「ライプツィヒと同じアプローチで」レッドブル傘下で一歩踏み出した大宮、CEOが描く未来図「いつかこのクラブ出身の選手がヨーロッパへ」

2024.10.01 23:45 Tue
大宮買収についても語るミンツラフCEO
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大宮買収についても語るミンツラフCEO
「レッドブル・グループ」のCEO(最高経営責任者)でもあり、RBライプツィヒでは会長を務めるオリバー・ミンツラフ氏が、RBライプツィヒやレッドブルグループの未来について言及。新たにグループに加わった大宮アルディージャについても語った。ドイツ『キッカー』が伝えた。
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10月1日、大宮アルディージャを保有するRB大宮株式会社がスタート。レッドブル・グループとして正式に第一歩を踏み出すこととなった。大宮は埼玉県さいたま市をホームタウンとするプロサッカークラブで、前身は1969年に結成された「電電埼玉サッカーチーム」。その後「電電関東サッカー部」「NTT関東サッカー部」とチーム名を変更し、1998年に大宮アルディージャとなった歴史を持つ。
2004年に初のJ1に昇格すると、毎年残留を争う苦しい戦いの中、10シーズン残留をギリギリで続けるなどし、「残留力」が話題に。それでも降格を経験した中、1年で復帰。J1史上最高位となる5位にも輝いたが、翌年に降格するとJ1に戻ることはできず。2024シーズンからはJ3にまで降格してしまった。

恵まれた環境とJリーグの中では資金を持っていたクラブでありながら、成績面ではリーグを代表するクラブになれなかった大宮。ついに3部にまで転落したものの、今シーズンは首位を独走しており、J2昇格、J3優勝が近づいている。
その大宮は、8月にエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社の株式を全て売却することを発表。RBライプツィヒやレッドブル・ザルツブルクなどを保有し、F1レーシングチームやアイスホッケーチームも保有するエナジードリンク事業をメインとしている「レッドブル・グループ」に入ることが決定した。

10月1日からその第一歩を踏み出した大宮だが、レッドブル・グループのクラブの魅力は若い才能を育ててステップアップさせるというもの。その中でもトップに立つRBライプツィヒは、ブンデスリーガでも上位を争うクラブにまで成長している。

フットボール部門の責任者でもあるミンツラフ氏は、グループの未来についてのインタビューに応える中、新たに仲間に加わった大宮についても言及。期待することを語っている。

「日本は非常に興味深い市場だ。Jリーグは非常にポジティブな発展を見せており、日本代表チームにはヨーロッパのトップリーグでプレーする選手が揃っている」

「我々のクラブは今シーズン、J2に再び昇格する可能性が高い。そして、ライプツィヒで成功に導いたものと同じアプローチで、徐々にJ1昇格に取り組んでいきたいと考えている」

「我々がノウハウと専門知識で彼らをサポートし、市場をより深く理解することが重要だ。そしてもちろん、我々はいつの日かここのクラブ出身の選手がヨーロッパへステップアップすることを願っている」

ヨーロッパの舞台で多くの日本人選手が活躍している現状、特にブンデスリーガではこれまで多くの選手が活躍していたこともあり、よく知る存在に。ザルツブルクには古くは三都主アレサンドロ宮本恒靖らが在籍し、近年では南野拓実奥川雅也、そして今シーズンから川村拓夢も加わるなど、日本人とも縁がある。

その中で、都市圏にあり、トレーニング場など環境面も整っている大宮を買収。下部組織にはアンダー世代の代表選手も多くおり、レッドブル・グループのフィロソフィーに合っているとも言えるクラブだった。

徐々に日本という市場で成長していくことを目指すというミンツラフ氏。まずはしっかりとJ2に昇格し、J1昇格、J1上位を目指すまでに成長できるのか。他のJリーグクラブもその変化には注目せざるを得なくなるだろう。

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「ライプツィヒと同じアプローチで」レッドブル傘下で一歩踏み出した大宮、CEOが描く未来図「いつかこのクラブ出身の選手がヨーロッパへ」

