久々攻撃躍動のリバプールが逆転優勝へわずかな望み繋ぐ3戦ぶり白星! スパーズは意地の2点も4連敗…【プレミアリーグ】

2024.05.06 02:33 Mon
Getty Images
プレミアリーグ第36節、リバプールvsトッテナムが5日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが4-2で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航は64分までプレーした。
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共にシーズン最終盤を前に夢破れた感のある両雄がバウンスバックを図る強豪対決。3位のリバプール(勝ち点75)はマージーサイド・ダービーでの0-2の敗戦に加え、前節はウェストハム相手に2-2のドロー。シーズン最終盤の重要な局面で痛恨の2戦未勝利となり、逆転優勝はほぼ絶望的だ。それでも、クロップ体制をより美しい形で締めくくりたいレッズは、誤審問題もあって今季初黒星を喫した因縁の相手にリーグ3戦ぶりの白星を狙った。ドイツ人指揮官は前節から先発1人を変更。グラフェンベルフに代えてサラーが復帰した。
一方、5位のトッテナム(勝ち点60)はニューカッスル、、アーセナル、チェルシーとのダービー連戦での敗戦によって、今季2度目のリーグ3連敗。これによって、7ポイント差の4位アストン・ビラを抜く可能性は限りなく低くなっており、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得は絶望的となった。対戦相手同様にバウンスバックの白星を目指した中2日でのビッグマッチでは先発1人を変更。リシャルリソンに代えてベンタンクールを起用した。

立ち上がり攻守両面で強度高く入ったアウェイチームが押し込む形となったが、その守勢を凌いだホームチームがすかさず決定機を作り出す。
8分には右サイドで背後を取ったサラーが意表を突いた左足アウトのクロスを入れると、これがクロスバーを叩く。さらに、直後のショートカウンターではボックス内でサラー、エリオットが続けて左足を振るが、GKヴィカーリオ、DFロメロの好守に阻まれた。

一連の決定機はモノにできなかったが、得意のトランジションが続く状況で早い時間帯にゴールをこじ開ける。16分、遠藤から左サイドで大きな展開を受けたガクポが内側に運びながら浮き球のクロスを供給。これに大外で反応したフリーのサラーが丁寧なヘディングシュートをニアへ流し込み、先日の指揮官との衝突騒動の禊を済ますリーグ5戦ぶりのゴールとした。

幸先よく先制に成功したホームチームは、ここで田主なを緩めることなく積極的に2点目を目指す。22分には再び左に流れたガクポを起点にルイス・ディアスがボックス内に抜け出すが、ここはGKヴィカーリオの勇敢な飛び出しに阻まれる。

一方、チェルシー戦に比べて要所でプレスを剥がして良い前進を見せるものの、アタッキングサードでの判断、クロスの精度の問題によって攻撃をフィニッシュで完結できないトッテナム。ここ最近の悪癖である被カウンターの局面では両センターバックを中心に粘りの対応をみせ、何とか水際の対応で耐えていたものの、前半終了間際に押し切られる。

リバプールは45分、右サイドで押し込んだ流れからボックス手前右のマク・アリスターが足首で角度を変える巧みなダイレクトパスを右サイド深くに侵攻するアレクサンダー=アーノルドに通す。ここでイングランド代表DFの浮き球のクロスを大外のロバートソンが左足インサイドでゴール前に折り返すと、サラーのダイレクトシュートはGKヴィカーリオの好守に阻まれたが、こぼれ球をロバートソンが冷静に流し込んだ。

リバプールが貴重な追加点を手にして折り返した後半は互いに選手交代なしでスタート。開始直後にはトッテナムに続けて良いカウンターチャンスが訪れたものの、前半同様にフィニッシュまで持ち込めずにいると、リバプールがカウンターで仕留め切る。

50分、ロングボールに反応したサラーは先にDFエメルソンにボールを収められたが、すかさずカウンタープレスでボール奪取を試みると、サポートに入ったエリオットが見事に奪い切ってボックス付近から左足インスウィングの浮き球のクロスを供給。これに良いタイミングで跳んだガクポが打点の高いヘディングシュートを叩き込んだ。

