずにあれをやれ、あれをやれ、あれをやれ』と言いながら、ノックアウトステージだけ違う話をするわけにはいかない」と、自身の現役時代の経験を含め一貫性の重要性を説く。 さらに、「私は守備戦略と規律を非常に重視しているが、プレーヤーはボールを持てば、やりたいことは何でもできるとわかっている。フットボールは数学でもチェスゲームでもない。感情も使ってプレーしなければならない」と、選手たちに攻撃時は主体性を持ってプレーしてほしいとしている。 一方で、ジョージアは昨年9月に行われたユーロ予選で対戦した際に1-7の大敗を喫しており、今回も難しい戦いが予想されるところだ。 サニョル監督は「あの試合のことは覚えていない」とジョークを飛ばしつつも、その苦い敗戦も今の躍進に繋がっていると前向きな姿勢で大一番に臨む考えだ。 「もちろん、私たちにとっては難しい瞬間でしたが、人生で前進するためには、時にはそのような非常に困難な瞬間、自分は良くない、悪いことばかりしていると思う瞬間が必要です。 「困難がなければ、大きな成果は得られない。それは我々の旅の一部だった。今日ここにいるのは、この1-7の敗戦が我々に多くのことを教え、多くのことを学んだと確信している」 「明日はまた新たな試合だ。我々には失うものがまったくないので、自信を持ってこの試合に臨む。私にとって、我々はすでにユーロ2024を優勝したようなもので、再びピッチに立ち、素晴らしいスタジアムでジョージアの国歌を聞くのがとても楽しみだ」 2024.06.30 14:15 Sun
ミランがバレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)に注目しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 2021年夏にディナモ・トビリシからバレンシアへ加わり、ラ・リーガ屈指の守護神として活躍するママルダシュビリ。現在開催中のユーロ2024では初出場ジョージアのゴールマウスを守り、多数のセーブで決勝トーナメント進出の立役者となった。 先日、ラージョ・バジェカーノを退団する北マケドニア代表GKストレ・ディミトリエフスキ(30)を確保したバレンシアは、慢性的な財政難に悩まされていることもありママルダシュビリを売却候補に。ブレントフォードとニューカッスルがここ数週間関心を示しているようだが、移籍金3000万ユーロ(約51億6000万円)の要求に尻込みしているという。 また、ユーロでの活躍でその価値はさらに高騰。スペイン現地では少なくとも4000万ユーロ(約68億8000万円)と見積もられているようだ。 現行契約が2026年6月までのフランス代表GKマイク・メニャン(28)と契約延長に至っていないミランも、かねてからママルダシュビリに関心。ニースのポーランド代表GKマルシン・ブルカ(24)と共にリスト入りしていることは確実だが、あくまでもメニャンとの契約延長が最優先で、現状それ以上の動きはないようだ。 現年俸が300万ユーロ(約5億2000万円)弱のメニャンは、ポルトガル代表FWラファエル・レオンと同等の700万ユーロ(約12億円)を希望。交渉をまとめ、守護神交代を回避することができるのだろうか。 2024.06.28 15:06 Fri
ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)は現状、バレンシア残留が濃厚だ。スペイン『Relevo』が伝えている。 ユーロ初出場・ジョージア代表の最後尾を守るは、今季ラ・リーガNo.1守護神との評価も得たママルダシュヴィリ。先日のチェコ代表戦も好セーブを連発し、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を受賞している。 今夏のステップアップが浮上して久しいが、現在の状況としては、所属するバレンシアが売却に消極的。 獲得に本腰を入れてきたニューカッスルもここ数週間、一歩引いているとされ、アトレティコ・マドリーもGKヤン・オブラク売却を前提としたクラブ間、個人間の意見交換にとどまっているという。 ニューカッスルの1stオファーは2500万ユーロ(約42.7億円)だったそうだが、最低3500万ユーロ(約59.8億円)と見積もるバレンシアがこれを拒否。 ニューカッスル以外にもママルダシュヴィリを好むプレミアリーグのクラブは複数あり、単純な資金力だけなら下位クラブでも獲得が可能。ただし、ママルダシュヴィリを2500万ユーロ以上と見積もるクラブがなく、現段階では「バレンシア残留」という状況だ。 2024.06.25 21:30 Tue
ジョージア代表のウィリー・サニョル監督は2戦未勝利を悲観していない。『UEFA.com』が伝えた。 プレーオフを勝ち抜き初のユーロ出場となったジョージア。グループF初戦のトルコ代表戦は1-3の敗北を喫したなか、22日の第2節では初勝利を目指してチェコ代表と対戦した。 試合の主導権を握ったのはチェコだったが、前半アディショナルタイムのFWクヴィチャ・クワラツヘリアのクロスからPKを獲得し、これをFWジョルジュ・ミカウタゼが決めてジョージアが先制。後半にセットプレーから追いつかれるも、GKギオルギ・ママルダシュヴィリを中心とした粘り強い守りでドロー決着とした。 試合終了間際にはロングカウンターから勝ち越しのチャンスもあったジョージアだが、サニョル監督はユーロで初の勝ち点獲得に満足。大舞台で得られる経験こそがジョージアの財産と語った。 「我々が失うものは何もない。決してだ。今回のユーロでの目標は経験を積むことだ。ジョージアは大好きだが、大会デビューで勝利できるとは思っていない」 「選手たちにとって、最高レベルのサッカーがどのようなものかを知ることが非常に重要だった。学ぶべきことはたくさんあるが、それはきっとジョージアの未来に役立つだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】クワラツヘリアのクロスがハンド誘発! ミカウタゼがPK決めて先制</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="iHddoLRnyGQ";var video_start = 60;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 17:22 Sun
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ジョージア代表</span> 出場回数:初出場 最高成績:なし ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:プレーオフC勝者 監督:ウィリー・サニョル <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(バレンシア) 2000年9月29日(23歳) 史上初となるユーロに臨むジョージア。フランス代表としてワールドカップやユーロで優勝経験のあるウィリー・サニョル監督が率いるチームは、プレーオフを勝ち抜いて本大会に出場した。 ギリシャを下して本大会の切符を掴んだジョージア。そのチームにおいて、再注目の選手はエースのクヴィチャ・クワラツヘリアだろう。2022年7月にナポリに加入して以降、一気に飛躍。今夏の移籍市場でも注目株として注目されるが、ナポリは当然手放す気はない状況だ。 また、メスで13ゴールと量産したFWジョルジュ・ミカウタゼなど攻撃陣に注目が行きがちだが、ジョージアの英雄となったGKママルダシュヴィリに注目したい。 バレンシアが見出した守護神。2021年夏にバレンシア・メスタージャにレンタル移籍で加入。当時スペイン5部に所属していたBチームに入ったママルダシュヴィリだったが、当時の指揮官であるホセ・ボルダラス監督が大抜擢。2021-22シーズンのラ・リーガ開幕戦でいきなり先発起用され、一気に正守護神に君臨した。 わずか85万ユーロ(約1億4000万円)で加入したママルダシュヴィリは、ラ・リーガで躍動。そして、ジョージアを初のユーロ出場に導く活躍で国民の英雄に。プレーオフのギリシャ代表戦はPK戦までもつれ込んだが、ママルダシュヴィリのセーブで見事に出場権を獲得。守護神の奮起に前線が答えれば、大会にサプライズを起こすことだろう。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月18日(火) 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ジョージア代表 ▽6月22日(土) 《22:00》 【F】ジョージア代表 vs チェコ代表 ▽6月26日(水) 《28:00》 【F】ジョージア代表 vs ポルトガル代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ギオルギ・ロリア(ディナモ・トビリシ) 12.ルカ・グゲシャシュヴィリ(カラバフ/アゼルバイジャン) 25.ギオルギ・ママルダシュヴィリ(バレンシア/スペイン) DF 2.オタル・カカバーゼ(クラコヴィア/ポーランド) 3.ラシャ・ドヴァリ(APOEL/キプロス) 4.グラム・カシア(スロヴァン・ブラチスラバ/スロバキア) 5.ソロモン・クヴィルクヴェリア(アル・アフドゥードゥ/サウジアラビア) 13.ギオルギ・ゴチョレイシュヴィリ(シャフタール/ウクライナ) 14.ルカ・ロホシヴィリ(クレモネーゼ/イタリア) 15.ギオルギ・グヴェレシアニ(ペルセポリス/イラン) 24.ジェマル・タビーゼ(パネトリコス/ギリシャ) MF 6.ギオルギ・コチョラシュヴィリ(レバンテ/スペイン) 9.ズリコ・ダヴィタシュヴィリ(ボルドー/フランス) 10.ギオルギ・チャクヴェタゼ(ワトフォード/イングランド) 16.ニカ・クヴェクヴェスキリ(レフ・ポズナン/ポーランド) 17.オタル・キテイシュヴィリ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア) 18.サンドロ・アルトゥナシュヴィリ(ヴォルフスベルガー/オーストリア) 19.レヴァン・シェンゲリア(パネトリコス/ギリシャ) 20.アンゾール・メクヴァビシュヴィリ(ウニベルシタテア・クライオヴァ/ルーマニア) 21.ギオルギ・ツィタイシュヴィリ(ディナモ・バトゥミ) 23.サバ・ロブジャニーゼ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ) 26.ガブリエル・シグア(バーゼル/スイス) FW 7.クヴィチャ・クワラツヘリア(ナポリ/イタリア) 8.ブドゥ・ジヴジヴァーゼ(カールスルーエ/ドイツ) 11.ギオルギ・クヴィリタイア(APOEL/キプロス) 22.ジョルジュ・ミカウタゼ(メス/フランス) 2024.06.18 18:30 Tue