「レッドブル・グループ」のCEO(最高経営責任者)でもあり、RBライプツィヒでは会長を務めるオリバー・ミンツラフ氏が、RBライプツィヒやレッドブルグループの未来について言及。新たにグループに加わった大宮アルディージャについても語った。ドイツ『キッカー』が伝えた。 10月1日、大宮アルディージャを保有するRB大宮株式会社がスタート。レッドブル・グループとして正式に第一歩を踏み出すこととなった。 大宮は埼玉県さいたま市をホームタウンとするプロサッカークラブで、前身は1969年に結成された「電電埼玉サッカーチーム」。その後「電電関東サッカー部」「NTT関東サッカー部」とチーム名を変更し、1998年に大宮アルディージャとなった歴史を持つ。 2004年に初のJ1に昇格すると、毎年残留を争う苦しい戦いの中、10シーズン残留をギリギリで続けるなどし、「残留力」が話題に。それでも降格を経験した中、1年で復帰。J1史上最高位となる5位にも輝いたが、翌年に降格するとJ1に戻ることはできず。2024シーズンからはJ3にまで降格してしまった。 恵まれた環境とJリーグの中では資金を持っていたクラブでありながら、成績面ではリーグを代表するクラブになれなかった大宮。ついに3部にまで転落したものの、今シーズンは首位を独走しており、J2昇格、J3優勝が近づいている。 その大宮は、8月にエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社の株式を全て売却することを発表。RBライプツィヒやレッドブル・ザルツブルクなどを保有し、F1レーシングチームやアイスホッケーチームも保有するエナジードリンク事業をメインとしている「レッドブル・グループ」に入ることが決定した。 10月1日からその第一歩を踏み出した大宮だが、レッドブル・グループのクラブの魅力は若い才能を育ててステップアップさせるというもの。その中でもトップに立つRBライプツィヒは、ブンデスリーガでも上位を争うクラブにまで成長している。 フットボール部門の責任者でもあるミンツラフ氏は、グループの未来についてのインタビューに応える中、新たに仲間に加わった大宮についても言及。期待することを語っている。 「日本は非常に興味深い市場だ。Jリーグは非常にポジティブな発展を見せており、日本代表チームにはヨーロッパのトップリーグでプレーする選手が揃っている」 「我々のクラブは今シーズン、J2に再び昇格する可能性が高い。そして、ライプツィヒで成功に導いたものと同じアプローチで、徐々にJ1昇格に取り組んでいきたいと考えている」 「我々がノウハウと専門知識で彼らをサポートし、市場をより深く理解することが重要だ。そしてもちろん、我々はいつの日かここのクラブ出身の選手がヨーロッパへステップアップすることを願っている」 ヨーロッパの舞台で多くの日本人選手が活躍している現状、特にブンデスリーガではこれまで多くの選手が活躍していたこともあり、よく知る存在に。ザルツブルクには古くは三都主アレサンドロ、宮本恒靖らが在籍し、近年では南野拓実や奥川雅也、そして今シーズンから川村拓夢も加わるなど、日本人とも縁がある。 その中で、都市圏にあり、トレーニング場など環境面も整っている大宮を買収。下部組織にはアンダー世代の代表選手も多くおり、レッドブル・グループのフィロソフィーに合っているとも言えるクラブだった。 徐々に日本という市場で成長していくことを目指すというミンツラフ氏。まずはしっかりとJ2に昇格し、J1昇格、J1上位を目指すまでに成長できるのか。他のJリーグクラブもその変化には注目せざるを得なくなるだろう。 2024.10.01 23:45 Tue

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【Jリーグ出場停止情報】J1は横浜FM・FW西村拓真、京都FWマルコ・トゥーリオが出場停止、最終節のJ3は大宮FW杉本健勇と相模原MF岩上祐三が「反スポーツ的行為」で出場停止

