低調スパーズが後半終盤2発で薄氷の逆転突破…コヴェントリーの坂元達裕はベンチ入りも出場なし【EFLカップ】

2024.09.19 06:13 Thu
薄氷勝利で4回戦進出のスパーズ
Getty Images
薄氷勝利で4回戦進出のスパーズ
カラバオカップ(EFLカップ)3回戦のコヴェントリー・シティvsトッテナムが18日にコヴェントリー・ビルディング・ソサエティ・アレーナが行われ、1-2で逆転勝利したトッテナムが4回戦進出を決めた。なお、コヴェントリーのMF坂元達裕はベンチ入りも出場機会はなかった。
PR
今ラウンドから参戦するトッテナム。直近のノースロンドン・ダービーを0-1で落とし、プレミアリーグ2連敗と厳しい戦いが続くポステコグルーのチームはカップ戦でバウンスバックの白星を狙った。中2日でのアウェイゲームに向けてはウドジェ、ベンタンクール、ソランケを除く先発8人を変更。GKフォースターやベン・デイビスが今シーズン初出場を飾ったほか、ベリヴァル、グレイ、オドベールと10代の新加入選手が起用された。対するコヴェントリーでは坂元がベンチスタートとなった。
普段通りに後方からビルドアップを試みるトッテナムだが、開始直後にはGKフォースターのパスがずれてショートカウンターを浴びるが、ルドニのミドルシュートはフォースターが何とかはじき出して自らのミスをリカバリーした。

開始早々の失点を回避したトッテナムは徐々に自分たちのリズムでボールを動かし始めるが、慣れないメンバー構成の影響もあって相手陣内では思うようなボールの循環、崩しの形を作れず。さらに、18分には右のハムストリングを痛めたオドベールがプレー続行不可能となり、ブレナン・ジョンソンがスクランブル投入された。
前半半ばから終盤にかけても75%と高いボール支配率を記録するトッテナム。だが、完全に持たされた感が強く、アタッキングサードではサイドでの連携ミスで再三のボールロスト。逆に、サイドバックの背後を突かれるお馴染みの形からルドニやバセットに決定的なシュートも打たれた。

決定機はおろかシュート0本という低調な内容で前半をゴールレスで終えたアウェイチーム。ハーフタイム明けにウドジェを下げてスペンスを投入すると、開始直後にはボックス右で受けたジョンソンがようやくファーストシュートを記録した。だが、畳みかける攻めとはいかず。

すぐにコヴェントリーに押し返されると、53分には相手の鋭いカウンターからバセットに際どいシュートを打たれる。さらに、56分には相手の背後を狙ったロングボールの流れからGKフォースターの飛び出しのミスで大ピンチを招くが、ライトがGK不在のゴールに向けて蹴り込んだシュートはDFベン・デイビスの決死のゴールカバーで事なきを得た。

すると、ピンチの後にチャンス有り。59分、左CKの場面でベリヴァルのクロスをゴール前でフリーのベン・デイビスが枠の左隅へヘディングシュートを放つが、ここはGKウィルソンの好守に遭う。

60分過ぎにはソランケとベリヴァルを下げてソン・フンミン、古巣凱旋のマディソンを投入したスパーズ。だが、この交代直後に痛恨の失点を喫する。

63分、中盤でルーズボールを制したコヴェントリーは左サイドのスペースに抜け出したバセットがグラウンダーの絶妙なクロスを供給。これに中央フリーで飛び込んだトーマス=アサンテがワンタッチで左隅に蹴り込んだ。

想定以上に厳しい展開を強いられたアウェイチームは、以降も相手のカウンターからあわや2失点目というピンチもまなく。さらに足を痛めたヴェルナーがプレー続行不可能となり、クルゼフスキの投入を強いられた。

それでも、結果的に攻撃を活性化させたクルゼフスキを起点にチャンスを数を増やすと、88分にはマディソン、クルゼフスキと中央で繋いでゴール前に送り込んだラストパスに抜け出したスペンスが泥臭くシュートを流し込み、土壇場で同点に追いつく。

さらに、4分が加えられた後半アディショナルタイムにはPK戦やむなしのコヴェントリーに対して、あくまで90分での決着を目指したトッテナムは92分、中盤でのボール奪取からベンタンクールの絶妙なスルーパスに抜け出したジョンソンがGKとの一対一をチップキックで制し、劇的な逆転ゴールで試合を決めた。

そして、試合を通して低調な内容に終始したものの、最後はプレミア勢の意地を見せたトッテナムが公式戦連敗をストップすると共に4回戦進出を決めた。

コヴェントリー・シティ 1-2 トッテナム
【コヴェントリー】
ブランドン・トーマス=アサンテ(後18)
【トッテナム】
ジェド・スペンス(後43)
ブレナン・ジョンソン(後47)

PR

ブレナン・ジョンソンの関連記事

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が薄氷の勝ち抜けとなったコヴェントリー・シティ戦を振り返った。 トッテナムは18日、カラバオカップ(EFLカップ)3回戦でコヴェントリー・シティと対戦し、2-1で逆転勝利。プレミアリーグでの連敗をストップすると共に4回戦進出を決めた。 チャンピオンシップ(イングランド 2024.09.19 11:45 Thu
プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが15日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 トッテナムはインターナショナルマッチウィークの中断前に行われた前節、鬼門セント・ジェームズ・パークでニューカッスルに1-2 2024.09.16 00:09 Mon
プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが、日本時間15日22:00にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。共に前節取りこぼしたノースロンドンの両雄による今季最初のダービーマッチだ。 ポステコグルー体制2年目でトップ4返り咲きが最低限のノルマとなるトッテナム。今夏の移籍市場では指揮官のスタイ 2024.09.15 14:45 Sun
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が敗戦を悔やんだ。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミアリーグ前節のエバートン戦で初勝利を挙げたトッテナムは、1日の第3節でニューカッスルと対戦。連勝を懸け、敵地に乗り込んだ。 徐々に流れを掴んだトッテナムだったが、こじ開けられないなか37分に失点。しかし、56分にはウ 2024.09.02 14:40 Mon
プレミアリーグ第3節のニューカッスルvsトッテナムが1日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが2-1で勝利した。 ニューカッスルは前節、ボーンマス相手に1-1のドロー。リーグ開幕連勝を逃した。ただ、ミッドウィークのEFLカップ2回戦ではノッティンガム・フォレストにPK戦で競り勝ってひとまず 2024.09.01 23:40 Sun

