2分間に連続失点で逆転負けのドルトムントが泥沼の公式戦4連敗、ボローニャがクラブ史上CL初勝利【CL】
2025.01.22 07:12 Wed
ドルトムントは21日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節でボローニャとのアウェイ戦に臨み、1-2で逆転負けした。
このPKをギラシーが決めて先制したドルトムントは17分にレイナがミドルシュートでGKを強襲したが、その後はボローニャの攻勢を受ける展開に。
28分にはCKの流れから浮き球のルーズボールをオルソリーニに強烈なボレーでゴールに迫られたが、GKコベルが好守で阻止。ハーフタイムにかけても圧力を受けたものの、失点せずに1-0で前半を終えた。
68分にはCKからギラシーのヘディングシュートで追加点に迫ったが、71分に追いつかれる。ロングボールでオドゴールにディフェンスライン裏を取られて左クロスをダリンガに押し込まれた。
さらに1分後、一気に逆転される。またもアントンがディフェンスライン裏を取られた流れからダリンガのシュートはGKコベルが止めるもルーズボールをイリング・ジュニアに蹴り込まれた。
このまま成す術なく敗れたドルトムントが泥沼の公式戦4連敗を喫し、見事な逆転勝利としたボローニャは記念すべきクラブ史上CL初白星としている。
ボローニャ 2-1 ドルトムント
【ボローニャ】
タイス・ダリンガ(後26)
サミュエル・イリング・ジュニア(後27)
【ドルトムント】
セール・ギラシー(前15)【PK】
PR
先月11日に行われた前節バルセロナ戦をホームで2-3と打ち負けた9位ドルトムント(勝ち点12)は、ウインターブレイク明け後、ブンデスリーガ3連敗と絶望的なチーム状態の中、4日前のフランクフルト戦のスタメンから3選手を変更。ジャン、ブラント、ベンセバイニに代えてバイアー、デュランヴィル、レイナを起用した。年明け以降のセリエAではローマとインテルに引き分ける善戦を見せている33位ボローニャ(勝ち点2)に対し、ドルトムントがボールを持つ展開で立ち上がると、13分にPKを獲得。CKの流れでアントンがホルムにユニフォームを引っ張られて倒された。28分にはCKの流れから浮き球のルーズボールをオルソリーニに強烈なボレーでゴールに迫られたが、GKコベルが好守で阻止。ハーフタイムにかけても圧力を受けたものの、失点せずに1-0で前半を終えた。
迎えた後半も守勢のドルトムントはボローニャにゴールに迫られる中、64分にアデイェミとジャンを投入。
68分にはCKからギラシーのヘディングシュートで追加点に迫ったが、71分に追いつかれる。ロングボールでオドゴールにディフェンスライン裏を取られて左クロスをダリンガに押し込まれた。
さらに1分後、一気に逆転される。またもアントンがディフェンスライン裏を取られた流れからダリンガのシュートはGKコベルが止めるもルーズボールをイリング・ジュニアに蹴り込まれた。
このまま成す術なく敗れたドルトムントが泥沼の公式戦4連敗を喫し、見事な逆転勝利としたボローニャは記念すべきクラブ史上CL初白星としている。
ボローニャ 2-1 ドルトムント
【ボローニャ】
タイス・ダリンガ(後26)
サミュエル・イリング・ジュニア(後27)
【ドルトムント】
セール・ギラシー(前15)【PK】
PR
タイス・ダリンガの関連記事
ドルトムントの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
記事をさがす
|
タイス・ダリンガの人気記事ランキング
1
ローマがドフビクのラストプレーPK弾で劇的ドロー! アウェイ初勝利逃すも価値ある勝ち点1に【セリエA】
セリエA第20節、ボローニャvsローマが12日にスタディオ・レナート・ダッラーラで行われ、2-2のドローに終わった。 新年初戦となった宿敵ラツィオとのデルビー・デッラ・カピターレに2-0と完勝し、捲土重来を期す2025年を最高の形でスタートしたローマ。後半戦初戦となるアウェイゲームでは前回対戦で敗れた7位のボローニャ相手にリベンジを狙った。なお、ラニエリ監督はそのデルビーと全く同じスタメンでこの一戦に臨んだ。 立ち上がりはボローニャがボールを握って押し込むと、ダリンガが積極的にボックス内で足を振っていく。だが、ここはGKスヴィラルの冷静なゴールキーピングに阻まれる。 一方、立ち上がりの守勢を凌いだローマは足元で収め始めたドフビクを起点にカウンターからチャンスの糸口を見いだしていく。なかなかフィニッシュまで持ち込めない状況が続いたが、30分を過ぎてリズムを掴む。 35分、相手のビルドアップのミスを突いたショートカウンターからボックス右でドフビクのラストパスを受けたディバラが右足でシュートを狙うが、ここは大きくふかしてしまった。 