【CLリーグフェーズ第1節プレビュー②】一昨季の決勝カードに、日本人最多3選手在籍セルティックが初陣

2024.09.18 19:00 Wed
一昨季決勝カードが実現
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一昨季決勝カードが実現
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズが9月17日に開幕。ここでは開幕節2日目の18日に開催されるカードの展望を紹介していく。

2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととになる。

◆リーグフェーズ第1節②
▽9/18(水)
《25:45》
スパルタ・プラハ vs ザルツブルク
ボローニャ vs シャフタール・ドネツク
《28:00》
セルティック vs スロバン・ブラチスラヴァ
クラブ・ブルージュ vs ドルトムント
マンチェスター・シティ vs インテル
パリ・サンジェルマン vs ジローナ
◆一昨季の決勝カード実現
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前日に行われたミランvsリバプールと並ぶ開幕節屈指の好カードは、一昨シーズンの決勝のカードでもあるマンチェスター・シティvsインテル。両チームは今週末にアーセナル戦、デルビー・ディ・ミラノを控えており、その大一番に弾みを付けるようなパフォーマンスが期待されるところだ。

2大会ぶりの優勝を目指すシティは現王者レアル・マドリーと共に優勝候補の筆頭。今夏の移籍市場ではFWサヴィオ、MFギュンドアンと最小限の補強にとどまり、中盤や前線のバックアップに不安を抱えるが、プレミアリーグでは唯一の開幕4連勝と今季もさすがの安定感を誇る。とりわけ、4試合連発且つ9ゴールを挙げるエースFWハーランドが絶好調で、直近のブレントフォード戦でも見事な2ゴールでチームを逆転勝利に導いた。今回の一戦に向けては過密日程を考慮し、開幕から慎重な起用法を見せてきたMFロドリ、MFフォーデンらが先発復帰を果たす見込みで、重要な連戦ではベストメンバーのシティズンズが見られそうだ。
一方、シティ相手に2年前のリベンジを期す昨季のセリエA王者は対戦相手同様に今夏の移籍市場ではいずれもフリーで獲得したMFジエリンスキ、FWタレミとピンポイント補強にとどまった。継続路線を歩む中、今季ここまでのリーグ戦では2勝2分けも難敵アタランタに4-0の圧勝を飾るなどまずまずのスタート。FWテュラムが4ゴールと好調を維持するが、左サイドで攻守の軸を担うMFディマルコの負傷離脱は痛恨となった。直近のモンツァ戦の1-1のドローという結果を含め敵地で難しい戦いが想定されるが、ここまで無得点のエースFWラウタロ・マルティネスの爆発を期待しつつデルビーに弾みを付ける結果を持ち帰りたい。

◆日本人最多3選手在籍のセルティックが白星発進狙う
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FW古橋亨梧とFW前田大然、MF旗手怜央の日本人3選手を擁するセルティックは、スロバキアの強豪スロバン・ブラチスラヴァを相手に白星発進を狙う。

昨季グループステージでは最終節フェイエノールト戦で6シーズンぶりのCL白星を収め、ようやく嫌な流れを払しょくしたフープス。今季の初陣では比較的与しやすい相手とのホームゲームで勝ち点3奪取を目指す。国内リーグでは開幕5連勝且つ、14得点無失点と最高の滑り出しをみせ、紆余曲折の末に残留した日本人3選手も好調を維持。直近のハーツ戦では新加入のMFエンゲルス、MFマッコーワンの2ゴールで難しい試合を制しており、勢いに乗って戦えるはずだ。

昨季ファイナリストのドルトムントはクラブ・ブルージュとのアウェイゲームで今季の戦いをスタートする。ヌリ・シャヒン新監督の下、DFフンメルス、MFロイスの重鎮2選手がチームを離れるなど今夏大幅なスカッド刷新を図ったチームは、新体制でモチベーション高い準主力や若手が結果を残しており、良いチーム内競争が繰り広げられている印象だ。

対するブルージュは開幕3試合で1分け2敗と厳しいスタートを切ったが、ここにきて4連勝。本来の力を取り戻しており、ホームアドバンテージを活かしながら番狂わせを狙う。