トッテナムの関連記事

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が薄氷の勝ち抜けとなったコヴェントリー・シティ戦を振り返った。 トッテナムは18日、カラバオカップ(EFLカップ)3回戦でコヴェントリー・シティと対戦し、2-1で逆転勝利。プレミアリーグでの連敗をストップすると共に4回戦進出を決めた。 チャンピオンシップ(イングランド 2024.09.19 11:45 Thu
トッテナムのアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが、クラブの対応に疑問を抱いている可能性があるようだ。 アンジェ・ポステコグルー監督の下で2シーズン目を迎えたが、ここまで思うような結果を残せていないトッテナム。プレミアリーグでは開幕4試合1勝1分け2敗とスタートダッシュに失敗しており、先週末に行われた第4節 2024.09.17 12:50 Tue
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが敗戦の弁を述べた。 トッテナムは15日のプレミアリーグ第4節でアーセナルとホームで対戦。序盤からポゼッション率で優位に立って試合を運んだが、相手GKダビド・ラヤを崩せずにいると、64分のCKから決勝ゴールを許し、0-1で屈した。 この試合でもキャプテンマークを巻き、フ 2024.09.16 12:05 Mon
アーセナルがノースロンドンダービーで勝利だ。 アーセナルは15日のプレミアリーグ第4節でトッテナムとアウェイで対戦。デクラン・ライスの出場停止に多くのケガ人と厳しい台所事情でのダービーマッチとなり、守勢の時間も長かったが、ガブリエウ・マガリャンイスのセットプレー一発で均衡を破ると、昨季のプレミアで最少失点を記録し 2024.09.16 10:07 Mon
プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが15日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 トッテナムはインターナショナルマッチウィークの中断前に行われた前節、鬼門セント・ジェームズ・パークでニューカッスルに1-2 2024.09.16 00:09 Mon

EFLカップの関連記事

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が薄氷の勝ち抜けとなったコヴェントリー・シティ戦を振り返った。 トッテナムは18日、カラバオカップ(EFLカップ)3回戦でコヴェントリー・シティと対戦し、2-1で逆転勝利。プレミアリーグでの連敗をストップすると共に4回戦進出を決めた。 チャンピオンシップ(イングランド 2024.09.19 11:45 Thu
三笘薫の所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンは18日、EFL(カラバオ)カップ3回戦でウォルバーハンプトンと対戦し3-2で勝利した。三笘はベンチ入りも出場機会はなかった。 リーグ戦2試合ドロー中のブライトンは、ゴールレスに終わった直近のイプスウィッチ戦からスタメンを大幅8人変更。三笘やウェルベック、ダンク、GK 2024.09.19 05:50 Thu
マンチェスター・ユナイテッドに大敗のバーンズリー指揮官が悔しさを言葉にした。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 EFLリーグ1(イングランド3部相当)のバーンズリーは17日のカラバオカップ3回戦でユナイテッドとアウェイで対戦。16分に崩れると、そこからあれよあれよと失点を重ねて、最終的に0-7の大敗を喫し 2024.09.18 16:30 Wed
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが振り返った。 ユナイテッドは17日のカラバオカップ3回戦でEFLリーグ1(イングランド3部相当)のバーンズリーとホームで対戦し、7-0で圧勝。カテゴリーで下のチームが相手ということもあるだろうが、前半に3点、後半に4点とサポーターを楽し 2024.09.18 14:55 Wed
17日に行われたカラバオカップ(EFLカップ)3回戦で同大会記録となる壮絶なPK戦が繰り広げられた。 チャンピオンシップ(イングランド2部)に属するプレストン・ノースエンドは、プレミアリーグのフルアムをホームで迎え撃った。 試合はMFライアン・レドソンのゴールによってプレストンが前半の35分に先制。だが、フ 2024.09.18 09:00 Wed

記事をさがす

ブレナン・ジョンソンの人気記事ランキング

1

飛車角抜きのアーセナルが磨き上げた堅守とセットプレーでノースロンドンダービー制す! ガブリエウ弾でスパーズ撃破【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが15日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 トッテナムはインターナショナルマッチウィークの中断前に行われた前節、鬼門セント・ジェームズ・パークでニューカッスルに1-2の敗戦。内容面は悪くなかったが、今季初黒星を喫して開幕1勝1分け1敗の微妙なスタートに。その敗戦からのバウンスバックを図ったホームでのダービーに向けてポステコグルー監督は先発4人を変更。負傷のビスマの代役にベンタンクール、サールとドラグシン、オドベールに代わって負傷明けのファン・デ・フェンとソランケ、ブレナン・ジョンソンが起用された。 対するアーセナルは前節、連勝対決となったブライトン戦を1-1の痛み分けで終えて開幕連勝がストップ。難敵相手に幸先よく先制したが、後半序盤のライスの退場が響きホームで勝ち点1獲得にとどまった。チャンピオンズリーグのアタランタ戦を挟み次節には王者マンチェスター・シティとのビッグマッチを控える中、重要な連戦の初戦で宿敵撃破を狙った。今週に新契約にサインしたアルテタ監督だが、この大一番ではサスペンションのライスに加えて負傷のウーデゴール、カラフィオーリ、ジンチェンコらが新たに離脱。この緊急事態で[4-2-3-1]へ布陣を変更。トーマスとジョルジーニョの2セントラルMFに2列目はサカ、トロサール、マルティネッリという並びとなった。 相手の出方を窺うことなく、ダービーらしいオープンな攻防がキックオフ直後から繰り広げられる。この序盤の攻防ではホームチームがより勢いを出すと、開始5分には左サイドでポケットを取ったソン・フンミンのプルバックからクルゼフスキがゴール前でダイレクトシュート。これがニアを捉えるが、GKラヤの好守に遭う。直後にもクルゼフスキが続けて良い形で左足を振っていくが、アーセナル守備陣の体を張った守備に遭う。 以降はボールを保持しつつ前からの激しいプレスでも際どいシーンを創出するホームチームに対して、アーセナルも左サイドを起点に相手のサイドバック裏のスペースを快速ウイングやティンバー、トロサールで意図的に狙う形でクロスからハヴァーツのヘディングシュート、DFと入れ替わったマルティネッリのドリブルシュートで決定機を生み出す。 互いに決定機を作り合った中、前半半ば以降はゲーム展開の大枠は変わらずも目まぐるしく攻守が入れ替わる見応え十分の展開が続いていく。さらに、ティンバーのペドロ・ポロへの足裏を見せたタックルをきっかけに小競り合いが発生し、スタジアムのボルテージが一気に上がる。 前半終盤にかけては守備面でアジャストしたアーセナルがセットプレーを起点に押し込む時間帯が続いたものの、トッテナムもカウンターからジョンソンに2度のシュートチャンスが訪れるなど盛り返した。 ほぼイーブンの状況のままゴールレスで折り返した試合は後半も同じメンバーでスタート。前半同様により勢いを持って入ったトッテナムはカウンターからソランケ、セットプレーからファン・デ・フェンとボックス内でのヘディングシュートでゴールに迫る。 後半はトッテナムが押し込む時間帯が続くが、最後のところで粘るアーセナルの守備をあと一歩で崩せない状況が続く。すると、ロングカウンターとセットプレーという明確な武器を持つアウェイチームが先にゴールをこじ開ける。 64分、ロングカウンターで得た右CKの場面でキッカーのサカが中央のスペースは左足インスウィングの正確なボールを落とす。DFロメロのマークを振り切ってゴール前で味方が空けたスペースに飛び込んだガブリエウが渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。 最も警戒すべき形からゴールを奪われたトッテナムは失点直後に2枚替えを敢行。ベンタンクール、ジョンソンを下げてサール、オドベールを同時投入。よりリスクを冒してゴールを目指すが、前半同様に要所を締めるアーセナルの守備を崩し切れない。 その後、トッテナムはマディソンを諦めてヴェルナーを投入。これに対して切れる交代カードが限られるアーセナルはトロサール、マルティネッリに代えて負傷明けのガブリエウ・ジェズス、新天地デビューのスターリングを投入。さらに、軽く痛めたサカに代えてヌワネリを投入。後ろ重心で逃げ切りを図る。 後半終盤はトッテナムが完全に押し込む形となったが、ソリッドな対応を続けるアーセナルの守備に圧力を感じて細かいミスや強引なプレーが目立って明確な決定機を作れず。後半アディショナルタイムのクルゼフスキやオドベールのミドルシュートやパワープレーも不発に終わり、試合はこのままタイムアップ。 多くの離脱者を抱えながらも磨き上げてきた堅守とセットプレーで勝負強さを示したアーセナルが敵地での今季初のダービーで会心の勝利を収めた。一方、自分たちの形は示したものの、ニューカッスル戦同様に勝負弱さを露呈したトッテナムは厳しいリーグ連敗となった。 トッテナム 0-1 アーセナル 【トッテナム】 ガブリエウ・マガリャンイス(後19) <span class="paragraph-title">【動画】ガブリエウが渾身ヘッドでNLダービー勝利に導く決勝点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">セットプレーからアーセナル先制‼️<br><br>プレミアリーグ 第4節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/p0wwC7wIgC">pic.twitter.com/p0wwC7wIgC</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1835325525046522318?ref_src=twsrc%5Etfw">September 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.16 00:09 Mon
2

