仲川輝人と白井康介がそれぞれ1G1A! FC東京が敵地で新潟に快勝し3試合ぶり白星【明治安田J1第10節】
2024.04.27 16:18 Sat
27日、明治安田J1リーグ第10節のアルビレックス新潟vsFC東京がデンカビッグスワンスタジアムで行われ、アウェイのFC東京が1-3で勝利した。
立ち上がり、FC東京の俵積田晃太が左サイドから積極的に仕掛けると、一方の新潟も松田詠太郎、高木善朗の右サイドでのドリブルから秋山裕紀のミドルに繋げる。これは相手DFのブロックに遭った。
ホームチームの攻勢で試合が進む中、16分には谷口のシュートのこぼれ球を拾った宮本英治が遠めから枠内にシュート。GK波多野豪が落ち着いて処理した。
その後、仲川輝人のシュートがGK小島亨介の正面を突いたアウェイチームは徐々に押し返し。それでも新潟は千葉和彦のミドルシュートでけん制していく。
しかし39分、新潟のハイプレスを凌いだFC東京がカウンターから先制する。ディエゴ・オリヴェイラのポストプレーから白井康介が右サイドをドリブルで持ち上がると、最後クロスに飛び込んだのは仲川。今シーズン2ゴール目で均衡を破った。
前半アディショナルタイムには、GK波多野のポジショニングを見逃さなかった谷口がハーフウェーライン付近からロングシュートを狙うも、惜しくもバーの上。新潟は前半のうちに追いつくことができずハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、スタートから積極的な姿勢を見せたFC東京が49分に追加点を奪う。押し込む中、左サイド深い位置で起点を作ると、仲川のマイナスのパスに白井。アウト回転のかかった右足ダイレクトシュートをゴール右下に決めた。
早めに1点を返したい新潟は攻勢を強め、55分にはボックス手前でボールを持った高木がミドルシュート。GK波多野が左手一本でバーの上に掻き出す。
それでもネットを揺らしたのは再びFC東京。62分、右サイドで粘ると、最後は小泉慶のクロスをディエゴ・オリヴェイラが頭で押し込む。今シーズン初ゴールでリードを3点に広げた。
新潟の松橋監督はたまらず3枚替え。小野裕二、太田修介に加え、特別指定選手の稲村隼翔を投入し、テコ入れを図る。
一方、余裕ができたクラモフスキー監督は長友佑都と前節J1デビューの17歳・佐藤龍之介を途中起用。その5分後には、長谷川巧と長谷川元希の投入で新潟が交代カードを使い切り、最後の勝負に出た。
前線を大幅に入れ替えて一矢報いようとした新潟だったが、決定機はないまま終盤へ。後半アディショナルタイム直前の90分、右からの藤原奏哉のクロスに早川史哉が合わせて2点差とするが、新潟の反撃はそこまで。敵地で快勝したFC東京がリーグ戦3試合ぶりの白星を手にした。
アルビレックス新潟 1-3 FC東京
【新潟】
早川史哉(後45)
【FC東京】
仲川輝人(前39)
白井康介(後4)
ディエゴ・オリヴェイラ(後17)
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ホームの新潟は2連敗から2試合負けなしと立て直している中での一戦。前節の京都サンガF.C.戦は谷口海斗のボレー弾を守り抜き、リーグ戦6試合ぶりの白星を得ていた。松橋力蔵監督はスタメン変更なしで今回のFC東京戦に臨んでいる。対するアウェイのFC東京は、松木玖生、荒木遼太郎、野澤大志ブランドンの3名がU-23日本代表に招集されている中、2試合勝利なしとやや苦戦。東京ヴェルディ、FC町田ゼルビアとの東京ダービー2連戦では勝ち点「3」を手にすることができなかった。3試合ぶりの勝利を手にしたいピーター・クラモフスキー監督は、寺山翼をトップ下で今シーズン初の先発起用。安斎颯馬もスタメンに名を連ね、東京V戦で2ゴールの遠藤渓太、町田戦でPKを決めた小柏剛はメンバー外となった。ホームチームの攻勢で試合が進む中、16分には谷口のシュートのこぼれ球を拾った宮本英治が遠めから枠内にシュート。GK波多野豪が落ち着いて処理した。
FC東京にはアクシデントが発生。スタメンに抜擢された寺山がプレー続行不可となり、19分にディエゴ・オリヴェイラがピッチに立った。
その後、仲川輝人のシュートがGK小島亨介の正面を突いたアウェイチームは徐々に押し返し。それでも新潟は千葉和彦のミドルシュートでけん制していく。