FWムバッペの退団でスーパースター不在となった新生パリ・サンジェルマン(PSG)は、悲願のビッグイヤー制覇へCL初出場のジローナをホームで迎え撃つ。今夏の移籍市場では前エースの穴を埋める大物アタッカーの獲得を見送る形となったが、開幕から4連勝と好調を維持。FWデンベレやFWバルコラの両翼に、新加入のMFジョアン・ネヴェスらが伸び伸びとプレーしており、ルイス・エンリケ監督としても“アンタッチャブル”なワールドクラスの選手がチームを離れたことで、より戦術的な戦いができることを歓迎している感もある。今季のCL初陣では直近のカタルーニャ自治州ダービーでバルセロナに大敗するなど、難しい序盤戦を過ごすジローナ相手にしっかりと勝ち切りたい。

MF川村拓夢を擁するレッドブル・ザルツブルクはチェコの強豪スパルタ・プラハと初戦を戦う。リバプールでクロップ監督の右腕を務めた若き戦術家リンダースを新指揮官に据えたオーストリアの名門は予選でトゥベンテ、ディナモ・キーウを連破し、リーグフェーズ進出を決定。また、国内リーグでは直近のラピド・ウィーン戦で初黒星を喫したが、3勝1敗とまずまずの滑り出しを見せている。川村を含め主力数人を負傷で欠く中、リバプールの教え子であるMFクラークやMFバイチェティッチらの活躍に期待だ。

また、チアゴ・モッタ前監督の下で大躍進を遂げ、夢の舞台に到達したボローニャは、今大会の常連であるシャフタール・ドネツク相手にCL初勝利を狙う。イタリアーノを新指揮官に据えた中、セリエAでは3分け1敗の未勝利と苦戦が続いているが、ソールドアウトのレナート・ダッラーラの情熱的な空気を追い風に新体制初勝利を挙げたい。

◆リーグフェーズ第1節 日程
▽9/19(木)
《25:45》
フェイエノールト vs レバークーゼン
ツルヴェナ・ズヴェズダ vs ベンフィカ
《28:00》
モナコ vs バルセロナ
アタランタ vs アーセナル
アトレティコ・マドリー vs ライプツィヒ
ブレスト vs シュトゥルム・グラーツ

▽9/17(火)
ヤング・ボーイズ 0-3 アストン・ビラ
ユベントス 3-1 PSV
ミラン 1-3 リバプール
バイエルン 9-2 ディナモ・ザグレブ
レアル・マドリー 3-1 シュツットガルト
スポルティングCP 2-0 リール

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【プレミアリーグ第32節プレビュー】マドリー戦控えるアーセナルはビーズと対峙、首位リバプールはハマーズ戦

