「叫ぶ必要なんてなかった」ベルギー戦でPK獲得のヘンダーソンを、ロイ・キーンが批判
2020.10.13 11:43 Tue
イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンの行為を、元アイルランド代表MFで、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドでもあるロイ・キーン氏が痛烈に批判している。
チームの勝利に貢献したヘンダーソンだが、イギリス『ミラー』などによるとキーン氏は出演した『ITV』内のコメントで、「あれはPKではなかった」と断言。また、同選手がPKを獲得した際の振る舞いにも不満を述べた。
「彼(ムニエ)はヘンダーソンの肩にほんの少し触れただけだ。肩をちょっと触られただけで、あんなに大きな叫び声があがるものかね。ヘンダーソンはわざわざ叫ぶ必要なんてなかった」
しかし、こうした批判に対して、ヘンダーソン本人は「相手(ムニエ)の前に出たと思ったら、引っ張られた。あれはPKだったと思う」とコメントしており、正しい判定がされたと考えているようだ。
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ヘンダーソンは、11日に行われたUEFAネーションズリーグ2020-21 リーグAグループ2第3節のベルギー代表戦にスタメンで出場。イングランド代表はFIFAランキング1位のベルギー代表を相手に先制点を許すなど、苦しい前半となった。しかし、ハーフタイム前にヘンダーソンがボックス内でベルギー代表DFトーマス・ムニエと接触。大きな叫び声を上げ倒れると、主審は笛を鳴らしPKを指示。これをFWマーカス・ラッシュフォードが決めて同点に追いつくと、後半にはMFメイソン・マウントの逆転ゴールもあり、イングランド代表が大きな勝利を挙げている。「彼(ムニエ)はヘンダーソンの肩にほんの少し触れただけだ。肩をちょっと触られただけで、あんなに大きな叫び声があがるものかね。ヘンダーソンはわざわざ叫ぶ必要なんてなかった」
なお、PKの判定に不満があるのはキーン氏だけでなく、ファールを犯したムニエも同様のようだ。試合終了後にはヘンダーソンに近づき、彼が倒されたときの真似をしながら何やら話していた。
しかし、こうした批判に対して、ヘンダーソン本人は「相手(ムニエ)の前に出たと思ったら、引っ張られた。あれはPKだったと思う」とコメントしており、正しい判定がされたと考えているようだ。
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