しかし39分、新潟のハイプレスを凌いだFC東京がカウンターから先制する。ディエゴ・オリヴェイラのポストプレーから白井康介が右サイドをドリブルで持ち上がると、最後クロスに飛び込んだのは仲川。今シーズン2ゴール目で均衡を破った。
前半アディショナルタイムには、GK波多野のポジショニングを見逃さなかった谷口がハーフウェーライン付近からロングシュートを狙うも、惜しくもバーの上。新潟は前半のうちに追いつくことができずハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、スタートから積極的な姿勢を見せたFC東京が49分に追加点を奪う。押し込む中、左サイド深い位置で起点を作ると、仲川のマイナスのパスに白井。アウト回転のかかった右足ダイレクトシュートをゴール右下に決めた。
早めに1点を返したい新潟は攻勢を強め、55分にはボックス手前でボールを持った高木がミドルシュート。GK波多野が左手一本でバーの上に掻き出す。
それでもネットを揺らしたのは再びFC東京。62分、右サイドで粘ると、最後は小泉慶のクロスをディエゴ・オリヴェイラが頭で押し込む。今シーズン初ゴールでリードを3点に広げた。
新潟の松橋監督はたまらず3枚替え。小野裕二、太田修介に加え、特別指定選手の稲村隼翔を投入し、テコ入れを図る。
一方、余裕ができたクラモフスキー監督は長友佑都と前節J1デビューの17歳・佐藤龍之介を途中起用。その5分後には、長谷川巧と長谷川元希の投入で新潟が交代カードを使い切り、最後の勝負に出た。
前線を大幅に入れ替えて一矢報いようとした新潟だったが、決定機はないまま終盤へ。後半アディショナルタイム直前の90分、右からの藤原奏哉のクロスに早川史哉が合わせて2点差とするが、新潟の反撃はそこまで。敵地で快勝したFC東京がリーグ戦3試合ぶりの白星を手にした。
アルビレックス新潟 1-3 FC東京
【新潟】
早川史哉(後45)
【FC東京】
仲川輝人(前39)
白井康介(後4)
ディエゴ・オリヴェイラ(後17)
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1
2
谷口海斗
松橋力蔵
松木玖生
荒木遼太郎
野澤大志ブランドン
ピーター・クラモフスキー
寺山翼
安斎颯馬
遠藤渓太
小柏剛
俵積田晃太
松田詠太郎
高木善朗
秋山裕紀
宮本英治
波多野豪
ディエゴ・オリヴェイラ
仲川輝人
小島亨介
千葉和彦
白井康介
小泉慶
小野裕二
太田修介
稲村隼翔
長友佑都
佐藤龍之介
長谷川巧
長谷川元希
藤原奏哉
早川史哉
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Kリーグ1(韓国1部)の全北現代モータースは10日、ブラジルのクルゼイロからFWラファエル・シルバ(30)が加入したことを発表した。 ラファエル・シルバは、母国のコリチーバからスイスのルガーノを経て、2014年8月にアルビレックス新潟へと加入した。3シーズンプレーすると、2017年には浦和レッズへと完全移籍で加入。同年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では決勝戦の2ゴールを含めて11試合で9得点マークする活躍で、浦和にタイトルをもたらした。 2018年1月に中国の武漢FCへと移籍していたが、2022年3月に退団。翌月にブラジル2部のクルゼイロへ加入した。 2022年は怪我に悩まされながらも6ゴールを記録したが、10月に右ヒザの腱を断裂し、手術。ブラジル『Super Esportes』は「年末までの契約だが、回復まで延長されるだろう」と伝えていたが、今月6日退団が発表されていた。 全北現代は昨季のKリーグ1こそ蔚山現代に次ぐ2位に終わり、連覇は「5」で途絶えたものの、リーグ優勝は計9回、ACLも2006年、2016年と2度制覇している。5日には横浜F・マリノスから元日本代表MF天野純(31)の期限付き移籍加入も発表されていた。 アジア3カ国目の挑戦となるアタッカーは、加入に際してタイトルへの意欲を述べている。 「全北のことは浦和時代からよく知っていたので、入団のオファーを再考する必要はなかったよ。全北はどの大会で優勝を狙えるチームだ。