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アヤックスは1日、ジョージア代表FWジョルジュ・ミカウタゼ(23)がメスへ完全移籍することを発表した。 2024年1月にレンタル移籍していた中、買い取りオプションが行使され、移籍金は1300万ユーロ(約22億6000万円)とのことだ。 メスの下部組織で育ったミカウタゼは、2020年7月にファーストチームに昇格。ベルギーのセランへの2度のレンタル移籍を経験すると、2023年8月にアヤックスへと完全移籍した。 アヤックスではエールディビジで6試合の出場、ヨーロッパリーグで2試合、KNVBベーカーで1試合の出場に終わり、2024年1月にメスへレンタル移籍した。 メスでは、リーグ・アンで20試合に出場し13ゴール4アシスト。ハーフシーズンで11ゴール3アシストを記録していた。 ジョージア代表としてもユーロ2024に出場し、4試合で3ゴールを記録するなど注目のストライカー。2024-25シーズンはどんなパフォーマンスを見せるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】巧みなポジショニングでユーロ初ゴールのミカウタゼ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="7jgiZ4eVOzo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 22:56 Mon
ジョージア代表のウィリー・サニョル監督が、ユーロ2024からの敗退を振り返った。フランス『レキップ』が伝えた。 6月30日、ユーロ2024ラウンド16でジョージアは優勝候補のスペイン代表と対戦した。 初のユーロ出場ながら、グループステージではポルトガル代表に勝利するなどしてベスト16に残ったジョージア。試合は18分にオウンゴールで先制する。 スペイン相手に先手を奪ったことで、守備を固めてボールを渡す展開に。それでも39分にロドリにミドルシュートを決められると、後半には3失点。4-1で敗退となった。 サニョル監督は、チームのパフォーマンスを称えながらも、スペインの1点目に不満。アルバロ・モラタがオフサイドポジションにいたとし、VARが機能していないことを冗談を交えて指摘した。 「我々はよく組織されていた前半戦を覚えている。ボールはスペインに任せることにし、みんなでよく守った」 「試合のターニングポイントはスペインの最初のゴールだ。そこで我々の選手(オタル・キテイシュヴィリ)が負傷したが、ボールが出ずに主審は何も言わなかった」 「モラタはロドリのシュートでは明らかにオフサイドポジションにいた。映像では、GKがボールを止めるのに動く事を余儀なくされていることがわかるだろう。バスが停電したんだと思うが、私にはわからない」 また、前半終盤に追いつかれたことで、苦しくなったと言及。回復にも時間がなかったことで、後半は苦しかったとした。 「1-0でハーフタイムに入っていれば、もう少しエネルギーが残っていたはずなので残念だ。しかし、試合を通してスペインはずっと強かった」 「回復期間が中2日だったこともあり、後半はフィジカルが難しくなった」 「残念なことだが、ユーロでは勝利もあげたし、ジョージアに良いイメージを持ってもらいたい。選手たちは、十分に値するだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】オフサイドでは?指揮官が不満を語ったプレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="D4nGV-8efEE";var video_start = 25;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 13:30 Mon
スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、ジョージア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 6月30日、ユーロ2024のラウンド16でスペインはジョージアと対戦した。 優勝候補に挙げられているスペインは、初のラウンド16進出となったジョージアと対戦。しかし、試合は18分にロビン・ル・ノルマンのオウンゴールで失点する。 早々にビハインドとなってしまったが、スペインは落ち着いたプレーを続け、39分にはロドリのゴールで同点に追いつくと、後半は普段のパフォーマンスを披露。51分にファビアン・ルイス、75分にニコ・ウィリアムズ、83分にダニ・オルモとゴールを重ね、4-1で快勝した。 順当に準々決勝に進出したスペイン。デ・ラ・フエンテ監督は選手たちを信じ、落ち着いてプレーさせることを後半は目指したとした。 「前半を通して伝えてきたメッセージと同じだった。落ち着いて、不安にならず、ストレスのかかる決断をしないことだ」 「攻撃する適切なタイミングを探し、試合で落ち着きを取り戻してもらいたかった。得点が入らない時に不安が高まっているのが分かった」 また、ル・ノルマンのオウンゴールで先制を許したシーンについても言及。すぐに忘れることを期待し、周りの選手のサポートも良かったとした。 「それはネガティブな緊張につながる可能性があるため、それを頭から追い出してほしいと思っていた」 「あの状況では士気への打撃は大きかったかも知れないが、ロビンは我々全員からリスペクトと愛情、そしてサポート受けていることを理解していた」 「彼は偉大な選手であり、素晴らしいディフェンダーだ。そして、付け加えるべきは、素晴らしい人間ということだ」 「あのような逆境を平常心で乗り越えたことは、彼と彼の周りにいた人について何かを物語っている」 <span class="paragraph-title">【動画】OGで先制許すもスペインが逆転でジョージアに快勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="D4nGV-8efEE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 10:55 Mon
