スパーズ、ウドジェに続きサールとの新契約締結に動く…“アンジェ・ボール”支える若き万能型

2023.12.13 23:31 Wed
新生スパーズの中盤支えるサール
Getty Images
新生スパーズの中盤支えるサール
トッテナムがセネガル代表MFパプ・サール(21)との新契約締結に動いているようだ。

今週にイタリア代表DFデスティニー・ウドジェとの新契約を発表したトッテナムは、アンジェ・ポステコグルー監督の下で躍動するもう一人の若手との条件面を改善した新契約締結にも動いているという。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、『The Here We Go Podcast』で、スパーズと21歳MFの状況について言及している。
「彼らが契約を提示したいと考えているもう1人のプレーヤーは、例えばパプ・マタール・サールだ。彼はミッドフィールドで常に非常に良いパフォーマンスを見せており、ほぼ2年前に加入した非常に才能のあるMFであり、現在は新たな契約について話し合う準備ができている」

2022年夏にメスから正式加入となったサールは加入1年目に公式戦17試合に出場。184cmの痩身のMFは、初挑戦のプレミアリーグにおいてフィジカル面で課題を残したものの、アフリカ屈指の若手万能型MFとしての才能の片りんを示した。
そして、オーストラリア人新指揮官を迎えた今シーズンはマンチェスター・ユナイテッド相手に待望の加入後初ゴールを挙げるなど、ここまで公式戦15試合に出場し、1ゴール2アシストを記録。攻守両面で質の高さが光るボックス・トゥー・ボックス型のMFとして新生スパーズの中盤の主軸を担っている。

現行契約は2026年まで残っているものの、このままの活躍が続けばメガクラブからの関心も強まるだけに、クラブは大幅な昇給を念頭においた長期契約での囲い込みを目指す。

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【プレミアリーグ第10節プレビュー】好カード満載の11月初戦、暫定体制ユナイテッドvsチェルシー