前半序盤はボローニャ、前半終盤はローマとほぼ互角の攻防が繰り広げられた中、試合は0-0で後半に突入。 引き続き主導権争いが続くも、古巣対戦のベルギー人アタッカーが決定的な仕事を果たす。58分、左サイドのペッレグリーニを起点にスムーズへ右に展開すると、ボックス溜め右角でマヌ・コネからパスを受けたサーレマーケルスがカットインから左足シュート。ややDFがブラインドになったことでGKスコルプスキの反応が遅れたこともあり、ゴール左隅にシュートが決まった。 敵地で先制に成功したローマだったが、今季ここまでアウェイ未勝利の内弁慶は簡単には解消されず。先制から2分後にボローニャのロングカウンターに晒されると、数的不利の状況で右のエンドイエから折り返されたボールをファーでフリーのダリンガに右足で流し込まれる。 さらに、直後にはセットプレーの守備の際にコネがボックス内でのハンドを取られてPK献上。これをキッカーのファーガソンにゴール右隅へ蹴り込まれ、65分に逆転まで許した。 失点後もしばらくは状況を見守ったラニエリ監督だが、75分を過ぎて一気に動く。3枚替えでエル・シャーラウィ、ピジッリを、84分にはディバラとサーレマーケルスを下げてザレフスキ、バルダンツィとフレッシュな若手アタッカーを一気にピッチへ送り込んだ。 この交代もなかなか機能せず、時間だけが過ぎていったが、デルビー勝利で勝負強さを得たか、土壇場で追いつく。ラストプレーとなった右CKでエンディカが競ったボールがDFルクミの右手に当たると、オンフィールド・レビューの末にPKを獲得。これをキッカーのドフビクが冷静に決め切った。 後半戦初戦でのアウェイ初勝利は逃すも、難敵相手に価値ある勝ち点1を確保した。 ボローニャ 2-2 ローマ 【ボローニャ】 タイス・ダリンガ(後16) ルイス・ファーガソン(後20[PK]) 【ローマ】 アレクシス・サーレマーケルス(後13) アルテム・ドフビク(後53[PK]) 2025.01.13 04:11 Mon2
新体制でメルカート臨むローマが大幅刷新へ…優先事項はCF、WG、SBの3ポジション
新体制でメルカートに臨むローマは、幾つかのポジションで大幅な刷新が見込まれている。 今シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ監督、ゼネラルマネージャーのチアゴ・ピント氏が去ったローマ。オーナーのフリードキン・ファミリーはリナ・スルークCEO、ダニエレ・デ・ロッシ監督、ニースから引き抜いた新スポーツディレクター(SD)のフローラン・ギゾルフィ氏の3者により多くの権限を与え、今夏のメルカートに臨む構えだ。 現時点ではRBライプツィヒからレンタル中だったDFアンヘリーニョの買い取りオプション行使が発表され、同じくリーズ・ユナイテッドのDFディエゴ・ジョレンテのレンタル期間延長あるいは完全移籍での買い取りが既定路線に。 一方、退団ではチェルシーからレンタルしていたFWロメル・ルカクに加え、レバークーゼンとパリ・サンジェルマン、リーズからレンタル中だったFWサルダール・アズムン、MFレナト・サンチェス、DFラスムス・クリステンセンのローンバックに、DFレオナルド・スピナッツォーラの契約満了による退団が濃厚だ。 そういった中、今夏のメルカートで焦点となりそうなのが、ルカク、アズムン退団に加えて引き抜きの噂が絶えないパウロ・ディバラ、売却の可能性が伝えられるタミー・エイブラハムの去就が注目される前線だ。 センターフォワードではリールのジョナサン・デイビッドが理想のターゲットとして名前が挙がるが、資金力やチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃した点でプレミアリーグを中心とする競合クラブ相手に太刀打ちができない。 これを受け、ブラガでプリメイラ・リーガ2位の21ゴールを挙げたシモン・バンザ、トゥールーズのエースストライカーであるタイス・ダリンガらが候補として名前が挙がる。 [4-3-3]をメインシステムで採用する中、手薄なウイングではユベントスのフェデリコ・キエーザをトップターゲットにナポリのマッテオ・ポリターノ、サッスオーロのアルマン・ロリエンテらデ・ロッシ監督のリクエストとみられるセリエAの選手。新SDのルートからリールのエドン・シェグロヴァ、ニースのジェレミー・ボガらが獲得候補に名を連ねる。 さらに、近年チームの泣き所となっているサイドバックでは指揮官が熱望するトリノのラウル・ベッラノーバ、古巣帰還に含み持たせるウェストハムのエメルソン・パルミエリが有力なターゲットに。その他ではギゾルフィ氏が推すリールのバフォデ・ディアキテ、スタッド・レンヌのゲラ・ドゥエらがプランBとして計画される。 その3つのポジションに比べて優先度は低いものの、補強の必要性があるポジションではGKルイ・パトリシオの退団で空く控えGKにレッチェのヴラディミーロ・ファルコーネ、デ・ロッシ監督が求める中盤の補強ではインテルのダビデ・フラッテージを理想に、SPAL時代の教え子でカリアリでプレーするマッテオ・プラーティにも関心を示している。 2024.06.08 17:38 Satドルトムントの人気記事ランキング