【プレミア注目プレビュー】今季最初のノースロンドンダービー! 満身創痍アーセナルは重要な序盤連戦の初戦

プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが、日本時間15日22:00にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。共に前節取りこぼしたノースロンドンの両雄による今季最初のダービーマッチだ。 ポステコグルー体制2年目でトップ4返り咲きが最低限のノルマとなるトッテナム。今夏の移籍市場では指揮官のスタイルに合致しない余剰人員の整理に加え、ケイン退団以降不在だったセンターフォワードにソランケを補強。さらに、グレイやベリヴァル、オドベールら若手有望株を獲得。ディフェンスラインや中盤の選手層に不安を残すものの、世代交代を図りつつ伸びしろ豊かなスカッドを構築した。 ただ、開幕3試合ではエバートン相手に快勝を収めた一方、開幕戦は昇格組レスター・シティにドロー、前節は鬼門セント・ジェームズ・パークで内容では圧倒したものの、開幕戦でも露呈した決定力、耐えるべきところで耐え切れない守備の課題出てしまい、ロケットスタートを飾った昨季に比べて難しい序盤戦に。そういったなかで臨むホーム開催のダービーでは直近2シーズンで水をあけられる宿敵相手に約2年半ぶりの勝利を収めて浮上のきっかけを掴みたいところだ。 一方、2シーズン連続で王者マンチェスター・シティの後塵を拝する中、今季こそ悲願のリーグタイトル奪還を目指すアーセナル。開幕2試合では昨季シーズンダブルを喫したアストン・ビラ相手に敵地で2-0の勝利を挙げるなど連勝スタート。だが、インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節ではブライトンとの連勝対決を1-1のドローで終え、連勝がストップ。前半は上々のパフォーマンスを見せたが、後半序盤のライス退場で暗転。数的不利で守勢を背負った状況で勝ち点1を得るのが精いっぱいだった。 今夏の移籍市場では噂された大物ストライカーの獲得を見送ったものの、市場の人気株だったカラフィオーリ、メリーノとディフェンスラインと中盤に万能型レフティを補強。さらに、生え抜きのアタッカーが去った前線のバックアッパーにチェルシーで構想外となったスターリングを市場閉幕間際に電撃補強。今夏も抜け目ない補強でスカッド改善に取り組んだ。ここからスパーズ戦、チャンピオンズリーグのアタランタ戦、シティ戦とシーズン序盤の重要な連戦を控える中、サスペンションのライスを含め中盤を中心に離脱者が重なる満身創痍の状況で早くも真価が試される。とりわけ、その連戦を睨んでか、新契約締結が発表されたアルテタ監督の手腕に注目が集まるところだ。 ◆トッテナム◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240914_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ヴィカーリオ DF:ペドロ・ポロ、ロメロ、ファン・デ・フェン、ウドジェ MF:サール、ベンタンクール MF:ブレナン・ジョンソン、マディソン、ソン・フンミン FW:ソランケ 負傷者:MFビスマ、FWリシャルリソン、ランクシャー 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはリシャルリソンとランクシャーの欠場が確定。代表戦で負傷したビスマに関してはメンバー入りできる可能性がある。 スタメンは負傷明けのファン・デ・フェン、ソランケの復帰を前提に前述の11名を予想。仮に2人が難しい場合はドラグシン、クルゼフスキが代役を担うことになりそうだ。2列目に関してはオドベール、クルゼフスキがスタメンを担う可能性も十分にある。 ◆アーセナル◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240914_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラヤ DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ティンバー MF:ジョルジーニョ、トーマス、ハヴァーツ FW:サカ、ガブリエウ・ジェズス、マルティネッリ 負傷者:DF冨安健洋、ティアニー、カラフィオーリ、MFウーデゴール、メリーノ 出場停止者:MFライス(1/1) 前節退場のライスが1試合の出場停止となる。負傷者に関しては冨安健洋やメリーノの欠場が確定している一方、代表戦で負傷したウーデゴール、カラフィオーリに関してはメンバー入りの可能性もある。 スタメンはライスやウーデゴールの欠場が濃厚な中盤に関して[4-2-3-1]の変更を含めて幾つかのオプションが想定される。ジンチェンコやトロサールのインサイドハーフ起用もありそうだ。その中盤の構成次第でサカ以外が流動的な前線は負傷明けのガブリエウ・ジェズス、持ち味のスピードでハイラインの背後を突けるマルティネッリの起用を予想した。 ★注目選手 ◆トッテナム:MFジェームズ・マディソン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240914_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 完全復活期待される司令塔。ケインからスパーズの10番を継承し、昨季序盤のプレミアリーグを席巻した“アンジェ・ボール”の司令塔として躍動したイングランド代表MFだが、足首のケガによる長期離脱以降はトップフォームを取り戻すことができず。チームと共に尻すぼみの加入1年目となった。さらに、その失速によってスリーライオンズでの序列も低下し、ユーロ2024行きを逃した。 加入2年目で捲土重来を期す今季はここまで3試合2アシストとまずまずの滑り出しを見せたが、トップフォームにはあと一歩という印象だ。今回もイングランド代表落選となり、コンディション向上に務めてきた中、休養十分で臨むダービーでの躍動が期待されるところだ。 ライスやウーデゴール不在の相手中盤に対してビルドアップ、アタッキングサードの崩しの起点を担い、アタッカー陣に決定機を供給したい。また、好感触のプレースキックでも決定的な仕事が求められる。なお、新ストライカーのソランケはアンダー年代の代表で共闘した旧知の仲でもあり、今回の中断期間での新たなすり合わせによってホットライン開通なるか。 ◆アーセナル:FWブカヨ・サカ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240914_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 中盤の主力不在で求められるエースの仕事。今季もガナーズのエースを担う23歳は開幕3試合で1ゴール3アシストと好調ハヴァーツと共にチームの攻撃を牽引する。敵地でのダービーに向けては主将ウーデゴールに加え、ライスと中盤の要を欠いて臨む難しい展開が予想される中、その代役の活躍が必須ではあるものの、ディフェンスラインと前線の選手がいかに負担を軽減できるかが重要なポイントとなるはずだ。 とりわけ、サカには右サイドでの局面打開に加えて中盤と前線を繋ぐリンクマンとしてのタスクも担うことになり、普段以上に多くの仕事を求められるはずだ。 昨季の2度のダービーではいずれもゴールを記録しており、同世代の猛者であるウドジェ、ファン・デ・フェンのレフティコンビとのマッチアップで今回も違いを見せたい。また、守備の局面でもビルドアップと崩しのカギを握るウドジェ、ソン・フンミンに対してホワイトや中盤の選手と密にコミュニケーションを取りながら献身的にサポートしたい。 2024.09.15 14:45 Sun
3

