【プレミア注目プレビュー】3戦ぶり白星狙う首位レッズが満身創痍のスパーズに挑む

2024.12.22 16:00 Sun
注目のビッグ6直接対決
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注目のビッグ6直接対決
プレミアリーグ第17節、トッテナムvsリバプールが、日本時間22日25:30にトッテナム・ホットスパー・スタジアムでキックオフされる。混戦模様の優勝争い、ヨーロッパ出場争い戦う両雄による、注目のビッグ6直接対決だ。

10位のトッテナム(勝ち点23)は前節、サウサンプトン相手にマディソンの2ゴールなど前半に5ゴールを叩き込んで5-0の完勝。公式戦6試合ぶりの勝利で長いトンネルを抜けた。続くEFLカップ(カラバオカップ)ではマンチェスター・ユナイテッドとの壮絶な打ち合いを4-3で制し、公式戦連勝とともにベスト4進出を決めた。

離脱者続出の逆境のなか、多くの控え選手やティーンエイジャーの台頭によって土壇場の底力を示し、ヨーロッパの争いに踏みとどまっているが、年末年始の超過密日程に向けてチームニュースに関してポジティブな材料は少なく、中2日で迎える首位チームとの一戦は非常にタフなものになるはずだ。
一方、1試合未消化ながら2位のチェルシーに2ポイント差に迫られるリバプール(勝ち点36)は、ニューカッスル戦に続き前節のフルアム戦を2-2のドローで終えた。開始早々の失点にDFロバートソンの退場が響いたなか、2度のビハインドを追いつく気概を示したが、ホームで痛い取りこぼしに。

それでも、大幅なターンオーバーを敢行した直近のEFLカップではサウサンプトンに2-1の勝利。若手の積極起用に遠藤航を可変式のセンターバックで起用するオプションが見事に機能し、その日本代表がマン・オブ・ザ・マッチに輝いた一戦で白星を取り戻した。対戦相手と異なりここにきて続々と負傷者が復帰しており、今回のアウェイゲームでは休養十分のサラーら主力の活躍で手負いの相手から3試合ぶりの勝利をつかみ取りたい。
◆トッテナム◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:フォースター
DF:ペドロ・ポロ、ドラグシン、グレイ、ウドジェ
MF:サール、ビスマ
MF:ブレナン・ジョンソン、クルゼフスキ、ソン・フンミン
FW:ソランケ

負傷者:GKヴィカーリオ、DFファン・デ・フェン、ロメロ、ウドジェ、ベン・デイビス、FWオドベール、リシャルリソン、ヴェルナー、ムーア
出場停止者:MFベンタンクール(7/7)

ベンタンクールが7試合停止のラストでこの試合も欠場となる。負傷者に関しては直近の試合と大きな変化はないが、軽傷を抱えるウドジェと体調不良から回復したウドジェ、ヴェルナーは復帰可能な模様だ。

満身創痍の状況でターンオーバーを行う余裕はなく前述の11名の起用が濃厚だ。ウドジェが厳しい場合はスペンスが代役を担い、ブレナン・ジョンソンに代わってマディソンを起用し、クルゼフスキが右に回る形も十二分に想定される。

◆リバプール◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:グラフェンベルフ、マク・アリスター
MF:サラー、ソボスライ、ガクポ
FW:ルイス・ディアス

負傷者:DFコナテ、ブラッドリー
出場停止者:なし

出場停止者はいない。逆に、リーグ前節の退場でEFLカップを欠場したロバートソンが復帰となる。負傷者に関してもディフェンスラインの2選手以外、ほぼすべての主力が起用可能だ。

後方からボールを繋ぐトッテナムに対して、前線からハイプレスを仕掛ける戦いを選択する可能性が高く、ルイス・ディアスの1トップ、ソボスライのトップ下起用とみる。可変式センターバックとしてEFLカップで躍動の遠藤だが、リーグ戦では本来のクローザー役としてベンチに控える。