すべてのトロフィーをもたらすことができるように努力するよ」 <span class="paragraph-title">【写真】全北現代のスタジアムであのポーズをとるラファエル・シルバ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CnOpQzbyRA-/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CnOpQzbyRA-/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">전북현대모터스FC(@jeonbuk1994)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.01.10 21:11 Tue2
「基準をもっと上げる必要がある」東京Vの山見大登が前節味わった悔しさと反省を胸に刻み残り4戦へ
東京ヴェルディのFW山見大登が、前節味わった悔しさや反省を胸に刻み、残り4試合の戦いに臨む。 東京Vは23日、デンカビッグスワンスタジアムで行われる明治安田J1リーグ第35節のアルビレックス新潟とのアウェイゲームを戦う。 前節、ホームで行われた浦和レッズ戦ではMF綱島悠斗のJ1初ゴールを含む2ゴールの活躍によって2-1の逆転勝利。湘南ベルマーレ戦で喫した7戦ぶりの黒星を払しょくすると共に、勝ち点を「51」に積み上げた7位のチームは4節を残して残留を確定させる会心の勝利を収めた。 その試合で正確なプレースキックから綱島の決勝点を演出した山見だが、ハーフタイム明けの投入ながら、試合終了間際の89分にMF稲見哲行との交代でピッチを去る、IN&OUTとなった。 その交代について城福浩監督は、試合後の会見で「学ばなければいけない」とパフォーマンスの問題が理由であったと説明。21日に実施された新潟戦前の会見でも改めて浦和戦での山見のパフォーマンスに言及した。 「非常にクオリティの高いボールを蹴ってくれて、我々がデザインしたところにボールを落としてくれて、それで点を取った。彼が何ゆえにプロになって、今J1のピッチに立てているかというのは彼の特徴があるからで、それはもう十分わかっている」と、攻撃面の貢献やポテンシャルを評価しつつ、同試合で見えた課題についても指摘。 「普通に見ていたら、寄せている、ボールも追っかけていると見えると思います。ただ、2回追いかけた後にボールを蹴られた時に、ここを戻るまでが我々の要求だし、戻ったのであれば戻ったところで、自分の遥か15メーターぐらい前のところにパスが行った時に、そこを猛然ともう一度行くのも我々の要求」 「これをやり続けたら90分できないというのを、バトンを繋いでいくのが我々なんですよ。やれることの全てをやると、それでバトンを渡していくという意味での我々の要求は、このレベルだというのを共有しています」 一方で、「彼はここ2、3日のトレーニングを含めて、しっかりと自分の中で受け入れながら、顔色を変えてやってくれている。彼の成長のひとつのきっかけになってくれるともっといいなと思います」と、前向きに自身の課題を取り組む姿勢をしっかりと評価している。 指揮官からの指摘を踏まえ、山見は「後半の逆転するぐらいまではうまくいい形で自分も絡めていたと思いますが、最後の10分ぐらいで替えられてしまう部分もあったと思うので、そこの部分の守備はもうちょっと意識を上げてやっていかないといけない」と、改めて浦和戦の自身のパフォーマンスを振り返った。 さらに、残り4試合の結果次第で、ACL出場権獲得といったより高みに到達できる可能性がある中で、個人としてもチームとしてもよりレベルを上げていく必要があると語る。 「自分たちが勝っているぶん、ラインを押し上げるという部分が大事になってくる中で、2度追いの部分であったり、相手への寄せの部分で1個遠かったりする部分は城福さんにも指摘されましたし、ちょっと自分の頭を越えた後の戻りの部分とかを、もう1個レベルを上げないと。自分たちは上の方に行けば、まだACLも見えてくるという部分で、上の舞台でやるためには、ここの基準を今以上に上げないといけないというふうに言われたので、そこの基準をもっと意識して上げる必要があると思います」 守備面での課題を口にする一方、攻撃では30試合の出場で、いずれもチーム2位の7ゴール4アシストとキャリアハイを更新中。求められるチームプレーを最優先としながら、残り4試合での大台到達を強く意識する。 