セルティックを4連覇に導いたロジャーズ監督がリーグ年間最優秀監督に選出「我々全員にとっての栄誉」
2025.05.13 22:00 Tue
今季はシーズン3冠狙う
セルティックを4連覇に導いたブレンダン・ロジャーズ監督が、2024-25シーズンのスコティッシュ・プレミアシップ最優秀監督に選出された。
アンジェ・ポステコグルー監督の後任として2023年夏に古巣帰還を果たしたロジャーズ監督。復帰1年目はリーグ3連覇とともにスコティッシュ・カップの国内2冠を達成した。
就任2年目の今シーズンは最大のライバルであるレンジャーズの低迷もあって序盤から首位を維持し、先日のダンディー・ユナイテッド戦の快勝によって4試合を残してリーグ4連覇を成し遂げた。さらに、24日に行われるスコティッシュ・カップ決勝ではシーズン3冠を目指す。
今シーズンは9月と11月に2度の月間最優秀監督賞を受賞していたなか、通算3度目の年間最優秀監督に選出されたロジャーズ監督は、受賞の喜びを語っている。
「この賞を受け取ることは本当に光栄だ。これは我々全員にとっての栄誉だ。選手、私のチームメイト、そしてクラブスタッフ全員がシーズンを通して懸命に働き、高いレベルの一貫性と成功をもたらしてくれた」
「我々は毎シーズン開幕時に、エキサイティングで攻撃的な、そして勝利に満ちたフットボールをファンのみなさんにお届けすることを目標としてきた。今年もそれを達成できたことをうれしく思う」
アンジェ・ポステコグルー監督の後任として2023年夏に古巣帰還を果たしたロジャーズ監督。復帰1年目はリーグ3連覇とともにスコティッシュ・カップの国内2冠を達成した。
就任2年目の今シーズンは最大のライバルであるレンジャーズの低迷もあって序盤から首位を維持し、先日のダンディー・ユナイテッド戦の快勝によって4試合を残してリーグ4連覇を成し遂げた。さらに、24日に行われるスコティッシュ・カップ決勝ではシーズン3冠を目指す。
「この賞を受け取ることは本当に光栄だ。これは我々全員にとっての栄誉だ。選手、私のチームメイト、そしてクラブスタッフ全員がシーズンを通して懸命に働き、高いレベルの一貫性と成功をもたらしてくれた」
「我々はシーズンを通して素晴らしいパフォーマンスと素晴らしい成績を残し、それがプレミアリーグのタイトル獲得の礎となった」
「我々は毎シーズン開幕時に、エキサイティングで攻撃的な、そして勝利に満ちたフットボールをファンのみなさんにお届けすることを目標としてきた。今年もそれを達成できたことをうれしく思う」
ブレンダン・ロジャーズの関連記事
セルティックの関連記事
スコティッシュ・プレミアシップの関連記事
記事をさがす
|
ブレンダン・ロジャーズの人気記事ランキング
1
「最高の気分だ」リーグ4連覇達成のセルティック、ロジャーズ監督も喜び「本当に素晴らしいシーズン」
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、スコティッシュ・プレミアシップ4連覇をを喜んだ。 26日、スコティッシュ・プレミアシップ第34節でダンディー・ユナイテッドとのアウェイゲームに臨み、0-5で勝利を収めた。 日本代表FW前田大然、MF旗手怜央も先発した試合。王手をかけた中で迎えた試合は、30分にオウンゴールで先制すると、38分、45+3分にニコラス・キューンが連続ゴール。後半も47分と58分にアダム・イダーが連続ゴールを記録し、0-5で圧勝となった。 4年連続通算55回目の優勝を果たしたセルティック。ロジャーズ監督はアウェイでの優勝決定を振り返り、チームンが良いパフォーマスを見せたことを喜んだ。 「セルティックの一員であることは、まさにこういった感覚だ。最高の気分だ」 「シーズンを通して本当にハードワークを重ねてきたが、今日ほど失点が少ないタフなチームと対戦できたことは、特にそうだった」 「しかし、肝心な場面であのようなパフォーマンスを見せられたことは、本当に特別なことだった」 「クラブでは毎年成長を望むが、このチームがそれを成し遂げたことに私は全く疑いを持っていない」 また、今シーズンは3冠も迫っており、チャンピオンズリーグ(CL)でもプレーオフにまで進出。進歩を見せているとした。 「ヨーロッパでは少し進歩があった。セルティックが国内で圧倒的な強さを見せているのに、ヨーロッパの舞台で我々が打ち負かされるようなことはない。我々は本当に良いプレーを見せ、とても競争力があった」 「それが我々が設定した基準であり、この精神をこれからも高めていきたいと思っている」 「素晴らしいパフォーマンスだった。チーム全体として、彼らは必要な時に力を発揮してくれた。我々のサッカーのレベルを考えれば、リーグ戦で本当に素晴らしいシーズンだったと言えるだろう」 スコティッシュカップの決勝は5月24日。