スパーズがエバートンに4発完勝で今季初勝利! ビスマ禊弾にソン・フンミンが超絶カウンター弾含む2発【プレミアリーグ】
2024.08.25 01:07 Sun
プレミアリーグ第2節、トッテナムvsエバートンが24日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが4-0で快勝した。チャンピオンシップ王者のレスター・シティとの開幕戦を1-1のドローで終え、昨季上位陣で唯一の取りこぼしスタートとなったトッテナム。エバートンを迎え撃ったホーム開幕戦では初白星を狙った。
ポステコグルー監督は前節から先発3人を変更。足首に軽傷を負ったソランケに代えて新加入オドベールをデビューさせ、脳震とうのプロトコルで起用不可のベンタンクールの代役にクルゼフスキを起用したほか、パプ・サールに代えて笑気ガス問題でクラブ独自の出場停止処分を科されたビスマが復帰した。最前線にソン・フンミンを配した攻撃的な布陣を採用した。
開始直後からエンジン全開のホームチームはレスター戦同様に押し込む立ち上がりに。開始2分と5分にはいずれもセットプレーの流れからロメロ、ソン・フンミンが続けて強烈なシュートを枠に飛ばすが、いずれもGKピックフォードの好守に遭う。
以降もハーフコートゲームを展開し、マディソン、ブレナン・ジョンソンと決定機を作りながらも決め切れないトッテナム。しかし、嫌な流れが漂う前に渦中のマリ代表MFが決定的な仕事を見せた。
ビスマの加入後初ゴールとなる禊の一撃によって先制に成功したホームチーム。前節は追加点が大きな課題として残ったなか、先制後はやや押し返されて攻撃が停滞。
それでも、冷静にゲームを進めると、25分にはGKピックフォードへのバックパスに猛然とプレスを仕掛けたソン・フンミンが見事にボックス内で奪い切って無人のゴールへシュートを流し込み、エースの今季初ゴールで2点目を奪い切った。
この追加点によってゲームコントロール優先の戦い方にシフトしたホームチームは、引き続きボールを握りながらオドベールの左サイドでの単騎突破や盛んにローリングする右サイドを起点に3点目を狙う。前半終了間際には課題のセットプレーでエバートンに際どい場面を作られたが、身体を張った守備で撥ね返した。
互いに選手交代なしで臨んだ後半は拮抗した展開に。序盤の57分には2点を追うエバートンがリンドストローム、エンディアイエと新戦力のアタッカー2人を同時投入。すると、その直後にはリンドストロームが鋭いシュートでGKヴィカーリオを脅かす。
一方、後半はなかなか決定機まで持ち込めないトッテナムは67分、オドベール、クルゼフスキを下げてリシャルリソン、サールを同時投入。攻撃に変化を加えていくと、71分には左CKの場面でキッカーのマディソンの完璧なクロスをロメロが打点の高いヘディングシュートで合わせ、スパーズ通算100試合目のメモリアルゲームを自ら祝った。
完全に勢いづいたホームチームは驚愕のロングカウンターからトドメの4点目まで奪取。77分、自陣ペナルティアークでボールを奪ったファン・デ・フェンがそのまま快足を飛ばして中央突破。相手ボックス付近まで運んで左を並走するソン・フンミンにラストパスを送ると、韓国代表FWが左足シュートで股間を抜いてこの試合2点目を奪った。
これでエバートンの心を完全に折ったスパーズはグレイ、ベリウヴァルら若手に出場機会を与えつつゲームをクローズに入る。そして、このまま冷静にクリーンシートで試合を締めくくったトッテナムが4-0の快勝で今季初勝利を挙げた。
トッテナム 4-0 エバートン
【トッテナム】
イヴ・ビスマ(前14)
ソン・フンミン(前25、後32)
クリスティアン・ロメロ(後26)
ポステコグルー監督は前節から先発3人を変更。足首に軽傷を負ったソランケに代えて新加入オドベールをデビューさせ、脳震とうのプロトコルで起用不可のベンタンクールの代役にクルゼフスキを起用したほか、パプ・サールに代えて笑気ガス問題でクラブ独自の出場停止処分を科されたビスマが復帰した。最前線にソン・フンミンを配した攻撃的な布陣を採用した。
以降もハーフコートゲームを展開し、マディソン、ブレナン・ジョンソンと決定機を作りながらも決め切れないトッテナム。しかし、嫌な流れが漂う前に渦中のマリ代表MFが決定的な仕事を見せた。
14分、右サイドを起点にボックス内で細かい繋ぎを見せると、ボックス右のクルゼフスキからの丁寧なマイナスパスに反応したビスマがペナルティアーク左から右足を一閃。相手DFの足先を掠めた強烈なシュートがクロスバーの内側を叩いてゴールネットに突き刺さった。
ビスマの加入後初ゴールとなる禊の一撃によって先制に成功したホームチーム。前節は追加点が大きな課題として残ったなか、先制後はやや押し返されて攻撃が停滞。
それでも、冷静にゲームを進めると、25分にはGKピックフォードへのバックパスに猛然とプレスを仕掛けたソン・フンミンが見事にボックス内で奪い切って無人のゴールへシュートを流し込み、エースの今季初ゴールで2点目を奪い切った。