低調スパーズが後半終盤2発で薄氷の逆転突破…コヴェントリーの坂元達裕はベンチ入りも出場なし【EFLカップ】

カラバオカップ(EFLカップ)3回戦のコヴェントリー・シティvsトッテナムが18日にコヴェントリー・ビルディング・ソサエティ・アレーナが行われ、1-2で逆転勝利したトッテナムが4回戦進出を決めた。なお、コヴェントリーのMF坂元達裕はベンチ入りも出場機会はなかった。 今ラウンドから参戦するトッテナム。直近のノースロンドン・ダービーを0-1で落とし、プレミアリーグ2連敗と厳しい戦いが続くポステコグルーのチームはカップ戦でバウンスバックの白星を狙った。 中2日でのアウェイゲームに向けてはウドジェ、ベンタンクール、ソランケを除く先発8人を変更。GKフォースターやベン・デイビスが今シーズン初出場を飾ったほか、ベリヴァル、グレイ、オドベールと10代の新加入選手が起用された。対するコヴェントリーでは坂元がベンチスタートとなった。 普段通りに後方からビルドアップを試みるトッテナムだが、開始直後にはGKフォースターのパスがずれてショートカウンターを浴びるが、ルドニのミドルシュートはフォースターが何とかはじき出して自らのミスをリカバリーした。 開始早々の失点を回避したトッテナムは徐々に自分たちのリズムでボールを動かし始めるが、慣れないメンバー構成の影響もあって相手陣内では思うようなボールの循環、崩しの形を作れず。さらに、18分には右のハムストリングを痛めたオドベールがプレー続行不可能となり、ブレナン・ジョンソンがスクランブル投入された。 前半半ばから終盤にかけても75%と高いボール支配率を記録するトッテナム。だが、完全に持たされた感が強く、アタッキングサードではサイドでの連携ミスで再三のボールロスト。逆に、サイドバックの背後を突かれるお馴染みの形からルドニやバセットに決定的なシュートも打たれた。 決定機はおろかシュート0本という低調な内容で前半をゴールレスで終えたアウェイチーム。ハーフタイム明けにウドジェを下げてスペンスを投入すると、開始直後にはボックス右で受けたジョンソンがようやくファーストシュートを記録した。だが、畳みかける攻めとはいかず。 すぐにコヴェントリーに押し返されると、53分には相手の鋭いカウンターからバセットに際どいシュートを打たれる。さらに、56分には相手の背後を狙ったロングボールの流れからGKフォースターの飛び出しのミスで大ピンチを招くが、ライトがGK不在のゴールに向けて蹴り込んだシュートはDFベン・デイビスの決死のゴールカバーで事なきを得た。 すると、ピンチの後にチャンス有り。59分、左CKの場面でベリヴァルのクロスをゴール前でフリーのベン・デイビスが枠の左隅へヘディングシュートを放つが、ここはGKウィルソンの好守に遭う。 60分過ぎにはソランケとベリヴァルを下げてソン・フンミン、古巣凱旋のマディソンを投入したスパーズ。だが、この交代直後に痛恨の失点を喫する。 63分、中盤でルーズボールを制したコヴェントリーは左サイドのスペースに抜け出したバセットがグラウンダーの絶妙なクロスを供給。これに中央フリーで飛び込んだトーマス=アサンテがワンタッチで左隅に蹴り込んだ。 想定以上に厳しい展開を強いられたアウェイチームは、以降も相手のカウンターからあわや2失点目というピンチもまなく。さらに足を痛めたヴェルナーがプレー続行不可能となり、クルゼフスキの投入を強いられた。 それでも、結果的に攻撃を活性化させたクルゼフスキを起点にチャンスを数を増やすと、88分にはマディソン、クルゼフスキと中央で繋いでゴール前に送り込んだラストパスに抜け出したスペンスが泥臭くシュートを流し込み、土壇場で同点に追いつく。 さらに、4分が加えられた後半アディショナルタイムにはPK戦やむなしのコヴェントリーに対して、あくまで90分での決着を目指したトッテナムは92分、中盤でのボール奪取からベンタンクールの絶妙なスルーパスに抜け出したジョンソンがGKとの一対一をチップキックで制し、劇的な逆転ゴールで試合を決めた。 そして、試合を通して低調な内容に終始したものの、最後はプレミア勢の意地を見せたトッテナムが公式戦連敗をストップすると共に4回戦進出を決めた。 コヴェントリー・シティ 1-2 トッテナム 【コヴェントリー】 ブランドン・トーマス=アサンテ(後18) 【トッテナム】 ジェド・スペンス(後43) ブレナン・ジョンソン(後47) 2024.09.19 06:13 Thu
4