それまではリーグ戦が4試合残っており、5月4日にはレンジャーズとの“オールドファーム”が控えている。 ロジャーズ監督は、まずはこの優勝を喜びたいとし、レンジャーズ戦でも良い結果を残したいと語った。 「来週の日曜日まで試合はないので、ここから数日間は本当に楽しむことができる。今日は、我々にとって特別な日だった」 「サポーターのみんながアウェイでチームに満足し、心から楽しんでくれることを願っている」 「再び集中力を高め、アイブロックスで再び良いパフォーマンスを見せられるように頑張る」 <span class="paragraph-title">【動画】前田大然が2アシスト、セルティックが4連覇達成</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TRgGOEcymIA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.27 14:10 Sun2
今季ゴール量産の前田大然にリバプールやアーセナルなどプレミアの複数クラブが関心か? 移籍金は48.3億円程度
今シーズンのセルティックで多大なる活躍を見せている日本代表FW前田大然(27)にプレミアリーグのビッグクラブが関心を持っているという。イギリス『TBR』が伝えた。 2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックに加入した前田。今シーズンは公式戦47試合で33ゴールを記録。スコティッシュ・プレミアシップでは16ゴールを記録し、得点ランキングトップに立つとともに、シーズンMVPの最終候補に残っている。 左ウイングを主戦場としていた前田は、1月に日本代表FW古橋亨梧がスタッド・レンヌへと完全移籍したことを受けて中央でのプレーが増えることに。すると一気にゴールを量産し、1つステップを登った形となっている。 前田とセルティックの契約は2027年夏までとなっており、ブレンダン・ロジャーズ監督も今夏の移籍の可能性を示唆していたが、プレミアリーグからの関心が高まっているという。 前田の獲得に関心を持っているのは、アーセナル、リバプール、チェルシー、トッテナム・ホットスパーとのこと。さらに、アストン・ビラやブレントフォード、フルアム、クリスタル・パレス、ウェストハム、リーズ・ユナイテッドなども興味を持っているという。 前田の移籍金は約2500万ポンド(約48億3000万円)と見られており、プレミアリーグのクラブであれば手が出せる金額。前田自身は「ここにいる間は、常にセルティックのために戦い、プレーしたいと思っています。チームのために集中してプレーし続けたいです」と、セルティックのためにプレーすることを口にしていたが、セルティックが最後のクラブになるかという質問には「うーん、よく分かりません。難しい質問ですね」と、残留を明言せず、高みを目指していくことは間違いないと見られている。 2025.05.02 16:45 Fri3
リバプールやストークでもプレー…スウォンジーのウェールズ代表MFジョー・アレンが今季限りで現役引退
スウォンジー・シティは2日、ウェールズ代表MFジョー・アレン(35)の現役引退を発表した。 スウォンジーの下部組織出身のジョー・アレンは、2007年7月にファーストチームに昇格。2008年10月にはレクサムへとレンタル移籍を経験すると、2012年8月にリバプールに完全移籍する。 ブレンダン・ロジャーズ監督の下ではゲームメーカーとしてプレーするも、ユルゲン・クロップ監督就任後は出番が激減。すると、自らが知らないところで移籍の話が進み、2016年7月にストーク・シティへと完全移籍する。 ストークで長らくプレーすると、2022年7月にスウォンジーに完全移籍してプレーした。 スウォンジーでは公式戦通算229試合に出場し11ゴール14アシスト。ストークでは221試合に出場し20ゴール18アシストを記録。リバプールでは132試合で7ゴール3アシストを記録していた。 プレミアリーグ通算199試合16ゴール11アシスト、チャンピオンシップ(イングランド2部)では292試合17ゴール18アシストを記録。タイトルはスウォンジー時代の2007-08シーズンのイングランド3部優勝のみとなった。 ウェールズ代表としても2016年のユーロや2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場し、76試合に出場し2ゴールを記録。2023年に代表引退を表明したが、2024年に電撃復帰。3月の2026北中米W杯欧州予選でもプレーしていた。また、2012年のロンドン・オリンピックではイギリス代表としてもプレーしていた。 ユース時代から過ごしたスウォンジーはジョー・アレンへメッセージを送っている。 「本人は常に謙虚にスポットライトや称賛を避けてきたが、スウォンジー・シティでプレーした最高の選手の1人として間違いなく記憶されるだろうし、ウェールズ代表の偉人の殿堂における彼の地位は疑う余地もない」 「スウォンジー・シティに関係するすべての人にとって、ジョーは常に我々の仲間の1人だが、ウェールズのサッカーコミュニティの多くの皆さんが、我々が「ディオルチ・ジョー」と言うだけで、私たちと同じ気持ちになることを知っている」 「クラブの全員がジョーの長年の貢献に感謝し、彼と彼の家族の引退後の幸せを祈っている。一度ジャックなら、いつだってジャックだ」 2025.05.02 21:25 Fri4
