ユーロ王者スペインが勝負強さ発揮で今大会初勝利! ル・ノルマン一発退場も難敵スイスを敵地で撃破【UNL】
2024.09.09 05:48 Mon
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ4第2節のスイス代表vsスペイン代表が8日に行われ、アウェイのスペインが1-4で勝利した。
9人での戦いを強いられたデンマーク代表との初戦を0-2の黒星でスタートしたスイスはその一戦から先発3人を変更。サスペンションのエルベディとジャカの代役にビュトリッヒ、ザカリアを据えたほか、リーダーに代えてアムドゥニを起用した。さらに、ウォームアップ中のケガでヴィドマーからオメラギッチに急遽メンバーが代わっている。
一方、セルビア代表との初戦を0-0のドローで終えたユーロ2024王者のスペインは敵地で初勝利を目指した一戦で先発3人を変更。負傷離脱のダニ・オルモに代えてペドリを起用したほか、ククレジャとスビメンディに代えてグリマルド、ロドリを起用した。
試合は開始早々に動く。3分、スペインがロングカウンターからニコ・ウィリアムズが左サイドを突破。ペドリを経由したボールをボックス中央で受けたホセルがダイレクトシュート。これはGKコベルの好守に阻まれる。
だが、このプレーで得た右CKの流れからボックス右に持ち込んだラミン・ヤマルの柔らかなクロスをゴール前のホセルがヘディングシュート。これはGKコベルがはじき出すが、すでにゴールラインを割っていたとの判定でゴールが認められた。
すると、ツキにも恵まれてピンチを凌いだスペインは13分、左サイドで仕掛けたニコがボックス内まで持ち込んだ右足シュート。これはGKコベルの好守に阻まれたが、こぼれに反応したファビアン・ルイスが抑えの利いた左足ダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺し、一気にリードを2点に広げた。
立ち上がりの連続失点で厳しくなったスイスだが、思わぬ形で数的優位を得る。21分、ハイラインの背後を狙ったエンボロが味方のフィードにオフサイドぎりぎりで抜け出すと、ボックス手前でDFル・ノルマンに引き倒される形に。DOGSOの判定でル・ノルマンにはレッドカードが掲示された。
このプレーで得たアムドゥニの直接FKは惜しくもクロスバーに阻まれるが、ペドリを下げてビビアンをスクランブル投入したスペイン相手に時間の経過と共に押し込む展開に持ち込むスイス。
そして、前半終了間際の41分にはバルガスの決定的なシュートをGKラヤのビッグセーブに阻まれたプレーで得た右CKの場面でエンボロがニアでフリックしたボールにファーでフリーで反応したアムドゥニが冷静に右足シュートを流し込み、点差を縮める。以降も畳みかける攻めを見せたホームチームだったが、前半のうちに追いつくことはできなかった。
迎えた後半もスイス優勢の展開が続く中、守勢のスペインはヤマルやニコに加えて今季初の公式戦出場となったロドリを早いタイミングで下げてフェラン・トーレス、ピノ、スビメンディとフレッシュな選手を投入していく。
これに対してスイスはリカルド・ロドリゲス、ザカリアと守備的な選手を下げてシエロとリーダーを、さらにドゥア、A代表デビューのモンテイロと続けてアタッカーをピッチに送り込んで前がかる。
一連の交代策で流れを掴んだのはスペイン。77分、GKラヤのロングボールに反応したフェランが右サイドのスペースへ抜け出して丁寧なグラウンダーの折り返しを供給。ゴール前にフリーで走り込んだファビアンが冷静にワンタッチで合わせ、1人少ないラ・ロハがシンプルな仕掛けから大きな3点目を挙げる。
さらに、直後の80分にはスイスが人数をかけて攻撃に出ていた中、ボックス手前でボールを奪ったスペインはホセルが背後のスペースを狙うフェランへ絶妙なミドルスルーパスを通すと、そのままボックス内に持ち込んだバルセロナFWがゴール左隅へシュートを流し込んだ。
この連続ゴールで完全に逃げ切り態勢に入ったスペインはスイスの人数をかけた攻めを危なげなく撥ね返し続けてタイムアップを迎えた。この結果、数的不利を背負いながらも要所を締める守備と決定力で勝ち切った欧州王者が2戦目で今大会初勝利を挙げた。一方、スイスは2戦連続複数失点での厳しい連敗スタートとなった。
スイス代表 1-4 スペイン代表
【スイス】
ゼキ・アムドゥニ(前41)
【スペイン】
ホセル(前4)
ファビアン・ルイス(前13、後32)
フェラン・トーレス(後35)
9人での戦いを強いられたデンマーク代表との初戦を0-2の黒星でスタートしたスイスはその一戦から先発3人を変更。サスペンションのエルベディとジャカの代役にビュトリッヒ、ザカリアを据えたほか、リーダーに代えてアムドゥニを起用した。さらに、ウォームアップ中のケガでヴィドマーからオメラギッチに急遽メンバーが代わっている。
一方、セルビア代表との初戦を0-0のドローで終えたユーロ2024王者のスペインは敵地で初勝利を目指した一戦で先発3人を変更。負傷離脱のダニ・オルモに代えてペドリを起用したほか、ククレジャとスビメンディに代えてグリマルド、ロドリを起用した。