スパーズがエバートンに4発完勝で今季初勝利! ビスマ禊弾にソン・フンミンが超絶カウンター弾含む2発【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第2節、トッテナムvsエバートンが24日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが4-0で快勝した。 チャンピオンシップ王者のレスター・シティとの開幕戦を1-1のドローで終え、昨季上位陣で唯一の取りこぼしスタートとなったトッテナム。エバートンを迎え撃ったホーム開幕戦では初白星を狙った。 ポステコグルー監督は前節から先発3人を変更。足首に軽傷を負ったソランケに代えて新加入オドベールをデビューさせ、脳震とうのプロトコルで起用不可のベンタンクールの代役にクルゼフスキを起用したほか、パプ・サールに代えて笑気ガス問題でクラブ独自の出場停止処分を科されたビスマが復帰した。最前線にソン・フンミンを配した攻撃的な布陣を採用した。 開始直後からエンジン全開のホームチームはレスター戦同様に押し込む立ち上がりに。開始2分と5分にはいずれもセットプレーの流れからロメロ、ソン・フンミンが続けて強烈なシュートを枠に飛ばすが、いずれもGKピックフォードの好守に遭う。 以降もハーフコートゲームを展開し、マディソン、ブレナン・ジョンソンと決定機を作りながらも決め切れないトッテナム。しかし、嫌な流れが漂う前に渦中のマリ代表MFが決定的な仕事を見せた。 14分、右サイドを起点にボックス内で細かい繋ぎを見せると、ボックス右のクルゼフスキからの丁寧なマイナスパスに反応したビスマがペナルティアーク左から右足を一閃。相手DFの足先を掠めた強烈なシュートがクロスバーの内側を叩いてゴールネットに突き刺さった。 ビスマの加入後初ゴールとなる禊の一撃によって先制に成功したホームチーム。前節は追加点が大きな課題として残ったなか、先制後はやや押し返されて攻撃が停滞。 それでも、冷静にゲームを進めると、25分にはGKピックフォードへのバックパスに猛然とプレスを仕掛けたソン・フンミンが見事にボックス内で奪い切って無人のゴールへシュートを流し込み、エースの今季初ゴールで2点目を奪い切った。 この追加点によってゲームコントロール優先の戦い方にシフトしたホームチームは、引き続きボールを握りながらオドベールの左サイドでの単騎突破や盛んにローリングする右サイドを起点に3点目を狙う。前半終了間際には課題のセットプレーでエバートンに際どい場面を作られたが、身体を張った守備で撥ね返した。 互いに選手交代なしで臨んだ後半は拮抗した展開に。序盤の57分には2点を追うエバートンがリンドストローム、エンディアイエと新戦力のアタッカー2人を同時投入。すると、その直後にはリンドストロームが鋭いシュートでGKヴィカーリオを脅かす。 一方、後半はなかなか決定機まで持ち込めないトッテナムは67分、オドベール、クルゼフスキを下げてリシャルリソン、サールを同時投入。攻撃に変化を加えていくと、71分には左CKの場面でキッカーのマディソンの完璧なクロスをロメロが打点の高いヘディングシュートで合わせ、スパーズ通算100試合目のメモリアルゲームを自ら祝った。 完全に勢いづいたホームチームは驚愕のロングカウンターからトドメの4点目まで奪取。77分、自陣ペナルティアークでボールを奪ったファン・デ・フェンがそのまま快足を飛ばして中央突破。相手ボックス付近まで運んで左を並走するソン・フンミンにラストパスを送ると、韓国代表FWが左足シュートで股間を抜いてこの試合2点目を奪った。 これでエバートンの心を完全に折ったスパーズはグレイ、ベリウヴァルら若手に出場機会を与えつつゲームをクローズに入る。そして、このまま冷静にクリーンシートで試合を締めくくったトッテナムが4-0の快勝で今季初勝利を挙げた。 トッテナム 4-0 エバートン 【トッテナム】 イヴ・ビスマ(前14) ソン・フンミン(前25、後32) クリスティアン・ロメロ(後26) <span class="paragraph-title">【動画】プレミア最速CBの圧巻の中央突破からソン・フンミンがロングカウンター完結!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ファン・デ・フェンの持ち上がりから<br>ソン・フンミン本日2ゴール目<br><br>プレミアリーグ 第2節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#エヴァートン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/ZfBs5zRwvN">pic.twitter.com/ZfBs5zRwvN</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1827371127380844629?ref_src=twsrc%5Etfw">August 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.25 01:07 Sun
5

今季初勝利へ…トッテナムが先発3枚変更でクルゼフスキら起用か

引き分け発進のトッテナム。第2節・エバートン戦(H)は先発3枚が入れ替わる見通しだ。 スパーズは19日、プレミアリーグ第1節で昇格組レスター・シティと1-1ドロー。試合の大部分を支配し、29分にDFペドロ・ポロが先制点も、名手ジェイミー・ヴァーディの1発にやられ、勝ち点3を掴めなかった。 『フットボール・ロンドン』によると、アンジェ・ポステコグルー監督は24日のエバートン戦で先発3枚を入れ替える見通し。 レスター戦で開幕ゴールも足首を捻って交代したポロは、現段階で出場可否が不透明。プレシーズン好調のDFジェド・スペンスが代役起用せれると見てもよさそうだ。 脳震盪交代のMFロドリゴ・ベンタンクールはエバートン戦回避へ。代役はひと騒動起こしたMFイヴ・ビスマではなく、プレミアリーグ初先発となる新戦力MFアーチー・グレイが濃厚だ。 また、右ワイドはFWブレナン・ジョンソンからMFデヤン・クルゼフスキへ。レスター戦でインパクトに欠けたブレナンではなく、クルゼフスキが順当に使われる模様だ。 <span class="paragraph-title">【動画】エバートン戦へ準備を進めるトッテナム...今季初勝利なるか</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Getting set for <a href="https://twitter.com/hashtag/TOTEVE?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TOTEVE</a> <a href="https://t.co/PgLShoZFtr">pic.twitter.com/PgLShoZFtr</a></p>&mdash; Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) <a href="https://twitter.com/SpursOfficial/status/1826687145005785269?ref_src=twsrc%5Etfw">August 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.23 13:15 Fri