先週末に行われた前節は首位リバプールを始め上位5チームがいずれも勝ち点を取りこぼす波乱の一節となった。また、最下位のサウサンプトンが7節を残してプレミアリーグ史上最速での2部降格が決定した。 UEFAコンペティションの準々決勝2ndレグを控えるなか、今節はヨーロッパ参戦組の戦いに注目だ。 1stレグで明暗分かれたチャンピオンズリーグ(CL)勢の2位アーセナルと7位のアストン・ビラは、それぞれ12位のブレントフォード、最下位のサウサンプトンと対戦する。 リーグ前節はエバートン相手に消化不良の1-1のドローに終わったアーセナルだが、CL準々決勝1stレグでは前大会王者レアル・マドリーとのホームゲームで会心の3-0の勝利を挙げた。攻守両面で相手を上回った上、MFライスの圧巻の直接FK2発にMFメリーノにもゴールが生まれ、先勝に成功した。 アウェイチームに多くの悪夢を味わわせてきた要塞サンティアゴ・ベルナベウでのリターンレグに向けて細心の注意を払う必要はあるが、ベスト4進出へ大きなアドバンテージを得たことは間違いない。今回のホームゲームでは難敵ビーズ相手に勝ちたい気はやまやまではあるが、リーグ逆転優勝とCL準決勝進出を天秤にかけて割り切ったターンオーバーもありか。MFヌワネリやMFジョルジーニョ、FWスターリングらの活躍にも期待しつつ、良い形でマドリー戦に繋げたい。 アストン・ビラは前節、ノッティンガム・フォレストとの上位対決を2-1で制して公式戦7連勝を達成。しかし、CLではパリ・サンジェルマン(PSG)とのアウェイゲームではFWロジャーズのゴールで先制に成功も、そこからの3連続失点によって厳しい1-3の敗戦となった。これで公式戦連勝が「7」でストップしたエメリのチームは、ホーム開催の2ndレグで逆転を目指す。 プレミアリーグの来季CL出場権が5チームに確定したなか、熾烈なCL出場権争いにおいて勝ち点3を積み上げる必要があり、PSGとのリターンレグへ極端なターンオーバーは難しい。ただ、前線に関しては豊富なタレントが揃っており、やりくり上手のスペイン人指揮官が最適の組み合わせを選び出し、降格が決定したセインツ相手に勝ち切りたい。 一方、降格決定後初のホームゲームとなるセインツはユリッチ監督を即時解任。シーズン残りはラスク暫定監督の下で戦うことになる。DF菅原由勢の起用法にも注目したい。 ヨーロッパリーグ(EL)参戦組の13位マンチェスター・ユナイテッド、14位のトッテナムは5位のニューカッスル、17位のウォルバーハンプトンと対戦する。 ユナイテッドは前節、膠着のマンチェスター・シティとのダービーマッチを0-0のドローで終え、リーグ2戦未勝利に。続くEL準々決勝1stレグでは敵地リヨンに乗り込んだ一戦を2-2のドローで終えた。DFヨロの加入後初ゴールにFWザークツィーのゴールで一時逆転に成功したが、GKオナナの2失点に絡むプレーなどもあり、後半アディショナルタイムの土壇場被弾で先勝を逃した。 ホームでのリターンレグへ弾みを付ける公式戦4試合ぶりの白星がほしい一方、リーグ戦でのUEFAコンペティション出場権獲得の現実味は薄く割り切ってターンオーバーを敢行する可能性は高そうだ。ただ、公式戦4連勝と絶好調のマグパイズ相手に大敗となれば、肝心のリヨン戦に響くことになるためメンバーは入れ替えながらもしっかりとした戦いは見せたい。 一方、スパーズは前節、サウサンプトン相手に3-1の快勝。リーグ4戦ぶりの白星を挙げた。ただ、ホームで戦ったELではフランクフルト相手に1-1のドローに終わった。開始早々に先制を許したなか、DFペドロ・ポロのゴールで同点に追いつき以降は再三の決定機を作り出したが、相手GKの好守にも阻まれて先勝を逃した。2ndレグを敵地で戦うためユナイテッド以上にシビアな状況となっており、リーグ3連勝と好調を維持するウルブスとのアウェイゲームではターンオーバーが濃厚だ。一部主力を温存しつつ、総力戦で挑む2ndレグへFWリシャルリソンやMFグレイ、FWオドベールら控え組の状態を上げたいところだ。 カンファレンスリーグ(ECL)参戦の4位チェルシーは前節、ブレントフォードとゴールレスドロー。リーグ連勝を逃した。ただ、ECLではレギア・ワルシャワとのアウェイゲームをFWジョージのファーストチーム初ゴールにFWマドゥエケの2ゴールの活躍で3-0の先勝。大きなアドバンテージを得てロンドンに帰還した。降格圏の18位イプスウィッチ・タウンをホームで迎え撃つ一戦ではECLで温存した主力を起用し、しっかりと勝ち切ってCL出場権獲得へ勝ち点3を積み上げたい。 前節、フルアム相手にまさかの2-3の敗戦を喫して優勝へ足踏みとなった首位のリバプールは、16位のウェストハムとのホームゲームでバウンスバックの勝利を目指す。フルアム戦では相手のパフォーマンスを褒めるべき部分はあったものの、らしくないミスも目立っておりその修正は必要だ。ただ、11日にはエースFWサラーの契約延長という最高の知らせが発表され、良い雰囲気が期待されるアンフィールドで白星を取り戻したい。 マンチェスター・ダービーをドローで終えて6位後退のマンチェスター・シティは、MF鎌田大地を擁する好調の11位クリスタル・パレスとのホームゲームに臨む。今季限りで退団のMFデ・ブライネのラストダービーというモチベーションはあったが、全体的なパフォーマンスは振るわず。同じ[3-4-2-1]で堅守速攻を貫くソリッドな相手に対して、メンバーの入れ替えも行いながらしっかりと結果を残したい。 対するパレスは前節、ブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に2-1の勝利。FWエンケティア、DFグエイの退場は余計だったが、エースFWマテタに負傷明け後初のゴールが生まれるなど実りある内容での勝利でもあった。その一戦で決勝点の起点、相手の退場を誘発するなど存在感を示した鎌田には2試合連続のスタメンを期待したい。 そのパレスに敗れた9位のブライトンは、リーグ連敗という苦境のなかで19位レスター・シティ相手に公式戦5試合ぶりの勝利を目指す。対戦相手はリーグ8連敗と泥沼の状況にあるが、この一戦では出場停止のDFファン・ヘッケに加え、パレス戦の接触プレーで痛めたMF三笘薫にも欠場の可能性が報じられており、チームとしては総力戦で勝ち点3を掴みたい。 《プレミアリーグ第32節》 ▽4/12(土) 《20:30》 マンチェスター・シティ vs クリスタル・パレス 《23:00》 ブライトン vs レスター・シティ ノッティンガム・フォレスト vs エバートン サウサンプトン vs アストン・ビラ 《25:30》 アーセナル vs ブレントフォード ▽4/13(日) 《22:00》 チェルシー vs イプスウィッチ リバプール vs ウェストハム ウォルバーハンプトン vs トッテナム 《24:30》 ニューカッスル vs マンチェスター・ユナイテッド ▽4/14(月) 《28:00》 ボーンマス vs フルアム 2025.04.12 12:00 Sat
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野戦病院状態のシティ、GKエデルソンやFWハーランドらはエバートン戦欠場「試合には間に合わない」