岩田智輝が三好康児去った英3部バーミンガム加入! 今夏加入の横山歩夢と共闘へ
EFLリーグ1(イングランド3部)のバーミンガム・シティは30日、セルティックからDF岩田智輝(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「24」に決定。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 セルティックで不遇をかこったなか、移籍市場最終日にイングランド行きが決まった27歳DFは、クラブ公式チャンネル『BluesTV』を通じて早くもプレーへの渇望を示している。 「ここに来られてとても嬉しいです。できるだけ早くピッチで自分のプレーを見せたいです」 2022シーズンの明治安田生命J1リーグでMVPを獲得し、横浜F・マリノスの優勝に貢献した岩田。2023年1月にセルティックへとレンタル移籍すると、2023年7月には完全移籍に切り替わった。 横浜FMではセンターバックとしてプレーした中、セルティックではボランチでの起用が多くなる。横浜FMで指導を受けたアンジェ・ポステコグルー監督の下で出番が見込まれたものの、そのオーストラリア人指揮官はトッテナムへステップアップ。すると、後任のブレンダン・ロジャーズ監督の下では出番が限られることに。これまでセルティックで42試合1ゴール3アシストを記録しているが、今シーズンはまだピッチに立っていなかった。 なお、新天地のバーミンガムは岩田の加入直前にMF三好康児のボーフム移籍が発表されたが、今夏はサガン鳥栖からFW横山歩夢が加入しており、引き続き日本人2選手がプレーする形となる。 バーミンガムの指揮を執るのは、39歳の青年指揮官であるクリス・デイビス監督。かつてはセルティックやレスター・シティ時代のロジャーズ監督のアシスタントコーチを務め、昨シーズンはポステコグルー監督の下でトッテナムでアシスタントコーチを務めており、岩田についてロジャーズ監督やポステコグルー監督に何か聞いている可能性はありそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】笑顔が印象的なバーミンガム加入発表に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="und" dir="ltr">It’s <a href="https://twitter.com/hashtag/TimeForTomoki?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#TimeForTomoki</a> <a href="https://t.co/b6M8dves3l">pic.twitter.com/b6M8dves3l</a></p>— Birmingham City FC (@BCFC) <a href="https://twitter.com/BCFC/status/1829643528290308507?ref_src=twsrc%5Etfw">August 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.31 07:57 Sat5
リーグ4連覇のセルティックに大打撃…ジョタが右ヒザの重傷で最大9カ月離脱と指揮官が明かす「良いニュースではない」
スコティッシュ・プレミアシップで4連覇を果たしたセルティックだが、ポルトガル人FWジョタが長期離脱することとなった。 2021年にベンフィカから加入したジョタ。2022年7月に完全移籍すると、2023年7月にはアル・イテハドへと完全移籍した。 しかし、サウジアラビアでは全く構想に入っておらず、2024年8月にスタッド・レンヌへと完全移籍。しかし、フランスでも不遇の時間を過ごし、1月にセルティックへと完全移籍で戻ってきた。 セルティック復帰後はスコティッシュ・プレミアシップで10試合に出場し4ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)でも2試合に出場するなどチームを支えていたが、4月26日に行われたダンディー・ユナイテッド戦では35分で負傷交代。チームは4連覇を果たした中、試合後には松葉杖姿が目撃されていた。 ブレンダン・ロジャーズ監督はジョタの状態について言及。右ヒザに重傷を負い、長期離脱することになると明かした。 「残念ながら、彼にとっても我々にとっても良いニュースではない」 「それほどひどい状態には見えなかったが、検査の結果、おそらく6~9カ月は欠場することになりそうだ」 「彼は十字じん帯を損傷し、他にも少しケガを負った。彼はそれについてとても前向きで、達観した様子だった」 2025.05.02 23:40 Friセルティックの人気記事ランキング