ユーロ2024・ラウンド16のスペイン代表vsジョージア代表が6月30日に行われ、4-1でスペインが勝利した。 イタリア代表、クロアチア代表、アルバニア代表が同居したグループBを全勝で首位通過したスペインは、サブメンバー中心で臨んだ最終節のアルバニア戦の先発からラポルテ以外の全員を変更。ロドリやペドリ、カルバハルらが主力が先発に名を連ね、3トップはモラタ、ヤマル、ニコ・ウィリアムズを並べた。 一方、ポルトガル代表、トルコ代表、チェコ代表が同居したグループFを3位で通過したジョージアは、完勝した最終節のポルトガル戦と同じ先発メンバーを採用。守護神ママルダシュヴィリ、クワラツヘリア、ミカウタゼといった主力を起用した[5-3-2]で試合に臨んだ。 地力で勝るスペインが序盤からボールを握るなか、先にスコアを動かしたのはジョージアだった。18分、ミカウタゼのロングスルーパスで右サイドを駆け上がったカカバーゼが早いタイミングでクロスを供給すると、これがDFル・ノルマンのオウンゴールを誘発した。 先制を許したスペインはすぐに反撃を開始すると39分、ボックス左でボールを受けたニコ・ウィリアムのマイナスの折り返しをペナルティアーク内で受けたロドリがが左足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがゴール右隅に決まった。 1-1で迎えた後半、ジョージアは開始早々にチャンスを迎える。48分、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、センターライン手前でまで持ち上がった7が飛び出したGKの位置を確認し超ロングシュート。しかし、これはわずかにゴール左に逸れた。 ピンチを凌いだスペインは直後に勝ち越す。51分、セットプレーのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、ペドリのパスをバイタルエリア右で受けたヤマルのクロスがクロスを供給。これをゴール左手前のファビアン・ルイスがヘディングで流し込んだ。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、スペインが74分に再びネットを揺らす。右サイドから斜めにドリブルを仕掛けたヤマルがボックス内のダニ・オルモとのパス交換でゴールエリア右に抜け出すと、折り返しがDFグヴェレシアニのオウンゴールを誘ったが、これはVARの末にヤマルがオフサイドの判定となった。 追加点のチャンスを逃したスペインだったが、直後の75分に再びチャンスが訪れる。自陣でのボール奪取からファビアン・ルイスが左サイドのスペースへロングフィードを送ると、これを受けたニコ・ウィリアムがドリブルでボックス左まで切り込むと、ゴール中央上へシュートを突き刺した。 攻撃の手を緩めないスペインは、83分にもオヤルサバルの横パスをペナルティアーク内で受けたダニ・オルモがボックスライン付近から左足のシュートをゴール左隅に流し込み、試合を決定づける4点目を奪った。 結局、試合はそのまま4-1でタイムアップ。ジョージアに先制されるも、4ゴールを奪い逆転勝利したスペインが2大会連続のベスト8進出を決めた。 スペイン 4-1 ジョージア 【スペイン】 ロドリ(前39) ファビアン・ルイス(後6) ニコ・ウィリアムズ(後30) ダニ・オルモ(後38) 【ジョージア】 OG(前18) 2024.07.01 06:10 Mon
スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、今大会のダークホースを警戒している。 大会前の下馬評は芳しくなかったが、イタリア代表、クロアチア代表、アルバニア代表と同居した激戦区のグループBを3戦全勝で首位通過し、ユーロ2024の優勝候補の一角に浮上したラ・ロハ。 30日に開催されるラウンド16では優勝候補ポルトガル代表に2-0の勝利を収めるなど、本大会初出場で見事にグループFを3位通過したダークホースのジョージア代表とベスト8を懸けて対戦する。 そのジョージアは昨年9月に行われたユーロ予選で7-1の圧勝を収めた相手だが、デ・ラ・フエンテ監督は、その当時から大きく進化を遂げたウィリー・サニョルのチームへの警戒を怠らない。 「フットボールで驚くべき出来事が起こるのを、我々はこれまでもたくさん見てきたが、それがなくなることはない。ジョージアはポルトガルに勝った。我々は彼らを対戦相手として尊重し、懸命に働き、試合の重要性を理解して臨まなければならない。それができれば、我々にそのようなことが起こらないはずだ」 さらに、「彼らはカウンターアタックが速く、セットプレーも非常に優れている。我々は警戒し、注意を払って、スピードの部分で相手のカウンターアタックにさらされないようにする必要がある」と、FWクヴィチャ・クワラツヘリア、FWジョルジュ・ミカウタゼの両エースが牽引する高速カウンターへの対応が勝敗のカギを握ると考えている。 また、前述の予選での前回対戦について改めて質問を受けた指揮官は、スコットランド代表相手の0-2の敗戦、当時のスペインサッカー連盟(RFEF)会長のルイス・ルビアレス氏を巡るスキャンダルの真っ最中で戦ったアウェイゲームが、現在のチームにとってターニングポイントになったと振り返る。 「我々にとって非常に重要な試合だった。大きなプレッシャーを抱えて現地に到着し、ファミリーとしてその試合から戻ってきた。以前よりもずっと強くなってね」 その上で「最も重要な試合は常に次の試合であり、今、別のユーロが始まる。我々は非常に難しい試合に備えており、最高の武器を持って勝利を収めるつもりだ」と、ジョージア相手に再び今後に弾みを付けるような試合を見せたいと意気込んだ。 2024.06.30 15:00 Sun