負傷者だらけとなっているマンチェスター・シティ。ジョゼップ・グアルディオラ監督が、エバートン戦に向けて最新情報を提供した。 シティは19日、プレミアリーグ第33節でエバートンと対戦する。現在5位に位置しているシティ。熾烈なチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いの中にあり、しっかりと勝利を収めたいところだ。 しかし、現在は負傷者が続出中。守護神のブラジル代表GKエデルソンは間に合わないと語った。 「明日の試合には間に合わない。いつ出場できるようになるかわからない。試合に向けて、まだ準備ができていない」 エデルソンは、12日に行われたプレミアリーグ第32節のクリスタル・パレス戦に先発出場も、元々痛めていた筋肉を再負傷しシュテファン・オルテガと交代していた。 また、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドも間に合わないとコメント。「彼も練習に参加していない。次の試合には間に合わないだろう」と欠場を明かした。 そのほか、スペイン代表MFロドリ、イングランド代表DFジョン・ストーンズ、オランダ代表DFナタン・アケも欠場。ストーンズとアケに関しては「まだだ。よくなっているが、まだだ」と、回復途中であるとした。 一方で、スイス代表DFマヌエル・アカンジとイングランド代表MFフィル・フォーデンは復帰の可能性があるようだ。 「フィルは木曜日に復帰し、オールド・トラッフォードでの試合以来となる今日のトレーニングセッションに参加する予定だ」 「マヌ…彼は我々と2、3回トレーニングセッションに参加した。彼は本当に良い動きをしていると思う」 2025.04.18 23:50 Fri
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「冷静さを保つ能力が足りない」グアルディオラ監督が100億円を出して獲得したMFに見切り、サイドバックとして再生中「良い右SBになれる」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、大金を投じて獲得した選手にダメ出しをした。 今シーズンは近年稀に見る低迷ぶりを見せており、プレミアリーグ5連覇は潰えた状況。チャンピオンズリーグ(CL)、EFLカップ(カラバオカップ)も敗退しており、タイトルの可能性はFAカップのみとなっている。 ケガ人に泣いた部分もあるシティだが、これまで以上にチームがうまく機能していないシーズンに。なかなか解決策が見つかっていない。 そんな中、グアルディオラ監督はポルトガル代表MFマテウス・ヌネスについて言及。本職は中盤でありながら、右サイドバックでの出番が増えていることについて語った。 「彼はそのフィジカルの強さから、良い右サイドバックになれる。問題は、冷静さを保つ能力が足りないため、中央でプレーできないことだ」 「彼は多くのことを学んでいる。サイドバックはファーポストにクロスを上げるときにミスを犯すし、油断する」 「ただ、彼はブルーノ・フェルナンデスがファーポストのドルグに送ったクロスを2、3回防いだ。彼はそれができるフィジカルがある。彼はあそこでプレーできるし、我々を大いに助けてくれた」 「シーズンが始まったとき、もしマテウスを右サイドバック、ニコ・オライリーを左サイドバックで起用すると言われたら、私は何を言っているんだと言うだろう。だが、シーズンはシーズンだ」 マテウス・ヌネスは2023年9月に6200万ユーロ(約100億円)でウォルバーハンプトンから完全移籍で加入。セントラルミッドフィルダーとしてのプレーが続いていたが、前述の通り向いていないというグアルディオラ監督の判断でサイドバックでのプレーが続いている。 獲得した当初には考えられなかったコンバート。高い買い物になった感も否めないが、中盤に戻った際にサイドバックでのプレーが生きればプラスと捉えられるかもしれない。 2025.04.08 22:50 Tue
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シティを去るデ・ブライネはメッシと共演か!? インテル・マイアミが強い関心と報道