先週末に行われた第9節ではアーセナルvsリバプールの上位対決が痛み分けに終わった結果、マンチェスター・シティが首位奪還に成功。未勝利組ではトッテナムを撃破したクリスタル・パレスが待望の今シーズン初勝利を挙げている。 ミッドウィークのEFLカップ(カラバオカップ)を挟んでの開催となる11月最初の一節では14位のマンチェスター・ユナイテッドと、5位のチェルシーが激突する、赤と青の名門対決が最注目カードだ。 ユナイテッドは前節、不振のウェストハム相手に1-2で敗戦。不可解なPK判定が結果に直結した一方、再三の決定機逸が響く形の敗戦となった。この結果を受け、クラブはテン・ハグ監督の解任を決断。1日にはスポルティングCPのアモリム監督の引き抜きを発表し、そのポルトガル人指揮官は今月のインターナショナルマッチウィーク明けから正式に指揮を執る。ファン・ニステルローイ暫定監督の初陣となった直近のEFLカップではレスター・シティ相手にMFカゼミロ、MFブルーノ・フェルナンデスの2ゴールなどで5-2の圧勝。解任ブーストによって上々の内容で白星を取り戻した。その勢いを活かしたいリーグ戦では難敵ブルーズ撃破を狙う。 対するチェルシーは前節、ニューカッスルとの接戦をFWジャクソン、MFパーマーの両エースの活躍によって2-1の勝利。久々のリーグ敗戦からバウンスバックに成功。ただ、そのマグパイズとの連戦となったEFLカップでは先発全員を入れ替えた中で0-2の完敗。FWフェリックスが決定機のいずれかを決めていればという内容ではあったが、全体的にミスも目立っての敗戦となった。大幅なターンオーバーもあって敗戦の影響はさほどないが、暫定体制の赤い悪魔をしっかりと叩いてリーグ連勝を果たしたい。 上位陣では首位のマンチェスター・シティが11位のボーンマスと、2位のリバプールが6位のブライトンとの公式戦連戦、3位のアーセナルが12位のニューカッスル戦、4位のアストン・ビラが8位のトッテナムといずれも難敵との対戦に臨む。 前節、サウサンプトンに競り勝って首位奪還に成功したシティだが、EFLカップではFWハーランドら一部主力の温存や度重なる負傷者の影響で若手や控え選手を積極的に起用したトッテナム戦に1-2で敗戦。今季の公式戦初黒星を喫した。その試合後にグアルディオラ監督が「フィットしているフィールドプレーヤーは13人だけ」と窮状を嘆くなど、代表戦までの残り3試合では厳しいやりくりを強いられる。直近2試合でアーセナル、アストン・ビラ相手に勝ち点を得ている曲者とのアウェイゲームではFWハーランドやここにきて左ウイングで存在感を示し始めるMFマテウス・ヌネスらの活躍に期待だ。 首位から陥落したものの、アーセナル戦では2度のビハインドを撥ね返して敵地から勝ち点1を持ち帰ったリバプールは、ブライトン相手に連勝を狙う。共にメンバーを大幅に入れ替えて戦ったEFLカップではDFクアンサーの軽率なミスなどで2失点を喫したが、FWガクポの圧巻の2ゴールなどで3-2の勝利。ディフェンディングチャンピオンらしい勝負強さを発揮した。今節はDFファン・ダイクやFWサラーといった主力がスタメン復帰し、今度はアンフィールドでシーガルズ撃破を目指す。なお、MF遠藤航は再びベンチからチャンスを窺うことになる。 対するブライトンはEFLカップの敗戦に加え、リーグ前節はウォルバーハンプトン相手に終盤の連続失点で2点差を追いつかれてドローに終わる失態を演じており、今回のリバプール戦ではなんとか勝ち点3を持ち帰りたいところだ。スタメン復帰が見込まれるMF三笘薫にはカップ戦の後半終盤戦に見せた積極的な仕掛けに加え、相手の攻撃のキーマンの一人であるDFアレクサンダー=アーノルドのケアという仕事をしっかりこなしたい。 アーセナルは難所セント・ジェームズ・パークに乗り込むマグパイズとの一戦でリーグ3戦ぶりの白星を目指す。リバプールとの前節は後半の急失速によって2度のリードを守り切れず、ホームで悔しい勝ち点逸に。それでも、直近のプレストン戦では悩めるFWガブリエウ・ジェズスの今季初ゴールに、17歳MFヌワネリの鮮烈なゴールなど控え選手たちの活躍で3-0の完勝。悪い流れを払しょくした。サスペンション明けのDFサリバが復帰も、軽傷を負うDFガブリエウの復帰は微妙なところで、FWイサクら前線にタレントを擁する相手に守備陣のパフォーマンスが勝利のカギを握る。 アストン・ビラは前節、ボーンマス相手に後半ラストプレーで追いつかれて痛恨の1-1のドロー。さらに、大幅なターンオーバーを敢行したEFLカップではクリスタル・パレスにホームで1-2の敗戦。リーグ第2節のアーセナル戦以来、今季公式戦2敗目を喫した。ここにきて疲労感が出始めてパフォーマンスが低下する中、難敵とのアウェイゲームで白星を取り戻せるか。 一方、前節はクリスタル・パレス相手に0-1のスコア以上の完敗で初白星を献上したスパーズだが、EFLカップではシティ相手に悩めるFWヴェルナーの今季初ゴールにMFサールの鮮烈なゴールによって2-1の勝利。強豪撃破でリバウンドメンタリティを示した。ただ、同試合では主力クラスを起用し、DFファン・デ・フェンが負傷。同じく軽度のトラブルで交代したDFロメロ、ヴェルナーに関しては起用できる可能性はあるものの、FWソランケらフル稼働の選手が中2日で臨む一戦はタフなものとなる。負傷明けのFWソン・フンミンやMFマディソンら休養十分の選手たちの躍動が勝ち点3奪取のカギを握る。 直近公式戦連勝でようやく本調子を取り戻し始めたMF鎌田大地擁する17位のクリスタル・パレスは、19位のウォルバーハンプトンとの下位対決で3連勝を狙う。前述のアストン・ビラとのEFLカップでは途中出場で失点に関与したものの、見事なミドルシュートを決めて決勝点を挙げた鎌田。今節はMFエゼ、MFウォートンとシャドー、セントラルMFの主力2選手がケガで不在となるため、スタメン復帰の可能性は高い。ここで再び結果を残してポジション奪取へアピールしたいところだ。 DF菅原由勢の在籍する最下位のサウサンプトンは、16位のエバートンとの下位対決で今季初白星を狙う。前節はシティ相手に善戦しながらも前半序盤の失点が響いて0-1の敗戦。泥沼のリーグ4連敗に。それでも、EFLカップではストーク・シティ相手に菅原がPK奪取、スーパークリアの決定的な活躍をみせ、3-2の勝利に貢献。対戦相手のエバートンはEFLカップ3回戦でPK戦の末に破っている相手であり、今回の試合でも白星をもぎ取りたい。 《プレミアリーグ第10節》 ▽11/2(土) 《21:30》 ニューカッスル vs アーセナル 《24:00》 ボーンマス vs マンチェスター・シティ イプスウィッチ vs レスター・シティ リバプール vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン ノッティンガム・フォレスト vs ウェストハム サウサンプトン vs エバートン 《26:30》 ウォルバーハンプトン vs クリスタル・パレス ▽11/3(日) 《23:00》 トッテナム vs アストン・ビラ 《25:30》 マンチェスター・ユナイテッド vs チェルシー ▽11/4(月) 《29:00》 フルアム vs ブレントフォード 2024.11.02 12:30 Sat
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「勝てないなら負けないことが重要」アウェイでユナイテッドに追いつきドロー、マレスカ監督はカイセドを称える「いかに優れているかを見せている」

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督がマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 3日、チェルシーはプレミアリーグ第10節でユナイテッドとアウェイで対戦。試合は互いに譲らない展開となった中、70分にPKを与えてしまい、ブルーノ・フェルナンデスに決められてしまう。 しかし、74分にモイセス・カイセドがCKの流れから浮き球を豪快にボレーで叩き込み同点。1-1のドローに終わった。 ビッグマッチで勝ち点1を持ち帰ることとなったマレスカ監督。チームとして追いついての勝ち点1を持ち帰ることができたことを称えた。 「全体的に試合をうまくコントロールできたと思う。特にカウンターアタックでチャンスを与えてしまうことは分かっていた。ラッシュフォードとガルナチョの背後にいる選手たちのスキルを考えれば当然だ」 「このスタジアムで、このチームと対戦して最も難しいことをやってのけたと思う。それは、相手に得点された後に追いつくことだ。負けていたが追いつき、1-1になった後、試合に勝ちたいという気持ちから、最後の5分か10分で自分たちを曝け出しすぎてしまった」 「全体的には満足している。イタリアでは、勝てないなら負けないことが重要だとよく言っていた。結局、試合に勝つために全力を尽くした。勝てなかったが、この方向で進むことが重要だ」 また、この試合で貴重な同点ゴールを記録したカイセドについても言及。能力を見せつけていると称えながらも、まだまだフィットには時間がかかるので見守っていくべきだと語った。 「我々が到着して以来、モイ(モイセス・カイセド)は素晴らしい活躍を見せている。選手も人間であり、多少の浮き沈みがあることは普通のことだ。モイは大きく成長している。我々は彼や他の選手たちと一緒に時間を過ごし、成長させようと努めている。モイは自分がいかに優れているかを見せつけている」 「サッカーでは1+1が2ではないことがほとんどだ。彼がブライトンでとても優秀だったからと言って、チェルシーに入団したら自動的にブライトン時代と同じぐらい優秀になるというわけではない」 「彼には適応するためにもう少し時間が必要だ。チェルシーはビッグクラブで、世界でも最高のクラブの1つだ。影響を与えることは肝がんではないし、チェルシーに入団しても、自動的にはそうならない。おそらく少し時間が必要だろうが、今、モイは自分がどれほど優れているか、今年はどれほど優れているかを示している」 「私はプレミアリーグで最高のチームの1つを率いていると思う。それは間違いない。そしてモイはそのチームの一員だ。とても優秀なチームなので、私はチームを愛している」 「私にとって、我々はプレミアリーグで最高のチームの1つだが、何度も言ってきたように、才能だけでは十分ではない。もっと頑張らなければならないが、我々は正しい方向に進んでいる」 <span class="paragraph-title">【動画】カイセドが見事なボレーで同点!マレスカ監督も称える</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/jaQSKSaAEz">pic.twitter.com/jaQSKSaAEz</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1853139008995639760?ref_src=twsrc%5Etfw">November 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.04 12:25 Mon

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