Jリーグは18日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1リーグでは週末試合があったチームから新たに2選手が追加。横浜F・マリノスのFW西村拓真と京都サンガF.C.のFWマルコ・トゥーリオが累積警告により次節出場停止となった。 J3リーグでは8名が出場停止に。大宮アルディージャのFW杉本健勇は16日に行われたFC岐阜戦で一発退場。「至近距離から相手競技者に向かってボールを投げつけた行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分が下されている。 また、SC相模原のMF岩上祐三は15日に行われたFC大阪戦で一発退場。「ボールとは関係の無いところで相手競技者を突き飛ばし押し倒した行為は、『選手等対する反スポーツ的な行為』に該当する」と判断され、こちらも1試合の出場停止処分となった。 【明治安田J1リーグ】 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW西村拓真(横浜F・マリノス) 第37節 vs湘南ベルマーレ(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルコ・トゥーリオ(京都サンガF.C.) 第37節 vsFC町田ゼルビア(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF田中駿汰(セレッソ大阪) 第37節 vs鹿島アントラーズ(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF原田亘(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J3リーグ】 DF浦上仁騎(大宮アルディージャ) 第38節 vsカターレ富山(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW杉本健勇(大宮アルディージャ) 第38節 vsカターレ富山(11/24) 今回の停止:1試合停止 MF奥村晃司(Y.S.C.C.横浜) 第38節 vsギラヴァンツ北九州(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF岩上祐三(SC相模原) 第38節 vsガイナーレ鳥取(11/24) 今回の停止:1試合停止 DF山本義道(ツエーゲン金沢) 第38節 vs奈良クラブ(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWウェズレイ・タンキ(FC今治) 第38節 vsテゲバジャーロ宮崎(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF福森直也(FC今治) 第38節 vsテゲバジャーロ宮崎(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF阿野真拓(テゲバジャーロ宮崎) 第38節 vsFC今治(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.11.18 21:06 Mon
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J2昇格PO圏内の松本が逃げ切り勝ちで4位キープ! 6位手前の北九州は残留に執念の長野と土壇場ドロー、11位岐阜はPO進出の可能性が消滅【明治安田J3第37節】

16日、明治安田J3リーグ第37節の4試合が各地で行われた。 J2昇格プレーオフ圏内を死守したい4位松本山雅FC(勝ち点54)は、13位FC琉球(勝ち点47)とのホームゲーム。先手を取ったのは16分。ゴールキックを前線で収めた安藤翼が自らボックス内に侵入すると、右ポケットから右足を振り抜き、シュートがゴールラインを割った。 さらに31分、自陣内でボールを奪うと最終ラインの裏へ抜け出した村越凱光が落ち着いて追加点。後半終盤に富所悠のPKで1点を返されたが、2-1で逃げ切り4位の座をキープした。 一方、PO圏内浮上を狙う8位ギラヴァンツ北九州(勝ち点52)は、J3残留を争う17位AC長野パルセイロ(勝ち点36)とホームで対戦。前半は長野が攻勢もゴールレスで終えると、北九州が高吉正真のゴールで81分に先制。ボックス内でのパス回しから落としを受け、ゴール右下にミドルを突き刺した。 北九州の勝利蟹思われたが、試合終了間際に長野が執念。ボックス内に畳み掛けると、左ポケットでフリーの田中康介にボールが渡り、対角にシュート。土壇場で1-1のドローに終わり、勝ち点「1」を分け合った。 わずかに昇格PO進出の可能性を残す11位FC岐阜(勝ち点49)は、すでに優勝を決めている首位大宮アルディージャ(勝ち点84)をホームに迎えた一戦。序盤からオリオラ・サンデー、杉本健勇の幻のゴールがあった大宮は26分に正真正銘の先制点。左サイドから崩すと、杉本の折り返しをサンデーが押し込んだ。 1点ビハインドで後半を迎えた岐阜だったが、55分には藤岡浩介の難易度の高いボレーで同点に。追いつかれた大宮は報復行為による杉本の一発退場もあったが、富山貴光が自ら持ち込んで決めきり、74分に再び勝ち越す。 しかし82分、諦めない岐阜は横山智也が素早く振り抜いて再度振り出しに。2-2のドローで決着し、勝利が絶対だった岐阜は昇格PO進出の可能性が消滅した。 J3残留を決めている16位カマタマーレ讃岐(勝ち点40)と2位フィニッシュを確定させているFC今治(勝ち点67)の一戦は、得点ランクトップを走るマルクス・ヴィニシウスのゴールで今治が6分に先手。エースの今シーズン19点目を最後まで守りきり、アウェイの今治が0-1で勝利している。 ◆明治安田J3リーグ第37節 ▽11月16日(土) 松本山雅FC 2-1 FC琉球 カマタマーレ讃岐 0-1 FC今治 ギラヴァンツ北九州 1-1 AC長野パルセイロ FC岐阜 2-2 大宮アルディージャ ▽11月17日(日) 《13:00》 ガイナーレ鳥取 vs ツエーゲン金沢 《13:05》 カターレ富山 vs ヴァンラーレ八戸 《14:00》 福島ユナイテッドFC vs アスルクラロ沼津 奈良クラブ vs いわてグルージャ盛岡 テゲバジャーロ宮崎 vs Y.S.C.C.横浜 ▽11月15日(金) FC大阪 1-0 SC相模原 2024.11.16 17:38 Sat
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今治が大宮に続くJ2自動昇格! 3位富山&4位沼津が白星逃しPO圏争いの大混戦続く、18位奈良は残留へ大きな14試合ぶり白星【明治安田J3第36節】