1
華麗なダイレクトパス交換から旗手怜央が鮮やかミドルでリーグ戦10点目! 4連覇凱旋試合で見事なゴール
セルティックの日本代表MF旗手怜央が今季のリーグ戦10点目を記録した。 10日、スコティッシュ・プレミアシップ第36節でセルティックはホームにハイバーニアンを迎えた。 4連覇を達成して最初のホームゲームとなったセルティック。旗手と前田大然は揃って先発出場を果たす。 試合はマーティン・ボイルのゴールデハイバーニアンが先制するも、セルティックはニコラス・キューン、アダム・イダーのゴールで前半のうちに逆転に成功。すると58分に旗手が見せる。 中盤でボールを持った旗手が縦パスを入れると、ここからセルティックの攻撃のスイッチが入ることに。ボックス内左からの前田のクロスはGKに対応されるも、ファーサイドでキューンがつなぎ、カラム・マクレガー、アルネ・イーグルスとダイレクトでパスを回すと、旗手もダイレクトシュート。これがゴール右に突き刺さり、セルティックが3点目を奪った。 華麗なるパス回しからの旗手のゴール。これでリーグ戦では10点目となり、2桁に到達。チャンピオンズリーグ(CL)でも1ゴールを決めており、今シーズンのゴール数は11点となった。 <span class="paragraph-title">【動画】華麗なダイレクトパス交換から最後は旗手怜央がダイレクトミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SJncFKqlNDk";var video_start = 223;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.11 16:45 Sun2
旗手怜央にセリエAから関心? ウディネーゼがスカウト派遣した試合で2ゴール1アシストの大暴れ…
セルティックの日本代表MF旗手怜央(27)だが、セリエAからの関心があるようだ。 イギリス『スコティッシュ・サン』によると、ウディネーゼが獲得に関心を持っているとのこと。旗手のプレーをチェックするため、セルティックの試合にスカウトを派遣していたという。 川崎フロンターレから2022年1月にセルティックに完全移籍した旗手は、3シーズン半を過ごそうとする中で、公式戦140試合で26ゴール28アシストとを記録している。 2023年9月には3年の契約延長を果たしており、2028年夏まで契約が残っている中、フランスやドイツからも関心が持たれているという。 ウディネーゼがスカウトを派遣していた試合は4月12日のキルマーノック戦だったようで、この試合で旗手は先発出場すると2ゴール1アシストの大暴れ。5-1の圧勝に貢献し、スカウトの目にも止まったという。 川崎フロンターレからは140万ポンド(約2億7000万円)で旗手を獲得したセルティック。今夏の売却となれば、高額の移籍金を手にすることができるが、旗手も夢と語っていた5大リーグに挑戦なるだろうか。 2025.05.10 23:50 Sat3
旗手怜央が今季リーグ10点目! 前田大然もフル出場のセルティックが優勝決定後のホームゲームで逆転勝利【スコティッシュ・プレミアシップ】
セルティックは10日、スコティッシュ・プレミアシップ第36節でハイバーニアンとのホームゲームに臨み、3-1で勝利した。なお、FW前田大然はフル出場、MF旗手怜央は80分までプレーした。 前節、レンジャーズとのオールドファームを1-1のドローで終えたセルティック。今節は優勝決定後初のセルティック・パークでハイバーニアンを迎え撃った。前田と旗手は引き続きスタメンを飾った。 立ち上がりから押し込む入りを見せたセルティックは旗手やイダーが積極的にボックス付近で足を振っていく。以降も旗手と前田の連携からイダーのチャンスを演出するなど上々の流れで進めていく。 しかし、25分にはロングボールで右サイドを攻略されると、ボックス内でのトラスティのクリアがブロックされてボイルに先制点を決められる。 まさかのビハインドを背負ったホームチームはここから攻勢を強め、旗手らがフィニッシュに繋げていく。そんななか、前半終盤の41分にはラルストンの背後へ蹴り込んだボールに対してイダーがうまくDFとGKを引き付ける形で連係ミスを誘発。ボックス内で完全にGKと入れ替わったキューンが無人のゴールへシュートを流し込む。 さらに、45分にはキューンのパスでボックス右に抜け出したイダーが冷静にシュートをゴールネットへ流し込み、瞬く間の連続ゴールによって前半のうちに試合を引っくり返した。 2-1のスコアで折り返したフープス。後半は冷静にゲームをコントロールしていく。 そんななか、58分には鮮やかな崩しから日本人MFにゴールが生まれた。左サイドからのクロスを相手GKがはじいたところをボックス付近で回収したセルティックは中央での細かいパス交換から、最後はマクレガーの丁寧なラストパスに反応した旗手が抑えの利いた右足ダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺し、今季リーグ戦ゴールを2桁の大台にのせた。 この旗手の3点目で完全に勝利を決定づけたセルティックは以降も果敢にゴールに迫りつつ、相手のカウンターを冷静に撥ね返していく。後半半ばを過ぎて主力がベンチに下がると、殊勲の旗手も80分にイダーとともにベンチへ下がった。 その後、得点王へゴールがほしい前田は最後まで積極的にゴールを狙ったが、チーム4点目を挙げることはできず。それでも、優勝決定後のホームゲームで逆転勝利を飾っている。 セルティック 3-1 ハイバーニアン 【セルティック】 ニコラス・キューン(前41) アダム・イダー(前45) 旗手怜央(後13) 【ハイバーニアン】 マーティン・ボイル(前25) 2025.05.11 01:43 Sun4
セルティックが王者として臨んだオールドファームはドロー…前田大然は同点弾起点もラストプレーでの逆転ゴール逃す【スコティッシュ・プレミアシップ】
セルティックは4日、スコティッシュ・プレミアシップ第35節でレンジャーズとのアウェイゲームに臨み、1-1で引き分けた。FW前田大然とMF旗手怜央はフル出場した。 前節、前田の2アシストの活躍などでダンディー・ユナイテッドに快勝しリーグ4連覇を達成したセルティック。王者として臨んだ初のリーグ戦では宿敵レンジャーズとのオールドファームを戦った。このダービーマッチで前田と旗手はいずれもスタメン起用となった。 立ち上がりからオープンな攻防が繰り広げられていく。ホームのレンジャーズがより効果的にフィニッシュまで繋げていく一方、セルティックも前田と旗手がボックス付近でアクセントを付けてイダーらのチャンスを演出していく。 前半半ば過ぎの25分には自陣左サイドで与えたFKからタヴァーニアのクロスをゴール前のラスキンに頭でゴールネットに流し込まれたが、ここはオフサイド判定で事なきを得た。 前半半ばから終盤にかけても互いにセットプレーを軸にチャンスを作り合う状況が続いたなか、前半終盤には両者の明暗が分かれた。43分、旗手のスルーパスでボックス内に抜け出したイダーがGKとの一対一でチップキック気味のシュートを放ったが、これはGKケリーの好守に遭う。 すると、直後の44分にはカウンターからディマンデのスルーパスに抜け出したデサースにボックス内へ持ち込まれてゴール右隅にシュートを打たれると、これがゴール右隅に決まった。 1点ビハインドで試合を折り返したセルティック。後半は相手のカウンターに手を焼きながらもボールを保持して押し込む展開に。 そんななか、58分には左サイドで背後を取った前田がゴールライン際で内側に切り込んでいく。タッチが大きくなって相手のクリアに遭うも、これをブロックしたボールがボックス中央のイダーに収まると、イダーの反転シュートがゴールネットに突き刺さる。当初、オフサイドポジションの前田がGKケリーのプレーに影響を与えたとの判定でオフサイドとなったが、視界に入っていなかったこともありゴールが認められた。 前田も絡んだイダーのゴールで1-1のスコアに戻したフープス。以降はより勝利がほしいホームチームの攻勢に晒されるが、要所を締める守備で2失点目は許さない。また、ロジャーズ監督はフォレスト、エンゲルス、テイラーをベンチに下げてベルナルド、ヤン・ヒョンジュン、シュラップとフレッシュな選手をピッチに送り出した。 後半終盤にかけても一進一退の攻防が続いたなか、1-1のまま突入した後半アディショナルタイムのラストプレーで前田に大きな見せ場が訪れた。97分、カウンターから左サイドのスペースに飛び出した前田が快足を飛ばしてゴール前まで持ち込んだが、GKとの一対一で放ったシュートはGKケリーの正面を突いて劇的逆転ゴールとはならず。 そして、試合はこのままタイムアップを迎えて白熱のオールドファームはドロー決着となった。 レンジャーズ 1-1 セルティック 【レンジャーズ】 シリル・デサース(前44) 【セルティック】 アダム・イダー(後13) 2025.05.04 22:06 Sun5