この追加点によってゲームコントロール優先の戦い方にシフトしたホームチームは、引き続きボールを握りながらオドベールの左サイドでの単騎突破や盛んにローリングする右サイドを起点に3点目を狙う。前半終了間際には課題のセットプレーでエバートンに際どい場面を作られたが、身体を張った守備で撥ね返した。
互いに選手交代なしで臨んだ後半は拮抗した展開に。序盤の57分には2点を追うエバートンがリンドストローム、エンディアイエと新戦力のアタッカー2人を同時投入。すると、その直後にはリンドストロームが鋭いシュートでGKヴィカーリオを脅かす。
一方、後半はなかなか決定機まで持ち込めないトッテナムは67分、オドベール、クルゼフスキを下げてリシャルリソン、サールを同時投入。攻撃に変化を加えていくと、71分には左CKの場面でキッカーのマディソンの完璧なクロスをロメロが打点の高いヘディングシュートで合わせ、スパーズ通算100試合目のメモリアルゲームを自ら祝った。
完全に勢いづいたホームチームは驚愕のロングカウンターからトドメの4点目まで奪取。77分、自陣ペナルティアークでボールを奪ったファン・デ・フェンがそのまま快足を飛ばして中央突破。相手ボックス付近まで運んで左を並走するソン・フンミンにラストパスを送ると、韓国代表FWが左足シュートで股間を抜いてこの試合2点目を奪った。
これでエバートンの心を完全に折ったスパーズはグレイ、ベリウヴァルら若手に出場機会を与えつつゲームをクローズに入る。そして、このまま冷静にクリーンシートで試合を締めくくったトッテナムが4-0の快勝で今季初勝利を挙げた。
トッテナム 4-0 エバートン
【トッテナム】
イヴ・ビスマ(前14)
ソン・フンミン(前25、後32)
クリスティアン・ロメロ(後26)
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トッテナムのイングランド代表MFジェームズ・マディソンが、復活を期す今シーズンへの思いを語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 昨夏、レスター・シティからトッテナムにステップアップし、序盤のプレミアリーグを席巻した“アンジェ・ボール”の司令塔として躍動したマディソン。 しかし、足首のケガによる長期離脱以降はトップフォームを取り戻すことができず。チームと共に尻すぼみの加入1年目となった。その失速によってスリーライオンズでの序列も低下し、悲願だったユーロ2024行きも逃した。 捲土重来を期す今シーズンは開幕からプレミアリーグ6試合1ゴール2アシストを記録し、試合を経るごとにパフォーマンスを上げている印象だ。 直近の試合でもマンチェスター・ユナイテッド撃破に貢献した27歳MFは、イングランド代表発表を翌日に控える中、3日に行われるヨーロッパリーグのフェレンツヴァーロシュ戦に向けた公式会見に出席。 今シーズンここまでのパフォーマンスやスリーライオンズ復帰への思いを語った。 「昨年初めのジェームズ・マディソンについて、多くの人がかなり好意的に多くを語っていた。僕自身は、昨年からプレーを始めたジェームズ・マディソンはプレミアリーグで4、5年、そのレベルでプレーしてきたと思っている。より大きなクラブでプレーし、試合に勝つことで、誰もが『ジェームズ・マディソンは本当に高いレベルにいる』と思うようになったと思いけど、実際のところでは数年間、かなり一貫してそのレベルにいたと感じていたよ」 「人生で挫折したときは、2つの道のどちらかになる。(アンジェ・ポステコグルー)監督も以前そう言っていたよ。それは、どう対処するかだ。少し飲み込まれて自分を憐れみ、その道を進むか、正しい方法で対応するか、それが成功に戻り、イングランド代表に戻り、再びスパーズのトップレベルでプレーするための唯一の方法だ」 「(徐々に増えた批判的な見方も)大したことではなかったよ。昨シーズンの後半はかなりうまく終えられたと思う。僕はいつも、人々が間違っていることを証明したいと思ってきたし、どんな疑い深い人、疑問を持つ人に対しても、いつも彼らが間違っていることを証明したいと思っている。それが僕のハングリー精神の一部だ」 「トッテナム、チームメイト、そして身近な人たちのために最高の自分でありたいと願っているけど、自分を疑う人たちが間違っていることを証明したいとも思っているんだ。今はとても調子が良いと感じているし、この調子が続けばいいなと思うよ」 コヴェントリー・シティやU-21イングランド代表でも指導を受けた、イングランド代表の暫定指揮官リー・カーズリー監督率いるスリーライオンズへの復帰の可能性について問われると、「代表チームに入りたい。単純なことだよ。スパーズでのパフォーマンスをしっかりすれば、他のことはうまくいくはず。