10日、明治安田J3リーグ第36節の7試合が各地で行われた。 勝てばJ2初昇格が決まる2位FC今治(勝ち点64)は、13位ガイナーレ鳥取(勝ち点47)と運命のアウェイゲーム。今治は7分、加藤潤也が獲得したPKをマルクス・ヴィニシウスが決めて先制。その後も主導権を握るが追加点はなく試合を折り返す。 66分にはヴィニシウスが圧巻のミドルを決め、70分には加藤が流し込んで決定的な3点目。終盤にヴィニシウスがハットトリックを達成すると、後半アディショナルタイムには梅木怜がダメ押しし、2試合を残しての2位フィニッシュが確定。2020年のJ3参戦から5シーズン目でのJ2昇格を決めた。 大混戦のJ2昇格プレーオフ圏争いをリードする3位カターレ富山(勝ち点57)は、10位FC岐阜(勝ち点48)とのホームゲーム。富山は10分、神山京右が左CKからヘディングで先制ゴール。しかし27分、岐阜がFKから甲斐健太郎が同点弾を決めると、36分にはまたもFKから遠藤元一のゴールが決まる。 逆転を許した富山だったが、執念を見せたのは後半アディショナルタイム。左クロスから吉平翼が押し込み、土壇場で同点に。逆転でのJ2自動昇格は叶わなかったが、3位フィニッシュに向けた貴重な勝ち点「1」を掴んでいる。 富山を追う4位アスルクラロ沼津(勝ち点52)は、16位テゲバジャーロ宮崎(勝ち点40)をホームに迎えた一戦。先手を取ったのは4分の宮崎。ワンツーでゴールに迫った武颯が冷静にGKをかわすシュートでネットを揺らす。 沼津は追いつけないまま終盤を迎えるも、90分に齋藤学がカットインシュートで同点弾。しかし、後半アディショナルタイムに吉澤柊のゴールが決まり、宮崎が再び勝ち越し。痛恨の敗戦で7位に後退した。 昇格PO圏一歩手前の7位福島ユナイテッドFC(勝ち点50)は、まだPOに手が届く12位ツエーゲン金沢(勝ち点47)と対戦。樋口寛規の序盤のゴールで先制するも、69分には金沢の西谷和希が同点ボレーを決める。 追いつかれた福島だったが、後半アディショナルタイムに清水一雅がポストに当てながら決勝点。勝ち点「3」をもぎ取った福島がPO圏内の6位に浮上した。 その他、9位ギラヴァンツ北九州(勝ち点49)が15位カマタマーレ讃岐(勝ち点40)相手に逃げ切り、8位に上昇。残留を争う18位奈良クラブ(勝ち点33)は8位SC相模原(勝ち点50)に2-1の勝利を収め、残留に前進の14試合ぶり白星。すでにJ3優勝を決めている首位大宮アルディージャ(勝ち点83)は14位FC琉球(勝ち点46)との一戦をドローで終えている。 ◆明治安田J3第36節 ▽11/10(日) ガイナーレ鳥取 0-5 FC今治 ツエーゲン金沢 1-2 福島ユナイテッドFC SC相模原 1-2 奈良クラブ カマタマーレ讃岐 1-2 ギラヴァンツ北九州 アスルクラロ沼津 1-2 テゲバジャーロ宮崎 カターレ富山 2-2 FC岐阜 FC琉球 1-1 大宮アルディージャ ▽11/9(土) FC大阪 5-0 Y.S.C.C.横浜 いわてグルージャ盛岡 1-6 松本山雅FC AC長野パルセイロ 0-1 ヴァンラーレ八戸 2024.11.10 19:36 Sun
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強すぎ大宮、8戦連続クリーンシートでPO圏の北九州に3発快勝…2位・今治はドロー、6位・金沢は敗戦でPO圏争いが混沌【明治安田J3第28節】

