三笘に浴びせたタックルの報復を受けた?直後にファウル受け負傷退場のアーセナルFWに闘将キーン氏が持論「精算しなければならない」
2023.05.15 20:15 Mon
マンチェスター・ユナイテッドOBでイギリス『スカイ・スポーツ』の解説者を務めるロイ・キーン氏が、アーセナルvsブライトン&ホーヴ・アルビオン戦での出来事に言及した。
そしてこのプレーより前の5分、マルティネッリはブライトンのMF三笘薫と交錯。CKのこぼれが高く上がったところに三笘が反応したが、ボールを見ていた三笘にマルティネリが横から突っ込み、体当たりのような形でタックルを食らった三笘はピッチに倒れこんでいた。
その直後ということもあり、キーン氏はカイセドのタックルについて報復の意味があったと示唆している。
そして直後にカイセドのタックルをもらったことについては、「だが、良いチームメイトがすることは報復することだ」としながら、「あれは良いタックルではなく、確かに痛そうで交代を余儀なくされた。彼は傑出していたし、これでシーズンが終わりにならないことを願っている」とマルティネッリの軽傷を願った。
その上で「時にはそれが勝負というものだ。彼には残念なことだが、状況を精算しなければならない」と締めている。
現役時代にはユナイテッドの絶対的なリーダーとして、時には荒いプレーも臆さないファイターだったキーン氏らしいコメントだった。
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14日、プレミアリーグ第36節でブライトンはアーセナルとアウェイで対戦。前半はアーセナルペースで試合が進んだものの、後半に3ゴールを奪ったブライトンが勝利した。キーン氏が言及したのは、7分にブライトンのMFモイセス・カイセドが繰り出したアーセナルのFWガブリエウ・マルティネッリへのタックル。一度は回復したマルティネッリだったが、19分に途中交代となっていた。その直後ということもあり、キーン氏はカイセドのタックルについて報復の意味があったと示唆している。
キーン氏はまず、マルティネッリの三笘へのプレーについて、「厳しく、彼は幸運だった。彼の性格と選手としての立ち位置のおかげで、疑われなかったのかもしれない」と指摘している。
そして直後にカイセドのタックルをもらったことについては、「だが、良いチームメイトがすることは報復することだ」としながら、「あれは良いタックルではなく、確かに痛そうで交代を余儀なくされた。彼は傑出していたし、これでシーズンが終わりにならないことを願っている」とマルティネッリの軽傷を願った。
その上で「時にはそれが勝負というものだ。彼には残念なことだが、状況を精算しなければならない」と締めている。
現役時代にはユナイテッドの絶対的なリーダーとして、時には荒いプレーも臆さないファイターだったキーン氏らしいコメントだった。
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元イングランド代表FWが明かすロイ・キーンの恐怖「今でもトラウマ」
元イングランド代表FWダレン・ベントが、その厳格なキャラクターで知られるマンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ロイ・キーン氏の恐怖について語った。 現役時代から闘争心溢れるプレーで、知られていたロイ・キーン氏。チームメイトにも厳しく、不甲斐ないプレーを見せた選手には焼きを入れたり、時には監督にも歯向かうなど、激情家として知られていた。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJncFl4dGlVUiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 現役引退後はサンダーランド、イプスウィッチで監督経験を積んだ他、アイルランド代表とアストン・ビラでアシスタントコーチを務めていたが、現在は解説者として活躍している。 アストン・ビラ時代にロイ・キーン氏の指導を受けた経験のあるベントがイギリスラジオ局『talkSPORT』の番組内で、当時の恐怖を振り返った。 「彼は本当に、本当に怖かった。いきなりブチギレるんだ」 「もちろんなぜそうなるかも分かる。彼のような世界最高峰のトップ選手からしたら、アストン・ビラにいた僕たちのような選手が、なぜそんなミスを犯すのか理解できないんだろう」 「QPRと対戦した、ある試合後をよく覚えているよ。僕らはアウェイで負けたんだけど、その試合の後に僕らはロッカールームにいた。そしたらランバート監督はすっと端へよけて、ロイが話し始めたんだ」 「これは本当に起きたことだと約束する、彼は2時間ぶっ通しでブチギレていた。