その考え方とメンタリティを持ち続け、自分が望む場所にたどり着けることを願っているよ」と、自身の状態に自信を得つつ返り咲きを誓っている。 また、今回の会見ではスパーズのチームメイトについても言及。いくつか興味深いエピソードを語った。 今シーズンはインサイドハーフとして躍動の気配を示すMFデヤン・クルゼフスキについては「最高のメンタリティを持つトップクラスのフットボーラーで、今まで見た中で最も体力のあるプレーヤーの一人。彼と一緒にプレーするのは楽しい」と、自身と共にアタッキングサードで違いを生むスウェーデン出身選手を絶賛。 プライベートでも仲が良いFWブレナン・ジョンソンは、ノースロンドン・ダービーでのパフォーマンスをきっかけに誹謗中傷に遭い、SNSから遠ざかった中、直近4試合連続ゴールと決定的な仕事を見せている。 ここ最近同選手に起こった出来事に気を遣いながらも、「4試合連続で得点するのは簡単ではないよ。彼は素晴らしい若者であり友人だから、僕はいつも彼のためにそばにいるよ。僕らにとって本当に脅威を与えられる存在だと思っているし、この調子を維持してくれるといいなと思うよ」と、今後も好調を維持し続けてほしいと語った。 さらに、昨シーズンからファーストチームに絡み始め、17歳ながら今季は本格ブレイクも期待される逸材FWマイキー・ムーア。日々のトレーニングではマディソンが熱心に助言を行う姿も確認されている。 「彼にプレッシャーを感じてほしくない」と兄貴分として過度なプレッシャーを与えたくないとしながらも、その特大のポテンシャルについて饒舌に語った。 「マイキーが初めて昇格したとき、実際どれほど若いのかを自分に言い聞かせなければならなかった。当時彼は16歳で、プレーしているのを見ると、すでに大人のようだった。とても力強く、体が成長するにつれてさらに強くなるばかりだ。本当に末恐ろしいよ。とにかく彼にはたくさんの能力がある」 「まず、彼は素晴らしい青年だよ…。礼儀正しく、行儀の良い若者だね。それは彼の家族の教育の賜物だ。若手が昇格してくると、ベテランのプレーヤーとして最初に認識するのはそういったところなんだ」 「若手が傲慢な態度を取ったり、自分が何者だと思っているのか考えたりするのは望ましくない。そして、ボールを扱う能力も。僕らはトレーニングでそれを見てきたし、スパーズのファンは試合でもっと見たいと思っているはずだけど、僕らはトレーニングでそれをいつも見ている。個人的には、ゲームを愛し、プレーを愛し、タックルを受け、時にはピッチに倒れても何もなかったかのように飛び上がって、またボールをほしがっているように見えるね。だから、彼の旅がどうなるかを見るのが本当に楽しみだし、できる限り彼を助けようとしているんだ」 「いつも彼と少し話をするようにしているんだ。なぜなら、『16歳のジェームズ・マディソンは何を望むだろうか?』と考えるからさ。彼は、ベテランのトップチームのプレーヤーの一人に肩を抱き、男らしく接してもらい。また、彼の成功を加速させ、これから歩む道を歩む手助けをしてもらうことを望んでいるはずだからね。彼はチャンスがあれば、それを活かさなければいけないし、僕は彼がそれをできると確信している。そして、もっと出場時間を増やしたいと熱望しているはずだ。僕はそれを楽しみにしているんだ」 2024.10.03 09:08 Thu4
敵地での快勝に水差す愚行…スパーズがユナイテッド戦での同性愛嫌悪チャントに声明「いかなる差別も許されない」
トッテナムは、29日にオールド・トラッフォードで行われたプレミアリーグ第6節のマンチェスター・ユナイテッド戦で確認された一部アウェイサポーターの問題行為に対して声明を発表した。 トッテナムは今回のビッグマッチをFWブレナン・ジョンソン、MFデヤン・クルゼフスキ、FWドミニク・ソランケのゴールによって3-0の快勝。公式戦4連勝を達成した。 MFブルーノ・フェルナンデスの前半終了間際の退場の影響はあったものの、試合を通して完勝と言える素晴らしいパフォーマンスを披露。だが、ピッチ外ではその快勝に水を差す愚行が確認されたようだ。 トッテナムは同試合後、公式声明を通じてオールド・トラッフォードのアウェイサポーターの一部から同性愛嫌悪の酷い内容のチャントが聞こえたことを報告した。 「クラブは、本日オールド・トラッフォードのアウェイサポーターの一部から同性愛嫌悪の酷いチャントが聞こえたことを認識しています」 「これはまったく容認できない、非常に不快な行為であり、チームへのサポートを示す方法ではありません」 「クラブは警察や警備員と緊密に連携し、チャントを扇動あるいは参加した人物を特定します。制裁および禁止ポリシーに従って、可能な限り最も強力な措置を講じます」 「ホームでもアウェイでも、素晴らしい忠実なサポーターを誇りに思っています。しかし、私たち全員にトッテナム・ホットスパーの大使として行動する責任があり、いかなる差別もクラブに許されません」 2024.09.30 06:15 Mon5