【2023-24セリエAベストイレブン】インテルから最多6選手を選出

2024.06.05 18:05 Wed
超WS的23-24セリエAベストイレブン
Getty Images
超WS的23-24セリエAベストイレブン
2023-24シーズンのセリエAが2日に終了しました。本稿では今季のセリエAベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。

GKヤン・ゾマー(35歳/インテル)
出場試合数:34(先発回数:34)/失点数:19/出場時間:3060分
Getty Images

オナナの抜けた穴を埋める以上の活躍で選出。足元に関しても問題なくビルドアップでも貢献できている。ショットストップ能力に関しては言わずもがな。安定感抜群だった。

DFフェデリコ・ガッティ(25歳/ユベントス)
出場試合数:32(先発回数:30)/得点数:4/出場時間:2640分
Getty Images

移籍2季目にして大ブレイク。3バックの右でレギュラーを獲得し、ソリッドな守備で堅守ユベントスを支えた。攻撃面においても4ゴールと攻守に活躍したシーズンとなった。
DFグレイソン・ブレーメル(27歳/ユベントス)
出場試合数:36(先発回数:36)/得点数:3/出場時間:3234分
Getty Images

現ユベントスの堅守の象徴。伸び盛りのガッティ、同胞のダニーロと共に強固な3バックを形成。圧倒的な対人能力を武器に最終ラインで存在感を示した。

DFテオ・エルナンデス(26歳/ミラン)
出場試合数:32(先発回数:31)/得点数:5/出場時間:2795分
Getty Images

相次ぐ負傷離脱によりセンターバックもこなした。能力の高さで何の問題もなくプレーしたことが彼のポテンシャルを現している。左サイドバック時には相変わらずの攻撃センスでFWレオンと共に打開役を担っていた。
DFフェデリコ・ディマルコ(26歳/インテル)
出場試合数:30(先発回数:29)/得点数:5/出場時間:2104分
Getty Images

今やセリエA屈指の左足の精度を誇るキック職人として認知されるようになった。アシスト数は6。インテルの左サイドがディマルコによってストロングポイントとなった。

MFヘンリク・ムヒタリアン(35歳/インテル)
出場試合数:36(先発回数:35)/得点数:2/出場時間:2804分
Getty Images

35歳と円熟の時を迎え、インテリジェンス溢れるプレーでチャルハノールと共に攻撃を組み立てた。インテルが安定した試合運びを実現できているのはチャルハノールと共にムヒタリアンが居るからこそ。ゴールにもよく絡み6アシストを記録。

MFハカン・チャルハノール(30歳/インテル)
出場試合数:32(先発回数:32)/得点数:13/出場時間:2576分
Getty Images

昨季からブロゾビッチ不在時にはアンカーを務めていたが、今季も継続して安定したパフォーマンスを披露。インテルの新たな心臓として欠かせない存在となっている。

MFトゥン・コープマイネルス(26歳/アタランタ)
出場試合数:34(先発回数:29)/得点数:12/出場時間:2631分
Getty Images

これまではプレーメーカーのイメージが強かったコープマイネルスだが、今季はよりゴール前に近いポジションで起用され、見事ガスペリーニ監督の期待に応えた。昨季の10ゴール4アシストを越える12ゴール5アシストと申し分ないスタッツを残し、チームをCL出場、EL優勝に導いた。

FWマルクス・テュラム(26歳/インテル)
出場試合数:35(先発回数:34)/得点数:13/出場時間:2707分
Getty Images

移籍初年度であっさりチームにフィット。生まれ育ったイタリアで一皮剥けた。13ゴール13アシストと決定力、チャンスメークともに十分な働き。

FWラウタロ・マルティネス(26歳/インテル)
出場試合数:33(先発回数:31)/得点数:24/出場時間:2667分
Getty Images

今季より正式就任の主将としてチームも牽引。一流のストライカーとして完成されつつある。後半戦はペースが落ち9試合ゴールのない期間があったが、それでも24ゴールと十分なスタッツ。自身初の得点王を獲得した。

FWジョシュア・ザークツィー(23歳/ボローニャ)
出場試合数:34(先発回数:32)/得点数:11/出場時間:2774分
Getty Images

躍進のボローニャを攻撃面で大きく支えた。大柄ながら卓越した技術を駆使してのキープ力で味方の押し上げを促した。後半戦は4ゴールと少々ペースは落ちたが、ゴール数以上の存在感でチームのCL出場権獲得に貢献した。