トッテナムの人気記事ランキング

1

飛車角抜きのアーセナルが磨き上げた堅守とセットプレーでノースロンドンダービー制す! ガブリエウ弾でスパーズ撃破【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが15日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 トッテナムはインターナショナルマッチウィークの中断前に行われた前節、鬼門セント・ジェームズ・パークでニューカッスルに1-2の敗戦。内容面は悪くなかったが、今季初黒星を喫して開幕1勝1分け1敗の微妙なスタートに。その敗戦からのバウンスバックを図ったホームでのダービーに向けてポステコグルー監督は先発4人を変更。負傷のビスマの代役にベンタンクール、サールとドラグシン、オドベールに代わって負傷明けのファン・デ・フェンとソランケ、ブレナン・ジョンソンが起用された。 対するアーセナルは前節、連勝対決となったブライトン戦を1-1の痛み分けで終えて開幕連勝がストップ。難敵相手に幸先よく先制したが、後半序盤のライスの退場が響きホームで勝ち点1獲得にとどまった。チャンピオンズリーグのアタランタ戦を挟み次節には王者マンチェスター・シティとのビッグマッチを控える中、重要な連戦の初戦で宿敵撃破を狙った。今週に新契約にサインしたアルテタ監督だが、この大一番ではサスペンションのライスに加えて負傷のウーデゴール、カラフィオーリ、ジンチェンコらが新たに離脱。この緊急事態で[4-2-3-1]へ布陣を変更。トーマスとジョルジーニョの2セントラルMFに2列目はサカ、トロサール、マルティネッリという並びとなった。 相手の出方を窺うことなく、ダービーらしいオープンな攻防がキックオフ直後から繰り広げられる。この序盤の攻防ではホームチームがより勢いを出すと、開始5分には左サイドでポケットを取ったソン・フンミンのプルバックからクルゼフスキがゴール前でダイレクトシュート。これがニアを捉えるが、GKラヤの好守に遭う。直後にもクルゼフスキが続けて良い形で左足を振っていくが、アーセナル守備陣の体を張った守備に遭う。 以降はボールを保持しつつ前からの激しいプレスでも際どいシーンを創出するホームチームに対して、アーセナルも左サイドを起点に相手のサイドバック裏のスペースを快速ウイングやティンバー、トロサールで意図的に狙う形でクロスからハヴァーツのヘディングシュート、DFと入れ替わったマルティネッリのドリブルシュートで決定機を生み出す。 互いに決定機を作り合った中、前半半ば以降はゲーム展開の大枠は変わらずも目まぐるしく攻守が入れ替わる見応え十分の展開が続いていく。さらに、ティンバーのペドロ・ポロへの足裏を見せたタックルをきっかけに小競り合いが発生し、スタジアムのボルテージが一気に上がる。 前半終盤にかけては守備面でアジャストしたアーセナルがセットプレーを起点に押し込む時間帯が続いたものの、トッテナムもカウンターからジョンソンに2度のシュートチャンスが訪れるなど盛り返した。 ほぼイーブンの状況のままゴールレスで折り返した試合は後半も同じメンバーでスタート。前半同様により勢いを持って入ったトッテナムはカウンターからソランケ、セットプレーからファン・デ・フェンとボックス内でのヘディングシュートでゴールに迫る。 後半はトッテナムが押し込む時間帯が続くが、最後のところで粘るアーセナルの守備をあと一歩で崩せない状況が続く。すると、ロングカウンターとセットプレーという明確な武器を持つアウェイチームが先にゴールをこじ開ける。 64分、ロングカウンターで得た右CKの場面でキッカーのサカが中央のスペースは左足インスウィングの正確なボールを落とす。DFロメロのマークを振り切ってゴール前で味方が空けたスペースに飛び込んだガブリエウが渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。 最も警戒すべき形からゴールを奪われたトッテナムは失点直後に2枚替えを敢行。ベンタンクール、ジョンソンを下げてサール、オドベールを同時投入。よりリスクを冒してゴールを目指すが、前半同様に要所を締めるアーセナルの守備を崩し切れない。 その後、トッテナムはマディソンを諦めてヴェルナーを投入。これに対して切れる交代カードが限られるアーセナルはトロサール、マルティネッリに代えて負傷明けのガブリエウ・ジェズス、新天地デビューのスターリングを投入。さらに、軽く痛めたサカに代えてヌワネリを投入。後ろ重心で逃げ切りを図る。 後半終盤はトッテナムが完全に押し込む形となったが、ソリッドな対応を続けるアーセナルの守備に圧力を感じて細かいミスや強引なプレーが目立って明確な決定機を作れず。後半アディショナルタイムのクルゼフスキやオドベールのミドルシュートやパワープレーも不発に終わり、試合はこのままタイムアップ。 多くの離脱者を抱えながらも磨き上げてきた堅守とセットプレーで勝負強さを示したアーセナルが敵地での今季初のダービーで会心の勝利を収めた。一方、自分たちの形は示したものの、ニューカッスル戦同様に勝負弱さを露呈したトッテナムは厳しいリーグ連敗となった。 トッテナム 0-1 アーセナル 【トッテナム】 ガブリエウ・マガリャンイス(後19) <span class="paragraph-title">【動画】ガブリエウが渾身ヘッドでNLダービー勝利に導く決勝点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">セットプレーからアーセナル先制‼️<br><br>プレミアリーグ 第4節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/p0wwC7wIgC">pic.twitter.com/p0wwC7wIgC</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1835325525046522318?ref_src=twsrc%5Etfw">September 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.16 00:09 Mon
2