ミス絡みの失点で出ばなを挫かれたトッテナム。直後の54分にはペドロ・ポロの正確な右クロスからゴール前のブレナン・ジョンソンに決定機が訪れるが、この試合最初の枠内シュートとなったヘディングシュートはGKアリソンのセーブに遭う。

3点目を奪って以降もゲームをコントロールするリバプールは59分、最後尾からの対角フィード、左サイドからのクロスと2本の長いパスで相手ゴール前に迫ると、DFエメルソンのヘディングの短いクリアをボックス右で回収したサラーが足元にボールを要求するエリオットへ丁寧なマイナスのパスを渡す。右からペナルティアーク付近へ切り込んだエリオットがゴール前の密集を抜く圧巻の左足ミドルシュートをゴール左上隅の完璧なコースに突き刺した。

このファインゴールで試合の大勢が決した中、トッテナムは4失点前から準備していた3枚替えを敢行。エメルソン、ベンタンクール、クルゼフスキに代えてスキップ、マディソン、リシャルリソンを投入。スキップを左サイドバックに配すると共に[4-2-3-1]に並びを変更した。

これに対してリバプールは殊勲のロバートソン、遠藤を下げてジョー・ゴメス、今季リーグ戦初出場のバイチェティッチを投入した。

すると、一連の交代によって試合の流れが大きく変わる。大量リードで緩みが出始めたホームチームに対して、腹をくくって前に出たアウェイチームが初めて攻勢を仕掛けていく。

そして、72分には右サイドのスペースにあっさりと抜け出したジョンソンの丁寧な折り返しにゴール前フリーで反応したリシャルリソンが冷静なワンタッチシュートを流し込み、1点を返す。

さらに、77分には相手陣内右サイドからパスを繋いでボックス左に侵攻したスキップからの折り返しをゴールを背にしたリシャルリソンがマイナスに落とすと、ソン・フンミンが冷静にコースを狙って左隅に蹴り込んだ。

この連続ゴールによって一気に試合が分からなくなると、動揺見受けられるリバプールに対して完全に勢いづくトッテナムが攻め立てる。リスクを冒して前に出ていく中、元エバートンのエースFWが違いを作ると、ロ・チェルソやジョンソンが際どいプレーで3点目に迫る。

7分が加えられたアディショナルタイムを含め後半最終盤は攻守が目まぐるしく入れ替わるオープンな展開に。その流れで互いに相手ゴールに迫ったが、守備陣の身体を張ったプレーもあってこの時間帯にスコアは動かず。

この結果、上位対決を4-2で制したリバプールが3試合ぶりの勝利で逆転での優勝へ何とか望みを繋いだ。一方、トッテナムは終盤に意地は見せたものの大量失点での今季初の4連敗となった。

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「本当に日本のアニメ好きなのね」 スパーズ新加入FWが新たなアニメパフォを披露! SNS上ではその姿に「進撃のソランケ」「ソランケが巨人化」

トッテナム新加入のイングランド代表FWドミニク・ソランケが愛する日本アニメから新たなゴールパフォーマンスを披露した。 昨季のプレミアリーグで19ゴールと大ブレイクを遂げ、イングランド屈指のストライカーに数えられるまでになったソランケ。一方で、大のアニメ好きとしても有名で、ゴールパフォーマンスはキャラクターをモチーフにしたものが多い。 この夏の来日時も『東映アニメーションミュージアム』を訪問したりと、アニメ好きをさらけ出す27歳FWは26日に行われたヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節のカラバフ戦で68分のチーム3点目をマーク。3-0の勝利に貢献した。 そして、今回のゴールセレブレーションでは『進撃の巨人』の主人公であるエレン・イェーガーをインスパイア。イェーガーが巨人化の直前にやる自らの手を噛む仕草をお披露目した。 SNS上ではファンから「進撃の巨人パフォーマンス最高っす」「進撃のソランケ」「本当に日本のアニメ好きなのね」「ソランケが巨人化」などの声が上がっている。 ソランケはこれで公式戦2戦連発。新天地でもゴールが決まり始めたとあって、今後もセレブレーションに注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ソランケが新たなアニメパフォを披露</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dominic Solanke. Poacher. <a href="https://t.co/ghVIKb6ivP">pic.twitter.com/ghVIKb6ivP</a></p>&mdash; Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) <a href="https://twitter.com/SpursOfficial/status/1839583255592624255?ref_src=twsrc%5Etfw">September 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【画像】ソランケの進撃の巨人パフォに現地メディアも反応</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dominic Solanke continues his anime celebration tradition with the Eren Yeager hand bite <a href="https://t.co/raRzIXSXoP">pic.twitter.com/raRzIXSXoP</a></p>&mdash; Football on TNT Sports (@footballontnt) <a href="https://twitter.com/footballontnt/status/1839415445943697479?ref_src=twsrc%5Etfw">September 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.27 19:45 Fri
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スパーズvsシティに、三笘vs遠藤! EFLカップ4回戦の対戦カード決定

