今季ワースト3連敗で6戦未勝利のスパーズ、ポステコグルー監督は機能せずの布陣変更、負傷者の状況を説明
2025.01.20 15:05 Mon
グレイを労うポステコグルー監督
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、今シーズンのワーストとなる3連敗を喫したエバートン戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。
トッテナムは19日、グディソン・パークで行われたプレミアリーグ第22節でエバートンと対戦し、2-3で敗れた。
ファーストチーム登録の10選手を負傷で欠く苦しい台所事情のなか、この試合では見慣れない[3-4-2-1]の布陣でスタート。しかし、立ち上がりから相手の圧力を受けると、12分と30分、前半アディショナルタイムに3失点。
迎えた後半、FWリシャルリソンの投入で[4-3-3]に布陣を戻したが、流れは好転させられず。後半半ばを過ぎてFWマイキー・ムーアの投入でリズムを掴むと、MFデヤン・クルゼフスキ、リシャルリソンのゴールで1点差まで詰め寄ったが、デイビッド・モイーズ新体制2試合目のトフィーズに初白星を献上。これで6戦未勝利のチームは15位に転落した。
同試合後、ポステコグルー監督は厳しい台所事情で苦肉の策として用いたシステム変更を含め、自身の采配が厳しい前半のパフォーマンスをもたらしたと反省の弁を述べた。
「私には11人の健康なプレーヤー(皮肉)がおり、それ(布陣変更)は我々が現時点でプレー可能なプレーヤーを構造に適合させる方法を見つけようとする方法だった。プレーヤーは十分に努力したが、うまくいかなかった」
この試合では直近のノースロンドン・ダービーからFWドミニク・ソランケ、FWブレナン・ジョンソン、MFイヴ・ビスマの3選手が負傷によって欠場。その3選手に関してはビスマが週末のレスター・シティ戦で復帰の可能性はあるものの、アタッカー2人は数週間の離脱となる見込みであることを明かした。
「ドム(ソランケ)に関してはよくあることで、彼は自分でシュートを打とうとして(ヒザを)捻っただけで深刻なものではないと思うが、私が聞いたところによると、この段階ではおそらく数週間だ」
「(ブレナン・ジョンソンは)おそらく3週間か4週間だ。先日のアーセナル戦の後半に彼は痛めた。ビスは打撲を負っているが、来週末には回復することを期待している」
この緊急事態を受けて、今冬の移籍市場ではGKアントニン・キンスキーに続く複数名の新戦力補強が急務となる。
そのリクルートの動きについて問われた指揮官は「クラブも我々の状況をよく理解していて、最善を尽くしてくれていると思う。私が知る限り、現時点で差し迫ったことは何もないが、今から移籍期間の終わりまでに何かが起こることを期待している」と、具体的な段階には進んでいないものの選手獲得の可能性を認めている。
最後に、泥沼の状況が続くなかで逆境を乗り越えるためのモチベーションについて問われると、リーグ戦では厳しい状況ながら3つのカップ戦を含めタイトル獲得への意欲を示した。
「(モチベーションは)たくさんある。クラブ、ファン、シーズン。今シーズンはまだ4つの大会に残っている。カラバオカップでは準決勝に進み、ヨーロッパのビッグゲームが2つ控えており、FAカップもまだ残っている。リーグの順位は控えめに言っても決して良いとは言えねいし、それを改善する必要がある」
「そうすれば、最終的には(負傷から)プレーヤーが戻ってくる。これを乗り越えるモチベーションを我々は持っているし、プレーヤーが戻ってきた時に、今シーズンから何か大きな成果を上げることができるはずだ」
トッテナムは19日、グディソン・パークで行われたプレミアリーグ第22節でエバートンと対戦し、2-3で敗れた。
ファーストチーム登録の10選手を負傷で欠く苦しい台所事情のなか、この試合では見慣れない[3-4-2-1]の布陣でスタート。しかし、立ち上がりから相手の圧力を受けると、12分と30分、前半アディショナルタイムに3失点。
同試合後、ポステコグルー監督は厳しい台所事情で苦肉の策として用いたシステム変更を含め、自身の采配が厳しい前半のパフォーマンスをもたらしたと反省の弁を述べた。
「前半は良くなかった。そのほとんどは私のせいだと思う。チームを変え、構造を変えた。プレーヤーの可用性という点でいくつかの挫折があり、試合をコントロールするのに苦労し、エバートンにそれを利用させてしまった。明らかにハーフタイムには山を登らなければならなかった。プレーヤーは最後まで頑張り続けたが、結局は及ばなかった」。
「私には11人の健康なプレーヤー(皮肉)がおり、それ(布陣変更)は我々が現時点でプレー可能なプレーヤーを構造に適合させる方法を見つけようとする方法だった。プレーヤーは十分に努力したが、うまくいかなかった」
この試合では直近のノースロンドン・ダービーからFWドミニク・ソランケ、FWブレナン・ジョンソン、MFイヴ・ビスマの3選手が負傷によって欠場。その3選手に関してはビスマが週末のレスター・シティ戦で復帰の可能性はあるものの、アタッカー2人は数週間の離脱となる見込みであることを明かした。
「ドム(ソランケ)に関してはよくあることで、彼は自分でシュートを打とうとして(ヒザを)捻っただけで深刻なものではないと思うが、私が聞いたところによると、この段階ではおそらく数週間だ」
「(ブレナン・ジョンソンは)おそらく3週間か4週間だ。先日のアーセナル戦の後半に彼は痛めた。ビスは打撲を負っているが、来週末には回復することを期待している」
この緊急事態を受けて、今冬の移籍市場ではGKアントニン・キンスキーに続く複数名の新戦力補強が急務となる。
そのリクルートの動きについて問われた指揮官は「クラブも我々の状況をよく理解していて、最善を尽くしてくれていると思う。私が知る限り、現時点で差し迫ったことは何もないが、今から移籍期間の終わりまでに何かが起こることを期待している」と、具体的な段階には進んでいないものの選手獲得の可能性を認めている。
最後に、泥沼の状況が続くなかで逆境を乗り越えるためのモチベーションについて問われると、リーグ戦では厳しい状況ながら3つのカップ戦を含めタイトル獲得への意欲を示した。
「(モチベーションは)たくさんある。クラブ、ファン、シーズン。今シーズンはまだ4つの大会に残っている。カラバオカップでは準決勝に進み、ヨーロッパのビッグゲームが2つ控えており、FAカップもまだ残っている。リーグの順位は控えめに言っても決して良いとは言えねいし、それを改善する必要がある」
「そうすれば、最終的には(負傷から)プレーヤーが戻ってくる。これを乗り越えるモチベーションを我々は持っているし、プレーヤーが戻ってきた時に、今シーズンから何か大きな成果を上げることができるはずだ」
アンジェ・ポステコグルー
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