心配なのは「代わりの選手が来ないローマ」、デ・ロッシ監督がディバラ退団後のチーム危惧

2024.08.19 13:05 Mon
デ・ロッシ監督が移籍を覚悟しているディバラ
Getty Images
デ・ロッシ監督が移籍を覚悟しているディバラ
ローマダニエレ・デ・ロッシ監督が、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(30)との別れの可能性について語った。クラブ公式サイトが伝えた。

18日、セリエA開幕節でカリアリと対戦したローマ。結果こそゴールレスドローに終わったものの、ウクライナ代表FWアルテム・ドフビクやU-23アルゼンチン代表MFマティアス・スーレらが新天地デビューを飾った。

一方、ベンチスタートとなったディバラはサウジアラビア行きが取り沙汰される状況。今シーズン中に14試合出場した場合、給与が年俸700万ユーロ(約11億3000万円)に上がることからクラブが売却に動き、アル・カーディシーヤとディバラの個人合意も報じられた。
カリアリ戦では69分から途中出場し、ドフビクの好機も演出したディバラ。デ・ロッシ監督は試合後、エースの移籍の可能性に言及し、去ることになれば補強がないことが心配だと語った。

「この話についてはすでに何度も話したし、これ以上は触れないと言った。移籍市場についてや、9月に誰がここにいるかについて話す。私が恐れることになるのは、パウロがいないローマや、彼や他の誰かが去った場合に代わりの選手が来ないローマだろう」
「人数の面では、現状のままでチームは問題ない。誰かが去り、誰も獲得できなければ不安になるかもしれない。ただ、誰かが退団したとき、ピッチ外でも機能的で強い選手を代わりに獲得できれば、我々は前に進むし、今いる選手たちと共にプレーすることになるだろう」

昨シーズンはジョゼ・モウリーニョ監督からデ・ロッシ監督への交代がありつつ、セリエAを6位でフィニッシュしたローマ。アトレティコ・マドリーのスペイン代表FWロドリゴ・リケルメ(24)がディバラの代役候補にも挙がっているが、指揮官の満足できる陣容で9月を迎えられるのだろうか。

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新天地にすんなり適応…信頼バッチリのエイブラハム、ミランが買い取りへの議論を本格化か

ミランが元イングランド代表FWタミー・エイブラハム(26)に関する議論を本格化か。 今夏の移籍市場最終盤、ローマから1年間のレンタル移籍でミラン入りしたエイブラハム。 元々実力が確かなセンターフォワードであり、チェルシー時代にはプレミアリーグで15得点を記録したシーズンも。ローマでは22-23シーズン最終戦の大怪我が不運だったと言うべきだ。 ミランではすんなりとチームにフィットし、シーズン初白星となったベネツィア戦で加入後初得点。インテル戦は新たに採用された[4-4-2]でアルバロ・モラタと2トップを組み、得点ならずもその存在が宿敵を苦しめた。 イタリア『カルチョメルカート』いわく、ミランはすでにエイブラハムの買い取りを議論し始めたようで、金額交渉においては800万〜1000万ユーロ(約12.9億〜16.1億円)が相場。 エイブラハムの加入にあたっては、先方ローマにベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルス(25)を貸し出しており、この点とも擦り合わせたプランニングということになりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ミラニスタの代わりに復讐したエイブラハム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">revenge <a href="https://t.co/jUrkE5JqUy">pic.twitter.com/jUrkE5JqUy</a></p>&mdash; Inside Milan (@_InsideMilan) <a href="https://twitter.com/_InsideMilan/status/1838807933959733687?ref_src=twsrc%5Etfw">September 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.26 15:10 Thu
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ローマがエルフスボリに金星献上で新体制初黒星…EL2戦未勝利で厳しい序盤戦に【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第2節、エルフスボリvsローマが3日にボロース・アレナで行われ、ホームのエルフスボリが1-0で勝利した。 アスレティック・ビルバオとのホーム開催の開幕節を1-1のドローで終えたローマは、スウェーデンの強豪とのアウェイゲームで今大会初勝利を狙った。ユリッチ監督はセリエA連勝を飾ったヴェネツィア戦から先発6人を変更。アブドゥルハミドやショムロドフを初スタメンで起用するなどターンオーバーを敢行した。 [3-4-2-1]のミラーゲームの形となった試合はボールを握るローマ、堅守速攻で応戦するエルフスボリという構図の下で序盤から一進一退の攻防が繰り広げられる。 70%を超えるボール支配率で試合をコントロールするローマだが、遅攻の局面では自陣でしっかりとセットする相手の守備を揺さぶり切れず。スーレらのミドルシュートやウイングバックの攻撃参加を使った攻めでチャンスを窺う状況が続く。 逆に、前がかりな背後を突かれてカウンターやセットプレーから幾度かピンチを招くと、GKスヴィラルの再三の好守で凌ぐ場面も。すると、前半終了間際にはボックス内でバルダンツィがやや不運な形でハンドを取られてPKを献上。これをキッカーのバイドゥーに左隅へ決められて、格下相手にまさかの1点ビハインドで試合を折り返すことになった。 後半も同じメンバーで臨んだローマは積極的に高い位置を取る右サイドのアブドゥルハミドを起点に幾つか良いシーンを作るが、ショムロドフを含めアタッカー陣がなかなか効果的にフィニッシュへ絡めない。 この展開を受けてユリッチ監督は65分に3枚替えを敢行。アブドゥルハミド、スーレ、ショムロドフを下げてエル・シャーラウィ、ディバラ、ドフビクと攻撃の切り札を投入。66分にはエル・シャーラウィの正確な右クロスからゴール前のピジッリに続けて決定機が訪れるが、連続シュートは相手GKの好守に阻まれる。 さらに、72分にはペッレグリーニを投入して攻勢を強めると、投入直後に早速決定機に顔を出したカピターノは83分に正確な左足ミドルシュートでゴールに迫るが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。 その後もリスクを冒して猛攻を仕掛けたローマだったが、チーム一丸となった守備に加えて、効果的なカウンターで時計を進めるエルフスボリのしたたかな戦いに手を焼き最後まで追いつくことはできなかった。 この結果、苦手とする北欧の地で新体制初黒星を喫したローマはEL2戦未勝利と厳しい序盤戦となった。 エルフスボリ 1-0 ローマ 【エルフスボリ】 ミシェル・バイドゥー(前44[PK]) 2024.10.04 06:10 Fri

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