カラバオカップ(EFLカップ)4回戦の組み合わせ抽選が25日に行われた。 プレミアリーグのUEFAコンペティション出場チームも参戦した3回戦ではフルアムがチャンピオンシップ(2部)のプレストンに敗れたものの、プレミアリーグのクラブが順当に勝ち抜けを決めた。なお、大雨による洪水の影響でスタジアムの一部が陥没し延期となったウィンブルドンvsニューカッスルは10月1日に開催予定だ。 今回の4回戦ではトッテナムvsマンチェスター・シティの対ビッグ6対決が実現。さらに、MF三笘薫を擁するブライトンとMF遠藤航を擁するディフェンディングチャンピオンのリバプールによる対戦も決定した。 また、DF菅原由勢の所属するサウサンプトンと、MF瀬古樹の所属するストーク・シティの日本人対決も実現した。 その他ではマンチェスター・ユナイテッドがレスター・シティと、DF冨安健洋を擁するアーセナルはプレストン、MF鎌田大地のクリスタル・パレスはアストン・ビラ。チェルシーはウィンブルドンvsニューカッスルの勝者との対戦が決定した。 なお、4回戦は10月最終週のミッドウィークに開催予定だ。 ◆EFLカップ4回戦 対戦カード ブレントフォード vs シェフィールド・ウェンズデイ(2) サウサンプトン vs ストーク・シティ(2) トッテナム vs マンチェスター・シティ ウィンブルドン(4)orニューカッスル vs チェルシー マンチェスター・ユナイテッド vs レスター・シティ ブライトン vs リバプール プレストン(2) vs アーセナル アストン・ビラ vs クリスタル・パレス ※()内は所属カテゴリー 2024.09.26 06:53 Thu
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スパーズが開始24秒被弾もブレントフォードに逆転勝利! ソランケ初ゴールにソン・フンミンが2アシスト【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第5節、トッテナムvsブレントフォードが21日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが3-1で逆転勝利した。 ニューカッスル、アーセナル相手の連敗で厳しい序盤戦を過ごすトッテナムは、前節のマンチェスター・シティ戦で善戦した曲者ブレントフォード相手に3試合ぶりのリーグ白星を目指した。 直近のEFLカップでは格下コヴェントリー・シティ相手に大苦戦も後半終盤のスペンス、ブレナン・ジョンソンの連続ゴールで何とか2-1の逆転突破を決めたポステコグルーのチーム。この試合ではそのノースロンドン・ダービーでプレーしたメンバーがスタメンに復帰した。 試合はシティ戦同様にアウェイのブレントフォードが電光石火の先制点を奪う。開始24秒で左サイドで仕掛けたルイス=ポッターが右足インスウィングの正確なクロスを上げると、ゴール前でうまくDFファン・デ・フェンから離れたエンベウモが圧巻の左足ボレーシュートをゴール左上隅に突き刺した。 ホームでキックオフ直後にビハインドを背負う最悪の入りとなったトッテナムはすぐさま反撃を開始。普段通りサイドを起点に良い形の仕掛けを見せると、8分にはDFピノックの軽率な中央へのパスを狙っていたマディソンがインターセプト。ボックス内に持ち込んで右足シュート。これはGKフレッケンの好守に阻まれるが、こぼれにいち早く反応したソランケが冷静にタップイン。待望の加入後初ゴールとした。 早い時間帯の同点ゴールによってスタジアムを含め完全に勢いづくホームチーム。安定したボール保持からの狙いを持った崩しに加え、前線からの連動したプレスで再三相手のボールを奪ってはカウンターからもチャンスを作っていく。そして、ソン・フンミン、ジョンソンとボックス内で強烈なシュートを放っていくが、畳みかける逆転ゴールとはならず。 以降はソン・フンミンがボックス内でのGKと一対一のチャンスを逃すなど決め切れない嫌な流れが続いたが、28分に見事なカウンターアタックからゴールをこじ開ける。中盤でのパスカットからドリブルでボックス付近に運んだソン・フンミンが右サイドのジョンソンに展開。そのままボックス内に持ち込んだウェールズ代表FWが右足の対角シュートをゴール左下隅に突き刺し、公式戦2試合連続ゴールを挙げた。 前半の内に試合を引っくり返したホームチームは完全に試合の主導権を掌握。両サイドで面白いようにポケットを攻略し再三の決定機を作り出すが、最後のところで粘るブレントフォードを仕留め切れない。すると、前半終了間際にはGKヴィカーリオのビルドアップのミスからダムスゴーアに決定機を許すなどあわやというピンチも招いてしまい、圧倒した内容とは裏腹に少し嫌な雰囲気で前半を終えた。 互いに選手交代なしで臨んだ後半も試合展開に大きな変化はなし。立ち上がりの50分にはボックス内で一瞬フリーとなったクルゼフスキに決定機も、ここは相手GKの好守に遭う。 立ち上がり以降はブレントフォードも徐々に相手陣内でのプレータイムを増やしていき、試合はよりオープンな展開に。60分過ぎにはブレントフォードのエンベウモ、トッテナムのジョンソンに決定機が訪れるが、いずれも決め切れない。 