10人で80分以上戦ったスパーズがB・ジョンソン&ソランケ連発で白星発進【EL】
2024.09.27 06:33 Fri
10人スパーズが快勝
ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第1節、トッテナムvsカラバフが26日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが3-0で勝利した。
2シーズンぶりにヨーロッパの舞台に復帰したトッテナムは、その初陣でアゼルバイジャン王者をホームで迎え撃った。リーグ前節でブレントフォードに3-1で勝利したチームは今週末にマンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチを控える中で先発6人を変更。サスペンションのロメロを含めファン・デ・フェンを除くディフェンスラインを入れ替えてグレイ、ドラグシン、ベン・デイビスを起用。中盤にはベリヴァル、ビスマ、サールが並び、3トップはブレナン・ジョンソン、ソランケ、ソン・フンミンが継続起用となった。
現地交通網の深刻な乱れの影響で35分遅れでのキックオフとなった一戦。そのピッチ外のアクシデントに加え、ホームのトッテナムは開始早々にアクシデントに見舞われる。7分、最後尾でボールを受けたドラグシンが痛恨のコントロールミスでジュニーニョと入れ替わられると、たまらず後ろから引き倒してしまう。完全にDOGSOの要件を満たしており、レッドカードが掲示された。
開始10分を経たずに数的不利を背負ったトッテナムはベリヴァルを下げてウドジェをスクランブル投入。ベン・デイビスをセンターバックにスライドさせて[4-4-1]の形に変化した。
ここから厳しい展開が予想されたが、この交代直後の12分に先制点を奪う。相手陣内での連動したプレスでソランケがボールを奪い切ってショートカウンターを発動。ボックス右のブレナン・ジョンソンにラストパスが通ると、ウェールズ代表FWが右足対角シュートをゴール左下隅に突き刺した。
カラバフもイージーミスが目立つ中で元気な前半の内に追加点を狙うポステコグルーのチームは27分、右サイドで背後を取ったジョンソンが不用意に飛び出したGKを右にかわして無人のゴールへシュートを放つが、やや慌てて放ったシュートは枠の右に外れる。
引き続きボールを保持するものの、なかなかフィニッシュで攻撃を完結できないトッテナムは前半終盤にカウンターや背後を狙った攻撃で幾度もピンチを招くが、相手の決定力の低さやGKヴィカーリオの見事な飛び出しなどで事なきを得た。
辛くも1点リードで試合を折り返したホームチームはジョンソンに代えてクルゼフスキをハーフタイム明けに投入した。後半も押し込む入りを見せると、52分には右CKの流れでGKのはじいたボールにファーで反応したサールの右足ダイレクトシュートがゴールネットを揺らす。
貴重な追加点を挙げたが、直後には後半最初のピンチ。ボックス内でジャファルグリエフと交錯したビスマのファウルを取られてPKを献上。だが、キッカーのバイラモフのシュートはクロスバーの上を越えていき、相手のミスで2点差を維持した。
以降も畳みかけるカラバフのシュートを守護神ヴィカーリオのビッグセーブで凌ぐと、68分には前がかりな相手の背後を突いた攻撃からソン・フンミンのミドルシュートをGKが前にはじいたところに詰めたソランケが冷静にシュートを流し込み、公式戦2試合連続ゴール。決定的な3点目とした。
その後、軽傷を負ったソン・フンミンと1枚カードをもらっているビスマに代えてヴェルナー、ベンタンクールを同時投入したチームは、完全に逃げ切り態勢に。リスクを冒して前に出る数的優位の相手に幾度もゴールを脅かされたが、守護神が再三の好守によって意地でもゴールを割らせず。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、80分以上を数的不利で戦いながらもアゼルバイジャン王者に格の違いを見せつけたトッテナムが2シーズンぶりのヨーロッパの戦いを白星で飾った。
トッテナム 3-0 カラバフ
【トッテナム】
ブレナン・ジョンソン(前12)
パプ・マタル・サール(後7)
ドミニク・ソランケ(後23)
2シーズンぶりにヨーロッパの舞台に復帰したトッテナムは、その初陣でアゼルバイジャン王者をホームで迎え撃った。リーグ前節でブレントフォードに3-1で勝利したチームは今週末にマンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチを控える中で先発6人を変更。サスペンションのロメロを含めファン・デ・フェンを除くディフェンスラインを入れ替えてグレイ、ドラグシン、ベン・デイビスを起用。中盤にはベリヴァル、ビスマ、サールが並び、3トップはブレナン・ジョンソン、ソランケ、ソン・フンミンが継続起用となった。
