飛車角抜きのアーセナルが磨き上げた堅守とセットプレーでノースロンドンダービー制す! ガブリエウ弾でスパーズ撃破【プレミアリーグ】
2024.09.16 00:09 Mon
プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが15日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。トッテナムはインターナショナルマッチウィークの中断前に行われた前節、鬼門セント・ジェームズ・パークでニューカッスルに1-2の敗戦。内容面は悪くなかったが、今季初黒星を喫して開幕1勝1分け1敗の微妙なスタートに。その敗戦からのバウンスバックを図ったホームでのダービーに向けてポステコグルー監督は先発4人を変更。負傷のビスマの代役にベンタンクール、サールとドラグシン、オドベールに代わって負傷明けのファン・デ・フェンとソランケ、ブレナン・ジョンソンが起用された。
対するアーセナルは前節、連勝対決となったブライトン戦を1-1の痛み分けで終えて開幕連勝がストップ。難敵相手に幸先よく先制したが、後半序盤のライスの退場が響きホームで勝ち点1獲得にとどまった。チャンピオンズリーグのアタランタ戦を挟み次節には王者マンチェスター・シティとのビッグマッチを控える中、重要な連戦の初戦で宿敵撃破を狙った。今週に新契約にサインしたアルテタ監督だが、この大一番ではサスペンションのライスに加えて負傷のウーデゴール、カラフィオーリ、ジンチェンコらが新たに離脱。この緊急事態で[4-2-3-1]へ布陣を変更。トーマスとジョルジーニョの2セントラルMFに2列目はサカ、トロサール、マルティネッリという並びとなった。
相手の出方を窺うことなく、ダービーらしいオープンな攻防がキックオフ直後から繰り広げられる。この序盤の攻防ではホームチームがより勢いを出すと、開始5分には左サイドでポケットを取ったソン・フンミンのプルバックからクルゼフスキがゴール前でダイレクトシュート。これがニアを捉えるが、GKラヤの好守に遭う。直後にもクルゼフスキが続けて良い形で左足を振っていくが、アーセナル守備陣の体を張った守備に遭う。
以降はボールを保持しつつ前からの激しいプレスでも際どいシーンを創出するホームチームに対して、アーセナルも左サイドを起点に相手のサイドバック裏のスペースを快速ウイングやティンバー、トロサールで意図的に狙う形でクロスからハヴァーツのヘディングシュート、DFと入れ替わったマルティネッリのドリブルシュートで決定機を生み出す。
前半終盤にかけては守備面でアジャストしたアーセナルがセットプレーを起点に押し込む時間帯が続いたものの、トッテナムもカウンターからジョンソンに2度のシュートチャンスが訪れるなど盛り返した。
ほぼイーブンの状況のままゴールレスで折り返した試合は後半も同じメンバーでスタート。前半同様により勢いを持って入ったトッテナムはカウンターからソランケ、セットプレーからファン・デ・フェンとボックス内でのヘディングシュートでゴールに迫る。
後半はトッテナムが押し込む時間帯が続くが、最後のところで粘るアーセナルの守備をあと一歩で崩せない状況が続く。すると、ロングカウンターとセットプレーという明確な武器を持つアウェイチームが先にゴールをこじ開ける。
64分、ロングカウンターで得た右CKの場面でキッカーのサカが中央のスペースは左足インスウィングの正確なボールを落とす。DFロメロのマークを振り切ってゴール前で味方が空けたスペースに飛び込んだガブリエウが渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。
最も警戒すべき形からゴールを奪われたトッテナムは失点直後に2枚替えを敢行。ベンタンクール、ジョンソンを下げてサール、オドベールを同時投入。よりリスクを冒してゴールを目指すが、前半同様に要所を締めるアーセナルの守備を崩し切れない。
その後、トッテナムはマディソンを諦めてヴェルナーを投入。これに対して切れる交代カードが限られるアーセナルはトロサール、マルティネッリに代えて負傷明けのガブリエウ・ジェズス、新天地デビューのスターリングを投入。さらに、軽く痛めたサカに代えてヌワネリを投入。後ろ重心で逃げ切りを図る。