14日、明治安田J3リーグ第28節の7試合が各地で行われた。 首位を独走する大宮アルディージャ(勝ち点63)は昇格プレーオフ圏内の5位・ギラヴァンツ北九州(勝ち点42)を迎えた。 この試合に勝利すれば20勝目となる大宮。直近7試合は負けなしで5勝2分け。全て無失点と圧倒的なパフォーマンス。11日にはおよそ15分の試合をAC長野パルセイロと戦い、疑惑のゴール取り消しもあったなか0-0で終えていた。 上位対決となった試合。開始2分、右から茂木力也がクロスを入れると、ファーサイドで石川俊輝が合わせるもゴールならず。北九州は6分、ボックス内でパスを受けた永井龍が切り返しからシュート。枠に飛ぶが、Gk笠原昂史が横っ飛びでゴールを許さない。 北九州は28分にもビッグチャンス。ボックス左から乾貴哉がクロスを入れると、永井がダイレクトシュート。しかし、GK笠原が再び立ちはだかり、鋭い反応でセーブする。 守護神の活躍もありゴールを許さなかった大宮は、終盤にかけて北九州ゴールに迫ることに。杉本健勇、アルトゥール・シルバとゴールに迫るがネットは揺れない。それでも、43分にスコアを動かす。北九州のCKを大きくクリアすると、相手のトラップミスを見逃さなかった泉柊椰がボールを奪いスルーパス。これをオリオラ・サンデーが運んでシュート。これはGK田中悠也がセーブするも、跳ね返りを泉が蹴り込んだ。 粘りを見せて先制した大宮。後半早々もアルトゥール・シルバのヘッドが決まりかけたが追加点を奪えず。北九州も攻め込んでくるが、堅い大宮の守備の前にゴールを奪えない。すると大宮は86分、左CKから小島幹敏がクロスを上げると、U-19日本代表の市原吏音がヘッドで合わせて追加点。さらに後半アディショナルタイムにはファビアン・ゴンザレスがカウンターから倒されるも粘ると、逆サイドに展開すると関口凱心がボックス内から蹴り込みプロ初ゴール。3-0で大宮が勝利を収め、無敗を「8」とし、無失点も継続した。 2位のFC今治(勝ち点52)は、10位の松本山雅FC(勝ち点38)と対戦。首位の大宮の背中は遠いものの、プレーオフ圏は近い今治はしっかりと勝利したいところだった。 試合は開始13分に米原秀亮がネットを揺らして松本が先制。しかし、19分にウェズレイ・タンキがゴールを決め、今治が追いつく。しかし、その後にゴールは生まれず、1-1のドロー。どちらにとっても手痛い引き分けとなった。 3位のカターレ富山(勝ち点46)はホームに17位Y.S.C.C.横浜(勝ち点27)を迎えた一戦。試合は予想外の打ち合いとなり、富山が8分に安光将作のゴールで先制すると、後半にも吉平翼、マテウス・レイリアのゴールで3-0とする。しかし、62分にYS横浜は菊谷篤資のゴールで1点を返すと、64分に奥村晃司もゴールを決めて1点差に。それでも富山がリードを守り切り勝ち点を49に伸ばして2位に迫った。 また、PO圏内の6位・ツエーゲン金沢(勝ち点41)は、16位・カマタマーレ讃岐(勝ち点28)と対戦し、1-3の惨敗。15日に試合のある、7位・福島ユナイテッドFC、8位・FC琉球、9位・FC大阪は勝利すればPO圏に入ることとなる。 ◆明治安田J3リーグ第28節 ▽9/14(土) いわてグルージャ盛岡 1-2 ヴァンラーレ八戸 FC岐阜 1-2 SC相模原 カターレ富山 3-2 Y.S.C.C.横浜 ツエーゲン金沢 1-3 カマタマーレ讃岐 大宮アルディージャ 3-0 ギラヴァンツ北九州 AC長野パルセイロ 1-1 奈良クラブ FC今治 1-1 松本山雅FC ▽9/15(日) 福島ユナイテッドFC vs ガイナーレ鳥取 アスルクラロ沼津 vs FC大阪 テゲバジャーロ宮崎 vs FC琉球 <span class="paragraph-title">【動画】大宮のU-19日本代表DF市原吏音が豪快ヘッド!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> を観るなら <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a>!<a href="https://t.co/gfOE3csFK8">https://t.co/gfOE3csFK8</a><a href="https://t.co/nYFK1whmLx">pic.twitter.com/nYFK1whmLx</a></p>&mdash; 大宮アルディージャ (@Ardija_Official) <a href="https://twitter.com/Ardija_Official/status/1834939556329931054?ref_src=twsrc%5Etfw">September 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.14 22:15 Sat
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大宮がJ2返り咲き! FC大阪は4位浮上でPO圏に【明治安田J3第32節】