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ポルトガル代表のロベルト・マルティネス監督が、ベスト8進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えた。 1日、ユーロ2024ラウンド16でポルトガルはスロベニアと対戦した。 優勝候補のポルトガルと、初のラウンド16進出のスロベニアの一戦。試合はこう着状態で進み続け、0-0で120分間を終えた。 延長戦ではクリスティアーノ・ロナウドがPKを失敗するなどもあった中、PK戦ではGKジオゴ・コスタが躍動。PK戦の末に勝利したポルトガルがベスト8に進出した。 試合後、マルティネス監督はチームを救ったジオゴ・コスタを称え、手放しで絶賛した。 「ポルトガルの秘密はジオゴ・コスタだ。彼はヨーロッパのサッカー界で最も隠された秘密だ。今日、彼は別次元だった。1vs1の状況では信じられないほどだった。そしてPK戦では3連続でセーブする集中力とクオリティを持っていた。我々は彼をとても誇りに思うべきだ」 一方で、PKを失敗したC・ロナウドについても言及。チームのキャプテンとしての振る舞いを称えた。 「ロナウドはPKを外したが、PK戦の開始時に決定的なプレーを見せ、道を切り拓いた。ロッカールームから団結の勝利だった」 「クリスティアーノは我々のキャプテンであり、人生にもサッカーにも困難な瞬間があり、諦めてはいけなかった。進み続けなければならないことを示してくれた。物事がうまくいかないときにどうすべきかを示すものだった」 試合全体についても振り返ったマルティネス監督は、パフォーマンスを称え、スロベニアのレベルの高さに対してチームがしっかりとやるべきことをやれたと満足感を示した。 「新たなトーナメントが始まった。昨日も言ったが、大会の詳細が変わり、PK戦で勝つことも、個人のクオリティを生む瞬間を作ることもできると言ったが、チームはとても良くプレーしていた」 「我々はとても良く働いた。このような試合に勝つためのロッカールームのエネルギー、強さ、情熱は信じられないほどだ」 「スロベニアが90分を無失点で終えたとき、我々は集中力を維持するのが大変だった。誇りと強さに満ちたチームを見て、我々は全力を尽くした」 「我々は勝つに値したが、このような試合は起こるものだ。我々は準々決勝に進み、ファンは祝う夜になると思う」 <span class="paragraph-title">【動画】神の手を持つジオゴ・コスタ、衝撃のPK戦3連続セーブ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="QVyqpqIeNng";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.02 12:55 Tue
ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが、ユーロ2024敗退を嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 デ・ブライネは1日に行われたユーロ2024ラウンド16のフランス代表戦で先発。試合は徐々に主導権を握られながらも、お互い得点は生まれないままハーフタイムへ。後半はデ・ブライネのチャンスメイクもあって好機を作りながらも得点できずにいると、85分にオウンゴールから痛恨の失点を許し、そのまま0-1で敗れた。 これにより、ユーロ2024敗退となりまたもトロフィーに手が届かなかったベルギー。デ・ブライネも落胆を隠さず、プラン通りの試合で敗れたことを嘆いている。 「残念だ。僕たちはこの試合に向けてプランを練り、それをうまく実行したと思う。フランスの実力を考えれば、彼らがボールを握るのは分かっていた。僕たちにもチャンスはあったが、それほど多くはなかったと思う」 「それでも、僕たちは危険な存在になれていたんだ。彼らのゴールが決まるまで、計画はうまくいっていた。失点してから、僕たちに反撃の時間はほとんど残されていなかった」 「できる限りのことはしようとした。今日はより守備的なポジションでプレーし、チームを助けるため全力を尽くした。チャンスを決められなかったのは残念だ。これは僕らが望んだ結果ではない。ただ、優勝候補の一角ではなくても、スロバキア戦では自分たちに失望してしまっていた」 2024.07.02 12:50 Tue
スロベニア代表のマティアジュ・ケク監督が、ユーロ2024敗退もチームの奮闘に胸を張った『UEFA.com』が伝えている。 1日、ポルトガル代表とのユーロ2024ラウンド16に挑んだスロベニア。戦力で上回る相手に試合を支配されながらも、集中した守備を維持し続けたチームは90分間粘り強く戦い試合は延長戦へ。延長前半にはPKを献上する大ピンチを迎えたが、GKヤン・オブラクのビッグセーブで阻止し、試合はPK戦へともつれ込んだ。しかし、PK戦ではまさかの3人連続失敗。ポルトガル側は3人連続で成功したことで、決着となった。 惜しくも大会を後にすることとなったスロベニア。ケク監督は結果を悔やみながらも、強豪相手にあと一歩のところまで迫ったチームに誇りを示している。 「試合に負けた以上、何かを祝うなんてあり得ないことだ。だが、悔しさがある一方で喜びもあるのは事実だ。この大会が、スロベニアのフットボールの未来へ向けた出発点になると願っている」 「ポルトガルを祝福したいと思う。我々はPK戦で勝つ方法を知っていなければならなかった。敗退しなければならないのは残念であり、大会に残りたかったがね。試合は相手の手に委ねられてはいたが、我々はこの試合で成長できたと思う」 「あんなに応援してくれたファンには申し訳ない。残念ながら我々は勝てず、ポルトガルが勝つに値した。もちろん、選手たちは今、悲しんでいる。それでも選手たちは、スロベニアのためプレーすることの意味を証明してくれた」 2024.07.02 12:00 Tue
ポルトガル代表の守護神がユーロ2024のベスト8入りに導いた。 ポルトガルは1日のラウンド16でスロベニア代表と対戦し、0-0で延長戦へ。その延長戦もFWクリスティアーノ・ロナウドのPK失敗などもあって、PK戦にもつれ込むと、GKジオゴ・コスタの3連続ストップで次のラウンドに進出した。 辛うじてだが、フランス代表との準々決勝に駒を進め、UEFA公式サイトによると、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いた殊勲のジオゴ・コスタは「おそらく人生最高の試合だ」と歓喜した。 また、勝負を分けたPK戦にも「自分のやるべきことに集中した。直感に従ったんだ。もちろん、キッカーの分析もしたけど、選手が違えば、シュートも変わる。チームを助けられてすごく嬉しいし、興奮しているよ」と振り返っている。 C・ロナウドのPK失敗はチームとして気落ちしそうなシーンだったが、「みんなで信じ続けないといけないと感じた。実際に最後まで信じ続けたんだ。みんな、とても幸せだ」と話した。 <span class="paragraph-title">【動画】神の手を持つジオゴ・コスタ、衝撃のPK戦3連続セーブ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="QVyqpqIeNng";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.02 11:50 Tue
ポルトガル代表がユーロ2024のベスト8に駒を進めた。 ポルトガルは1日のラウンド16でスロベニア代表と対戦し、0-0で90分の戦いが終了。延長戦を挟み、GKジオゴ・コスタの3連続ストップが光ったPK戦の末に辛うじて次のラウンドに進出した。 イギリス『BBC』によると、先発したFWクリスティアーノ・ロナウドは「最初は悲しみ、最後は喜び。それがフットボールだ。説明しがたい瞬間さ」と喜んだ。 そんなC・ロナウドだが、延長前半のPKチャンスでキッカーに名乗りを上げたが、GKヤン・オブラクの前に失敗。試合中にもかかわらず、涙する姿もあった。 「(PKシーンは)チームにリードをもたらす直接的なシュートだった。でも、僕はできなかった。オブラクは良いセーブをした。あのPKを見返してみないといけない。シュートの良し悪しはわからないけど、今年は1度もミスしていなかったのに、最も必要なときにセーブされてしまった」 ただ、最終的にはポルトガルの勝利。この結果についても「ポルトガルが優勢だったし、この勝利に値する」とし、守護神を含め、全員が称賛に値すると語った。 「スロベニアは試合を通してよく守り、すごく難しい試合だったけど、チームの全員、特に3回も素晴らしいセーブをした僕らのGKを称賛するべきだ」 苦しみながらも8強入りのポルトガルはフランス代表とベスト4進出をかけて激突する。 2024.07.02 11:35 Tue