★注目選手
◆トッテナム:MFイヴ・ビスマ
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劣勢必至の一戦で攻守両面で躍動なるか。2試合連続4点以上を挙げての公式戦2連勝と復調の気配を示すチームだが、その実情は離脱者続出で多くの選手が満身創痍の状況だ。とりわけ、守備陣は控えGKフォースターに、センターバックは3番手のドラグシンと本職ではない18歳MFグレイがコンビを組む急造で、いずれも奮闘は見せているものの、一線級のアタッカーへの対応、ビルドアップの部分で苦戦を強いられている。

直近のユナイテッド戦ではビルドアップ時にフォースターの2つのイージーミスで連続失点を喫しており、チーム全体にナーバスな雰囲気が漂っているが、頑固な指揮官は志向するスタイルに変更を加える可能性は低く、ロングボールを蹴ってもソランケといえどファン・ダイクらとの競り合いで優位性をもたらせる可能性は低い。チームとしては中盤でのフィルター、ビルドアップ時のボールのピックアップという部分が勝負の肝となる。

そんななか、奮闘が期待されるのは28歳のマリ代表MF。今季ここまでリーグ戦12試合2ゴールを記録するなか、全体的にパフォーマンスにムラがあり、チェルシー戦での不用意なPK献上や笑気ガス問題で不興も買っており、ここらでチームを救う活躍で評価をプラスに持っていきたい。早い時間帯のカードを避けつつ、守備では対人・カバーリングでディフェンスラインを助けつつ、相手の徹底監視に遭うなかでボールを引き出し、前線の選手へクリーンなボールを供給し続けたい。

◆リバプール:FWルイス・ディアス
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前輪駆動の戦い支えるキーマン。N17での前回対戦では誤審によって自身の得点が認められず、チームも2人の退場者を出して1-2の敗戦を喫した因縁の相手に高いモチベーションで挑むコロンビア代表FW。また、スロット監督の下で1トップという新たな起用法によって新境地を開いており、その機動力を駆使した攻守両面での仕事ぶりが光る。

今回の対戦相手はハイラインに、後方からの徹底したビルドアップを志向しており、ディアスの攻守両面での特長を活かしやすい相手だ。もちろんヌニェスを最前線に置いて左ウイングでのスタートも考えられるが、最前線のポジションからファーストディフェンダーとして強烈なプレッシングでショートカウンターを牽引しつつ、ディフェンスラインとの駆け引きで背後を取ってゴール、チャンスに絡んでいく姿が想起されるところだ。