この直後にはトッテナムがビスマ、ブレントフォードがシャーデとフレッシュな選手をピッチに送り出すと、68分にはアウェイチームに決定機。セットプレー流れから右クロスをゴール前のシャーデが頭で合わすが、枠の左隅に向かったシュートはGKヴィカーリオのビッグセーブに阻まれた。 追加点を奪えない上、後半半ばを過ぎてなかなかゲームをコントロールできない難しい時間帯が続くトッテナム。セットプレー守備の問題や勝負弱さを鑑みると、追いつかれる展開もよぎるが、この試合では土壇場で勝負強さを発揮した。 85分、自陣ボックス付近でのビスマの見事なスライディングタックルからボールを奪ってロングカウンターを発動。ロメロの背後を狙ったスルーパスに抜け出したソン・フンミンが冷静にGKとDFを引き寄せて左を並走するマディソンへラストパスを送り届けると、背番号10が難なくワンタッチで流し込んだ。 この3点目で勝利を確信したポステコグルー監督は直後に3枚替えを敢行し、ベリヴァル、グレイに加えてムーアの10代トリオをピッチに送り込み、若手に経験を積ませながらこのまま3-1でのクローズに成功した。 そして、曲者ブレントフォードに苦しみながらも最後は突き放して勝ち切ったトッテナムがリーグ連敗をストップする3試合ぶりの白星を挙げた。 トッテナム 3-1 ブレントフォード 【トッテナム】 ドミニク・ソランケ(前8) ブレナン・ジョンソン(前28) ジェームズ・マディソン(後40) 【ブレントフォード】 ブライアン・エンベウモ(前1) <span class="paragraph-title">【動画】ストライカーらしい形でソランケが待望の初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">出鼻をくじかれたトッテナム<br>ソランキの加入後初ゴールですぐに同点<br><br>プレミアリーグ 第5節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブレントフォード</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/jJOzkMFlyl">pic.twitter.com/jJOzkMFlyl</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1837501761554170197?ref_src=twsrc%5Etfw">September 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.22 01:15 Sun
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24秒での失点は「何も起こらなかったかのよう」、逆転勝利にトッテナム指揮官「完全に勝利に値した」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミアリーグ2連敗中のなか、21日には第5節のブレントフォード戦に臨んだトッテナム。3試合ぶりの白星を目指してホームゲームに臨んだ。 開始24秒で失点する痛恨の立ち上がりも、イングランド代表MFジェームズ・マディソンのシュートのこぼれ球を元イングランド代表FWドミニク・ソランケが押し込んですぐさま同点。28分にはウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンのゴールで逆転する。 1点のリードを守って終盤へ向かうと、85分にはカウンターからマディソンが追加点。3-1の逆転勝利を収めた。 ポステコグルー監督は試合開始直後の失点から立ち直った点に言及。選手たちのパフォーマンスを称えている。 「もちろん理想的なスタートではなかったが、正直なところ、何も起こらなかったかのようだった。選手たちはただ全力でプレーした。それが今日やりたかったことだ」 「ブレントフォードはボールを持っていても持っていなくてもかなりアグレッシブにくるとわかっていた。我々はそういった試合展開が好きだ。ボールを持っていても持っていなくても、自分たちのエネルギーやインテンシティをしっかりと発揮できれば、大きな問題を引き起こすことができると考え、実際にそうした。試合中ずっと戦い続け、完全に勝利に値した」 また、先制点の起点となり、勝負を決める3点目を奪ったマディソンについてもコメント。「彼は良かったと思う」と述べた一方、「チーム全体が良かった」「全員が素晴らしいパフォーマンスに貢献した」とチームとしての頑張りを誇っている。 <span class="paragraph-title">【動画】ソランケの移籍後初ゴールなどで逆転! トッテナムvsブレントフォード ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1nFyiP_2zd4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.22 14:20 Sun
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「僕らはロボットじゃない」 ソン・フンミンが“柔軟性もなき”過密日程に切り込む! 「ロドリの言ったことは正しい」

トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが過密日程に私見を述べた。 近年のフットボール界がビジネス路線に舵を切るなかで、大会の規模が大きくなれば大きくなるほど試合数も増加し、厳しくなる日程。欧州サッカー連盟(UEFA)は今季からチャンピオンズリーグ(CL)をはじめと欧州カップ戦を新フォーマットに変更し、国際サッカー連盟(FIFA)は次のクラブ・ワールドカップ(CWC)から出場チーム数を増やして開催する。 どんどんと負担が大きくなる選手からは不満の声が聞こえ始め、最近ではマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリからストライキが近いとの発言も。イギリス『スカイ・スポーツ』によると、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節のカラバフ戦に先立った会見で、トッテナム主将もこう意見した。 「多くの選手が出てきて、正しいことを発言してくれた。そのなかで、誰かが実際に出てきて言ってくれたことはとても重要だったと思う」 「選手たちは発言しないといけない一番の人物で、間違いなく多くの試合がある。いちフットボールファンとして、できるだけ多くの試合じゃなく、質の高い試合が見たい。ケガに苦しむ選手は見たくないし、そんなの誰も見たくない」 「間違いなく試合が多いし、移動も多い。だから、自分に気を配らないといけないけど、すごく難しいときもある。精神的にも肉体的にも準備ができていないときもあって、それでピッチに立つと、ケガのリスクがすごく高まる」 「僕らはロボットじゃないし、その点に気を配って、試合数を減らしながら、より質の高い試合をしていく必要があると思う。それこそが目指すべきものだと、僕は感じる」 また、「大変な作業になると思うし、プログラムではさらに多くの試合が追加されている」と続け、直近のシティを例にあげつつ、日程調整の部分で柔軟性の欠如も指摘した。 「例にあげると、シティは日曜日と火曜日に試合をした。それに柔軟性なんてないし、火曜日じゃなくて、水曜日に変更できたかもしれない。フレキシブルじゃないよ」 「それが僕らの話していることで、誰もがケガをしたり、ケガのリスクが高いのは当たり前のことだと思う。フェアじゃないよ」 「それと、ロドリが50〜60試合に抑えて、70試合以上にならないようにと言ったのは正しいと思う。公平じゃない」 2024.09.26 13:05 Thu

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