【J1注目プレビュー|第26節:磐田vs鹿島】シビアな残留争いで降格圏転落の磐田、鹿島は見える町田の背中を追いかけたい

2024.08.11 16:48 Sun
磐田vs鹿島 予想フォーメーション
©超ワールドサッカー
磐田vs鹿島 予想フォーメーション
【明治安田J1リーグ第26節】
2024年8月11日(日)
19:00キックオフ
ジュビロ磐田(18位/25pt) vs 鹿島アントラーズ(2位/47pt)
[エコパスタジアム]
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◆ついに落ちた降格圏、シビアな戦いが続く【ジュビロ磐田】中断明けの前節はアウェイでアルビレックス新潟と対戦して2-2のドロー。後半戦はこれで5試合勝利がなく、気がつけば降格圏に転落してしまった。
下位チームが急激に勝ち点を増やす中で、つまづいていると命取りになるシビアな残留争いがスタート。そんな中、今節迎えるのは鹿島だ。

2位で首位を勝ち点差「3」で追いかける中、強敵相手に臨む磐田は手負いの状況だ。チームを牽引してきたFWジャーメイン良、FWマテウス・ペイショットが揃って出場停止。攻撃力が激減と言ったところだろう。
とはいえ、すごすごと負ける訳にいかず、今夏加入した渡邉りょうの働きに期待がかかる。

★予想スタメン[4-4-2]
GK:三浦龍輝
DF:植村洋斗鈴木海音リカルド・グラッサ松原后
MF:レオ・ゴメス上原力也
MF:ジョルディ・クルークス山田大記金子翔太
FW:渡邉りょう
監督:横内昭展
出場停止:ジャーメイン良、マテウス・ペイショット

◆今が絶好のチャンス【鹿島アントラーズ】

前節はホームに降格圏のサガン鳥栖を迎えて3-0と完勝。チーム状態に大きな差がある中で、盤石の勝利を記録し連勝を飾った。

チームは、MF三竿健斗を補強したほか、スコットランドで戦っていたFW田川亨介も獲得。逆転優勝に向けて余念はなく、勢いに乗り切っていきたいところだ。

首位の町田とも勝ち点差は「3」。得失点差の関係で今節の入れ替わりは起こらなそうだが、町田が取りこぼし始めている中でいかに勝ち点を積み上げていくかがポイントとなる。

チームとしての不安材料は、簡単な失点が多いこと。ほぼ固定の最終ラインでありながら、25試合で30失点は多すぎる状況。シーズンここまで改善が見られておらず、成長が見られないポイントだ。

先手を奪われると苦手にしているだけに、まずは主導権を握っていきたいところ。先制されても、落ち着いた戦いを見せていきたい。

★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:早川友基
DF:濃野公人植田直通関川郁万安西幸輝
MF:知念慶柴崎岳
MF:師岡柊生名古新太郎仲間隼斗
FW:鈴木優磨
監督:ランコ・ポポヴィッチ

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残留争う磐田が柏とのシックスポインター制す! 渡邉りょう、中村駿の2点守り抜き両チームの勝ち点差は「2」に 【明治安田J1第30節】