ヤン・ゾマーの関連記事

アーセナルのミケル・アルテタ監督が惜敗したインテル戦でのPK判定に不満を示した。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。 アーセナルは6日、ジュゼッペ・メアッツァで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節でインテルと対戦し、0-1で敗戦した。 直近のニューカッスル戦で0-1の敗 2024.11.07 11:30 Thu
インテルのシモーネ・インザーギ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 セリエA前節のエンポリ戦を快勝で終えた2位インテルは、3日の第11節でヴェネツィアと対戦。ホームに迎え、2連勝を狙った。 敵陣でゲームを展開しながら、決定的なピンチは元スイス代表GKヤン・ゾマーが救いゴールレスで後半へ。51分 2024.11.04 16:41 Mon
インテルのシモーネ・インザーギ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)で強豪相手のドローを評価した。『UEFA.com』が伝えている。 インテルは18日に敵地で行われたCLリーグフェーズ第1節で、マンチェスター・シティと対戦。2年前のCLファイナルで無念の敗北となった対戦相手に、立ち上がりからボールを握られるもカウン 2024.09.19 08:40 Thu
フランス・フットボールは4日、2023-24シーズンのヤシン・トロフィー候補10名を発表した。 昨年はアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)が受賞していた同賞。 今回もコパ・アメリカ優勝を果たし、バロンドール候補にも10名のなかで唯一選出されているマルティネスが有力と見られる。受賞 2024.09.05 07:00 Thu
スイスサッカー協会(SFV)は19日、インテルのスイス代表GKヤン・ゾマー(35)の代表引退を発表した。 母国のバーゼルでプロキャリアを歩み始めたゾマー。各年代のスイス代表でも活躍し、23歳時の2012年5月にフル代表デビューを飾った。 その後は2014年、2018年、2022年のワールドカップ(W杯)、2 2024.08.19 18:56 Mon

インテルの関連記事

ミラノの二大巨頭が、エラス・ヴェローナのモロッコ代表MFレダ・ベラヤヌ(20)を注視か。 ベラヤヌはフランス出身で先月モロッコ代表デビュー。169cm53kgと小柄ながら、激しいデュエルを苦にしない武闘派の守備的MFだ。 昨季途中に加入したヴェローナで今季から定位置を掴んだなか、23日の代表ウィーク明け初戦 2024.11.21 15:45 Thu
リールのカナダ代表FWジョナサン・デイビッド(24)を獲得するため、セリエAの2クラブが動き出しているようだ。 デイビッドは2020-21シーズンからリールでプレーしており、今シーズンもエースストライカーとして公式戦19試合13ゴールの活躍。リールとの契約は今季で満了も、本人に延長の意思なく来夏にフリーとなること 2024.11.21 10:20 Thu
かつてインテルなどで活躍した元コロンビア代表MFフレディ・グアリン氏(38)は現在、リハビリ施設で生活しているのだという。 かつてポルトやインテル、またボカ・ジュニアーズや上海申花などに在籍したグアリン氏。インテル時代は同い年の日本代表DF長友佑都と共にプレーし、コロンビア代表としては、2014年W杯の日本戦にフ 2024.11.19 13:35 Tue
インテルがリバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)の獲得レースに参戦するようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 今夏にユベントスから1200万ユーロの移籍金でリバプールに加入したキエーザだったが、コンディションが整わずここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズ 2024.11.18 07:30 Mon
インテルは15日、ドイツ人DFヤン・アウレル・ビセック(23)との契約延長を発表した。新契約は2029年6月30日までとなる。 ケルンの下部組織出身のビセックは、2018年7月にファーストチームに昇格。ホルシュタイン・キール、ローダ、ヴィトーリア・ギマランイス、オーフスへのレンタル移籍を経験し、2022年7月にオ 2024.11.16 00:50 Sat

