圧巻パーマーがPL史上初の前半4ゴール! 三笘薫フル出場のブライトン粉砕でリーグ3連勝【プレミアリーグ
2024.09.29 01:32 Sun
プレミアリーグ第6節、チェルシーvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが28日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが4-2で逆転勝利した。なお、ブライトンのMF三笘薫はフル出場した。直近3試合連続クリーンシートと好調を維持するチェルシー。リーグ前節のウェストハム戦はジャクソンの2ゴール1アシストの活躍で3-0の完勝。続くEFLカップでは4部バロー相手にエンクンクのハットトリックの活躍などで5-0の圧勝。前線を中心にポジティブなポジション争いを繰り広げる中で上位対決に臨んだ。マレスカ監督はこの一戦に向けてリーグ前節から先発1人を変更。アダラビオヨに代えてグストを右サイドバックで起用し、フォファナがセンターバックに移った。
一方、ブライトンは開幕から5戦無敗も、直近3試合は格下相手に3試合連続ドローとやや失速気味。直近のノッティンガム・フォレスト戦は一時逆転に成功も、最終的に追いつかれて2-2のドローに終わった。敵将ヌーノと共に退席処分となったヒュルツェラー監督が最終的にベンチ入りを認められた中、難敵相手のアウェイゲームでは先発3人を変更。ベンチ外のフェルトマン、ファン・ヘッケ、アディングラに代えてウェブスター、カディオグルとヴァイファーを起用。三笘は左ウイングに入った。
立ち上がりから主導権争いが続く中、アウェイのブライトンは三笘が左サイド、中央と積極的な縦への仕掛けで攻撃の起点を担っていく。すると7分、ボックス左で仕掛けた三笘の折り返しはカットに遭うが、バレバがボックス内で相手のクリアをブロック。この浮き球のルーズボールに反応したリュテールが相手DFとGKに競り勝ってヘディングシュートを無人のゴールへ流し込んだ。
アクシデンタルな形で早くも動いた試合は以降もアウェイチームのペースで進むが、チェルシーも2失点目は許さない。すると、15分を過ぎて相手のハイラインを効果的に突き始めたホームチームが追いつく。
これで完全に勢いづいたホームチームは28分、ボックス内で仕掛けたサンチョがバレバのファウルを誘ってPKを獲得。これをパーマーが冷静に左隅へ蹴り込んで瞬く間に逆転に成功する。さらに、31分にはペナルティアーク手前の好位置でFKを得ると、キッカーのパーマーが圧巻の左足シュートをゴール右隅に突き刺し、わずか30分余りでハットトリックを達成した。
イージーミスに加えて、守備の問題を修正できずに厳しい展開となったブライトンだが、34分には高い位置でのプレスからGKロベルト・サンチェスのミスを誘ってパスカットしたバレバが右足シュートを突き刺してすぐさま1点差に戻す。この直後にもバレバの強烈なシュートでサンチェスに好守を強いてファイティングポーズを取る。
だが、この失点にも動揺することなく引き続き相手のウィークを突いた攻撃でチャンスを作るチェルシーは41分、高い位置でのプレスからGKフェルブルッヘンの縦パスを引っかけたショートカウンターからサンチョのスルーパスに反応したパーマーがボックス左からニア下を射抜く鋭い左シュート。プレミアリーグ史上初となる前半での4ゴール記録者となった。
その後、ブライトンも右サイドでの鮮やかな崩しからウェルベックが3点目に迫ったが、ここはGKサンチェスの好守に阻まれて6ゴールが生まれた壮絶な前半はチェルシーの2点リードで終了した。
迎えた後半、立ち上がりの49分に完璧に裏へ抜け出したジャクソンがGKを右にかわして無人のゴールへシュートを放つが、これはDFウェブスターのスーパークリアに阻まれる。
いきなりの決定機によって後半もスコアが慌ただしく動く展開が想定されたが、互いに守備面で修正を施したこともあり、以降は睨み合いの展開が続いていく。
何とか早い時間帯に1点を返したいブライトンはアヤリやミンテ、エンシソと攻撃的なカードを切っていくが、後半は三笘の仕掛けも数的優位で守られてなかなかチャンスまで持ち込めない。
一方、パーマーに5点目のチャンスや後半半ばにはセットプレーからククレジャがゴールネットを揺らすもオフサイドなどでトドメを刺せないチェルシー。カードトラブル回避を意識した交代や前線を入れ替える中で徐々に攻撃が停滞した。
その後、試合終盤にはブライトンがリスクを冒して前に出たものの、逃げ切り態勢に入ったホームチームのゴールをこじ開けることはできず。この結果、パーマーの驚愕4ゴールの活躍で勝ち切ったチェルシーがリーグ3連勝を達成。敗れたブライトンは新体制での公式戦初黒星となった。
チェルシー 4-2 ブライトン
【チェルシー】
コール・パーマー(前21、前28、前31、前41)