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ミランはメニャンとの契約延長が最優先も…ジョージア躍進の立役者ママルダシュビリへの関心継続

ミランがバレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)に注目しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 2021年夏にディナモ・トビリシからバレンシアへ加わり、ラ・リーガ屈指の守護神として活躍するママルダシュビリ。現在開催中のユーロ2024では初出場ジョージアのゴールマウスを守り、多数のセーブで決勝トーナメント進出の立役者となった。 先日、ラージョ・バジェカーノを退団する北マケドニア代表GKストレ・ディミトリエフスキ(30)を確保したバレンシアは、慢性的な財政難に悩まされていることもありママルダシュビリを売却候補に。ブレントフォードとニューカッスルがここ数週間関心を示しているようだが、移籍金3000万ユーロ(約51億6000万円)の要求に尻込みしているという。 また、ユーロでの活躍でその価値はさらに高騰。スペイン現地では少なくとも4000万ユーロ(約68億8000万円)と見積もられているようだ。 現行契約が2026年6月までのフランス代表GKマイク・メニャン(28)と契約延長に至っていないミランも、かねてからママルダシュビリに関心。ニースのポーランド代表GKマルシン・ブルカ(24)と共にリスト入りしていることは確実だが、あくまでもメニャンとの契約延長が最優先で、現状それ以上の動きはないようだ。 現年俸が300万ユーロ(約5億2000万円)弱のメニャンは、ポルトガル代表FWラファエル・レオンと同等の700万ユーロ(約12億円)を希望。交渉をまとめ、守護神交代を回避することができるのだろうか。 2024.06.28 15:06 Fri
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ママルダシュヴィリは現状でバレンシア残留が濃厚...ステップアップ噂も評価額上がらず?

ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)は現状、バレンシア残留が濃厚だ。スペイン『Relevo』が伝えている。 ユーロ初出場・ジョージア代表の最後尾を守るは、今季ラ・リーガNo.1守護神との評価も得たママルダシュヴィリ。先日のチェコ代表戦も好セーブを連発し、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を受賞している。 今夏のステップアップが浮上して久しいが、現在の状況としては、所属するバレンシアが売却に消極的。 獲得に本腰を入れてきたニューカッスルもここ数週間、一歩引いているとされ、アトレティコ・マドリーもGKヤン・オブラク売却を前提としたクラブ間、個人間の意見交換にとどまっているという。 ニューカッスルの1stオファーは2500万ユーロ(約42.7億円)だったそうだが、最低3500万ユーロ(約59.8億円)と見積もるバレンシアがこれを拒否。 ニューカッスル以外にもママルダシュヴィリを好むプレミアリーグのクラブは複数あり、単純な資金力だけなら下位クラブでも獲得が可能。ただし、ママルダシュヴィリを2500万ユーロ以上と見積もるクラブがなく、現段階では「バレンシア残留」という状況だ。 2024.06.25 21:30 Tue
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「クヴァラはスペインのどの選手よりも優れている」、ママルダシュヴィリが波紋呼んだ発言を説明