セリエAの関連記事

記事をさがす

ヤン・ゾマーの人気記事ランキング

1

公式戦2戦連続無得点で連敗のアーセナル…アルテタ監督は2つのPK判定への不満「非常にフラストレーションを感じている」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が惜敗したインテル戦でのPK判定に不満を示した。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。 アーセナルは6日、ジュゼッペ・メアッツァで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節でインテルと対戦し、0-1で敗戦した。 直近のニューカッスル戦で0-1の敗戦を喫していた中、今週末のチェルシーとのダービーへバウンスバックを図った一戦。軽傷を抱えるMFデクラン・ライスに代えてDFベン・ホワイトを入れ替えるのみで臨んだが、前半の入りでペースを握られる難しい展開に。 その後、徐々に盛り返したが、前半終了間際にMFミケル・メリーノのボックス内でのハンドで与えたPKをMFハカン・チャルハノールに決められ、1点ビハインドで試合を折り返した。[4-3-3]に変更した後半は相手陣内でハーフコートゲームを展開したが、流れの中では効果的な崩しを見せられず。得意のセットプレーもことごとく相手に撥ね返され、公式戦2試合連続、無得点での連敗となった。 同試合後、スペイン人指揮官は後半のチームのパフォーマンスに満足感を示しつつも、幾つかの判定が結果を左右したとの見解を示した。 「今夜の最悪なことは、間違いなく結果だ。なぜなら、このスタジアムでヨーロッパの最高のチームの1つに対して我々が見せたパフォーマンス、態度、支配力は、私がこれまで見てきた他のどの試合でも見たことがないものだったからだ」 「ただ、現実は結果であり、我々はゴール前でもっとうまく解決して少なくとも2ゴールを決めることができる状況が数多くあった。そして、最後に結果と試合の流れを決定づける2つの判定があったため、非常にフラストレーションを感じている」 その指揮官が言及した判定はいずれもPKに関するもの。前述のメリーノのハンドで与えたPKと共に、前半半ばに自分たちの攻撃の際にFWガブリエウ・マルティネッリのクロスを競ったメリーノと相手GKヤン・ゾマーの接触プレーに関しての不満を訴えた。 「(判定は)理解できない。ただのディフレクションで、まったく危険はなく、非常に近かったので反応できなかったが、まあ、彼らはペナルティと判定した。しかし、それがペナルティなら、(ゾマーが)ミケル・メリーノの頭を殴ったときのペナルティは1000%ペナルティでなければならない。これがこの試合の差であり、受け入れるのは非常に難しい」 「シーズンの初めに、あれ(メリーノのハンド)はペナルティではないと言われた。それは明らかだった。今日は違う話だ」 この試合では相手の2倍以上のシュートを放った一方、明確な決定機はボックス内でルーズボールに反応したFWカイ・ハヴァーツのシュートを相手DFにブロックされた後半半ば過ぎぐらいのワンシーンぐらいだった。 しかし、指揮官は攻めあぐねたとの質問を一蹴。ここ数年のビッグマッチにおいて良いパフォーマンスを見せられたと主張した。 「今夜の懸念は結果で、明らかに最後のゴール前の局面で我々はやるべきことができなかった。ただ、ヨーロッパでこれまで行ったすべてのビッグゲームの中で、この試合は過去数年で我々がプレーした中で断然ベストだった」 試合終盤の接触プレーで顔面から流血したハヴァーツ、ハーフタイムでベンチに下がったメリーノの2選手に関しては、いずれも大きな問題はないという。 「カイに関して、彼は大きな切り傷を負っている。縫う必要があり、交代しなければならなかったが、週末には大丈夫だと願っている」 「(メリーノに)脳震とうは起きなかった。しかし、昨日と今日、彼はすでに体調が良くなかった。その後、彼を見て、100%の力が必要なので、彼を交代させることに決めた」 最後に、苦境の中で臨むチェルシーとのダービーマッチに向けては「我々が今のようなプレーをすれば、チェルシー戦に勝つチャンスは大いにある」と、連敗という厳しい状況にも関わらず、強気な姿勢は崩さなかった。 2024.11.07 11:30 Thu
2