1
「すっげぇ」「相変わらずシュート上手い」キールFW町野修斗がチームトップのブンデス7点目! 左上にダイレクトで突き刺す「ドルトムント相手に素晴らしい」「また忍者ポーズが広まった」
ホルシュタイン・キールのFW町野修斗がブンデスリーガで今シーズン7ゴール目を奪った。 キールは14日、ブンデスリーガ第17節でドルトムントをホームに迎えた一戦。町野は76分までプレーし、チームは4-2で新年初勝利を収めている。 町野は左シャドーで3試合連続の先発。すると27分、元スウェーデン代表FWアレクサンデル・ベルンハルトソンが相手のスローインから高い位置でボールを奪うと、並走した町野に横パス。ボックス手前中央からダイレクトで右足を振り抜き、ゴール左上に決めた。 2024年最終戦の第15節アウグスブルク戦でも2ゴール2アシストの活躍を見せていた日本人FW。リーグ戦7ゴールは追加点を決めたドイツ人FWフィル・ハーレスと並ぶチーム最多得点となり、公式戦8ゴールはチーム単独トップの数字となっている。 また、ブンデスリーガの得点ランキングでも8位タイに。レバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツやドルトムントのギニア代表FWセール・ギラシー、RBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコら8選手と並んでいる。 4得点の口火を切ったゴールには「うま」「すっげぇ」「相変わらずシュート上手い」「鮮やかなゴール!!」とSNS上で称賛の声。「ドルトムント相手にゴールは素晴らしい」「浮いたところをここまで綺麗に打てるの上手い」「着実に成長してる」「日本代表に呼んでください」「また忍者ポーズが広まったね」などといったコメントも寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】横パスをダイレクトで振り抜いた町野修斗の今季7点目</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">GOOOAL<br><br>/<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%94%BA%E9%87%8E%E4%BF%AE%E6%96%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#町野修斗</a> がドルトムント相手にゴール!<br>今季ブンデス7ゴール目!<br>\<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブンデスリーガ</a> 第17節<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ホルシュタイン・キール</a>×<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ドルトムント</a><br><br><a href="https://t.co/bR9b0bJuR5">https://t.co/bR9b0bJuR5</a><a href="https://twitter.com/shuto_machino?ref_src=twsrc%5Etfw">@shuto_machino</a><a href="https://twitter.com/Holstein_Kiel?ref_src=twsrc%5Etfw">@Holstein_Kiel</a> <a href="https://t.co/h5KM9cqIOF">pic.twitter.com/h5KM9cqIOF</a></p>— スカパー!ブンデスリーガ (@skyperfectv) <a href="https://twitter.com/skyperfectv/status/1879229120565092379?ref_src=twsrc%5Etfw">January 14, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.15 16:05 Wed2
ドルトムントが新たにラッシュフォード獲得交渉へ! 同じく関心のミラン&バルセロナは…
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)を巡り、ドルトムントに新たな動きが見込まれるそうだ。 昨年11月にルベン・アモリム新監督が来てから明らかに序列が低下するなかで、自身の移籍を示唆する発言で去就が騒がれるラッシュフォード。これまではなんやかんやで出番が巡る状況だったが、こうして出番なしが続くと、移籍もむなしの様相を呈する。 近年のユナイテッドで披露するプレーぶりからすれば、やや扱いづらい選手になっている感があるが、ここまでは人気を博す存在とされ、ミラン、ユベントス、ドルトムント、バルセロナと次々に関心話が浮かぶ。 そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、そ一角と目されるドルトムントは数日中にもユナイテッドと新たな交渉へ。そこでローン契約の細部を模索するという。 なお、ミランは残り1つのEU圏外枠をマンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーにあてるため、撤退した模様。バルセロナはスペイン代表FWアンス・ファティの去就を考慮し、関心を継続させるとのことだ。 2025.01.19 18:15 Sun3
マレン完全移籍へアストン・ビラとドルトムントが合意! 最大48億円の取引に
アストン・ビラがオランダ代表FWドニエル・マレン(25)獲得へドルトムントと合意に至ったようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。 選手本人がプレミアリーグ移籍に前向きな姿勢を示していたなか、先日に公式オファーの掲示が報じられていた。 ファーストオファーに関してはドルトムントが拒否したようだが、ここにきて2500万ユーロ+アドオン500万ユーロの総額3000万ユーロ(約48億円)の最新オファーをブンデスリーガの強豪が受け入れたようだ。 そのため、マレンは14日に予定されるブンデスリーガ第17節のホルシュタイン・キール戦の遠征メンバーを外れる見込みで、諸々の条件が整い次第イングランドへ向かうことになるようだ。 また、PSV獲得時に費やしたのとほぼ同額の移籍金を手にするドルトムントは、チェルシーのポルトガル代表DFレナト・ヴェイガ(21)、U-21イングランド代表MFカーニー・チュクエメカ(21)、マンチェスター・シティのU-21イングランド代表MFジェームズ・マカティー(22)ら今冬の獲得候補の獲得に動くことになりそうだ。 アヤックスのアカデミー育ちで、PSV時代にブレイクを果たしたマレンは2021年からドルトムントでプレー。ドイツ屈指の名門では右ウイングを主戦場に、ここまで132試合39ゴール20アシストを記録。今シーズンここまではブンデスリーガ14試合3ゴール、チャンピオンズリーグで5試合2ゴール1アシストの数字を残している。 左ウイングにセンターフォワードでもプレー可能なユーティリティー性はチームで重宝されているが、シーズンを通してのパフォーマンスの波が大きく攻撃のメインキャストには至らず。そのため、チームの起用法に不満を示す同選手は昨年辺りから退団の可能性がたびたび取り沙汰されている状況だった。 2025.01.13 21:50 Mon4
ドルトムントはシャヒン解任に舵切る? 「今は勝利と成功だけが必要」CLボローニャ戦が最後のチャンスに
ドルトムントのヌリ・シャヒン監督(36)の解任の可能性が高まっている。 ウィンターブレイク明けのリーグ戦で格下ホルシュタイン・キール相手の大敗を含め3連敗を喫したドルトムントは、ブンデスリーガ10位に転落。昨年末の段階で首脳陣はトルコ人指揮官への信頼を強調してきたが、ここ最近の低調なパフォーマンスを受け、その信頼に大きな揺らぎが出ている。 ここ最近ではマンチェスター・ユナイテッドを解任されてフリーのエリク・テン・ハグ氏が良好な関係を築くドルトムント幹部との交流が確認され、後任候補の最有力とも報じられる。 そんななか、クラブのマネージングディレクターを務めるラース・リッケン氏はドイツ『スカイ』で監督人事に言及。週明けの21日に控えるチャンピオンズリーグ(CL)のボローニャ戦の結果いかんで、現指揮官更迭を示唆するトーンのコメントを残した。 「ボローニャ戦でヌリはベンチ入りするだろうが、もちろん、我々全員がそれを知っているし、ヌリもそれを知っている。今は勝利と成功だけが必要だと明確に期待している」 現状ではシャヒン監督が既定路線になりつつあるが、ボローニャ戦での内容が伴った勝利によって厳しい状況を変えることはできるか。 2025.01.19 15:20 Sun5