今シーズン限りでマンチェスター・シティを退団するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(33)だが、インテル・マイアミが強い関心を持っているようだ。 10シーズンを過ごしたシティからの退団を発表したデ・ブライネ。12日に行われたプレミアリーグ第32節のクリスタル・パレス戦では、直接FKを叩き込むなど1ゴール1アシストの活躍を見せ、2点ビハインドからの逆転勝利に貢献していた。 衰えを全く見せていないデ・ブライネだが、ドイツ『スカイ・スポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク氏がメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミが、獲得に強い関心を持っていると伝えている。 「インテル・マイアミは、今シーズン終了後にケビン・デ・ブライネをフリー移籍で獲得することに非常に興味を持っている」 ただ、現時点では特に交渉などは進んでおらず、他にもサウジアラビアのクラブが関心を持っている状況だ。 一方で、気になるのはサラリーキャップの問題。MLSではサラリーキャップ外で3選手を保有できるが、インテル・マイアミにはリオネル・メッシ、セルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバの3名がその枠を埋めている状況だ。 問題を解決しなければいけない状況ではあるが、プレミアリーグ史上最高のMFの1人ともされるデ・ブライネとメッシが共演することになれば、さらにゴールが量産されることは間違い無いだろう。ルイス・スアレスも所属しており、アメリカがさらに盛り上がることになるが、どういった結末を迎えるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】シティで見られるのはあとわずか! デ・ブライネが圧巻FK</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="vFs5hqp_cFc";var video_start = 81;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.14 16:20 Mon
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グアルディオラ監督が逆転勝利に導いた1G1Aのデ・ブライネを絶賛「長年に渡って見せてきたようなパフォーマンスだった」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が12日にホームで行われ、5-2で逆転勝利したプレミアリーグ第32節クリスタル・パレス戦を振り返った。 来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指す6位シティは、今季限りでの退団を発表したMFケビン・デ・ブライネが先発した中、21分までに2点を追う展開に。 それでも33分にデ・ブライネが直接FKを決めて1点差とすると、3分後にデ・ブライネが絡んだ中、FWオマル・マーモウシュが同点弾を奪取。 そして2-2で迎えた後半、開始2分にデ・ブライネのアシストからMFマテオ・コバチッチが逆転弾を決めたシティは、さらに2点を追加して5発圧勝とした。 グアルディオラ監督は1ゴール1アシストのデ・ブライネを絶賛した。 「今日はケビンが長年に渡って見せてきたようなパフォーマンスだった。しかし残念ながら彼はこの1年半、ケガや手術の影響でプレーできなかった。しかし素晴らしいプレーを見せ、相手の勢いを止めてくれた」 そして今日のようなパフォーマンスを続ければFAカップ決勝、クラブ・ワールドカップでも戦えると話した。 「もし今日のレベルと同等のプレーを見せることができたらトップチームと互角に戦えるだろう。しかしチームは良いプレーを継続できていない。この世代の選手たちの特徴であるエネルギーが欠けている。だが、シーズンによってはそういうこともある。そこから学び、できるだけダメージを最小限に抑えて来季はCLに出場し、FAカップとクラブ・ワールドカップに備えたい」 2025.04.13 11:00 Sun

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