現地交通網の深刻な乱れの影響で35分遅れでのキックオフとなった一戦。そのピッチ外のアクシデントに加え、ホームのトッテナムは開始早々にアクシデントに見舞われる。7分、最後尾でボールを受けたドラグシンが痛恨のコントロールミスでジュニーニョと入れ替わられると、たまらず後ろから引き倒してしまう。完全にDOGSOの要件を満たしており、レッドカードが掲示された。
ここから厳しい展開が予想されたが、この交代直後の12分に先制点を奪う。相手陣内での連動したプレスでソランケがボールを奪い切ってショートカウンターを発動。ボックス右のブレナン・ジョンソンにラストパスが通ると、ウェールズ代表FWが右足対角シュートをゴール左下隅に突き刺した。
好調ジョンソンの公式戦3試合連続ゴールによって先手を奪ったホームチームは数的不利を感じさせないボール保持でゲームをコントロール。その一方で、中盤や自陣でのボールロストから一気に引っくり返されてピンチを招く不安定な側面も覗かせる。
カラバフもイージーミスが目立つ中で元気な前半の内に追加点を狙うポステコグルーのチームは27分、右サイドで背後を取ったジョンソンが不用意に飛び出したGKを右にかわして無人のゴールへシュートを放つが、やや慌てて放ったシュートは枠の右に外れる。
引き続きボールを保持するものの、なかなかフィニッシュで攻撃を完結できないトッテナムは前半終盤にカウンターや背後を狙った攻撃で幾度もピンチを招くが、相手の決定力の低さやGKヴィカーリオの見事な飛び出しなどで事なきを得た。
辛くも1点リードで試合を折り返したホームチームはジョンソンに代えてクルゼフスキをハーフタイム明けに投入した。後半も押し込む入りを見せると、52分には右CKの流れでGKのはじいたボールにファーで反応したサールの右足ダイレクトシュートがゴールネットを揺らす。
貴重な追加点を挙げたが、直後には後半最初のピンチ。ボックス内でジャファルグリエフと交錯したビスマのファウルを取られてPKを献上。だが、キッカーのバイラモフのシュートはクロスバーの上を越えていき、相手のミスで2点差を維持した。
以降も畳みかけるカラバフのシュートを守護神ヴィカーリオのビッグセーブで凌ぐと、68分には前がかりな相手の背後を突いた攻撃からソン・フンミンのミドルシュートをGKが前にはじいたところに詰めたソランケが冷静にシュートを流し込み、公式戦2試合連続ゴール。決定的な3点目とした。
その後、軽傷を負ったソン・フンミンと1枚カードをもらっているビスマに代えてヴェルナー、ベンタンクールを同時投入したチームは、完全に逃げ切り態勢に。リスクを冒して前に出る数的優位の相手に幾度もゴールを脅かされたが、守護神が再三の好守によって意地でもゴールを割らせず。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、80分以上を数的不利で戦いながらもアゼルバイジャン王者に格の違いを見せつけたトッテナムが2シーズンぶりのヨーロッパの戦いを白星で飾った。
トッテナム 3-0 カラバフ
【トッテナム】
ブレナン・ジョンソン(前12)
パプ・マタル・サール(後7)
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トッテナム新加入のイングランド代表FWドミニク・ソランケが愛する日本アニメから新たなゴールパフォーマンスを披露した。 昨季のプレミアリーグで19ゴールと大ブレイクを遂げ、イングランド屈指のストライカーに数えられるまでになったソランケ。一方で、大のアニメ好きとしても有名で、ゴールパフォーマンスはキャラクターをモチーフにしたものが多い。 この夏の来日時も『東映アニメーションミュージアム』を訪問したりと、アニメ好きをさらけ出す27歳FWは26日に行われたヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節のカラバフ戦で68分のチーム3点目をマーク。3-0の勝利に貢献した。 そして、今回のゴールセレブレーションでは『進撃の巨人』の主人公であるエレン・イェーガーをインスパイア。イェーガーが巨人化の直前にやる自らの手を噛む仕草をお披露目した。 SNS上ではファンから「進撃の巨人パフォーマンス最高っす」「進撃のソランケ」「本当に日本のアニメ好きなのね」「ソランケが巨人化」などの声が上がっている。 ソランケはこれで公式戦2戦連発。新天地でもゴールが決まり始めたとあって、今後もセレブレーションに注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ソランケが新たなアニメパフォを披露</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dominic Solanke. Poacher. <a href="https://t.co/ghVIKb6ivP">pic.twitter.com/ghVIKb6ivP</a></p>— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) <a