FAがスパーズのベンタンクールを告発…6月に同僚ソン・フンミン揶揄したインタビューが大きな騒動に

イングランドサッカー協会(FA)は12日、韓国代表FWソン・フンミンに対する物議を醸す過去のインタビューを受け、トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールを告発した。 ベンタンクールは今年6月にウルグアイ『Canal 10』の番組「Por La Camiseta」に出演。司会者のラファ・コテロ氏から選手のユニフォームを求められたが、その際の反応が問題となった。 ベンタンクールは「ソニー(ソン・フンミン)の? みんな同じように見えるから、ソニーの従兄弟かもしれないよ」とコメント。韓国人は似たような顔をしているからというジョークを口にしたつもりだった。 しかし、この動画がSNSで拡散されると、人種差別的な発言だと大炎上。ベンタンクールは、自身のインスタグラムのストーリーズで「ブラザー、ソニー。起こってしまったことに謝罪する。あれはただの酷いジョークだった。僕が君を愛していることは知っていると思うし、君や他の誰かを軽視したり、傷つけたりすることは絶対にない!愛しているよ、ブラザー」と騒動を謝罪した。 その後、ソン・フンミンは自身のインスタグラムのストーリーズを通じて、「ロロと話をしました。彼は間違いを犯しました。彼はそれを承知しており、謝罪しています。ロロはわざと不快なことを言うつもりはありませんでした。僕らは兄弟であり、何も変わっていません」と謝罪を受け入れる対応を示していた。 その一件から約3カ月を経て、FAはベンタンクールを告発した。その決断の理由を以下のように説明している。 「ロドリゴ・ベンタンクールは、メディアのインタビューに関連した不正行為により、FA規則E3に違反した疑いで告発されました」 「トッテナム・ホットスパーのミッドフィールダーは、不適切な行動をとったり、暴言や侮辱的な言葉を使ったり、ゲームの評判を落としたりしたため、FA規則E3.1に違反したとされています」 「さらに、これはFA規則E3.2で定義されている『悪質な違反』に該当すると主張されています。これは、明示的か暗示的かを問わず、国籍および/または人種および/または民族的起源への言及が含まれているためです」 ベンタンクールは9月19日までに今回の告発に対する回答を行う必要があるが、それまでの出場は認められているため、15日に控えるアーセナルとのノースロンドン・ダービー出場は可能となっている。 なお、イギリス『フットボール・ロンドン』によれば、ベンタンクールに正式な処分が下された場合、6~12試合の出場停止という厳刑を科される場合もあるという。 2024.09.12 19:00 Thu
3

「彼らは好んでやる」…選手の“泥臭さ”を称賛のアルテタ監督、勝負分けたセットプレーに「勝つ術というのはたくさんあってこれもその1つ」

アーセナルがノースロンドンダービーで勝利だ。 アーセナルは15日のプレミアリーグ第4節でトッテナムとアウェイで対戦。デクラン・ライスの出場停止に多くのケガ人と厳しい台所事情でのダービーマッチとなり、守勢の時間も長かったが、ガブリエウ・マガリャンイスのセットプレー一発で均衡を破ると、昨季のプレミアで最少失点を記録した守りを光らせ、1-0で勝ち切った。 攻撃面ではマルティン・ウーデゴールの不在を感じさせる内容だったが、試合後のミケル・アルテタ監督もその影響を口にしつつ、選手の勝利に対する貪欲さを称賛する。イギリス『BBC』が報じた。 「何人かの選手を欠いたことで、少し適応する必要があった。このトッテナム戦に向けて5日間をかけて準備したのに、一瞬で1人の選手を失い、次の瞬間にまた1人の選手を失って、あまり眠れなかったよ!」 「だが、言い訳も泣き言もなかった。選手たちは打たれ強い。彼らは試合を愛している。勝つ上でときに泥臭いこともしないとだが、彼らは好んでやる。私好みだ。選手はますますハングリー精神が旺盛になっているしね」 また、昨季から数えてプレミアリーグ最多の24ゴールを記録するセットプレーにも話題がおよび、スペイン人指揮官は2021年にマンチェスター・シティから加入したセットプレー専門コーチ、ニコラス・ジョバー氏の働きを強調している。 「私がシティにいた頃、アーセナルに連れてくる決断をしたんだ。彼らはほかのスタッフとともに、勝つ術というのはたくさんある、そして、これもその1つという信念を根付かせてくれた。だから、彼らにも大きな功績がある」 そうして唯一の4連勝を成し遂げる首位マンチェスター・シティを追走。指揮官はチャンピオンズリーグも始まるとあって、「今週はタフな1週間になる」としつつ、この勝利が乗り越える活力になると述べた。 「選手たちは信じている。我々は大きな試合で何度も勝ってきたが、この勝利で大きなエネルギーと自信が湧いてくることだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】セットプレーが勝負分ける! アーセナルがノースロンドンダービー勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Up8Ik373RZk";var video_start = 103;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.16 10:07 Mon
4