「プレーできれば幸せだけど」バイエルンの控えGKウルライヒ、ノイアー復帰心待ちに「穏やかな海を取り戻さなきゃ」

バイエルンのドイツ人GKスヴェン・ウルライヒは限られたプレータイムを楽しんでいる。ドイツ『キッカー』が伝えている。 長年にわたってドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの控えを任されているウルライヒ。過去に1度だけバイエルンで公式戦47試合に出場したシーズンがあったが、基本的にノイアーがケガをするか、DFBポカール1〜2回戦以外で起用されることはない。 また、昨年12月にノイアーが重傷を負った際、バイエルンは代役をウルライヒに委ねず、1月の移籍市場でボルシアMGからGKヤン・ゾマーを獲得。そのゾマーが今夏去ったことにより、ノイアーの不在も続くなかで18日に行われたブンデスリーガ第1節のブレーメン戦でようやく出番を貰った格好だ。 しかし、ウルライヒ本人は複雑。23日にクラブのオフィシャルパートナーであるアウディ社から車を贈られ、式典で報道陣の問いかけに応じると「プレーできるときはもちろん幸せさ」としつつ、「バイエルンは穏やかな海を取り戻さなきゃ」と、ノイアーの一刻も早い復帰を心待ちにしていると語った。 「マヌ(ノイアー)は単純に世界最高のGKだ。あのようなケガをしたあとでも、おそらく強くなって帰ってくるだろう。ならば、そのときにマヌがプレーするのは不自然じゃない」 「いまは復帰に向け、猛烈に自分を追い込んでるみたいだよ。間違いなく正しいステップだし、大きな進歩だよ。すぐに一緒にトレーニングできるようになると思うよ。試合に帰ってくる日もそう遠くないはずさ」 また、バイエルンに将来の守護神候補としてマッカビ・テル・アビブからイスラエル代表GKダニエル・ペレツ(23)の加入が迫っていることについても「クラブも未来に目を向け始めたね。良いことだ。様子を見てみよう」とポジティブに語った。 2023.08.24 14:55 Thu
3

GK補強が急務のインテル、第3GKに下部組織出身のディ・ジェンナーロを獲得!4年ぶりの復帰

インテルは13日、セリエCに所属するASグッビオからイタリア人GKラッファエレ・ディ・ジェンナーロ(29)を完全移籍で獲得した。『Transfer markt』によれば、契約期間は2024年6月30日までで、1年の延長オプションが付随している。 2002年にインテルのアカデミーに入団したディ・ジェンナーロは、ユース、U-17、U-19と順調にステップアップすると、2013年夏にレンタルで加入したセリエB(イタリア2部)のチッタデッラでプロデビュー。 その後もラティーナやテルナーナ、スペツィアといった国内の下部リーグクラブへレンタルを繰り返すと、2018-19シーズンにインテルに復帰へするもセリエAに提出されたチームリストから除外され、シーズン終了後にチームを退団した。 その後、セリエCのカタンザーロにフリーで加入したディ・ジェンナーロは、2021年の夏からペスカーラでプレー。昨シーズンから加入したグッビオでは、リーグ戦34試合に出場し20試合でクリーンシートを達成。チームの昇格プレーオフ進出に貢献し、セリエCのグループBで最優秀GKに選出された。 インテルでは先日、11年に渡ってネラッズーリのゴールを守り続けた元スロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチと第3GKを務めていたイタリア人GKアレックス・コルダスの退団を発表。 さらに昨夏に加入し守護神を務めた元カメルーン代表GKアンドレ・オナナもマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されており、クラブはGKヤン・ゾマー、GKアナトリー・トルビンの獲得を目指しているとのことで、ディ・ジェンナーロは第3GKを務めることになるようだ。 2023.07.14 00:50 Fri
4

路線変更? インテルがイタリア人獲得に熱心...代表初招集期待のコルパーニら複数の自国若手選手をターゲットに

インテルが自国選手の獲得に熱を上げているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 1908年創設のインテル。当時、外国籍選手の加入を巡ってミラン内部が揉めに揉め、「イタリア人以外にも活躍の場を与えるべき」と強く主張した者たちがミランを抜け、新たに立ち上げたクラブこそがインテルだ。 以来、100年以上にわたってイタリア人以外にも門戸を開き続けるインテルでは、スペイン人の故ルイス・スアレス・ミラモンテス氏(今年7月に88歳で逝去)、アルゼンチン人のハビエル・サネッティ氏(現副会長)といった外国人バンディエラが誕生。クラブの歴史を彩ってきた。 そんなインテルだが、昨シーズン終盤ごろからイタリア人選手補強に向けた動きを報じられることが増え、今夏は自国選手No.1の人気銘柄だったMFダビデ・フラッテージをサッスオーロから獲得している。 同時にアタランタのイタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニ(19)はクラブ間交渉をまとめられず断念。それでも来年1月以降の再チャレンジに向けた動きがここ最近伝えられており、『カルチョメルカート』もこの噂に追随している。 イタリア代表の最終ラインでDFアレッサンドロ・バストーニ(インテル)とコンビを組むことも増えたスカルヴィーニには、どうやらインテルのみならず欧州各国のトップクラブも注目。ただ、アタランタは3500万~4000万ユーロ(約55億4000万~63億4000万円)では首を縦に振らないという。 インテルが熱心に追うイタリア人は他にも。モンツァで今季セリエA9試合3ゴールのMFアンドレア・コルパーニ(24)はイタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が初招集を検討しているといい、インテルは中盤のあらゆるポジションをこなせる攻撃的MFを大変気に入っているという。 また、将来的にゴールマウスはイタリア人に任せるというこだわりがあるようで、今夏はイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム)の獲得に失敗も、アタランタのイタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(23)が現守護神ヤン・ゾマーの後継者候補とのことだ。 『カルチョメルカート』は「インテルにとって理想的なプロフィールとは、若くて質の高いイタリア人。夏のフラッテージがこれに当てはまり、来年の1月と夏も同じように動く可能性が高い。インテルはますますアズーリ(イタリア代表)色が強まり、アズーリもインテル色に染まる」と締め括った。 2023.10.23 17:25 Mon
5

セリエA連覇を目指すインザーギ・インテル…プレシーズンマッチ苦戦も指揮官は平然「必要なぶんだけ苦しんだ」

今夏最後のプレシーズンマッチ(PSM)を終えたインテル。シモーネ・インザーギ監督がセリエAの開幕戦へ意気込んだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 インテルは11日、敵地ロンドンでチェルシーとのPSMを戦い、1-1のドロー決着に。26分にFWマルクス・テュラムが先制点を決めるも、90分に土壇場で追いつかれてしまった。 ベストメンバーとまでは言えずも、概ね主力が先発出場したインテル。 最後尾のGKヤン・ゾマーから、最終ライン中央はDFフランチェスコ・アチェルビ、中盤にはMFニコロ・バレッラとMFヘンリク・ムヒタリアン、2トップの一角にテュラムなどなど… しかし、チェルシーにシュート21本を浴び、対してインテルは6本。 チェルシーのメンバー構成に目を向けても、人員過多チェルシーの最適解がよくわからないが、ともかくインテルは苦戦を強いられた。 それでもインザーギ監督は「前回より皆、身体が軽かったね。選手間の良い競争ができた」と笑顔。ここまでもセリエB・ピサとアル・イテハドに勝てていないが、不安はなさそうだ。 「準備段階でパフォーマンスに問題があるのは至って普通のこと。『問題なし』が問題だ」 「ボール保持時の距離感は適切なバランスを保てていたし、チェルシーを困らせるアイデアも垣間見えた。そして、今後を見据えれば、必要なぶんだけ苦しんだ」 セリエA第1節の敵地ジェノア戦(17日)へは、「全てのテストマッチが、ジェノアへと繋がる。しかし、ここまでのどの試合よりも、このジェノア戦が難しい。大変厳しいチャレンジが我々に待ち受けているんだ」と緊張感。 「アルベルト・ジラルディーノ(ジェノア監督)のチームは良い状態だと見受けられる。あそこのスタジアムも素晴らしい熱量でアウェイチームを迎え入れるだろう」 2024.08.12 16:05 Mon

インテルの人気記事ランキング

1

長友の元同僚グアリン、自殺未遂と現在の生活を明かす「飛び降りれば解放される」

かつてインテルなどで活躍した元コロンビア代表MFフレディ・グアリン氏(38)は現在、リハビリ施設で生活しているのだという。 かつてポルトやインテル、またボカ・ジュニアーズや上海申花などに在籍したグアリン氏。インテル時代は同い年の日本代表DF長友佑都と共にプレーし、コロンビア代表としては、2014年W杯の日本戦にフル出場した経験を持つ。 氏は母国クラブに在籍していた2021年4月、泥酔状態で家族に暴行を加えたとして逮捕。7月にクラブを退団して以降は引退状態となり、翌年にはアルコール依存症を公表した。 ブラジル時代の2020年初頭に待ち受けていた妻との別居により、人生の歯車が狂ってしまった…と打ち明けているなか、このたびコロンビア『Radio Caracol』では、同時期に自殺を図ったことも明らかにしている。 「ファヴェーラ(スラム街)へ行き、避妊具なしにあらゆる女性と関係を持った。丸10日間、酒に酔っている状態だったと言える。リスクを自ら探し、アドレナリン、武器を見つけようと本気だったんだ。自分自身を図るものさしは持ち合わせていなかった」 そんななか、世界はコロナパンデミックへ。 「そして、リオデジャネイロで住んでいたアパートの17階だけが居場所となり、そこ以外の全てから切り離された人生になってしまった。飛び降りれば解放される…とね」 「けっきょく、飛び降りた。幸い、バルコニーには透明な転落防止スクリーンが付いていたことを、その時初めて知ったんだ」 2024年現在、グアリンはコロンビアのリハビリテーションクリニックで生活中。アルコール依存症治療の一環として、馬の世話などをしているという。また、アスリート向けのメンタルヘルスキャンペーンの米国大使に就任することも決定しているそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】懐かしきグアリン砲</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr">Fredy Guarín! <br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/OTD?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#OTD</a> in 2012, Guarín joined <a href="https://twitter.com/Inter?ref_src=twsrc%5Etfw">@Inter</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/UEL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UEL</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/FlashbackFriday?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FlashbackFriday</a> <a href="https://t.co/O2tgVla9yq">pic.twitter.com/O2tgVla9yq</a></p>&mdash; UEFA Europa League (@EuropaLeague) <a href="https://twitter.com/EuropaLeague/status/1223211112038129667?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 13:35 Tue
2

アドリアーノ氏が42歳のお誕生日!短くも強烈な全盛期を送った“皇帝”、古巣のエースが思い入れ語る「僕の永遠のNo.1」

2月17日、短くも強烈な全盛期を送った元ブラジル代表FWアドリアーノ氏が42歳の誕生日を迎えた。ブラジル『グローボ』が伝えている。 かつて“皇帝”の異名をとったアドリアーノ氏。190cm近い長身に鋼のような肉体、何よりその左足から放たれる強烈“すぎる"シュートに、時として相対するGKはなす術もなかった。 クラブキャリアではフラメンゴでデビュー後、インテル移籍で欧州上陸。レンタル先のフィオレンティーナ、パルマで活躍したのち、復帰したインテルでは背番号「10」を与えられた。 しかし、ブラジル代表の一員としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を戦ったのを境に、当時インテルを率いたロベルト・マンチーニ監督との不和、無断練習欠席、うつ病発症などなど、その輝きが徐々に色褪せていくことに。 母国へのレンタル移籍によって一時的には復活も、イタリア帰還後は遅刻や夜遊び、ウェイトオーバーの常習犯となり、死亡説が流れたことも。結局、2016年に34歳で引退したアドリアーノ氏、その全盛期は20〜24歳ごろまでだったと言える。 そんな元皇帝も今年で42歳。古巣フラメンゴは公式SNSやYouTubeチャンネルでかつてのヒーローを祝い、アドリアーノ氏に憧れてフラメンゴへ来たという現エース・元ブラジル代表FWペドロが思い入れを語った。 「アドリアーノは間違いなく僕のアイドル。ピッチで彼以上に僕にインスピレーションを与えてくれる男はいなかった…小さな頃から彼を追いかけてきたんだ」 「マラカナンでのコリチーバ戦のゴールは、僕が最も心に残っている彼のゴール。あのとき僕はゴール裏にいてね。一人のファンとして彼を追いかけた記憶が色褪せることなんか決してない。繰り返すけど、彼は僕のインスピレーションの源であり、永遠にNo.1の選手だ」 現在のアドリアーノ氏の様子は、公式X(@A10imperador)から垣間見ることができる。20代の現役フットボーラーにも多大な影響を与えた男が、幸せそうで、何よりだ。 <span class="paragraph-title">【写真】幸せそうで何より! 現在のアドリアーノ氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">Partiu sampa <a href="https://t.co/uHCVhEuQcN">pic.twitter.com/uHCVhEuQcN</a></p>&mdash; Adriano Imperador (@A10imperador) <a href="https://twitter.com/A10imperador/status/1755992129824817420?ref_src=twsrc%5Etfw">February 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.18 20:30 Sun
3

