「重要な結果」3失点も終盤に1点を返したボデ/グリムト指揮官、ホームでの2ndレグに「ホームゲームに希望が持てる」

2025.05.02 14:15 Fri
クヌートセン監督は1点を返せたことに希望を見出す
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クヌートセン監督は1点を返せたことに希望を見出す
ボデ/グリムトヒェティル・クヌートセン監督が、トッテナム戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。
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1日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグでボデ/グリムトはアウェイでトッテナムと対戦した。試合はブレナン・ジョンソンが開始38秒でゴールを決めてトッテナムが先制すると、34分にジェームズ・マディソン、61分にドミニク・ソランケがゴールを決めて3-0。ボデ/グリムトは、83分にウルリク・サルトネスが一矢報いるも3-1で敗戦となっていた。
アウェイで痛い敗戦を喫したクヌートセン監督だが、1点を返せたことは大きいとコメント。ホームでの2ndレグに可能性を残せて良かったとした。

「本当に重要な結果だった。ホームゲームに希望が持てる。3-0では負けてしまうと思っていた。この差は大きすぎる」
「この試合から多くを学べば、ホームでもっと良いプレーができ、次の試合で彼らに挑めるかもしれない」

ただ、試合中は一対一の局面などで上回られることに。それでもしっかりと修正し、ホームでの2ndレグで2点差をひっくり返すことが大事だとし、主軸が戻ってくることで可能性も膨らむと意気込んだ。

「マンツーマンの状況では、もっと改善する必要がある。ボールを簡単に失い過ぎてしまった。試合をコントロールし、支配することが得意なのに、ボールを失い過ぎて、トランジションでも何度も走らなければならなかった」

「ただ、このスコアなら2ndレグはスタジアムが満員になるので、攻めることもできる」

「チームにとって、個々の選手の存在は本当に重要だ。パトリック・ベルグホーコン・エヴイェンは、どちらもスピードに優れた代表選手で、我々のプレースタイルにとって非常に重要だ」

「彼らが戻ってきてくれたことは本当に嬉しい。次の試合では、彼らの経験が必要になるだろう」



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ボデ/グリムトのヒェティル・クヌートセン監督がトッテナム戦へ向けて意気込みを語った。『UEFA.com』が伝えた。 1日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグでボデ/グリムトはアウェイでトッテナムと対戦する。 ノルウェー勢初となるベスト4進出を果たしたボデ/グリムト。ラウンド16ではオリンピアコス、準々決勝ではラツィオを下しての突破を果たしてきた。 トッテナムとの戦いを控える中、クヌートセン監督は選手が多くを考えずに自分たちらしさを出して戦ってもらいたいとした。 「選手たちが試合のことを考えずにプレーできることを心から願っているが、容易なことではない。ホームでもアウェイでも、相手が強豪であっても、全ての試合で自分たちのアイデンティティを見つけていく道のりを歩んでいきたいと考えている。それが木曜日の試合の計画の一部だ」 また、セルティック時代のポステコグルー監督とも対戦しているクヌートセン監督。チームは違い、トッテナムの方が手強いだろうとした。 「ポステコグルー監督のことは良く知っているが、全く違う試合だ。木曜日は完璧な守備で臨む必要がある。彼らはローテーションを多く行い、個々の選手が非常に優秀だからだ」 「彼らは我々のボックス内で多くのチャンスを作り出してくるだろう。彼らと対戦した試合では良い試合をしてきたが、トッテナムはセルティックよりも優れたチームだと思う」 2025.05.01 21:05 Thu
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「敬意を払い全力を尽くす」プレミアで低迷のトッテナム、ポステコグルー監督はELボデ/グリムト戦に意気込み「何が起こっても動じない」

トッテナム・ホットスパーのアンジェ・ポステコグルー監督が、ボデ/グリムト戦に向けて意気込みを語った。『UEFA.com』が伝えた。 1日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグで、スパーズはボデ/グリムトをホームに迎える。 今シーズンはプレミアリーグで苦戦が続き、16位と大きく低迷。一方で、ELではベスト4に勝ち上がり、優勝した来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を確保したいところだ。 フランクフルトとの準々決勝を勝利してベスト4入りのスパーズ。ポステコグルー監督は、ここまで勝ち上がってきたボデ/グリムトを警戒した。 「ボデ/グリムトは実力でここにいる。ラツィオとオリンピアコスを破ってきた。どちらも強豪だ。彼らにふさわしい敬意を払い、全力を尽くす」 「パトリック・ベルグの欠場は彼らにとっては痛手だと思うが、重要なことは個人ではなくチームとしてのパフォーマンスだ。過去5年間で多くの選手を売却しているが、それでも好調を維持している」 また、過去セルティック時代に対戦したことを回想。2ndレグも難しくなることから、しっかりと勝ちたいとした。 「セルティック時代に彼らと対戦したときは、シーズン序盤こそスロースタートだったが、この頃には良いサッカーをしていた。セルティック・パークの雰囲気は最高で、彼らはローマに勝利したばかりだった」 「明日、何が起こっても動じないだろう。アウェイゲームも難しいものになる。人工芝のピッチで、コンディションも異なるはずだ」 2025.05.01 18:50 Thu
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ノルウェー勢初のELベスト4、殊勲のGKハイキン「ノルウェー全体にとって大きな意味を持つ」

ボデ/グリムトのGKニキータ・ハイキンが17日にアウェイで行われ、PK戦の末に勝ち上がったヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのラツィオ戦を振り返った。 ホームでの1stレグを2-0と先勝していたボデ/グリムト。21分に先制される展開となった中、GKハイキンの好守もあって1点のリードを保っていく。 しかし後半追加タイムに失点し、2戦合計スコアで追いつかれ延長戦へ。その延長戦ではラツィオに勝ち越された中、FWアンドレアス・ヘルメルセンのゴールで追いつきPK戦に持ち込んだ。そしてPK戦ではGKハイキンが2本シュートを止めてノルウェー勢初となるELベスト4進出とした。 イスラエル生まれでロシアにルーツを持ち、チェルシーの下部組織に在籍していた経歴を持つ29歳のハイキン。ロシア代表候補招集歴があるが、昨年10月にノルウェー人と婚約。ノルウェー国籍を取得する意向であり、今後のノルウェー代表入りが見据えられる中でボデ/グリムトをELベスト4に導いた。 「信じられない! ここまで試合が続くと思っていなかったけど、諦めるわけにはいかなかった。チャンスが来ることはわかっていた。これ以上嬉しいことはない。これはノルウェー全体にとって、ボデ/グリムトにとって、僕の家族にとって大きな意味を持つ。本当に素晴らしい。歴史的な夜だ」 指揮官のヒェティル・クヌートセン監督もハイキンを勝因に挙げた。 「ニキータは我々にとって決定的な存在だ。彼は試合とPK戦の両方で決定付ける存在だった」 2025.04.18 10:00 Fri

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