後半終盤はトッテナムが完全に押し込む形となったが、ソリッドな対応を続けるアーセナルの守備に圧力を感じて細かいミスや強引なプレーが目立って明確な決定機を作れず。後半アディショナルタイムのクルゼフスキやオドベールのミドルシュートやパワープレーも不発に終わり、試合はこのままタイムアップ。
多くの離脱者を抱えながらも磨き上げてきた堅守とセットプレーで勝負強さを示したアーセナルが敵地での今季初のダービーで会心の勝利を収めた。一方、自分たちの形は示したものの、ニューカッスル戦同様に勝負弱さを露呈したトッテナムは厳しいリーグ連敗となった。
トッテナム 0-1 アーセナル
【トッテナム】
ガブリエウ・マガリャンイス(後19)
対するアーセナルは前節、連勝対決となったブライトン戦を1-1の痛み分けで終えて開幕連勝がストップ。難敵相手に幸先よく先制したが、後半序盤のライスの退場が響きホームで勝ち点1獲得にとどまった。チャンピオンズリーグのアタランタ戦を挟み次節には王者マンチェスター・シティとのビッグマッチを控える中、重要な連戦の初戦で宿敵撃破を狙った。今週に新契約にサインしたアルテタ監督だが、この大一番ではサスペンションのライスに加えて負傷のウーデゴール、カラフィオーリ、ジンチェンコらが新たに離脱。この緊急事態で[4-2-3-1]へ布陣を変更。トーマスとジョルジーニョの2セントラルMFに2列目はサカ、トロサール、マルティネッリという並びとなった。
以降はボールを保持しつつ前からの激しいプレスでも際どいシーンを創出するホームチームに対して、アーセナルも左サイドを起点に相手のサイドバック裏のスペースを快速ウイングやティンバー、トロサールで意図的に狙う形でクロスからハヴァーツのヘディングシュート、DFと入れ替わったマルティネッリのドリブルシュートで決定機を生み出す。
互いに決定機を作り合った中、前半半ば以降はゲーム展開の大枠は変わらずも目まぐるしく攻守が入れ替わる見応え十分の展開が続いていく。さらに、ティンバーのペドロ・ポロへの足裏を見せたタックルをきっかけに小競り合いが発生し、スタジアムのボルテージが一気に上がる。
前半終盤にかけては守備面でアジャストしたアーセナルがセットプレーを起点に押し込む時間帯が続いたものの、トッテナムもカウンターからジョンソンに2度のシュートチャンスが訪れるなど盛り返した。
ほぼイーブンの状況のままゴールレスで折り返した試合は後半も同じメンバーでスタート。前半同様により勢いを持って入ったトッテナムはカウンターからソランケ、セットプレーからファン・デ・フェンとボックス内でのヘディングシュートでゴールに迫る。
後半はトッテナムが押し込む時間帯が続くが、最後のところで粘るアーセナルの守備をあと一歩で崩せない状況が続く。すると、ロングカウンターとセットプレーという明確な武器を持つアウェイチームが先にゴールをこじ開ける。
64分、ロングカウンターで得た右CKの場面でキッカーのサカが中央のスペースは左足インスウィングの正確なボールを落とす。DFロメロのマークを振り切ってゴール前で味方が空けたスペースに飛び込んだガブリエウが渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。
最も警戒すべき形からゴールを奪われたトッテナムは失点直後に2枚替えを敢行。ベンタンクール、ジョンソンを下げてサール、オドベールを同時投入。よりリスクを冒してゴールを目指すが、前半同様に要所を締めるアーセナルの守備を崩し切れない。
その後、トッテナムはマディソンを諦めてヴェルナーを投入。これに対して切れる交代カードが限られるアーセナルはトロサール、マルティネッリに代えて負傷明けのガブリエウ・ジェズス、新天地デビューのスターリングを投入。さらに、軽く痛めたサカに代えてヌワネリを投入。後ろ重心で逃げ切りを図る。
後半終盤はトッテナムが完全に押し込む形となったが、ソリッドな対応を続けるアーセナルの守備に圧力を感じて細かいミスや強引なプレーが目立って明確な決定機を作れず。後半アディショナルタイムのクルゼフスキやオドベールのミドルシュートやパワープレーも不発に終わり、試合はこのままタイムアップ。
多くの離脱者を抱えながらも磨き上げてきた堅守とセットプレーで勝負強さを示したアーセナルが敵地での今季初のダービーで会心の勝利を収めた。一方、自分たちの形は示したものの、ニューカッスル戦同様に勝負弱さを露呈したトッテナムは厳しいリーグ連敗となった。
トッテナム 0-1 アーセナル
【トッテナム】
ガブリエウ・マガリャンイス(後19)