夜の試合だったけど、そのせいでスタジアムの電気も全部消えて、外で出待ちしていたファンも全員帰ってしまったんだ」 「彼は選手が飲んでいたルコゼイド(イギリスで販売されているスポーツドリンク)や選手がメールばっかりやっているいること、そして人々がヨガをやったりしていることとか、色々なことについて激怒していた」 「その時ロン・フラールが確かシンスプリントのケガで離脱していたんだけど、ロイは『サッカー選手がシンスプリント程度でなぜそんなに長く離脱しているんだ?』と怒っていたよ」 「彼は部屋を周りながら目に入るもの全てにキレていた。目が合った瞬間にキレされるから、誰も彼と目を合わせなかったよ」 「みんな2時間あそこにただ座っていた。あの夜起きたことは今でもトラウマだよ。正直言って彼はクレイジーだった」 2020.06.24 22:20 Wedブライトン&ホーヴ・アルビオンの人気記事ランキング
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三笘薫が8戦ぶり今季4点目で岡崎慎司に並ぶPL日本人最多14点! ブライトンが待望の9戦ぶり勝利【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第21節、イプスウィッチ・タウンvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが16日にポートマン・ロードで行われ、アウェイのブライトンが0-2で勝利した。なお、ブライトンのMF三笘薫はフル出場した。 前節、上位のアーセナル相手に追いついて1-1のドローとなった10位のブライトン。4戦連続ドロー且つリーグ8戦未勝利のチームは、復調のイプスウィッチ相手に9戦ぶりの勝利を狙った。直近のFAカップ3回戦ではノリッジ・シティ相手に4-0の圧勝を収め約1カ月半ぶりの公式戦白星を挙げたなか、その一戦で3試合ぶりのスタメン復帰となった三笘は今回の一戦でも引き続き左ウイングでスタメンとなった。 立ち上がりからアウェイのブライトンがボールを保持して押し込む展開が続く。そのなかで三笘はボールを持った際にDF2枚で対応される場面も目立つなか、序盤はシンプルに味方を使っていく。さらに、13分には前向きな状態でフリーとなって右足を振っていくが、やや当たり損ねのシュートはGKにキャッチされる。 20分を過ぎた辺りからイプスウィッチのカウンターが機能始めると、試合は完全にイーブンの状況に。ただ、より効果的に決定機まで結びつけるホームチームは23分にブロードヘッド、28分にはデラップと強烈なミドルシュートを枠に飛ばす。だが、いずれもGKフェルブルッヘンのビッグセーブに阻まれた。 前半終盤にかけても一進一退のままシュート数が少ないクローズな展開となり、43分にはハッチンソンがミドルシュートでゴールに迫ったが、これもGKフェルブルッヘンの守備範囲。互いに攻撃面で課題を残す形でゴールレスでの折り返しとなった。 後半も試合展開に大きな変化はなし。互いに外回りの攻撃、セットプレーからチャンスを窺う展開が続く。 そんな焦れる状況のなかで試合を動かしたのは、決定力が課題とされるシーガルズの日本人エース。59分、相手陣内右サイドでフェルトマンの縦パスをDFがクリアし損ねたボールに反応したアヤリがボックス右からマイナスの落としをオライリーに繋ぐ。左利きのオライリーは自らシュートを打ちやすい角度も、冷静に左で浮いた三笘に横パスを送ると、右足シュートはコースが甘かったもののGKの手をはじいてゴール右隅に決まった。 なお、これが13節サウサンプトン戦以来、8試合ぶりの今季リーグ4点目となった三笘はプレミア通算14点目となり、レスター・シティでプレーした岡崎慎司の日本人最多得点記録に並んだ。 三笘の先制点後にブライトンは一気に3枚替えを敢行。ウェブスター、オライリー、アディングラを下げてダンク、リュテール、ミンテをピッチに送り出した。これで攻撃の勢いを増すと、ジョアン・ペドロの反転シュートやリュテールのボックス内でのシュートと立て続けに2点目に迫っていく。 その後、1枚カードをもらっていたジョアン・ペドロを下げてウェルベックを投入すると、82分には待望の2点目。相手陣内左サイドで得たFKの流れから生まれたゴール前の混戦で足元にこぼれたボールに反応したリュテールが絶妙なボディコントロールからの右足反転シュートをニアのゴール左下隅に流し込んだ。 リード時の試合運びに問題を抱えるチームにとって大きな追加点を手にしたブライトンは、ここからゲームクローズを意識した戦い方にシフト。最後まで集中力を切らすことなくホームチームの反撃を凌ぎ切り、クリーンシートも達成。日本人エースの決定的な仕事もあって待望のリーグ9戦ぶりの勝利を挙げた。 イプスウィッチ・タウン 0-2 ブライトン&ホーヴ・アルビオン 【ブライトン】 三笘薫(後14) ジョルジニオ・リュテール(後37) <span class="paragraph-title">【動画】三笘薫が8戦ぶりとなる待望の今季4点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%89%E7%AC%98%E8%96%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#三笘薫</a><br>2025年初ゴール<br><br>これでプレミア通算14ゴールとなり<br>日本人記録である <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B2%A1%E5%B4%8E%E6%85%8E%E5%8F%B8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#岡崎慎司</a> に並ぶ<br><br>プレミアリーグ 第21節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#イプスウィッチ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブライトン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/4CjgO8VKGi">pic.twitter.com/4CjgO8VKGi</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1879998529722282202?ref_src=twsrc%5Etfw">January 16, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.17 06:25 Fri2
「入って良かった」自身8戦ぶりのゴールを振り返る三笘薫は「もっと点を決めたい」、次節ユナイテッド戦へも意気込み「アウェイで勝つことは本当に難しい相手」
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が自身の8試合ぶりゴールと9試合ぶりの勝利を振り返った。 16日、プレミアリーグ第21節でブライトンはアウェイでイプスウィッチ・タウンと対戦。三笘はこの試合も先発出場を果たした。 前半は押し込まれながらもゴールレスで迎えると、迎えた59分、待望の瞬間が訪れる。右サイドから崩したブライトンはヨエル・フェルトマンがスペースに浮き球のパス。これをヤシン・アヤリが受けて中央へパス。ボックス内でパスを受けたマット・オライリーが冷静に横に出すと、三笘がダイレクトシュート。これが決まり、ブライトンが先制。その後も追加点を奪い、0-2で勝利を収めた。 プレミアリーグでは9試合ぶりの勝利となったブライトン。三笘は試合後に『U-NEXT』のインタビューに応じ、勝利に貢献できたことを喜んだ。 「前半からボールを持てていましたし、チャンスは来ると思っていましたけど、1点入るかどうかの試合だと思っていたので、コースは甘かったですが、入って良かったです」 得点シーンはオライリーが自分で打つ可能性もあったなか、しっかりと横パスに反応。「ボールがくればシュートを打つ体勢はできていました。コースは難しかったですが、枠内だけを意識していました」と、枠に飛ばすことを意識して打ったという。 自身にとっては8試合ぶりのゴールで今季のプレミアリーグ4点目。通算では14点目となり、レスター・シティでプレーした元日本代表FW岡崎慎司の記録と並び、日本人最多得点記録となった。 ただ三笘は「記録というよりも、もっともっと得点を決めないといけないと思います」とコメント。「僕が外してこれまで勝ち点も落としてきているので、もっともっとこれから点を決めてチームの順位を押し上げていきたいです」と、更なるゴールを積み上げてチームに貢献したいと語った。 9試合ぶりの勝利にチームの雰囲気は「多少は明るい感じ」と語った三笘。ただ「すぐ3日後に試合なので、チームとして切り替えています」と、次戦のマンチェスター・ユナイテッド戦を見据えているとのこと。アウェイゲームへの意気込みも語った。 「前期は勝っていますが、本当に難しい相手ですし、アウェイで勝つことは本当に難しい相手なので、しっかり準備しないといけないです。まずはフィジカルのコンディションを整えたいと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】狙いすました三笘薫の一撃! 今季4点目で9試合ぶり勝利に貢献</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sb8hc_ji74U";var video_start = 65;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.17 15:45 Fri3
「お辞儀パフォーマンス可愛い」「元気もらえるわ」三笘薫が8試合ぶりの2025年初ゴール! チームの9試合ぶり勝利貢献にファンも歓喜「笑顔が見れて嬉しい」
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が2025年の初ゴールを記録した。 16日、プレミアリーグ第21節でブライトンはアウェイでイプスウィッチ・タウンと対戦。三笘はこの試合も先発出場を果たした。 前節のアーセナル戦は途中出場となり、リーグ戦で2試合スタメンから外れていた三笘。試合はイプスウィッチ相手に押し込まれ、何度か決定機を作られるもGKバルト・フェルブルッヘンの好セーブもありゴールレスで終える。 すると迎えた59分、待望の瞬間が訪れる。右サイドから崩したブライトンはヨエル・フェルトマンがスペースに浮き球のパス。これをヤシン・アヤリが受けて中央へパス。ボックス内でパスを受けたマット・オライリーが冷静に横に出すと、三笘がダイレクトシュート。これが決まり、ブライトンが先制する。 三笘は昨年11月の第13節サウサンプトン戦以来となる8試合ぶりのゴール。2025年初ゴールでシーズン4点目を記録した。 ファンは「笑顔が見れて嬉しい」、「元気もらえるわ」、「お辞儀パフォーマンス可愛い」、「珍しい形のゴール」、「最高の朝だ」とコメント。久々のゴールを喜んだ。 なお、試合は82分にジョルジニオ・リュテールが追加点。三笘はフル出場し、0-2で勝利を収め、チームは9試合ぶりのリーグ戦勝利となった。 <span class="paragraph-title">【動画】狙いすました三笘薫の一撃! 今季4点目で9試合ぶり勝利に貢献</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sb8hc_ji74U";var video_start = 65;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.17 10:40 Fri4
【プレミアリーグ第22節プレビュー】ユナイテッドvsブライトンに、アーセナルvsアストン・ビラ! CL再開控える中での一節
先週末に行われた第21節では首位のリバプールとノッティンガム・フォレストの上位対決が痛み分けに終わるなど、上位陣がとりこぼしたなかで、ノースロンドン・ダービーを制したアーセナルが独り勝ちの形となった。 週明けにUEFAコンペティションのリーグフェーズ再開となる第22節。今節は欧州参戦組とともにマンチェスター・ユナイテッドvsブライトン&ホーヴ・アルビオン、アーセナルvsアストン・ビラの強豪対決に注目が集まる。 12位のユナイテッドは前節、最下位のサウサンプトンと対戦し、FWアマド・ディアロの後半終盤の圧巻のハットトリックによって3-1の逆転勝利。リーグ5戦ぶりの白星を挙げた。PK戦を制したFAカップのアーセナル戦に続き公式戦2連勝となったが、パフォーマンス自体は低調で引き続き気を引き締めて戦いたい。週明けには重要なヨーロッパリーグ(EL)のレンジャーズ戦を控えており、ターンオーバーの必要もあるが、難敵相手に勝ち切る上ではチーム全体でのハードワークが求められるところだ。 一方、9位のブライトンは前節、イプスウィッチ・タウン相手に2-0の勝利。MF三笘薫の8試合ぶりのゴールが決勝点となり、チームとしては9戦ぶりの白星となった。ディフェンスラインの陣容はやや手薄も、前線はMFマーチやFWウェルベックらの復帰によって選手層の厚みとともにオプションが増えており、ポジション争いの激化とともに良い形で敵地へ乗り込めるはずだ。攻守に隙がある相手に対して前線からのプレスでショートカウンターを意識しつつ、切り替えの精度で上回ってオールド・トラッフォード攻略といきたい。なお、岡崎慎司と並ぶプレミア通算14ゴールの三笘はこの試合での新記録達成も期待したい。 宿敵相手の会心の逆転勝利によって公式戦4試合ぶりの白星を挙げた2位のアーセナルは、7位のアストン・ビラとのタフな一戦で連勝を狙う。トッテナム戦では先制を許したものの、攻守両面で圧倒。得意のセットプレーとカウンターからのFWトロサールのゴールで逆転勝利を収めた。週明けのチャンピオンズリーグ(CL)はディナモ・ザグレブとのホームゲームと比較的与しやすい相手となるため、まずはこの一戦に全力を注ぎたい。 対するアストン・ビラは直近の公式戦3連勝と好調を維持。いずれの試合も1点差勝利だが、昨季の好調時の勝負強さを取り戻した印象だ。週明けのCLはやや不振のモナコとのアウェイゲームとなるが、トップ8維持へ結果を残したいところ。ターンオーバーの採用も見込まれるなか、復調のエースFWワトキンスにドルトムントからの新戦力FWマレンらのパフォーマンスに注目だ。 リーグ2戦連続ドローで足踏みの首位リバプールは曲者ブレントフォードとのアウェイゲームに臨む。1-1のドローとなったフォレスト戦はややリズムを欠いた前半の戦いが響き、後半は本領発揮の猛攻を仕掛けたものの同点に追いつくのが精いっぱい。終盤の再三の決定機もGKセルスの驚異的なセーブに阻まれた。すでにストレートインを決めている週明けのCLはリールとのホームゲームとある程度ターンオーバーも見込まれており、前節マンチェスター・シティに2点のビハインドを追いついたタフな11位のチームとのアウェイゲームに集中したい。フォレスト戦ではうまく抑え込まれたFWサラーの奮起に、途中出場で決定的な仕事を果たしたFWジョタ、目に見える結果が求められるMFソボスライらの活躍に期待したいところだ。 リーグ5戦未勝利で4位のチェルシーは17位のウォルバーハンプトンとのマンデーナイト開催の一戦で6試合ぶりの勝利を目指す。前節のボーンマス戦では一時逆転を許したなか、後半アディショナルタイムにDFリース・ジェームズが決めた直接FKで2-2のドローに持ち込んだが、試合を通してのパフォーマンスに大きな波がある点が勝ち点3を取り切れていない要因だ。今回の一戦ではMFパーマーやMFエンソ・フェルナンデスら一部主力のコンディションに不安を抱える状況での戦いとなるが、下位相手のホームゲームでの取りこぼしは許されない。 6位のマンチェスター・シティは週明けにパリ・サンジェルマンとのCLでの重要な一戦を控えるなか、降格圏の18位に沈むイプスウィッチと対戦する。前節のブレントフォード戦ではMFフォーデンの2ゴールで先行しながら、後半終盤の連続失点によって痛恨の2-2のドロー。年またぎでの公式戦連勝がストップした。本来であれば、週明けの大一番へ主力温存といきたいところだが、まずは悪い流れを払拭して弾みを付けるのが先決。2034年までの長期契約締結となったエースFWハーランドの大暴れに期待だ。 リバプールとの上位対決で連勝が「6」でストップしたフォレストは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトンと対戦。上位対決では後半は防戦一方の展開を強いられたが、守護神セルスの活躍もあって逆転まで持ち込ませなかった部分で、やはりその強さを示した。今回の試合では逆に主導権を握る展開となるだけに、リバプール戦で消化不良に終わったMFギブス=ホワイト、MFアンダーソンらボールプレーヤーの活躍がカギを握りそうだ。新体制でのリーグ戦初白星が遠いセインツでは菅原の引きつづきの先発起用とともに、MFディブリングの躍動に期待したい。 ノース・ロンドンダービーの敗戦で5試合未勝利で14位まで転落したトッテナムは、モイーズ体制2戦目で初勝利を狙う16位のエバートンと対戦。週明けにELのホッフェンハイム戦と引き続き過密日程を強いられるなか、MFビスマとFWブレナン・ジョンソンに欠場の可能性があり、引き続き苦しい台所事情に。一方で、DFベン・デイビスに復帰の可能性があり、MFグレイが本職の中盤に入るとなれば、そのパフォーマンスにも注目したい。 その他ではFWイサクが8試合連発と圧巻のパフォーマンスを見せる6連勝中のニューカッスルと、9戦無敗の8位ボーンマスとの好調対決に、MF鎌田大地を擁する15位のクリスタル・パレスと13位のウェストハムとのロンドン・ダービーも要注目だ。 《プレミアリーグ第22節》 ▽1/18(土) 《21:30》 ニューカッスル vs ボーンマス 《24:00》 ブレントフォード vs リバプール レスター・シティ vs フルアム ウェストハム vs クリスタル・パレス 《26:30》 アーセナル vs アストン・ビラ ▽1/19(日) 《23:00》 エバートン vs トッテナム マンチェスター・ユナイテッド vs ブライトン ノッティンガム・フォレスト vs サウサンプトン 《25:30》 イプスウィッチ vs マンチェスター・シティ ▽1/20(月) 《29:00》 チェルシー vs ウォルバーハンプトン 2025.01.18 15:10 Sat5