14日、明治安田J1️リーグ第30節の柏レイソルvsジュビロ磐田が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、アウェイの磐田が0-2で勝利した。 前節は東京ヴェルディとの打ち合いに敗れ、2連敗の16位柏。今節は降格圏に沈む18磐田との直接対決。代表帰りの細谷真大がベンチスタートとなり、前節からは5名変更。垣田裕暉らが先発した。 対する磐田は前節の横浜F・マリノス戦が台風の影響で中止に。こちらも2連敗中での一戦となり、0-2で敗れた北海道コンサドーレ札幌戦からはジョルディ・クルークスが高畑奎汰に代わった。 立ち上がり、犬飼智也の落としから古賀太陽のシュートがあった柏。磐田もセットプレーからゴールに迫る。 すると6分、CKの流れから磐田が先制。セカンドボールから中村駿がアーリークロスを送り、渡邉りょうがニアで頭から飛び込んだ。 またも渡邉に決定機が訪れた磐田だったが、今度はGK松本健太がファインセーブ。追加点は許さない。 まずは追いつくべく攻勢を強める柏だったが、26分には磐田に2点目。左クロスからボックス内になだれ込むと、味方との連携から中村が左足でフィニッシュした。 その後も集中した守備で柏の反撃を許さない磐田。白井永地のシュートはGK川島永嗣がセーブし、攻撃を跳ね返し続けて試合を折り返す。 なんとかこじ開けたい柏は後半頭から木下康介、戸嶋祥郎を投入。60分には戸嶋が左足で狙うが、大きく吹かしてしまう。 さらに細谷も送り出した柏。一方の磐田は64分、ジャーメイン良の左クロスから高畑がヘディングも、GK松本がセーブする。 71分には木下のポストプレーから細谷の右足。ブロックされるとセカンドボールも押し込めず、点差を縮められない。 選手を入れ替えながら締めに懸かる磐田。柏は結局最後までゴールを奪えず、0-2のまま試合終了。アウェイチームが2試合ぶりの白星を手にした一方、柏は今シーズン2度目の3連敗を喫し、両チームの勝ち点差は「2」に縮まった。 柏レイソル 0-2 ジュビロ磐田 【磐田】 渡邉りょう(前6) 中村駿(前26) <span class="paragraph-title">【動画】背後から突如現れたのは渡邉りょう!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9F%8F%E7%A3%90%E7%94%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#柏磐田</a> <a href="https://t.co/f6uOt9Aqn0">pic.twitter.com/f6uOt9Aqn0</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1834899637905322343?ref_src=twsrc%5Etfw">September 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.14 21:20 Sat
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磐田でも活躍した元伊代表FWスキラッチ氏が重篤な状態で緊急入院…家族はSNSで「トトは安定した状態」と報告

かつてJリーグのジュビロ磐田でも活躍した元イタリア代表FWサルバトーレ・スキラッチ氏(59)が、重篤な状態で入院していることが判明した。イタリア『ANSA通信』など複数国内メディアが報じている。 報道によると、数年前からガンの治療を受け、過去に2度の手術も経験していたスキラッチ氏は、今週末に病状が悪化してパレルモのマッダレーナ病院の呼吸器科に緊急入院したという。 重篤な状態と報じられているが、同氏の家族はSNSを通じて「トトは安定した状態にあり、医師チームによって昼夜問わず状態を監視されています。フォルツァ、トト」と現時点で状態が安定していることを報告している。 現役時代に“トト”の愛称で知られたスキラッチ氏は、メッシーナ、ユベントス、インテルと国内クラブで活躍。1990年イタリア・ワールドカップ(W杯)では得点王に輝き、母国開催の大会で3位に導いた。 その後、1994年に磐田へ完全移籍で加入しJリーグに参戦。加入2年目の1995シーズンには得点ランキング2位の31ゴールを挙げる活躍を見せるなど、日本の地でもその得点力を遺憾なく発揮。1997シーズン途中に腰痛の悪化を理由にクラブを退団し、最終的に1999年に現役引退を発表した。 現役引退後は故郷パレルモで自身のサッカースクールを運営する傍ら、タレントや解説者の仕事をこなし、イタリアへの難民で構成されたアサンテ・カルチョを指揮する慈善活動にも携わっていた。 2024.09.09 05:30 Mon
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磐田MF古川陽介がポーランド1部のグールニク・ザブジェへ! 1年間の買取OP付きレンタル移籍、クラブ歴代4人目の日本人に

エクストラクラサ(ポーランド1部)のグールニク・ザブジェは6日、ジュビロ磐田のMF古川陽介(21)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 2025年6月30日までのレンタル移籍となり、買い取りオプションが付いているとのこと。クラブにとって4人目の日本人選手となった。 古川は静岡学園高校から2022年に磐田に加入。プロ1年目でJ1で7試合1得点を記録するなどするも、チームはJ2に降格。2年目の2023シーズンはJ2で28試合1得点を記録するなど、1年での昇格に貢献した。 今シーズンは明治安田J1リーグで23試合に出場し2得点。YBCルヴァンカップで1試合、天皇杯で1試合に出場していた。 古川は磐田を通じてコメントしている。 「なかなか勝ち星を重ねられない中でチームを離れることに対して、すごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ同時に自分の幼い頃からの夢である、世界で1番のドリブラーになる夢を早く叶えたい気持ちがさらに強まりました」 「ファン・サポーターの皆様、関係者の皆様にこのような形で伝えることになり、本当に申し訳ありません。そして自分の決断を尊重してくださったジュビロ磐田には感謝しかありません。ありがとうございます。ジュビロなら必ず残留できると信じています」 グールニク・ザブジェには、奥抜侃志(ニュルンベルク)、横田大祐(カイザースラウテルン)、上月壮一郎(1860ミュンヘン)が過去に所属していた。 <span class="paragraph-title">【動画】グールニク・ザブジェが古川陽介の到着を発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pl" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/yosuke_furu10?ref_src=twsrc%5Etfw">@yosuke_furu10</a> <a href="https://t.co/21E3XE6QHM">pic.twitter.com/21E3XE6QHM</a></p>&mdash; Górnik Zabrze (@GornikZabrzeSSA) <a href="https://twitter.com/GornikZabrzeSSA/status/1831957940162719903?ref_src=twsrc%5Etfw">September 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.06 17:13 Fri
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J1残留へ執念滲む最下位札幌が今季初連勝、磐田との降格圏対決を近藤&青木の2発で制す【明治安田J1第28節】

25日、明治安田J1リーグ第28節のジュビロ磐田vs北海道コンサドーレ札幌がヤマハスタジアムで行われ、札幌が0-2と勝利した。 前節首位町田に0-4完敗の18位磐田と、前節勝利も残留へとにかく勝ちたい最下位札幌。降格圏に沈むチームどうしの一戦だ。 札幌はこの一戦に先立ち、浅野雄也&長谷川竜也の負傷離脱を発表。前節戦列復帰でゴールも決めたスパチョークにかかる期待が大きい。 磐田は開始14秒で1stシュートからCKを獲得。ロングボール起点で左サイドバックの松原后がボックス内に入り、右足を振った。先制点には結び付かずも、まずは良い入り。 3分には敵陣でのボール奪取からショートカウンター。奪った渡邉りょうが素早くジャーメイン良へ渡し、磐田のエースは枠内シュートまで運ぶ。今日も2トップのキレが鍵を握るか。 札幌は6分にまさかの決定機逸。ロングカウンターから青木亮太が磐田のGK川島永嗣と一対一も、ボックス内でのワンタッチ右足シュートが大きく枠外へ。これはいただけない。 それでも9分に札幌先制。近藤友喜が全速力で右サイドを駆け上がり、スルーパスに抜け出してカットイン。最初のシュートはポスト直撃も、自ら詰めてネットを揺らした。 結果、出鼻をくじかれたのは磐田だったという形に。磐田はすぐさま反撃に転じるも、アタッキングの精度が乏しく、決定機には至らず。 28分には自陣での守備からカウンター発動、ジョルディ・クルークスが右サイドを独走も、サポートが来る前に独力で突っかけ、ボックス近辺のボールロストで攻撃が終わる。 44分にビッグチャンス。右サイドを抜け出した植村洋斗が素早くアーリークロスを送り、走り込んだジャーメインが勢いそのままにワンタッチシュート。しかし、惜しくも枠を捉えず。 45分には、クルークスのパスに松本昌也が合わせてネットを揺らすも、一目瞭然のオフサイドでゴール認められず。ここにきての相手の穴を突く集中力は、後半への光明か。 やはり、後半頭から磐田が攻勢。前々節鹿島戦で逆転ゴールを決めたジョーカー古川陽介の投入も相まり、札幌陣内での時間が多い。 63分にはスタッド・ランス戦で好パフォーマンスを披露した特別指定選手、角昂志郎を投入。若きアタッカーはJ1リーグデビューとなり、66分に早速ラストパスで好機を演出する。 ただ、どうしても1点が遠く、ゲームもいよいよ最終盤。切り札マテウス・ペイショットや山田大記を次々投入、残り15分での得点数が多い特徴を、この大一番でも見せられるか。 ところが、欲しかった次の1点は札幌。 89分、札幌は左CKから波状攻撃を展開し、ボックス近辺での即時奪回を繰り返した末に、ボックス左で青木がフリーに。ふわりとしたクロスに飛び込んだ青木のシュートが磐田DFに当たってネットへ吸い込まれた。 結局、降格圏どうしの対戦は札幌が磐田に0-2と勝利。最下位が定位置となってしまったなかでの今季初となる2連勝…戦いぶりや選手たちの表情には、J1残留への執念が滲む。 ジュビロ磐田 0-2 北海道コンサドーレ札幌 【札幌】 近藤友喜(前9) 青木亮太(後44) 2024.08.25 21:00 Sun

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