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アーセナルの主将・ウーデゴールがケガで離脱中に結婚! お相手は年上ダンサーで第1子も妊娠中
アーセナルのキャプテンを務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(25)。代表活動で負ったケガにより、長期離脱を余儀なくされているが、この一時的な休暇で人生に変化をもたらしたようだ。 ノルウェー『Verdens Gang(VG)』によると、ウーデゴールはパートナーであるヘレン・スピアリングさん(28)と結婚をしたとのこと。4日、国民登録簿の婚姻状況に関して「既婚」に変更したとのこと。また、ヘレン・スピアリングさんは、名前をヘレン・スピアリング・ウーデゴールに変更したという。 ウーデゴールとヘレンさんが初めて2人で一緒に目撃されたのは、2023年3月のロンドン・フットボール・アワード。同年6月にウーデゴールはヘレンさんとの交際を認めていた。 また、現在ヘレンさんは妊娠中。そして、2人はついに結婚したという。 ヘレンさんは、イギリスのテレビ シリーズ「ストリクトリー・カム・ダンシング」とアメリカのテレビ シリーズ「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」のノルウェー版である「スカルヴィダンス」の一員としてノルウェーでも知られた存在。2021年には番組で優勝を果たしていた。 社交ダンスを得意とし、全国選手権では17個の金メダルを獲得。2023年には「マスター・オブ・マスターズ」の一員となったという。 <span class="paragraph-title">【写真】アーセナルの主将・ウーデゴールと結婚したヘレンさん</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C_LvT6wi8Ad/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C_LvT6wi8Ad/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C_LvT6wi8Ad/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Martin Ødegaard(@odegaard.98)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.11.05 13:35 Tue2
アルテタ監督にも影響必至 アーセナルのエドゥSDに退団決意報道…「クラブを驚かせた」とも
アーセナルのスポーツディレクター(SD)を務めるエドゥ氏(46)が退団を決意したという。 エドゥ氏は現役時代のいち時期をアーセナルで過ごした元ブラジル代表選手で、2003-04シーズンの無敗優勝メンバー。引退後はコリンチャンスやブラジル代表で働くなか、2019年夏にアーセナルからの誘いを受け、テクニカルディレクター(TD)として復帰した。 そして、2022年11月からは肩書きが現職のSDに変わり、トップチームだけでなく、アカデミーを統括し、選手のスカウトや補強も担当。2019年12月の就任から着実にチームを作り上げ、今や再建したアルテタ監督だが、エドゥSDは陰のキーマンと言っていい。 そんなエドゥSDだが、イギリス『スカイ・スポーツ』いわく、ノッティンガム・フォレストをはじめ、オリンピアコス、リオ・アヴェを運営するエヴァンゲロス・マリナキス氏のグループが関心。そのためかは定かでないが、アーセナルを去る決断を下した模様だ。 アルテタ監督が今年9月に新契約を結んだ際もエドゥSDにその気配がなかったということで、去る決断は「アーセナルを驚かせた」とも。最近、個人的な事情でブラジルに滞在していたといい、先週末に帰国したようだ。 また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏もエドゥSDのアーセナル退団見通しを主張し、まもなく発表されるとレポート。ここまで二人三脚のアルテタ監督にとっても大打撃となりそうな話だが、いかに。 2024.11.04 20:08 Mon3
アーセナルに痛手…ライスがCLインテル戦で遠征メンバー外に
アーセナルのイングランド代表MFデクラン・ライスがインテル戦の遠征メンバーを外れた。 アーセナルは6日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節でインテルとのアウェイゲームに臨む。 しかし、この重要な一戦では中盤の要を欠くことになった。 この一戦に向けた前日会見に出席したミケル・アルテタ監督は、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールのチームトレーニング復帰をポジティブなニュースとして伝えた一方、ネガティブなニュースとしてイングランド代表の離脱を明かした。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。 「ポジティブなニュースとしては、マルティンが戻ってきたことが素晴らしい。もちろん、彼は今日初めて我々と一緒にフルセッションのトレーニングを行った。彼は調子が良く、予想より少し早いが、チームと一緒にいたいと思っていた。そのため、彼を起用するかどうかは明日決定するが、少なくとも彼が我々と一緒に遠征し、チームの一員になったことは大きな一歩だ」 「デクランは残念ながらニューカッスル戦で負傷した。試合を最後までプレーすることはできたが、ここ数日は状態が良くなかった。したがって、週末までに回復するかどうかを木曜日に判断する必要がある」 なお、現時点でライスに関しては週末に控えるチェルシー戦の出場の可否も微妙な状況のようで、選手本人、メディカルスタッフはギリギリの調整を行うことになりそうだ。 2024.11.06 08:07 Wed4
「アーセナルは心にずっと残る」アーセナル復活の立役者の1人、エドゥSDが辞任「別の挑戦に取り組む時」
アーセナルは4日、スポーツディレクター(SD)を務めるエドゥ氏の辞任を発表した。 現役時代もアーセナルでプレーしていたエドゥ氏。2003-04シーズンのプレミアリーグ無敗優勝を経験した“インビンシブルズ”の一員でもあり、2019年7月にテクニカルディレクター(TD)としてチームに復帰、2022年11月にSDに昇進し、男子のみならず、女子やアカデミーもマネジメントしていた。 ミケル・アルテタ監督とのタッグでチームを強化。有能な若手選手の獲得だけでなく、アカデミーからの選手の登用などでチームを強化。長らく低迷していたプレミアリーグでは2022-23、2023-24シーズンと優勝を争い、2位でフィニッシュ。プレミアリーグで戦えるチームへと成長させていた。 日本代表DF冨安健洋もエドゥ氏の下でチームに加わった他、当時は無名だったブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリの発掘など、チーム強化に尽力していた。 予てから5年計画でのチーム強化を語っていた中、5年が経過。シーズン途中ながら、チームを去ることを決断したエドゥ氏は、クラブを通じてコメントしている。 「これは非常に難しい決断だった。アーセナルは私に、たくさんの素晴らしい人々と働く機会と、クラブの歴史において特別なことに参加するチャンスを与えてくれた。特別な旅だった。スタン、ジョシュ、ティム、ロード・ハリスには、私をサポートしてくれたことに感謝する」 「男子、女子、アカデミーのチームで、たくさんの素晴らしい同僚と働くことができてうれしかった。特にミケルとは、素晴らしい友人となった」 「今は、別の挑戦に取り組むときだ。アーセナルは、私の心の中にずっと残る。クラブとサポーターの皆さんに、良いことだけが起き、最高の幸運が訪れることを祈っている」 また、共同会長を務めるジョシュ・クロエンケ氏は、今回のエドゥ氏の辞任に際して感謝のメッセージを残している。 「我々はエドゥの決断を尊重し、クラブを前進させるための多大な貢献と検診に感謝する」 「クラブの全員が彼の幸運を祈っている。我々は皆、エドゥと彼があらゆるものや全ての人にもたらすポジティブなエネルギーをとても気に入っている」 「変化と進化はクラブの一部だ。我々は引き続き戦略と主要なトロフィーの獲得に注力する。我々の後継者の計画は、この継続的な野心を反映するものになるだろう」 なお、エドゥ氏に関しては、ノッティンガム・フォレストやオリンピアコスなどを保有するエヴァンゲロス・マリナキス氏のグループが関心を持っているとされ、今回の決断に影響を与えたとみられている。 2024.11.05 09:25 Tue5