明治安田J3リーグ第32節の5試合が13日に行われた。 首位独走の大宮は3位カターレ富山の引き分けを受け、1ポイントでも積めば自動昇格圏2位以内が確定のなか、6位福島ユナイテッドFCとホームで対戦。互いにフィニッシュシーンの多いなるが、浦上仁騎、泉柊椰、石川俊輝の3発で上回った大宮が3-2で勝利し、1年でのJ2返り咲きを決めた。 5位アスルクラロ沼津は15位カマタマーレ讃岐をホームに迎え撃ち、43分に和田育のゴールで先制。ところが、後半に森川裕基、森勇人と連続失点で1-2の逆転負けをし、2連敗となった。 一方で、7位FC大阪は19位奈良クラブとのアウェイ戦を1-0で勝利。58分に古川大悟が決めた決勝ゴールとなり、沼津、ギラヴァンツ北九州を抜いて4位に浮上している。 そのほか、プレーオフ圏を目指す8位松本山雅FCは11位ツエーゲン金沢と1-1のドロー。13位ガイナーレ鳥取は最下位いわてグルージャ盛岡を2-1で下している。 ◆第32節 ▽10/11(金) FC岐阜 2-1 AC長野パルセイロ ▽10/12(土) FC今治 3-1 Y.S.C.C.横浜 ギラヴァンツ北九州 0-3 ヴァンラーレ八戸 テゲバジャーロ宮崎 1-1 カターレ富山 FC琉球 2-1 SC相模原 ▽10/13(日) 松本山雅FC 1-1 ツエーゲン金沢 ガイナーレ鳥取 2-1 いわてグルージャ盛岡 大宮アルディージャ 3-2 福島ユナイテッドFC 奈良クラブ 0-1 FC大阪 アスルクラロ沼津 1-2 カマタマーレ讃岐 2024.10.13 16:33 Sun

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