【プレミア注目プレビュー】今季最初のノースロンドンダービー! 満身創痍アーセナルは重要な序盤連戦の初戦

プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが、日本時間15日22:00にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。共に前節取りこぼしたノースロンドンの両雄による今季最初のダービーマッチだ。 ポステコグルー体制2年目でトップ4返り咲きが最低限のノルマとなるトッテナム。今夏の移籍市場では指揮官のスタイルに合致しない余剰人員の整理に加え、ケイン退団以降不在だったセンターフォワードにソランケを補強。さらに、グレイやベリヴァル、オドベールら若手有望株を獲得。ディフェンスラインや中盤の選手層に不安を残すものの、世代交代を図りつつ伸びしろ豊かなスカッドを構築した。 ただ、開幕3試合ではエバートン相手に快勝を収めた一方、開幕戦は昇格組レスター・シティにドロー、前節は鬼門セント・ジェームズ・パークで内容では圧倒したものの、開幕戦でも露呈した決定力、耐えるべきところで耐え切れない守備の課題出てしまい、ロケットスタートを飾った昨季に比べて難しい序盤戦に。そういったなかで臨むホーム開催のダービーでは直近2シーズンで水をあけられる宿敵相手に約2年半ぶりの勝利を収めて浮上のきっかけを掴みたいところだ。 一方、2シーズン連続で王者マンチェスター・シティの後塵を拝する中、今季こそ悲願のリーグタイトル奪還を目指すアーセナル。開幕2試合では昨季シーズンダブルを喫したアストン・ビラ相手に敵地で2-0の勝利を挙げるなど連勝スタート。だが、インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節ではブライトンとの連勝対決を1-1のドローで終え、連勝がストップ。前半は上々のパフォーマンスを見せたが、後半序盤のライス退場で暗転。数的不利で守勢を背負った状況で勝ち点1を得るのが精いっぱいだった。 今夏の移籍市場では噂された大物ストライカーの獲得を見送ったものの、市場の人気株だったカラフィオーリ、メリーノとディフェンスラインと中盤に万能型レフティを補強。さらに、生え抜きのアタッカーが去った前線のバックアッパーにチェルシーで構想外となったスターリングを市場閉幕間際に電撃補強。今夏も抜け目ない補強でスカッド改善に取り組んだ。ここからスパーズ戦、チャンピオンズリーグのアタランタ戦、シティ戦とシーズン序盤の重要な連戦を控える中、サスペンションのライスを含め中盤を中心に離脱者が重なる満身創痍の状況で早くも真価が試される。とりわけ、その連戦を睨んでか、新契約締結が発表されたアルテタ監督の手腕に注目が集まるところだ。 ◆トッテナム◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240914_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ヴィカーリオ DF:ペドロ・ポロ、ロメロ、ファン・デ・フェン、ウドジェ MF:サール、ベンタンクール MF:ブレナン・ジョンソン、マディソン、ソン・フンミン FW:ソランケ 負傷者:MFビスマ、FWリシャルリソン、ランクシャー 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはリシャルリソンとランクシャーの欠場が確定。代表戦で負傷したビスマに関してはメンバー入りできる可能性がある。 スタメンは負傷明けのファン・デ・フェン、ソランケの復帰を前提に前述の11名を予想。仮に2人が難しい場合はドラグシン、クルゼフスキが代役を担うことになりそうだ。2列目に関してはオドベール、クルゼフスキがスタメンを担う可能性も十分にある。 ◆アーセナル◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240914_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラヤ DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ティンバー MF:ジョルジーニョ、トーマス、ハヴァーツ FW:サカ、ガブリエウ・ジェズス、マルティネッリ 負傷者:DF冨安健洋、ティアニー、カラフィオーリ、MFウーデゴール、メリーノ 出場停止者:MFライス(1/1) 前節退場のライスが1試合の出場停止となる。負傷者に関しては冨安健洋やメリーノの欠場が確定している一方、代表戦で負傷したウーデゴール、カラフィオーリに関してはメンバー入りの可能性もある。 スタメンはライスやウーデゴールの欠場が濃厚な中盤に関して[4-2-3-1]の変更を含めて幾つかのオプションが想定される。ジンチェンコやトロサールのインサイドハーフ起用もありそうだ。その中盤の構成次第でサカ以外が流動的な前線は負傷明けのガブリエウ・ジェズス、持ち味のスピードでハイラインの背後を突けるマルティネッリの起用を予想した。 ★注目選手 ◆トッテナム:MFジェームズ・マディソン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240914_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 完全復活期待される司令塔。ケインからスパーズの10番を継承し、昨季序盤のプレミアリーグを席巻した“アンジェ・ボール”の司令塔として躍動したイングランド代表MFだが、足首のケガによる長期離脱以降はトップフォームを取り戻すことができず。チームと共に尻すぼみの加入1年目となった。さらに、その失速によってスリーライオンズでの序列も低下し、ユーロ2024行きを逃した。 加入2年目で捲土重来を期す今季はここまで3試合2アシストとまずまずの滑り出しを見せたが、トップフォームにはあと一歩という印象だ。今回もイングランド代表落選となり、コンディション向上に務めてきた中、休養十分で臨むダービーでの躍動が期待されるところだ。 ライスやウーデゴール不在の相手中盤に対してビルドアップ、アタッキングサードの崩しの起点を担い、アタッカー陣に決定機を供給したい。また、好感触のプレースキックでも決定的な仕事が求められる。なお、新ストライカーのソランケはアンダー年代の代表で共闘した旧知の仲でもあり、今回の中断期間での新たなすり合わせによってホットライン開通なるか。 ◆アーセナル:FWブカヨ・サカ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240914_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 中盤の主力不在で求められるエースの仕事。今季もガナーズのエースを担う23歳は開幕3試合で1ゴール3アシストと好調ハヴァーツと共にチームの攻撃を牽引する。敵地でのダービーに向けては主将ウーデゴールに加え、ライスと中盤の要を欠いて臨む難しい展開が予想される中、その代役の活躍が必須ではあるものの、ディフェンスラインと前線の選手がいかに負担を軽減できるかが重要なポイントとなるはずだ。 とりわけ、サカには右サイドでの局面打開に加えて中盤と前線を繋ぐリンクマンとしてのタスクも担うことになり、普段以上に多くの仕事を求められるはずだ。 昨季の2度のダービーではいずれもゴールを記録しており、同世代の猛者であるウドジェ、ファン・デ・フェンのレフティコンビとのマッチアップで今回も違いを見せたい。また、守備の局面でもビルドアップと崩しのカギを握るウドジェ、ソン・フンミンに対してホワイトや中盤の選手と密にコミュニケーションを取りながら献身的にサポートしたい。 2024.09.15 14:45 Sun
5

ダービー敗北の一因は代表からの移動手段?トッテナムの決断にロメロも不満か

トッテナムのアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが、クラブの対応に疑問を抱いている可能性があるようだ。 アンジェ・ポステコグルー監督の下で2シーズン目を迎えたが、ここまで思うような結果を残せていないトッテナム。プレミアリーグでは開幕4試合1勝1分け2敗とスタートダッシュに失敗しており、先週末に行われた第4節では宿敵アーセナルが多くの欠場者を抱える状態でありながら、ホームで0-1の敗戦を喫してしまった。 プレミアリーグ連敗で13位に沈むトッテナムだが、イギリス『デイリー・メール』によると、この試合後にロメロはX(旧ツイッター)にてアルゼンチン『TyC Sports』のガストン・エドゥル記者が投稿したあるポストをリポスト(現在は取り消し済み)。その内容は、以下のものとなっている。 「トッテナムは再びアーセナルに敗れた。細部にこだわらないから、結局は戦うための団結ができない。トッテナムはリーダーの決定により、独自の輸送手段を用いず選手たちを移動させたプレミアリーグ唯一のクラブだった」 「トッテナムの選手たちは、他チームよりも休息時間が短い状態でクラブに到着することとなり、これが(アーセナルには)有利になったと思う。そしてロメロは熱がある状態でプレーした」 インターナショナルマッチウィークからクラブに戻る際、移動については代表チーム側の責任となっているが、その場合は合流が遅れることもありプライベートジェットを飛ばすクラブも多い。しかしトッテナムはそれを行わず、ロメロたちはアルゼンチン側の提案した飛行機でクラブに戻ったという。 これにより、アーセナルはブラジル人選手たちが先週木曜日にはトレーニングに合流していたのに対して、トッテナムは木曜日をオフとしていた模様。これがコンディション面で差のつく原因ともなったようだ。 現在は取り消しているものの、こうした投稿をリポストしたロメロとしてもクラブに対しては思うところがあったのかもしれない。 2024.09.17 12:50 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly