来季CL参戦のボローニャ…クラブ史上初となる挑戦へ補強の進捗状況は?
2024.06.26 13:45 Wed
ボローニャがスカッド強化へ動いている。
新たな指揮官は名門フィオレンティーナを蘇らせたヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督に決まった一方、新戦力獲得によるスカッド強化を目指しているところ。イタリア『SportItalia』が補強の進捗をレポートする。
ザークツィーの後釜は、おそらくセルタのノルウェー代表FWヨルゲン・ストランド・ラーセン(24)。A代表では流石にアーリング・ハーランドの後塵を拝すが、今季ラ・リーガで37試合13得点を記録した身長193cmの実力者だ。
一方、両サイドの強化も重要。左はウニオン・ベルリンのドイツ代表DFロビン・ゴセンス(30)、右はスペツィアのスウェーデン代表DFエミール・ホルム(24)獲得へ交渉中だ。
ゴセンスは長らくアタランタとインテルでプレーし、今季はウニオンでCL出場。獲得へはベンフィカとの争奪戦になっており、ウニオンへの1stオファーを断られるも、重要案件として再オファーを調整中だそうだ。
ホルムは今季アタランタへのレンタル移籍でヨーロッパリーグ(EL)優勝メンバーに。欧州で成功体験を得た右サイドバック獲得に向けては、保有元スペツィアと移籍金700万ユーロ(約12億円)で合意…新戦力第1号となる見込みだ。
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来季クラブ史上初めてチャンピオンズリーグ(CL)に参戦するボローニャ。ファンにとって史上最高だったかもしれない23-24シーズンだが、陣頭指揮を執ったチアゴ・モッタ監督が退任し、チームの根幹たるオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーも売却を余儀なくされる可能性が高い。ザークツィーの後釜は、おそらくセルタのノルウェー代表FWヨルゲン・ストランド・ラーセン(24)。A代表では流石にアーリング・ハーランドの後塵を拝すが、今季ラ・リーガで37試合13得点を記録した身長193cmの実力者だ。
ラーセンはミランの下部組織にいた経歴があり、現在ナポリも新戦力候補にリストアップ。ボローニャはザークツィー売却なら4000万ユーロ(約68.5億円/リリース条項)を得るため、ナポリよりも獲得に近いとされる。
一方、両サイドの強化も重要。左はウニオン・ベルリンのドイツ代表DFロビン・ゴセンス(30)、右はスペツィアのスウェーデン代表DFエミール・ホルム(24)獲得へ交渉中だ。
ゴセンスは長らくアタランタとインテルでプレーし、今季はウニオンでCL出場。獲得へはベンフィカとの争奪戦になっており、ウニオンへの1stオファーを断られるも、重要案件として再オファーを調整中だそうだ。
ホルムは今季アタランタへのレンタル移籍でヨーロッパリーグ(EL)優勝メンバーに。欧州で成功体験を得た右サイドバック獲得に向けては、保有元スペツィアと移籍金700万ユーロ(約12億円)で合意…新戦力第1号となる見込みだ。
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鎌田大地フル出場のC・パレスはウルブスとの下位対決で白熱ドロー…公式戦3連勝はならず【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第10節、ウォルバーハンプトンvsクリスタル・パレスが2日にモリニュー・スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。なお、パレスのMF鎌田大地はフル出場した。 前節、トッテナムに会心の1-0勝利で今シーズンのリーグ戦初白星を挙げた17位のパレス。さらに、EFLカップでは鎌田の決勝点によってアストン・ビラに2-1で勝利し、公式戦連勝でようやく本調子を取り戻し始めた。19位のウォルバーハンプトンとの下位対決ではエゼやウォートンをケガで欠く中、鎌田がスタメンに復帰した。 互いにテンション高く試合に入った中、キックオフ直後はホームのウルブスが押し込んだが、パレスも開始6分に決定機。左サイドを崩してボックス内のヒューズ、鎌田とミドルシュートを続けて放っていくが、ここはDFのブロックとGKジョゼ・サのセーブに遭う。 以降はボール支配率こそほぼ五分も主導権を握ったパレスが相手陣内で厚みのある攻撃を仕掛けていく。その中でマテタが馬力のある仕掛けで強引にフィニッシュへ持ち込めば、エンケティアも積極的にフィニッシュを狙う。また、制空権を握るセットプレーで幾度か良い形も作り出した。 これに対してウルブスは攻撃の開始位置こそ低いものの、サラビアやアイ=ヌーリらを起点としたロングカウンターを発動。ボックス内へ人やボールを送り込んでいくが、サラビアのボックス内での一対一はGKヘンダーソンの見事な対応に阻まれるなど、決定機をモノにできなかった。 互いに狙いとする形から見せ場を作ったものの、試合はゴールレスで後半に突入。立ち上がりにはカウンターからウルブスにビッグチャンスが舞い込むが、ボックス左に抜け出したサラビアのシュートはGKヘンダーソンが気迫の顔面セーブで阻んだ。 守護神のビッグセーブに救われたものの、後半は耐える時間が続いていたパレスだったが、一瞬の隙を突いてゴールをこじ開ける。60分、相手陣内で得たFKの二次攻撃から左クロスのこぼれ球にファーで反応したチャロバーが角度のないところから右足シュートを突き刺し、嬉しい加入後初ゴールを挙げた。 この失点後に3枚替えを敢行し、ゲデスやベレガルドを投入して[4-4-2]に変更したウルブスが相手の隙を突いてスコアをタイに戻す。67分、ロングフィードに反応した左サイドのクーニャがDFチャロバーのまずい対応もあって完全に入れ替わると、そのままボックス内まで運んで右でドフリーのラーセンへプレゼントパス。これをノルウェー代表が難なく流し込んだ。 1-1の振り出しに戻った試合はよりオープンな展開になると、70分過ぎには決定機を巡って明暗が分かれる。先にゴールへ迫ったパレスはボックス内でミッチェル、鎌田と連続シュートを放つが、これを決め切れず。すると、直後の72分にはレミナの鮮やかなターン、クーニャの正確なパスで一気に局面を変えたウルブスはボックス中央でゲデスの丁寧なワンタッチの落としに反応したジョアン・ゴメスのダイレクトシュートがゴール右下隅に決まって逆転に成功した。 これで厳しくなったパレスだが、すぐさま反撃に打って出ると、再びセットプレーからゴールをこじ開ける。77分、鎌田の左CKを中央で競り勝ったムニョスがフリック。ファーにフリーで飛び込んだグエイのシュートが決まった。 2-2のイーブンに戻った中、敵地での勝ち点1もやむなしという構えのパレスが前線の選手を下げてクライン、シュラップを投入。これに対して初勝利を目指すウルブスはよりリスクを冒して前に出た。試合終盤にかけてはウルブスが押し込んだ一方、パレスも後半アディショナルタイムにはカウンターで際どいシーンを作り出したが、互いに3点目を奪うことはできずにタイムアップを迎えた。 この結果、白熱の下位対決は痛み分けのドローに終わり、パレスの公式戦連勝、ウルブスの初勝利という目標は達成されず。 ウォルバーハンプトン 2-2 クリスタル・パレス 【ウォルバーハンプトン】 ヨルゲン・ストランド・ラーセン(後22) ジョアン・ゴメス(後27) 【クリスタル・パレス】 トレヴォ・チャロバー(後15) マーク・グエイ(後32) 2024.11.03 04:32 Sun2
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スパーズが好調ウルブス相手にホームでドロー…一時逆転も土壇場被弾で3戦未勝利での年越しに【プレミアリーグ】
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エル・シャーラウィのドッピエッタも空砲に…ホームで惨敗ローマのユリッチ体制終焉へ【セリエA】
セリエA第12節、ローマvsボローニャが10日にスタディオ・オリンピコで行われ、アウェイのボローニャが2-3で勝利した。 前節、エラス・ヴェローナ相手に土壇場の失点を喫し2-3の敗戦を喫した12位のローマ。続くヨーロッパリーグ(EL)でもユニオン・サン=ジロワーズ相手に逃げ切り失敗の1-1のドロー。公式戦2戦未勝利の苦境で9位のボローニャとのホームゲームに臨んだ。 ディバラなど主力との確執も報じられ、結果に関係なくインターナショナルマッチウィーク期間の解任の可能性も報じられるユリッチ監督は、いずれにしても勝ち点3必須のホームゲームで先発4人を変更。ル・フェ、バルダンツィ、ペッレグリーニ、ショムロドフに代えてエンディカ、ドフビク、スーレ、ピジッリが起用された。 立ち上がりから主導権が争いが繰り広げられ、序盤はシュートを打ち合う展開となったが、ボールの失い方の悪さとマンツーマン守備が嵌らないローマに対して、ボローニャがより効果的にフィニッシュのシーンを作り出す。 20分には右サイドを突破したオルソリーニがボックス内に持ち込んで放ったシュートに詰めたエンドイエがポストに強く体を打ち付けて負傷交代するアクシデントに見舞われ、カールションの投入を余儀なくされる。だが、直後の25分には右CKの流れから生まれたゴール前の混戦を制したカストロのゴールで先制に成功した。 悪い流れで耐え切れずにビハインドを負ったローマも30分にビッグチャンス。左サイドのスペースへ飛び出したマヌ・コネがボックス内に持ち込んでグラウンダーのマイナスクロスを供給。これを中央に走り込んだスーレが左足で巻き込むシュートでゴールに迫るが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。 この決定機をきっかけに押し込む形に持ち込んだホームチームは、エル・シャーラウィとアンヘリーニョの左サイドから積極的にクロスを供給していくが、最後の精度や連携の質を欠いて追いつくことはできなかった。 後半もなかなかリズムを掴めないローマはスーレ、ピジッリ、チェリクを下げてショムロドフ、バルダンツィ、ダールを続けて投入。すると、63分には右サイドの深い位置まで侵攻したマンチーニのクロスがディフレクトしてゴール前に流れたところをエル・シャーラウィがヘディングシュート。GKスコルプスキの手をはじいたボールがゴール左隅に決まった。 これでスタジアムの空気がようやく温まるが、直後の66分にはカストロの絶妙なサイドチェンジで右サイドのスペースへ抜けだしたオルソリーニがボックス内に持ち込んで放った左足のカットインシュートがDFアンヘリーニョにディフレクト。これがゴール左隅に決まってボローニャがすぐさま勝ち越しに成功する。 その後、途中出場ダリンガがゴールネットを揺らした場面はハンドの判定で取り消しとなるが、77分にはミランダの斜めのパスで左のポケットを取ったカールションのシュートがGKスヴィラルの脇下を抜けてアウェイチームがこの試合初めてリードを2点に広げた。 これえ敗色濃厚となったジャッロロッシだったが、82分には左サイドをからの崩しでショムロドフからボックス左でラストパスを受けたエル・シャーラウィが強烈な右足シュートをゴール左上隅に突き刺し、勝ち点に望みを繋ぐドッピエッタとした。 その後、リスクを冒して同点ゴールを目指したローマだったが、したたかに時計を進めるボローニャのゲームクローズに苦戦を強いられ、追いつくことができぬままタイムアップを迎えた。 この結果、今季2度目のリーグ連敗を喫したローマは激しいブーイングの中でユリッチ体制終焉を迎える形となり、インターナショナルマッチウィーク期間中に指揮官の解任とともにロベルト・マンチーニらが候補に挙がる後任を決める運びとなる見込みだ。 ローマ 2-3 ボローニャ 【ローマ】 ステファン・エル・シャーラウィ(後18、後37) 【ボローニャ】 サンティアゴ・カストロ(前25) リッカルド・オルソリーニ(後21) イェスパー・カールション(後32) 2024.11.11 01:17 Mon4
ニューカッスル戦で屈辱の前半途中交代ザークツィー、セリエA復帰に拍車か
マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)のセリエAの復帰が迫っているのかもしれない。 ザークツィーは12月30日に行われたプレミアリーグ第19節ニューカッスル戦に先発。しかし不慣れな2シャドーの一角で先発した中、2点ビハインドとなった33分に屈辱の交代を告げられていた。 交代の際、ユナイテッドのファンからブーイングを受けるとともに、代わって入った生え抜きMFコビー・メイヌーには大歓声が送られていた。そのままコートを着てベンチから立ち去ったザークツィーはロッカールームへと消えていったが、トンネル内では涙を浮かべていたと報じられている。 ルベン・アモリム監督への反抗的な態度とも取られかねない事態だったが、スタッフに諭されたのか3分後にはベンチに戻ってきていた。 そのザークツィーに対してアモリム監督は「ジョシュアは試合中、苦しんでいた。そして我々はもう一人MFが必要だった。彼とは話している。あの瞬間ではああするしかなかった。彼がトンネルに向かった時、一部の人はジョシュアがひどい男だと思ったかもしれないが、そうではない。我々は今後もジョシュアを支える」と試合後にフォローしていた。 ただ、ザークツィーがユナイテッドで実力を発揮できていないのは紛れもない事実で、イギリス『Teamtalk』はザークツィーがニューカッスル戦後、代理人にセリエAからのオファーがあるかを聞いたと報道。昨季ボローニャで師弟関係にあったチアゴ・モッタ監督が率いるユベントスの他、ミラン、そして古巣のボローニャがレンタルでの獲得に興味を示していると報じられているが、半年でイタリアに戻ることになるのだろうか。 2025.01.01 10:30 Wed5