元インテルMFグアリンがアルコール依存症を告白 「常に問題となっていた…」

元コロンビア代表MFフレディ・グアリン(36)がアルコール依存症を告白した。イタリア『ジャンルカ・ディ・マツィオ』が伝えている。 コロンビア代表として通算57キャップのグアリンは、これまでボカ・ジュニアーズやポルト、インテル、上海申花、ヴァスコ・ダ・ガマとヨーロッパやアジア、南米の名門クラブでプレー。2020年12月から母国コロンビアのミジョナリオスで短期間プレーしたが、現在は無所属の状況が続いている。 そのグアリンは先日に自身の公式SNSを通じて近況を報告。その際に長年に渡ってアルコール依存症の問題を抱えていたことを明かした。 なお、同選手は昨年4月に酒に酔った際に父親や他の家族に暴行を加え、家族から警察に通報される事件も話題になっていた。 「少し前に、僕は自分の問題を公表した。それを実行して、いくつかの状況を取り除く必要があったんだ。今、とても幸せで落ち着いていて、内なる平和がある」 「僕はアルコールの問題を抱えていたことを認める。それはプライベートにおいて常に問題となっていたんだ。過剰なアルコール摂取は非常に深刻な問題であり、僕はそれを家族や個人的な状況と組み合わせるようになり、最悪の結果をもたらしてしまった」 「平和で健康的な生活を送るために、自分の人生に何を求めるかを決めなければならないときが来たんだ」 「アルコールの問題で多くの時間とチャンスを失ったけど、治療に集中しているよ。これは神と人生が僕に与えてくれる教えであり、素晴らしい機会だと捉えている」 「アルコールには多くの問題があり、頭がぼやけてしまう。解決策はいつも酔って、家族や仕事の問題を忘れることだった。だから、僕はそれを脇に置くことにした」 現在、定期的な治療の甲斐もあって徐々に状態が改善しつつある36歳MFは、今後のキャリア再開についても意欲を示している。 「今、再びプレーする機会があると考えて嬉しいよ。友人や家族は、まだ自分のキャリアを終えるには値しないと言ってくれているんだ」 2022.10.21 00:09 Fri
4

イタリア復帰が報じられるキエーザ、インテルも獲得レースに参戦か

インテルがリバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)の獲得レースに参戦するようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 今夏にユベントスから1200万ユーロの移籍金でリバプールに加入したキエーザだったが、コンディションが整わずここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザに対し、リバプールは早くも見限り、ローマとミランが1月の移籍市場で獲得に乗り出すと報じられていた。 そんな中、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長がキエーザのレンタル移籍を強く求めていると『トゥットスポルト』は主張。セリエAとチャンピオンズリーグ制覇を視野に入れるネラッズーロがFWラウタロ・マルティネス、FWマルクス・テュラムに次ぐFWとしてキエーザを迎え入れたいようだ。 750万ユーロの高額な年俸に関してはリバプールが一部負担する見込みでインテルとしては悪くない取り引きになると言えそうだ。 2024.11.18 07:30 Mon
5

インテルの「セカンドチーム構想」が加速…最速で来季発足か 今夏までU-19を率いたレジェンドOBが初代監督の候補に

インテルが来季にもセカンドチームを発足か。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 カルチョでは今季、ミランがセカンドチーム(U-23)のフトゥーロを立ち上げ、セリエCに参戦。名手ダニエレ・ボネーラに初代監督を任せ、DFダビデ・バルテサーギ、MFケビン・ゼロリ、FWフランチェスコ・カマルダなど、自国の有望株をフトゥーロで育てている。 一方、インテルにはセカンドチームがなく、ジュゼッペ・マロッタ会長は今年8月、「今すぐの設立は絶対にない」と断言。セカンドチームを保有するメリット、デメリットをそれぞれ掲げ、慎重な姿勢を崩さなかった。 しかし、どうやら「2025-26シーズン」からセカンドチームを発足させる方向か。 大前提として、ミラン・フトゥーロと同じくセリエCからスタートさせるには、枠の空きが必要だが、実質的なセミプロのセリエCは毎年「退会」があり、これには一定のメドが。 マロッタ会長がもっとも懸念しているトレーニング施設については、当面はトップチームを含む他カテゴリーと既存の練習場をシェア。敷地に隣接する土地の買収ができるなら、新たなグラウンドを構える計画もあるという。 セカンドチーム構想の中心人物は、ゼネラル・マネージャー(GM)のダリオ・バッシン氏。セカンドチームを立ち上げる場合の監督候補としては、OBのクリスティアン・キヴ氏(44)をリストアップしているとみられている。 元ルーマニア代表DFのキヴ氏は2014年にインテルで引退し、UEFAを経て、2018年からインテルの育成年代を指導。今夏までU-19チームを3年間指揮したが、現在は退任している。 2024.11.13 18:20 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly