ブラジル戦を控えるアルゼンチン代表に痛手…FWラウタロ・マルティネスが負傷離脱

2025.03.20 07:00 Thu
Getty Images
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は19日、インテルのFWラウタロ・マルティネスアルゼンチン代表から離脱したことを発表した。

ラウタロは16日に行われたセリエA第29節アタランタとの上位決戦に先発。87分に試合を決定づける2点目を挙げるなど、後半追加タイムまでプレーしていた。

AFAの発表によれば、ラウタロは左足を負傷しており、アルゼンチン代表のドクターの診察を受けた結果、左ハムストリング下部の筋損傷と診断され、離脱することとなった。
南米予選で首位に立つアルゼンチンは、3月21日にアウェイでウルグアイ代表と、25日にホームでブラジル代表と対戦する。

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コパ連覇達成のスカローニ監督「このチームは常に驚きを与えてくれた」、自身の去就は「この道をこれからも進んでいきたい」

アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督がコパ・アメリカ2連覇を振り返った。アルゼンチン『TyC Sports』が伝えた。 コパ・アメリカ2024で決勝まで進み、現地時間14日にコロンビア代表と対戦したアルゼンチン。ゴールレスのまま90分を終えたが、延長後半にFWラウタロ・マルティネスがゴールをこじ開けて1-0の勝利。2大会連続、史上最多16度目の大会制覇を達成した。 2021年のコパ・アメリカから2022年のフィナリッシマ、カタール・ワールドカップ(W杯)に続く4つ目のタイトルを獲得したスカローニ監督。コロンビアとの死闘を振り返り、チームのパフォーマンスを称えた。 「一時代を築いたかどうかはわからないが、このチームは常に驚きを与えてくれた。彼らは困難に直面しても立ち直る。前半は良くなかったが、後半は改善して勝利に値した。そして延長戦でも、チームは常にプラスアルファをもたらしてくれる」 「彼らのプレーを見るのは喜ばしいことだし、永遠に感謝している。ベンチではラウタロが決めてくれるだろうと話していた」 また、チケットを持たない数千人のファンがセキュリティを破り、ハードロック・スタジアムに入場したことで、キックオフが1時間以上遅れた件にも言及。少なからず試合に影響があったと見解を示している。 「説明するのも理解するのも難しい。立ちっぱなしで1時間だ。我々は家族がどこにいるのかわからないような気持ちでプレーしなければならなかった。出回っている動画を見たから、何が起きていたかわからなかったわけではない。コロンビアの選手たちも同じような状況にあったと思う」 一方、代表ラストマッチで有終の美を飾ったMFアンヘル・ディ・マリアについてもコメント。36歳ながらチームをけん引した名手に賛辞を贈り、母国でのホームゲームでファンときちんとした別れの場を提供するため、あと一度だけ代表に帯同してほしいと語った。 「ディ・マリアはスペクタクルなプレーを見せてくれた。今日は彼の最高の試合のひとつだった。良いプレーをしただけでなく、試合中に足が動かなくなったときもプレスに行く姿勢を見せ、まるで25歳のように走り始めた。それは彼が持つ優れたリーダーシップゆえのものだ」 「彼はレジェンドだ。説得する方法はない。せめて一度だけでも代表チームに来て、ファンに別れを告げてほしい。彼はそれに値する。彼の物語はその終わり方ゆえに1本の映画になった」 右足首をひねり、涙の負傷交代となったFWリオネル・メッシは、1度プレーを続行する姿勢を示していた。その振る舞いに関しては自分勝手にピッチにとどまったわけではないと擁護している。 「メッシは全てのサッカー選手が持つべきものを持っている。彼は史上最高の選手で、決してピッチを去りたがらない。私はすぐに去るような選手ではなく、そういった選手の方が好きだ。チームメイトはそれを理解している」 「彼がプレーしたがるのは、利己的だからではなく、どのような状況にあってもチームメイトと一緒に勝ちたいからで、彼らを置き去りにしたくないからだ。彼が抜けても、入る選手によってチームは力を増す。おそらく我々は別のやり方でプレーするだろう」 さらに、スカローニ監督は自身の今後についてもコメント。2023年11月には突如として退任を示唆していたが、 冗談を交えつつ続投の意を表明した。 「昨年は悪い時期を過ごし、調子も良くなかった。私がああ言ったのは、数カ月間の行き詰まりがあったからだ。問題があった日にはそのことについて言うつもりだ」 「今は元気だし、完全に回復した。この道をこれからも進んでいきたい。代表チームでは多くのエネルギーを必要とするが、正直に言うことが大切だと思う」 「今のところ、契約はあと2年残っているが、(クラウディオ・タピア)会長に15年契約を結ぶよう伝えなければならないだろう。それならサインする(笑)。そして、私はその任期を全うしなければならない。いつかは終わりが来る。一番良いのは立ち直ることだ。いつかうまくいかなくなったらトラクターに乗るよ(笑)」 2024.07.15 17:22 Mon
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アルゼンチンの同僚2人が世界中から非難に晒されるエンソを擁護…

アルゼンチン代表の2選手が人種差別チャント問題で世界中から厳しい非難に晒される同胞MFエンソ・フェルナンデスを擁護した。『ESPN』が伝えている。 コパ・アメリカ2024で連覇を成し遂げたアルゼンチンは、コロンビア代表戦との決勝後のチームバスで問題のチャントを歌った。 エンソ・フェルナンデスが『インスタグラム』のライブで公開した動画では、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)決勝でフランス代表を破った際に一部のアルゼンチンファンが歌ったチャントがもととされる、人種差別的な内容のチャントを歌う選手たちの姿が映されていた。 この不適切な動画はすぐさまSNS上を中心に広まると、フランスサッカー連盟(FFF)は遺憾の意を表すとともに、法的措置もちらつかせた。また、チェルシーのフランス人のチームメイトも怒りを露わに。 その後、エンソはすぐさま謝罪を行ったが、チェルシーが内部での懲戒手続きを行う旨を声明で発表し、国際サッカー連盟(FIFA)も公式に調査に乗り出したことを報告した。 そんななか、当該チャントが歌われた動画において姿が確認されず、この一件とはやや距離を置く立場にあるリバプールのMFアレクシス・マク・アリスターは、アルゼンチンのラジオ『Urbana play』で言及。 「エンソはすでに謝罪し、何が起こったのか説明した。これ以上付け加えることはない」と、同胞を擁護する姿勢を示した。 「僕らはエンソを知っているし、彼が悪意を持ってそんなことをするはずがないことも知っている。これはむしろ定着したチャントであり、嘲笑するような口調だった。最も重要なのはエンソが謝罪したことで、僕らはそれに価値を見出さなければならない」 さらに、一部でこういった選手、ファン・サポーターの振る舞いは人種差別を軽視するアルゼンチンという国自体の問題と指摘する向きもあるが、リバプールMFは「実際、この国は人種差別主義の国ではない」と否定。ただ、「人種差別について話すことに慣れていない。これは重要な話題だ。特にヨーロッパではより敏感な問題で、自分の行動や発言には注意しなければならない」と、ヨーロッパに比べて国民一人ひとりの問題意識の低さがあることを認めた。 エンソ自身の過ちやアルゼンチンでの人権意識の低さを認めるなど、各方面への配慮を感じさせる持論を展開したマク・アリスターに対して、アトレティコ・マドリーのMFロドリゴ・デ・パウルは、より感情的に今回の問題について言及。 SNS上で憤りを露わにしたエンソのチェルシーのチームメイトである、ヴェスレイ・フォファナとクリストファー・エンクンクへの批判を含め、同選手が不当に標的にされていると指摘している。 「ピッチソング(チャント)をしっかりと分析しないこともある」 「もちろん人種差別やそういったことすべてに苦しんできた人たちが、それを嫌悪することは理解できるよ。それでも、やり方というものがある。もしエンソの(クラブの)チームメイトが不快に感じたのなら、ソーシャルメディアで反応するのではなく、彼に直接連絡するのが筋だ。エンソが絶対に置かれるべきではない立場に置こうとする悪意が少しはあるように感じるよ」 マク・アリスターの意見が概ね理解された一方、後輩を守りたいがゆえに被害者サイドへの不満を示したデ・パウルの見解はさらなる批判を招く結果となっており、結果的にエンソへの非難を増長させる結果になってしまった間もある。 2024.07.19 21:16 Fri
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ユベントスで欠場続きのFWニコラス・ゴンサレス、アルゼンチン代表不参加に【2026年W杯南米予選】

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は9日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選に臨むアルゼンチン代表メンバー28名のなかからユベントスのFWニコラス・ゴンサレスの不参加を発表した。 ニコラス・ゴンサレスは10月2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のライプツィヒ戦で右太ももを負傷。欠場が続くものの、5日に発表された11月の2試合へ向かうメンバーに入っていた。 不参加による追加招集はなし。アルゼンチンは14日にアウェイでパラグアイ代表と、19日にホームでペルー代表と対戦する。 今回のアルゼンチン代表メンバーは以下の通り。 <h3>アルゼンチン代表メンバー</h3> GK エミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/イングランド) ヘロニモ・ルジ(マルセイユ/フランス) ワルテル・ベニテス(PSV/オランダ) DF ヘルマン・ペッセージャ(リーベル・プレート) ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ/ポルトガル) ネウエン・ペレス(ポルト/ポルトガル) レオナルド・バレルディ(マルセイユ/フランス) ニコラス・タグリアフィコ(リヨン/フランス) クリスティアン・ロメロ(トッテナム/イングランド) リサンドロ・マルティネス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ゴンサロ・モンティエル(セビージャ/スペイン) ナウエル・モリーナ(アトレティコ・マドリー/スペイン) MF ティアゴ・アルマダ(ボタフォゴ/ブラジル) エセキエル・パラシオス(レバークーゼン/ドイツ) ファクンド・ブオナノッテ(ブライトン/イングランド) アレクシス・マク・アリスター(リバプール/イングランド) エンソ・フェルナンデス(チェルシー/イングランド) エンソ・バレネチェア(バレンシア/スペイン) ジオバニ・ロ・チェルソ(ベティス/スペイン) ロドリゴ・デ・パウル(アトレティコ・マドリー/スペイン) ニコ・パス(コモ/イタリア) レアンドロ・パレデス(ローマ/イタリア) FW リオネル・メッシ(インテル・マイアミ/アメリカ) ラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア) バレンティン・カステジャノス(ラツィオ/イタリア) アレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリー/スペイン) 2024.11.11 14:29 Mon

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