ジョージア代表の守護神ギオルギ・ママルダシュヴィリが、スペイン代表との大一番を前に波紋を呼んだ自身の発言について説明した。 ポルトガル代表、トルコ代表、チェコ代表と強豪揃いのグループFでポルトガルを撃破し、本大会初出場ながらグループ3位通過で決勝トーナメント進出の快挙を果たしたジョージア。 30日に行われるラウンド16では今グループステージ唯一全勝突破のスペイン相手にさらなる躍進を目指す。 FWクヴィチャ・クワラツヘリア、FWジョルジュ・ミカウタゼの両エースと共に、その原動力となっている守護神は、2021年からバレンシアでプレーしていることもあり、この一戦を前にスペイン『マルカ』の取材を受けた。 その際、「クワラツヘリアはスペインのどのプレーヤーよりも優れている」とコメントした結果、スペイン国内で波紋を呼ぶ結果となった。 ウィリー・サニョル監督と共にスペイン戦に向けた公式会見に出席したママルダシュヴィリには当然のことながら、そのコメントに関する質問が飛ぶも、バレンシア守護神は「スペインのプレーヤーをリスペクトしていないわけではない」としながらもジョージア人としてクワラツヘリアこそ世界最高のプレーヤーの1人であると自らの考えを示した。 「僕はただのジョージア人で、彼のファンだ。彼は世界最高のプレーヤーの一人であり、バロンドールを受賞できるプレーヤーだと思う」 「スペインのプレーヤーをリスペクトしていないわけではないよ。もちろん彼らをリスペクトしている。彼らは本当に素晴らしいプレーヤーだけど、ジョージアの一般人として、僕はクヴィチャが世界最高のプレーヤーの一人だと思っているよ」 また、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督も、「ママルは世界最高のゴールキーパーの一人だ。彼の発言は見ていないが、彼がそう思うなら構わない。彼はチームメイトを守らなければならない」、「クヴァラはトップクラスのプレーヤーだし、私もそう思う。ただ、個人的には我々のプレーヤーが最高だと思うよ」と、相手守護神の見解や心情を受け入れている。 2024.06.30 15:30 Sun
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躍進ジョージアは予選で大敗スペイン相手にも引かず…サニョル監督「守備だけをするつもりはない」

ユーロ本大会初出場でグループステージ突破という快挙を成し遂げたジョージア代表は、決勝トーナメントでも変わらぬ攻撃的な姿勢を貫く。 ウィリー・サニョル監督の下、守護神ギオルギ・ママルダシュヴィリ、FWクヴィチャ・クワラツヘリア、FWジョルジュ・ミカウタゼの両エースを軸に史上初となるユーロ2024本大会行きを決めたジョージア。 本大会でもその快進撃は続き、ポルトガル代表、トルコ代表、チェコ代表と強豪揃いのグループFでは最終節ですでに首位通過を決めていたポルトガルを撃破した結果、勝ち点4の3位で突破を決めた。 ただ、ラウンド16では今グループステージ唯一の全勝突破を決めた強豪スペイン代表と対戦する。 通常のノックアウトラウンドで格下と目されるチームは後ろに重心を置きながら、PK戦まで持ち込むことも想定した守備的プランを選択することが多いが、前日会見に出席したサニョル監督はポルトガル相手の勇敢な戦い方を継続したい。攻撃的な姿勢を貫く考えだ。『ESPN』が指揮官の会見コメントを伝えている。 「スペイン、ポルトガル、ビッグチーム相手に、ジョージアは守備のことばかり考えていては、いつかは崩れてしまう。だから、守備だけをするつもりはない。ポルトガル戦のように、スペイン代表やヨーロッパの人々に、守備だけでなくボールの使い方も上手いことを示すつもりだ。ポルトガル戦ではボールを保持する素晴らしい瞬間があった。明日も同じようなパフォーマンスが見られることを期待している」 現役時代にバイエルンやフランス代表で活躍した右サイドバックは、「何週間も毎日プレーヤーに『自由にプレーして、リスクを取って、計算せずにあれをやれ、あれをやれ、あれをやれ』と言いながら、ノックアウトステージだけ違う話をするわけにはいかない」と、自身の現役時代の経験を含め一貫性の重要性を説く。 さらに、「私は守備戦略と規律を非常に重視しているが、プレーヤーはボールを持てば、やりたいことは何でもできるとわかっている。フットボールは数学でもチェスゲームでもない。感情も使ってプレーしなければならない」と、選手たちに攻撃時は主体性を持ってプレーしてほしいとしている。 一方で、ジョージアは昨年9月に行われたユーロ予選で対戦した際に1-7の大敗を喫しており、今回も難しい戦いが予想されるところだ。 サニョル監督は「あの試合のことは覚えていない」とジョークを飛ばしつつも、その苦い敗戦も今の躍進に繋がっていると前向きな姿勢で大一番に臨む考えだ。 「もちろん、私たちにとっては難しい瞬間でしたが、人生で前進するためには、時にはそのような非常に困難な瞬間、自分は良くない、悪いことばかりしていると思う瞬間が必要です。 「困難がなければ、大きな成果は得られない。それは我々の旅の一部だった。今日ここにいるのは、この1-7の敗戦が我々に多くのことを教え、多くのことを学んだと確信している」 「明日はまた新たな試合だ。我々には失うものがまったくないので、自信を持ってこの試合に臨む。私にとって、我々はすでにユーロ2024を優勝したようなもので、再びピッチに立ち、素晴らしいスタジアムでジョージアの国歌を聞くのがとても楽しみだ」 2024.06.30 14:15 Sun
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ユーロで記念すべき初勝ち点のジョージア、結果以上に経験が大事と指揮官「最高レベルのサッカーを知ることが重要」

ジョージア代表のウィリー・サニョル監督は2戦未勝利を悲観していない。『UEFA.com』が伝えた。 プレーオフを勝ち抜き初のユーロ出場となったジョージア。グループF初戦のトルコ代表戦は1-3の敗北を喫したなか、22日の第2節では初勝利を目指してチェコ代表と対戦した。 試合の主導権を握ったのはチェコだったが、前半アディショナルタイムのFWクヴィチャ・クワラツヘリアのクロスからPKを獲得し、これをFWジョルジュ・ミカウタゼが決めてジョージアが先制。後半にセットプレーから追いつかれるも、GKギオルギ・ママルダシュヴィリを中心とした粘り強い守りでドロー決着とした。 試合終了間際にはロングカウンターから勝ち越しのチャンスもあったジョージアだが、サニョル監督はユーロで初の勝ち点獲得に満足。大舞台で得られる経験こそがジョージアの財産と語った。 「我々が失うものは何もない。決してだ。今回のユーロでの目標は経験を積むことだ。ジョージアは大好きだが、大会デビューで勝利できるとは思っていない」 「選手たちにとって、最高レベルのサッカーがどのようなものかを知ることが非常に重要だった。学ぶべきことはたくさんあるが、それはきっとジョージアの未来に役立つだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】クワラツヘリアのクロスがハンド誘発! ミカウタゼがPK決めて先制</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="iHddoLRnyGQ";var video_start = 60;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 17:22 Sun

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ベスト16が決定! スペインが唯一全勝、初出場ジョージアが快挙【ユーロ2024】

ユーロ2024のグループステージ全日程が終了し、ベスト16が出揃った。 多くのスタープレーヤーが過酷なクラブでの戦いを終えたばかりという影響もあり、優勝候補の苦戦も目立った中、下馬評はあまり芳しくなかったスペインが激戦区のグループBでグループステージ唯一の3連勝を飾った。 また、開催国ドイツや前大会王者イタリア、ポルトガル、イングランド、フランス、ベルギー、オランダといった強豪国も順当に決勝トーナメントへ駒を進めている。 さらに、ジョージアはグループFを3位通過し、初出場での決勝トーナメント進出という快挙を成し遂げた。その他ではルーマニア、スロバキア、スロベニアといった伏兵も勝ち抜けを決めた。 一方、クロアチアやセルビア、チェコ、ポーランドといった実力者がグループステージ敗退となり、全チームが勝ち点4で並ぶ拮抗のグループEでは最下位のウクライナが無念の敗退となった。 なお、6月30日~7月2日の日程で開催されるラウンド16ではフランスvsベルギー、ドイツvsデンマーク、スイスvsイタリアなどいずれも好カードが実現している。ラウンド16対戦カードおよびグループステージ最終順位は以下の通り。 ■ラウンド16対戦カード ▽6/29 スイス vs イタリア ドイツ vs デンマーク ▽6/30 イングランド vs スロバキア スペイン vs ジョージア ▽7/1 フランス vs ベルギー ポルトガル vs スロベニア ▽7/2 ルーマニア vs オランダ オーストリア vs トルコ ■グループステージ最終順位 ◆グループA 1.ドイツ 7pt 2.スイス 5pt 3.ハンガリー 3pt 4.スコットランド 1pt ◆グループB 1.スペイン 9pt 2.イタリア 4pt 3.クロアチア 2pt 4.アルバニア 1pt ◆グループC 1.イングランド 5pt 2.デンマーク 3pt 3.スロベニア 3pt 4.セルビア 2pt ※順位決定方式の全ての要素で並んだため、ユーロ2024予選ランキングによりデンマークが2位、スロベニアが3位。 ◆グループD 1.オーストリア 6pt 2.フランス 5pt 3.オランダ 4pt 4.ポーランド 1pt ◆グループE 1.ルーマニア 4pt 2.ベルギー 4pt 3.スロバキア 4pt 4.ウクライナ 4pt ◆グループF 1.ポルトガル 6pt 2.トルコ 6pt 3.ジョージア 4pt 4.チェコ 1pt ■グループ3位ランキング 1.D オランダ 4pt 2.F ジョージア 4pt 3.E スロバキア 4pt 4.C スロベニア 3pt ――――決勝T進出――――― 5.A ハンガリー 3pt 6.B クロアチア 2pt ▽順位決定方式 全試合での勝ち点で並んだ場合 1.当該チーム同士の対戦における、獲得勝ち点 2.当該チーム同士の対戦における、得失点差 3.当該チーム同士の対戦における、ゴール数 4.1~3を適用後においても2チーム以上に差がつかない場合は、それらのチームのみを対象に再び1~3を適用して比較する。それでも決着しない場合は、5.以下へ進む。 5.当該チームの全試合における、得失点差 6.当該チームの全試合における、ゴール数 7.比較対象が2チームのみで、グループリーグの最終戦で直接対決した結果、上記基準で差がつかないときはPK戦を行う。 8.当該チームの全試合における、フェアプレーポイント 9.当該チームの予選の総合ランキングの優劣。ただし、比較対象に開催国のドイツが含まれている場合は抽選を行う。 2024.06.27 06:36 Thu
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ユーロ得点ランクトップを走るジョージア代表FWミカウタゼの価値が高騰…フランス国内で争奪戦に

メスのジョージア代表FWジョルジュ・ミカウタゼ(23)の評価がフランス国内で高まっている。フランス『フットメルカート』が報じた。 現在ユーロ2024に参戦中のミカウタゼ。グループF初戦のトルコ代表戦で一時同点とするゴールを決めると、第2節のチェコ代表戦と第3節のポルトガル代表戦ではそれぞれPKから得点。ポルトガル戦ではFWクヴィチャ・クワラツヘリアの先制点もアシストした。 ユーロの得点ランキングでトップに立ち、ジョージアを史上初の決勝トーナメント進出へと導いたアタッカーは、2023-24シーズン後半戦でも躍動。アヤックス移籍が失敗に終わり、1月にレンタル移籍でメスへ戻ると、その後の半年で20試合13ゴール4アシストの成績を残した。 奮闘むなしくリーグ・ドゥへ降格したメスだが、5月下旬にミカウタゼの買い取りオプションを行使。その時点で評価は上がっていたものの、ユーロでの活躍で市場価値は2000万ユーロ(約34億4000万円)以上に達したという。 そんなミカウタゼにはスタッド・レンヌやRCランス、リヨンやマルセイユが関心。退団が決まった元フランス代表FWウィサム・ベン・イェデル(33)の後釜を探すモナコは早くから獲得に動いているが、いずれも個人間合意やクラブ間合意には達していないという。 一方のミカウタゼは、リーグ・アン残留を希望。「将来のクラブに関して決断した」ともコメントしたようだが、争奪戦を制するのはどのクラブになるのだろうか。 2024.06.28 22:05 Fri
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初のユーロ出場でベスト16のジョージア代表、快挙に元首相が17億円を寄付…総資産7850億円の富豪はスペイン戦勝利でさらに17億円

ユーロ2024で躍進を見せているジョージア代表。元首相から多額の寄付が代表チームに贈られることとなった。 元フランス代表DFのウィリー・サニョル監督が率いるジョージアは、初出場を果たしたユーロで躍動している。 グループステージ最終節ではポルトガル代表に2-0で勝利。これにより、初出場にしてベスト16入りを達成した。 この快挙を受け、与党である「ジョージアの夢=民主ジョージア」を創設し、2012年に首相に就任したビジナ・イヴァニシヴィリ氏がチームを称賛。ポルトガル戦の勝利を「歴史的かつ夢のような勝利」と称えた。 イギリス『BBC』によれば、この勝利に感動したイヴァニシヴィリ氏は、3000万グルジア・ラリ(約17億1800万円)をジョージア代表に寄付。ラウンド16のスペイン代表戦で勝利した場合は、さらに3000万グルジア・ラリを寄付すると語っているという。 イヴァニシヴィリ氏は、コンピュータの販売やプッシュ式の電話機などの販売や輸入業を行い、ビジネスマンとして成功。その後、金属に関わる事業と銀行業で大成功を収め、オリガルヒ(ロシアやウクライナなどで政治的影響力を有する新興財閥)の1人になった。かつてチェルシーを保有していたロマン・アブラモビッチ氏もオリガルヒの1人だった。 首相としては1年間しか活動していないものの、総資産は『フォーブス』によれば38億7000万ポンド(約7850億円)とのこと。与党である「ジョージアの夢=民主ジョージア」の名誉党首として今なお多大なる影響力を持っているとされている。 <span class="paragraph-title">【動画】ジョージアの快挙! ポルトガル撃破で初出場でベスト16入り</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="c6gDUlxslYs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.28 22:50 Fri
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両エース揃い踏みに守護神躍動のジョージアが首位通過確定のポルトガル撃破! 初出場ながら3位で決勝T進出【ユーロ2024】

ユーロ2024グループE最終節、ジョージア代表vsポルトガル代表が26日に行われ、ジョージアが2-0で勝利した。 今大会の優勝候補に挙がるポルトガルはチェコ代表、トルコ代表を連破して順当に首位通過を確定。消化試合の形となった最終節では逆転での決勝トーナメント進出が懸かる最下位のジョージアと対戦した。ロベルト・マルティネス監督は、GKジオゴ・コスタ、パリーニャ、クリスティアーノ・ロナウドを除く先発8人を変更。若手や控えを中心に起用し、[3-4-2-1]の布陣へ変更した。 対するジョージアは守護神ママルダシュヴィリ、クワラツヘリア、ミカウタゼといった主力を起用した。 共に3バックで臨んだ一戦は開始早々に動く。2分、ポルトガルのビルドアップの局面でアントニオ・シウバが不用意に中央へ戻したバックパスをかっさらったミカウタゼがボックス左に走り込むクワラツヘリアへラストパス。これに抜け出したジョージアのエースが冷静に左足シュートをゴール右下隅へ流し込んだ。 ミスからいきなり出ばなを挫かれたポルトガルはすぐさま反撃体勢に。ただ、慣れないメンバー構成、布陣に加え、ブルーノ・フェルナンデス、ベルナルド・シウバらゲームメーカー不在の影響が大きく、相手のコンパクトな守備をなかなか崩し切れない。 それでも、フェリックス、コンセイソンの2シャドー、ペドロ・ネトといった個での打開を得意とするアタッカーの仕掛けで強引に崩しを試みる。16分のC・ロナウドの強烈な直接FKを皮切りに、パリーニャのミドルシュートとチャンスを窺う。 前半終盤にかけてはポルトガルがボール保持率をさらに高めていくが、ジョージアのメリハリの利いた守備を前に“持たされている”印象は否めなく、前述のアタッカー陣の個人技以外で攻め手を見いだせぬまま、消化不良の形で前半を終えた。 迎えた後半、パリーニャに代えてルベン・ネヴェスをハーフタイム明けに投入したポルトガルが攻勢を仕掛けたが、先にゴールを奪ったのはジョージアだった。 ボックス内でロホシュヴィリがDFアントニオ・シウバと交錯すると、オンフィールド・レビューの結果、PKが与えられる。これをキッカーのミカウタゼが冷静に右隅へ蹴り込み、57分の追加点とした。 決勝トーナメントでの戦いに向けてこのままでは終われないポルトガルは66分、C・ロナウドと2失点に絡んだアントニオ・シウバを下げてゴンサロ・ラモス、セメドを投入。さらに、75分にはペドロ・ネト、ジョアン・ネヴェスを下げてジョタ、マテウス・ヌネスの投入で攻撃の活性化を図るが、流れを引き寄せることはできない。 一方、3点目のチャンスで仕留め切れずも前半同様にソリッドな守備でポルトガルに見せ場を作らせないジョージアは、試合終盤に入って守備的なカードを切りながら逃げ切り態勢に入る。最終盤には一矢報いたい首位チームの攻勢に晒されたが、GKママルダシュヴィリの再三のビッグセーブで凌ぎ切り、2-0の完勝。 この結果、同時刻開催の試合でのトルコ代表の勝利によって2位通過は逃したジョージアだったが、優勝候補ポルトガル撃破によって本大会初出場での決勝トーナメント進出を決めた。 ジョージア代表 2-0 ポルトガル代表 【ジョージア】 クヴィチャ・クワラツヘリア(前2) ジョルジュ・ミカウタゼ(後12[PK]) 2024.06.27 05:59 Thu
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エース引き留めのためナポリ会長自らドイツへ…去就注目のクワラツヘリアと会談も合意には至らず、それでも大きな一歩か

今夏の去就が大きな注目を集めているナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)だが、ナポリは手放す気はさらさらないようだ。 ナポリではアタッカーとしてプレーし、セリエAで34試合に出場し11ゴール8アシストを記録。公式戦でも45試合11ゴール9アシストを記録した。 ナポリに移籍するまでは無名に近かったが、2シーズンでその実力を遺憾なく発揮。ビッグクラブからの関心を強く寄せられることとなった。 現在はジョージア代表としてユーロ2024に出場。グループステージ最終節のポルトガル代表戦では、貴重なゴールを記録し、チームのベスト16行きに貢献していた。 イタリア『スカイ・スポーツ』によれば、ユーロを戦っているクワラツヘリアの下へ、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長、スポーツ・ディレクター(SD)のジョバンニ・マンナ氏、幹部のアンドレア・キアヴェッリ氏がドイツへと飛んだという。 新たにアントニオ・コンテ監督を迎えたナポリ。そのプロジェクトには当然クワラツヘリアも入っており、クラブとしても監督としても手放す気はない。 一方で、クワラツヘリアの代理人は今夏の退団を示唆。パリ・サンジェルマン(PSG)などからのオファーはある状況のため、ステップアップを考えているという。 当の本人はポルトガル代表戦後に去就について問われ「コンテ監督は僕が残ると言った?まだわからないけど、リスペクトしている。彼は世界で最高の監督の1人だけど、僕はまだナポリをリスペクトし、愛している。自分の将来についてどう答えるべきかはまだ分からない」と語り、どちらともない回答に留めていた。 ナポリはユーロ開幕前にすでにクワラツヘリアに新たなオファーを出していたが、これは拒否。2度目のオファーのため、そして話し合いのために会長自ら足を運んだが、今回も合意するには至らなかったという。 今はジョージア代表としてユーロに集中しているクワラツヘリア。次は、ユーロ終了後に交渉する予定とのことだが、果たして合意に至る条件を提示できるのか注目だ。 2024.06.28 11:50 Fri

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