対スパーズでは幻のゴールを除き4試合2ゴールと相性は良く、今回の対戦では前回対戦のうっ憤を晴らすゴールを期待したい。

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スパーズが前半5発で公式戦6戦ぶり勝利! 菅原由勢が途中出場のセインツは6戦未勝利で指揮官更迭待ったなしか…【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第16節、サウサンプトンvsトッテナムが15日にセント・メリーズ・スタジアムで行われ、アウェイのトッテナムが0-5で圧勝した。なお、サウサンプトンのDF菅原由勢は62分から途中出場した。 公式戦5試合未勝利と苦境が続く11位のトッテナムは、最下位のサウサンプトン相手に6戦ぶりの白星を目指した。前節はチェルシーに3-4の逆転負けを喫した上、レギュラーセンターバックコンビを再負傷で失う、泣きっ面に蜂。 直近のヨーロッパリーグ(EL)ではレンジャーズとのアウェイゲームを1-1のドローに持ち込んだが、満身創痍の状況だ。その試合から中2日での一戦では先発5人を変更。スペンス、ベリヴァルにリーグ初先発のチャンスを与えたほか、ソランケ、クルゼフスキ、サールが復帰した。 対して直近1分け4敗と低迷が続くセインツではアストン・ビラ戦で出番なしに終わった菅原が引き続きベンチスタートとなった。 今季はクリスタル・パレス、イプスウィッチ・タウンにリーグ初勝利を献上するなど、降格圏の相手の苦戦が目立つトッテナム。それだけに、難しい戦いが予想されたが、この一戦では敵地で冷酷さを全面に押し出した。 キックオフから36秒、自陣からのビルドアップで右に展開すると、スペンスが馬力のある縦への仕掛けで内側を突破してスルーパスを供給。ボックス右に抜け出したマディソンが右足の対角シュートを左隅に流し込み、電光石火の先制点とした。 最高のスタートを切ったアウェイチームはさらに畳みかける。12分、右からのクロスが中央のDFに当たってファーに流れると、これを狙っていたソン・フンミンが難なく左足で流し込む。直後の14分にはボックス左に抜け出したソン・フンミンからの折り返しに詰めたソランケがDFと競りながら潰れると、こぼれに反応したクルゼフスキがゴール至近距離からのシュートを蹴り込んだ。 15分を経たずに3失点のセインツはこの直後にスレマナを下げてウッドを投入。5バックに並びを変えた。しかし、この交代策も失点の流れを止められず。 完全に勢いづいたトッテナムは25分、左サイドを突破したソン・フンミンがペナルティアーク付近のサールへ横パスを送ると、鮮やかなステップワークでボックス内で複数のDFをかわし、最後は体勢を崩しながらも左足シュートを流し込んだ。 この4失点目で早くもホームサポーターが早めの家路につくなか、この日のスパーズは攻撃の手を緩めず。 ウドジェの負傷によってペドロ・ポロのスクランブル投入を余儀なくされるも、前半終了間際にはソン・フンミンのスルーパスに抜け出したマディソンがボックス左で見事な切り返しからGKの肩口を射抜く右足シュートを突き刺し、トドメの5点目とした。なお、ソン・フンミンはこれがプレミア通算68アシスト目となり、ダレン・アンダートンを抜いてクラブ最多記録を樹立した。 ミッドウィークにマンチェスター・ユナイテッドとのEFLカップを控えるなか、ソン・フンミンを下げてブレナン・ジョンソンをハーフタイム明けに投入。後半は大量リードということもあり、低い位置や中盤でボールを動かしながら完全に省エネモードの戦いに。 一方、敗色濃厚もホームで意地を見せたいセインツは62分、マニングを下げて菅原を投入。ディブリングらとともに一矢報いるべく積極的にゴールを目指していく。だが、要所を締める相手の守備を崩し切るには至らず。 その後、トッテナムはマディソン、スペンス、ソランケを下げて名誉挽回が必要なヴェルナーに、ランクシャー、プレミアデビューのドリントンを投入。後半はゴールこそ挙げられなかったが、クリーンシートで試合をクローズ。 ここ5試合のうっ憤を晴らす5-0の圧勝で公式戦6戦ぶりの白星を挙げた。敗れたセインツは6戦未勝利でマーティン監督の解任待ったなしの状況に。 サウサンプトン 0-5 トッテナム 【トッテナム】 ジェームズ・マディソン(前1、前49) ソン・フンミン(前12) デヤン・クルゼフスキ(前14) パプ・マタル・サール(前25) <span class="paragraph-title">【動画】マディソン2発にソンはクラブPL歴代最多アシスト記録樹立</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">スパーズ 開始36秒<br>電光石火の先制ゴール<br>スペンスの持ち上がりから<br>マディソンが射止める!<br><br>プレミアリーグ 第16節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サウサンプトン</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/r3BgbxwJjo">pic.twitter.com/r3BgbxwJjo</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1868373718176764310?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">トッテナム前半だけで<br>大量5得点<br><br>マディソンが<br>前半だけでブレイス達成<br>マディソンは2019年10月<br>サウサンプトン 0-9 レスター でも<br>1ゴールを決めている<br><br>プレミアリーグ 第16節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サウサンプトン</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/OztfwdTSeO">pic.twitter.com/OztfwdTSeO</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1868386158943875182?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.16 05:59 Mon

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