href="https://twitter.com/SpursOfficial/status/1839583255592624255?ref_src=twsrc%5Etfw">September 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【画像】ソランケの進撃の巨人パフォに現地メディアも反応</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dominic Solanke continues his anime celebration tradition with the Eren Yeager hand bite <a href="https://t.co/raRzIXSXoP">pic.twitter.com/raRzIXSXoP</a></p>— Football on TNT Sports (@footballontnt) <a href="https://twitter.com/footballontnt/status/1839415445943697479?ref_src=twsrc%5Etfw">September 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.27 19:45 Fri4
「ロナウドよりもベイル」元マドリーのドクターが見解「彼は最高のアスリート」
元レアル・マドリーのドクターが最高のアスリートについて言及した。 世界最高峰のアスリートは誰かと問われれば、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの名を挙げる人は多いだろう。36歳となった今でも、強さ、ジャンプ力、スピードをすべて信じられないほどのレベルで備えた見本のような肉体を誇っている。 C・ロナウドは息子がポテトチップスを食べてコカ・コーラを飲んでいるのを見ると、いい気分にはならないようで、自身も先日のユーロ2020の記者会見では目の前のコーラを退けるなど、印象的な行動もとっていた。 だが、元マドリーのドクター、ヘスス・オルモ氏の考えは少々異なる様子。オルモ氏はC・ロナウドよりもレアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイルの方がより完全なアスリートであると信じているようだ。スペイン『イデアル』に次のように語っている。 「サッカー選手の身体的パフォーマンスレベルは、他のオリンピック選手とはかけ離れている」 「ただ、今はセルヒオ・ラモスのように近づいている選手も居る。ルーカス・バスケス、クリスティアーノ・ロナウドもだ。ケイロル(・ナバス)は驚異的な瞬発力があり、(ダニエル・)カルバハルは素晴らしいコンディションを持てている」 「ただ、おそらく私が見た中で最高のアスリートはガレス・ベイルだ」 「彼はどんなスポーツでも優れた能力をできる生まれながらのアスリートだ。彼は特異な遺伝学と運動能力を持っていて、技術的な能力もある」 「パフォーマンスがあってのことだが、彼はあらゆる状況から生じるすべての面で私に最も感銘を与えた人物だ」 ベイルはマドリー時代の2017年にレアル・ソシエダ戦で75メートルを独走してのゴールを挙げ、その際に時速22マイル(約35km)というクレイジーな最高速度を記録している。かつて痩せた子供だったベイルが何年もかけて肉体の構築に取り組んできたため、オルモ氏は感銘を受けているのだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】あなたはどっち派?!C・ロナウドとベイルの筋肉美</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Gareth Bale's legs <a href="https://t.co/sWUddWmodR">pic.twitter.com/sWUddWmodR</a></p>— bob mortimer (@RealBobMortimer) <a href="https://twitter.com/RealBobMortimer/status/886531195214995456?ref_src=twsrc%5Etfw">July 16, 2017</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Recovery time! <a href="https://t.co/1NduH6HkFi">pic.twitter.com/1NduH6HkFi</a></p>— Cristiano Ronaldo (@Cristiano) <a href="https://twitter.com/Cristiano/status/1367191022963425283?ref_src=twsrc%5Etfw">March 3, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.08.04 19:15 Wed5