【ブライトン】
ジョルジニオ・リュテール(前7)
カルロス・バレバ(前34)
一方、ブライトンは開幕から5戦無敗も、直近3試合は格下相手に3試合連続ドローとやや失速気味。直近のノッティンガム・フォレスト戦は一時逆転に成功も、最終的に追いつかれて2-2のドローに終わった。敵将ヌーノと共に退席処分となったヒュルツェラー監督が最終的にベンチ入りを認められた中、難敵相手のアウェイゲームでは先発3人を変更。ベンチ外のフェルトマン、ファン・ヘッケ、アディングラに代えてウェブスター、カディオグルとヴァイファーを起用。三笘は左ウイングに入った。
アクシデンタルな形で早くも動いた試合は以降もアウェイチームのペースで進むが、チェルシーも2失点目は許さない。すると、15分を過ぎて相手のハイラインを効果的に突き始めたホームチームが追いつく。
直前にエンソ・フェルナンデスのスルーパスに抜け出したGKとの一対一をポストに当てて決定機逸となったパーマーだが、直後の21分にはウェブスターの短くなったバックパスを奪い切ってボックス左に持ち込んだジャクソンからのプレゼントパスを冷静にゴールへ流し込み、2度目のチャンスをモノにする。
これで完全に勢いづいたホームチームは28分、ボックス内で仕掛けたサンチョがバレバのファウルを誘ってPKを獲得。これをパーマーが冷静に左隅へ蹴り込んで瞬く間に逆転に成功する。さらに、31分にはペナルティアーク手前の好位置でFKを得ると、キッカーのパーマーが圧巻の左足シュートをゴール右隅に突き刺し、わずか30分余りでハットトリックを達成した。
イージーミスに加えて、守備の問題を修正できずに厳しい展開となったブライトンだが、34分には高い位置でのプレスからGKロベルト・サンチェスのミスを誘ってパスカットしたバレバが右足シュートを突き刺してすぐさま1点差に戻す。この直後にもバレバの強烈なシュートでサンチェスに好守を強いてファイティングポーズを取る。
だが、この失点にも動揺することなく引き続き相手のウィークを突いた攻撃でチャンスを作るチェルシーは41分、高い位置でのプレスからGKフェルブルッヘンの縦パスを引っかけたショートカウンターからサンチョのスルーパスに反応したパーマーがボックス左からニア下を射抜く鋭い左シュート。プレミアリーグ史上初となる前半での4ゴール記録者となった。
その後、ブライトンも右サイドでの鮮やかな崩しからウェルベックが3点目に迫ったが、ここはGKサンチェスの好守に阻まれて6ゴールが生まれた壮絶な前半はチェルシーの2点リードで終了した。
迎えた後半、立ち上がりの49分に完璧に裏へ抜け出したジャクソンがGKを右にかわして無人のゴールへシュートを放つが、これはDFウェブスターのスーパークリアに阻まれる。
いきなりの決定機によって後半もスコアが慌ただしく動く展開が想定されたが、互いに守備面で修正を施したこともあり、以降は睨み合いの展開が続いていく。
何とか早い時間帯に1点を返したいブライトンはアヤリやミンテ、エンシソと攻撃的なカードを切っていくが、後半は三笘の仕掛けも数的優位で守られてなかなかチャンスまで持ち込めない。
一方、パーマーに5点目のチャンスや後半半ばにはセットプレーからククレジャがゴールネットを揺らすもオフサイドなどでトドメを刺せないチェルシー。カードトラブル回避を意識した交代や前線を入れ替える中で徐々に攻撃が停滞した。
その後、試合終盤にはブライトンがリスクを冒して前に出たものの、逃げ切り態勢に入ったホームチームのゴールをこじ開けることはできず。この結果、パーマーの驚愕4ゴールの活躍で勝ち切ったチェルシーがリーグ3連勝を達成。敗れたブライトンは新体制での公式戦初黒星となった。
チェルシー 4-2 ブライトン
【チェルシー】
コール・パーマー(前21、前28、前31、前41)
【ブライトン】
ジョルジニオ・リュテール(前7)
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ECL記録の大量8得点にチェルシー指揮官「いかにプロフェッショナルか、真剣かを示した」、初ゴールのギウら若手の活躍は「重要なこと」
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が大勝を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 2024-25シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で首位に立つチェルシーは、7日の第3節でFCノアー(アルメリア)と対戦。ターンオーバーしつつECL3連勝を狙った。 12分にイングランド人DFトシン・アダラビオヨのヘディングでCKから先制すると、1分後にはU-19スペイン代表FWマルク・ギウがパスカットから流し込んで追加点。ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの2得点などもあり、6点リードで試合を折り返すと、後半はフランス代表FWクリストファー・エンクンクが2点を加えた。 ECL最多得点記録となる8-0の勝利を収めたマレスカ監督。結果的に大量得点を記録したが、選手の意識の高さのおかげだと述べている。 「選手たちは自分たちがいかにプロフェッショナルか、真剣であるかを改めて示した。こういった類の試合で眠り込んだり、気を抜いたりするのは簡単だ。サッカーは驚きに満ちている。試合前に選手たちに求めたのは、我々がいかに真剣で、いかにプロフェッショナルかを示すことだった。そして彼らはそれを示してくれた」 「覚えていると思うが、最初の5分でチャンスを許してしまった。失点していたら試合の流れが変わっていた。常に集中していなければならない。油断は許されない。相手へのリスペクトを示すには、相手を過小評価しないことだ」 「これは我々全員にとって重要なメッセージだ。精神的に準備ができていなければ、どのチームに対しても簡単に負けてしまう。最も重要なのは我々が真剣だということだ。これこそが見せる必要のあることだった」 また、U-19イングランド代表FWティリク・ジョージを初めて先発起用し、イングランド人MFサミュエル・ラク=サキを79分にファーストチームデビューさせたマレスカ監督。ギウの加入後初ゴールとともに、若手の好パフォーマンスを喜んだ。 「ティリクはとても良かった。試合前に言ったように、若い選手には(先発起用を)前日に伝えた方が準備できる場合もあるが、緊張しないよう直前に伝えた方が良い選手もいる」 「ティリクが先発だと決まっていて、試合の2時間前に伝えた。彼はとても良かった」 「また、サム・ラク=サキのインサイドでのプレーも良かったし、マルク・ギウがゴールを決めたこともとても嬉しい。彼は今シーズン、一緒にプレーする時間をあまり得られていないが、一生懸命頑張っている」 「彼らは17歳、18歳、19歳で、それが重要なことだ」 <span class="paragraph-title">【動画】チェルシーが計8得点のゴールラッシュ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Highlights from our emphatic UEFA Conference League victory. <a href="https://twitter.com/hashtag/CFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#CFC</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/UECL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UECL</a> <a href="https://t.co/8owU7RV0yB">pic.twitter.com/8owU7RV0yB</a></p>— Chelsea FC (@ChelseaFC) <a href="https://twitter.com/ChelseaFC/status/1854680997620539868?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.08 11:50 Fri3
「選手のキャリアを終わらせかねない」危険タックルもリサンドロ・マルティネスは退場せず…元プレミア審判員が判定に苦言「レッドカードを出すべきだった」
マンチェスター・ユナイテッドvsチェルシーの一戦での判定が、議論を呼んでいるようだ。 問題のシーンは、3日に行われたプレミアリーグ第10節のマンチェスター・ユナイテッドvsチェルシーで発生。試合は後半にブルーノ・フェルナンデスがPKを決めてユナイテッドが先制するも、チェルシーがモイセス・カイセドのゴールで同点に追いつき1-1のドローとなった。 この試合の後半アディショナルタイム、チェルシーのMFコール・パーマーがボールを浮かせたところにユナイテッドのDFリサンドロ・マルティネスがタックル。その際、リサンドロ・マルティネスの足裏がパーマーのヒザを捉えていたが、主審のロブ・ジョーンズ氏はイエローカードを出すにとどめ、VARも介入はしなかった。 しかしこの危険なタックルについて、元プレミアリーグ審判員のキース・ハケット氏はイギリス『テレグラフ』にて退場処分が妥当だったと断言。一歩間違えれば大ケガにつながるタックルだったとして、こうしたプレーは厳格な姿勢で裁くべきとの見解を述べている。 「マンチェスター・ユナイテッドのリサンドロ・マルティネスがチェルシーのコール・パーマーに見舞ったようなタックルは、選手が大ケガをする前にフットボール界で禁止されるべきだ」 「オールド・トラフォードでの試合終了間際、マルティネスはスパイクを上げてパーマーの足を削った。マルティネスは当然イエローカードを貰うことになったが、あれはレッドカードであるべきだった」 「スパイクが捉えたのはパーマーのヒザ上であり、明らかに選手の安全を脅かしていた。ロブ・ジョーンズ主審はこれを見られる良い位置にいたが、イエローカードだった。これはおそらく、マルティネスの勢いがそれほどでもなかったから、より厳しい制裁を加えるに不十分と判断したのだろう」 「ただ、私にとってあれは明白で明らかなミスジャッジだった。VARは主審にピッチサイドのモニターでその出来事を検証するよう求めるべきだっただろう。今シーズンはイエローカードが多いが、選手を守るためレッドカードを出すと制定されたルールは、適切な場面で施行されるべきだ」 「あれは選手のキャリアを終わらせかねないタイプのタックルだ。ジョーンズ主審は今シーズン、いくつかのビッグマッチを担当してキャリアを向上させてきた。そしてオールド・トラフォードでのこの試合は、おそらく彼にとって過去最大の試合だったが、VARのせいで失望させられたと思う」 「もちろん、チェルシーのロベルト・サンチェスがラスムス・ホイルンドをボックス内で倒した際、マンチェスター・ユナイテッドにPKを与えたジョーンズ主審の判断は評価しなければならない。あの判断は100%正しかった」 2024.11.05 17:30 Tue4
「結果にはがっかり」アウェイで先制もドローに終わったアーセナル、アルテタ監督は失点シーンを悔やむ「基準からは程遠い」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、チェルシー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 10日、プレミアリーグ第11節でアーセナルはアウェイでチェルシーと対戦した。 勝ち点18で並んでいる両者。マンチェスター・シティが連敗を喫しているだけに、勝てば上位に喰らいつけるという状況での一戦となった。 試合は互いに譲らない展開となり前半はゴールレス。それでも60分にガブリエウ・マルティネッリが狭いコースを蹴り込みアーセナルが先制。しかし、70分に一瞬の隙を突かれフリーとなったペドロ・ネトにミドルシュートを決められてしまう。 追いつかれたアーセナルだったが、87分にビッグチャンス。右サイドを崩すとクロスのこぼれ球をレアンドロ・トロサールがボックス内でシュートも、大きく枠を外してしまいゴールならず。1-1のドローに終わった。 試合後、アルテタ監督は試合を振り返り、勝利に値した試合だとコメント。引き分けに終わったことを悔やみ特に失点したシーンはチームとしての守り方ができていなかったとした。 「この結果にはがっかりだ。もっと良い結果に値したと思うし、同時にチームをとても誇りに思う。この相手に対して、このスタジアムで我々がプレーした方法、彼らはここにいる全ての相手を打ち負かしてきたが、今日は明らかにそうではなかった」 「しかし、最初のゴールを決めるという最も難しいことをした後で、失点の仕方には非常にがっかりしている。基準からは程遠い。我々の守備の癖、それを許してしまったこと、そして彼らの質を考えると、誰かにスペースと時間を与えた瞬間に罰せられることになる、だからそれは不運ではない」 「ただ、最終的にチームは本気を見せ、どれだけ勝ちたいかリスクを冒し、完全な決意でチェルシーをあらゆる困難に陥れた。我々は非常にアグレッシブで、3度のビッグチャンスを作ったが、残念ながらボールをネットに叩き込んで勝利に導くことはできなかった。チームは勝利に値したと思う」 また、この試合では、プレミアリーグでは8月31日以来のプレーとなったノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがフル出場を果たした。 チャンピオンズリーグ(CL)のインテル戦でラストに登場してピッチには立っていたが、本格復帰は初。アルテタ監督は「リーグで6週間の欠場の後で、あれだけのことができる選手を私は他に知らない」とパフォーマンスを称え「彼は1日半のトレーニングをこなした。肉体的にも精神的にも、彼がチームとここまで繋がっていられたことは信じられない」と、長期離脱後のフィット感に驚きを示した。 <span class="paragraph-title">【動画】白熱の“ビッグロンドンダービー”は痛み分け</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="NcjEIzDszRA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.11 10:35 Mon5