あっさりとアイコン切りのローマをOBナインゴランが辛辣批判! 「4試合で追い出されるなんて僕には狂気の沙汰」

2024.09.20 22:40 Fri
ローマ時代に共闘したナインゴランとデ・ロッシ
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ローマ時代に共闘したナインゴランとデ・ロッシ
ローマダニエレ・デ・ロッシ監督解任にクラブOBから批判の声だ。
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現役最後はボカ・ジュニアーズだったが、それまでローマで17シーズンを過ごし、アイコンとして愛されたデ・ロッシ氏。イタリア代表のコーチや、SPALの指揮官を経験し、今年月からジョゼ・モウリーニョ前監督の後任として、ローマに帰還した。そんなデ・ロッシ氏は昨季の公式戦26試合で14勝6分け6敗とチームを立て直してみせ、ヨーロッパリーグ(CL)出場にも導くと、今年6月に2027年夏の新契約にサイン。だが、今季のセリエA開幕から3分け1敗の16位で18日に解任の憂き目に遭った。
未勝利といっても、負けたのは1試合だけ。ロマニスタからもクラブの躊躇ない決断に納得できない者の声が聞こえてくるが、OBの元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランも『Il Tempo』のインタビューで批判した。

「僕にはまったくの狂気だ。昨年、彼は『金には興味がない』と言ってローマを率いて始め、それから良い結果を出し、続投を勝ち取った。で、彼らは3年契約を渡し、華々しく発表してこれだ…4試合で追い出されるなんて、僕には狂気の沙汰だ」
「結果をどうこう言うのは勝手だけど、選手全員が彼の味方なら、言われている以上の何かがあるのは明らか。解任は冗談にしか感じないし、4試合で3つの引き分けで、結局のところ。負けたのは1試合だけ。その事実を正当化できるはずがない」

また、「彼らはファンを落ち着かせるためにデ・ロッシを呼んだ。モウリーニョを追い出した後、ファンがチームに残るための人を探さなければならず、デ・ロッシが解決策だった」と続け、改めて厳しい言葉を並べた。

「昨年、彼がチームを引き継いでからはモウリーニョがいたときよりもはるかに良いプレーをしていたし、僕なら彼にもっと時間を与えたことだろうね。何回か勝つだけで上位に戻れたはずだ」

「経験の浅い監督が昨年に良い結果を出して3年契約を手にした。だが、行われたことはすべて表面的なものにすぎなかったということ。彼を信頼していること、彼が未来の監督であるのをファンに示すためのね」

元同僚であり、SPAL時代に指揮官として師事したナインゴランが言うように、わずか1敗の事実があるだけに、早すぎる判断にも感じるローマのデ・ロッシ切り。解任発表の同日にイバン・ユリッチ氏(49)を招へいしたが、これが吉と出るか凶と出るか。

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開幕4戦未勝利のローマがデ・ロッシ監督を電撃解任、早期の立て直しを決断

ローマは18日、ダニエレ・デ・ロッシ監督(41)の解任を発表した。なお、後任に関しては決定次第の発表となる。 現役時代は下部組織時代から過ごしたローマで17シーズンを過ごし、その後はボカ・ジュニアーズでプレーし現役を引退したデ・ロッシ監督。イタリア代表のコーチやSPALで監督を務めて中、ジョゼ・モウリーニョ監督の解任を受け、2024年1月から監督に就任した。 2023-24シーズンは公式戦26試合を指揮し、14勝6分け6敗。ヨーロッパリーグでは準決勝でレバークーゼンに敗れベスト4の成績を残していた。 今シーズンはここまで開幕4試合を戦い、セリエAでは3分け1敗と勝利なし。クラブは「この決定は、シーズンがまだ始まったばかりの時期に、望ましい道を速やかに再開できるよう、チームの利益を考慮して採用されたものである」と、解任に至った理由を説明している。 今夏のローマは、レンタル移籍でプレーしていた選手が退団したものの、FWアルテム・ドフビク、FWマティアス・スーレ、DFマリオ・エルモソ、DFマッツ・フンメルスなどを補強。攻守に戦力を揃えた中、ここまで4試合でわずか2ゴールと攻撃陣が低調な出来に終わっていた。 2024.09.18 16:17 Wed
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ローマMFザレフスキ、一転ガラタサライ移籍拒否で残留へ

ポーランド代表MFニコラ・ザレフスキ(22)がガラタサライへの移籍を拒否し、ローマに残留するようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が報じている。 10日にアドオンを含めた1000万ユーロ(約15億7000万円)程度の移籍金でガラタサライへの移籍がクラブ間合意し、本人も年俸200万ユーロ(約3億1000万円)の4年(5年)契約を受け入れる決断を下したとの報道があったザレフスキ。 しかし一転してローマでポジション争いをすべく残留に傾いたとのことだ。 なお、ザレフスキの獲得が失敗に終わったガラタサライはナポリDFマリオ・ルイ、ミランDFフォデ・バロ=トゥーレに照準を変えたとイタリア『スカイ』が報じている。 トルコでは13日まで市場が開いている。 2024.09.13 06:30 Fri
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ローマ生え抜きのザレフスキ、ガラタサライ完全移籍へ…

ローマに所属するポーランド代表MFニコラ・ザレフスキ(22)のガラタサライ移籍が濃厚となった。 移籍市場に精通するニコロ・スキラ氏などイタリアの複数メディアによると、ローマとガラタサライはアドオンを含めた1000万ユーロ(約15億7000万円)程度の移籍金で合意に至ったという。 さらに、ザレフスキは元チームメイトであるイタリア代表MFニコロ・ザニオーロら友人にガラタサライに関する助言を求めた上、年俸200万ユーロ(約3億1000万円)の4年(5年)契約を受け入れる決断を下したという。 ポーランド人の両親の下、ラツィオ州のティヴォリで生まれたザレフスキは、9歳からローマのアカデミーに在籍する、トレクアルティスタやエステルノを主戦場とする技巧派アタッカー。 ポーランド人ながらフランチェスコ・トッティや現カピターノであるMFロレンツォ・ペッレグリーニらの系譜を受け継ぐ創造性に優れるMFは、2020-21シーズンのヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグのマンチェスター・ユナイテッド戦でファーストチームデビュー。同試合では決勝点となったオウンゴールを誘発する鮮烈なデビューを飾った。 ジョゼ・モウリーニョ前体制では手薄な左ウイングバックにコンバートされ、時にはサイドバックでもプレー。ここまで公式戦109試合2ゴール7アシストの数字を残した。 ダニエレ・デ・ロッシ監督の下では、より本職に近い[4-3-2-1]の左シャドーでプレーしていたが、最後の精度や突破力という部分で伸び悩みが否めず、クラブは条件次第で今夏の売却を受け入れる構えを見せていた。 2024.09.11 07:00 Wed

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