「あと3点取れば、2桁という部分もありますし、アシストの部分でも(齋藤)功佑くんと1差というところがあると思うので、両方で一番を取れればいいかなと思います。数字はそこまで気にしてないですけど、プロで3年やってきましたけど、2桁狙えるチャンスというのは、今までもなかったですし、取れるときに取っとかないと、いつ取れるかわからないので」 個人としては絶好調だった夏場を過ぎて、直近の出場4試合ではノーゴールとやや得点ペースにかげりが見える。 「やっぱり柏戦や鹿島戦であったりとか、自分のところがうまく浮いていて前向きでボールを受けて、そこからドリブルという部分が多かったですけど、そこで自分のところにもマークが付くようになりましたし、そこの部分でうまく剥がせないとか、もう一歩動き出しを考えないといけないとかという部分が、現状かなと思っています」 一方で、対戦相手からの徹底した対策は、一人のアタッカーとしてもう一段階上のレベルに到達するためのチャンスでもある。山見自身もこの状況を個人・チームとして乗り越えたい考えだ。 「ここからやっぱりもう1個上に行くためには、それでも前を向いたりとか、自分で1個剥がすとか、そういった部分を求められてくる」 「自分たちがいい時は前向きでボールを奪ってショートカウンターとかでチャンスを作っている場面も多かったですし、そこの部分も大事。繋ぎの部分であれば、ゴールに入って行くところ、ゴール前に入っていくところが少なかったと思うので、そこのゴール前に(木村)勇大やセンターフォワードの選手を動かして、自分がその後ろのスペースとかに入っていければ、チャンスを作れるかなと思います」 最後に、浦和戦から中3日で臨む新潟戦に向けた攻守のポイントにも言及。ビルドアップに優れる相手に対して、浦和戦同様のアグレッシブな守備を意識しつつ、攻撃では背後と足元の使い分けを中心にメリハリのあるプレーが重要になると語った。 「新潟は浦和以上に間に差してくると思うので、そこの部分で相手にうまく差されないように、内側を締めながら出ていくところで出て行って、相手はボールを失いたくないと思っているぶん、キーパーを使いながらセンターバックをうまく使いながらやってくると思うので、そこの部分で2度追い、3度追いできればいいかなと思います」 「(攻撃では)相手がそこまでプレスにこない時に背後がなくなってしまうと、そういう引っかけるミスとかも増えてしまうと思うので、背後と足元のバランスをうまく使いながらやっていかないといけないと思います」 2連勝が懸かる難敵との一戦では攻守両面でアグレッシブさを増した緑の背番号11の躍動に期待したいところだ。 2024.10.22 20:10 Tue3
新潟GK西村遥己が練習中に左ヒジ関節脱臼、全治8週間
アルビレックス新潟は31日、GK西村遥己の負傷を報告した。 西村は27日のトレーニング中に負傷。診察の結果、左ヒジ関節脱臼と診断され、全治は受傷後8週間の見込みとなっている。 2022年に昌平高校から新潟へ加入した21歳GKの西村。プロ3年目を迎えているが、今シーズンもここまで公式戦の出場はなかった。 2024.10.31 13:14 Thu4
大卒2年目の山田剛綺が待望のJ1初ゴール! 東京Vがルヴァン杯決勝控える新潟撃破で2連勝【明治安田J1第35節】
明治安田J1リーグ第35節のアルビレックス新潟vs東京ヴェルディが23日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、アウェイの東京Vが0-2で勝利した。 川崎フロンターレとのYBCルヴァンカップ準決勝を2戦合計6-1で制し、クラブ史上初のファイナル進出を成し遂げた新潟。また、不振が続いたリーグ戦では前節の横浜F・マリノス戦を0-0のドローで終え、複数失点での連敗を「4」でストップ。降格圏から4ポイント差の15位と残留争いに巻き込まれる中、リーグ6戦ぶりの白星を狙ったホームゲームでは先発4人を変更。負傷でベンチ外の小野裕二に代えて長谷川元希を起用したほか、秋山裕紀に代わって星雄次を起用するなどメンバーを入れ替えた。 一方、中断明け初戦となった前節の浦和レッズ戦を2-1の逆転で勝利し、7位浮上と共に4節を残して残留を確定させた東京V。さらなる高みを目指して連勝を狙ったアウェイゲームでは浦和戦と全く同じスタメンを採用した。 新潟のルヴァンカップ決勝進出の影響によって前倒しでのミッドウィーク開催となった一戦。強い雨が降りしきる中でスタートすると、立ち上がりから主導権争いが繰り広げられる。 開始8分には齋藤功佑の背後を狙ったフィードに反応した木村勇大がボックス右に持ち込んでファーストシュートを放つが、ここはDFトーマス・デンの体を張ったブロックに阻まれる。 互いに遅攻の際にはミドルブロックを組みながら、要所で前から圧力をかけてカウンターを狙う構図が続いていく。球際やプレスの強度ではアウェイチームが若干上回るが、新潟もコンパクトな守備で相手の攻撃に対応。易々とフィニッシュには持ち込ませず。 前半半ばから終盤にかけても睨み合いの展開は変わらず。35分にはボックス左に抜け出した長倉幹樹のライン際での折り返しを、ゴール前に走り込んだ小見洋太が右足ボレーで合わせるが、ミートし損ねたシュートはGKマテウスがキャッチした。 互いに攻撃の糸口を見いだせぬまま、試合はゴールレスで後半へ。互いに同じメンバーで臨むも、開始直後には東京Vが木村、新潟がダニーロ・ゴメスとボックス付近で強烈なシュートを打ち合ってゴールへの意識を強める。 すると、この立ち上がりにスコアが動く。49分、東京Vの右CKの場面で綱島悠斗がニアでフリックしファーに流れたボールを齋藤が右足ボレーシュート。ゴール前の密集を抜けたボールが右ポストを叩くと、長倉の足に当たってゴール前にこぼれたところを山田剛が左足で押し込んだ。 前節の綱島に続き大卒2年目の山田剛のJ1初ゴールによってアウェイチームが均衡を破ると、試合はよりオープンな展開に。早い時間帯に追いつきたいホームチームが攻勢を仕掛けると、56分には星がGKマテウスの正面を突くミドルシュートを放つ。さらに、59分には左からの鋭いクロスをファーで収めたダニーロ・ゴメスがカットインから左足を振り抜くが、このシュートは惜しくも右ポストを叩いた。 相手の攻勢を受け始めた東京Vは直後に2枚替えを敢行。木村と殊勲の山田剛を下げて染野唯月、山見大登を前線に送り込むと、その山見は投入直後に右からのカットインでボックス中央に持ち込んで際どい左足シュートを放つ。 これに対して新潟は宮本英治を下げて秋山裕紀をピッチに送り出し、攻撃の起点役を託す。さらに、68分には小見、ダニーロ・ゴメスを下げて奥村仁、太田修介と両ウイングを入れ替えた。 一連の交代後は新潟が前線からの圧力を強め、ボール保持と共にカウンターの形から厚みのある攻撃を仕掛けていくが、東京Vの集中した守備をあと一歩でこじ開けられない。 一方、後半終盤にかけて守備一辺倒にならずに自分たちの時間も作りながら冷静に時計を進めるしたたかさを見せた東京Vは、再びセットプレーからトドメの2点目を奪い切った。87分、右CKの二次攻撃から右サイド深くで縦に仕掛けた山見がグラウンダーの高速クロスを供給。ニアに飛び込んだ染野のワンタッチシュートは左ポストを叩いたが、ゴール前でこぼれに反応した谷口栄斗が右足で放ったシュートがクロスバーの内側を掠めてゴール右上隅に決まった。 そして、このまま新潟の反撃を封じ切った東京Vが敵地で2-0の勝利。今季4度目の連勝で暫定ながら6位に浮上した。一方、敗れた新潟はリーグ6戦未勝利となり、残留争いにおいて厳しい敗戦に。11月2日に控える名古屋グランパスとの大一番へ弾みを付けることはできなかった。 アルビレックス新潟 0-2 東京ヴェルディ 【東京V】 山田剛綺(後4) 谷口栄斗(後42) <span class="paragraph-title">【動画】山田剛綺が待望のJ1初ゴールで勝利に導く!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E6%9D%B1%E4%BA%ACV?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#新潟東京V</a> <a href="https://t.co/7ZESV40IHC">pic.twitter.com/7ZESV40IHC</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1849047541750353981?ref_src=twsrc%5Etfw">October 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.23 20:59 Wed5