だが、このプレーで得た右CKの流れからボックス右に持ち込んだラミン・ヤマルの柔らかなクロスをゴール前のホセルがヘディングシュート。これはGKコベルがはじき出すが、すでにゴールラインを割っていたとの判定でゴールが認められた。
この直後にはエンボロの鋭い縦への突破からのクロスでオメラギッチがゴールネットを揺らすが、スイスの同点ゴールは起点となったフロイラーのハンドを取られて取り消しに。
すると、ツキにも恵まれてピンチを凌いだスペインは13分、左サイドで仕掛けたニコがボックス内まで持ち込んだ右足シュート。これはGKコベルの好守に阻まれたが、こぼれに反応したファビアン・ルイスが抑えの利いた左足ダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺し、一気にリードを2点に広げた。
立ち上がりの連続失点で厳しくなったスイスだが、思わぬ形で数的優位を得る。21分、ハイラインの背後を狙ったエンボロが味方のフィードにオフサイドぎりぎりで抜け出すと、ボックス手前でDFル・ノルマンに引き倒される形に。DOGSOの判定でル・ノルマンにはレッドカードが掲示された。
このプレーで得たアムドゥニの直接FKは惜しくもクロスバーに阻まれるが、ペドリを下げてビビアンをスクランブル投入したスペイン相手に時間の経過と共に押し込む展開に持ち込むスイス。
そして、前半終了間際の41分にはバルガスの決定的なシュートをGKラヤのビッグセーブに阻まれたプレーで得た右CKの場面でエンボロがニアでフリックしたボールにファーでフリーで反応したアムドゥニが冷静に右足シュートを流し込み、点差を縮める。以降も畳みかける攻めを見せたホームチームだったが、前半のうちに追いつくことはできなかった。
迎えた後半もスイス優勢の展開が続く中、守勢のスペインはヤマルやニコに加えて今季初の公式戦出場となったロドリを早いタイミングで下げてフェラン・トーレス、ピノ、スビメンディとフレッシュな選手を投入していく。
これに対してスイスはリカルド・ロドリゲス、ザカリアと守備的な選手を下げてシエロとリーダーを、さらにドゥア、A代表デビューのモンテイロと続けてアタッカーをピッチに送り込んで前がかる。
一連の交代策で流れを掴んだのはスペイン。77分、GKラヤのロングボールに反応したフェランが右サイドのスペースへ抜け出して丁寧なグラウンダーの折り返しを供給。ゴール前にフリーで走り込んだファビアンが冷静にワンタッチで合わせ、1人少ないラ・ロハがシンプルな仕掛けから大きな3点目を挙げる。
さらに、直後の80分にはスイスが人数をかけて攻撃に出ていた中、ボックス手前でボールを奪ったスペインはホセルが背後のスペースを狙うフェランへ絶妙なミドルスルーパスを通すと、そのままボックス内に持ち込んだバルセロナFWがゴール左隅へシュートを流し込んだ。
この連続ゴールで完全に逃げ切り態勢に入ったスペインはスイスの人数をかけた攻めを危なげなく撥ね返し続けてタイムアップを迎えた。この結果、数的不利を背負いながらも要所を締める守備と決定力で勝ち切った欧州王者が2戦目で今大会初勝利を挙げた。一方、スイスは2戦連続複数失点での厳しい連敗スタートとなった。
スイス代表 1-4 スペイン代表
【スイス】
ゼキ・アムドゥニ(前41)
【スペイン】
ホセル(前4)
ファビアン・ルイス(前13、後32)
フェラン・トーレス(後35)
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UEFAネーションズリーグ2024-25の決勝トーナメントおよび各プレーオフの抽選会が実施された。 今月のインターナショナルマッチウィークでグループリーグの全日程が終了したなか、22日にはグループAの各グループ上位2チームが参戦する決勝トーナメントおよび昇降格を懸けたプレーオフの対戦カードを決める抽選会がスイスのニヨンで実施された。 注目のUNL準々決勝ではグループAの4グループの首位チームと2位チームが対戦するレギュレーションの中で、グループ4・首位で前大会王者のスペインがグループ3・2位のオランダと対戦。グループ2・首位のフランスはグループ1・2位のクロアチアと、グループ1・首位のポルトガルはグループ4・2位のデンマークと。グループ3・首位のドイツはグループ2・2位のイタリアとの対戦が決定した。 なお、UNLファイナルズ進出を懸けた準々決勝2試合は2025年3月20日、同23日に開催予定で、1stレグを2位チームのホームで、2ndレグを首位チームのホームで開催する。 今回決定したUNL決勝トーナメントおよび各プレーオフの対戦カードは以下の通り。 ◆UNL準々決勝 オランダ vs スペイン[1] クロアチア vs フランス[2] デンマーク vs ポルトガル[3] イタリア vs ドイツ[4] ◆UNL準決勝 [4]の勝者 vs [3]の勝者[5] [1]の勝者 vs [2]の勝者[6] ◆UNL決勝3位決定戦 [5]の勝者 vs [6]の勝者 ◆UNL3位決定戦 [5]の敗者 vs [6]の敗者 ◆リーグAvsリーグB プレーオフ トルコ vs ハンガリー ウクライナ vs ベルギー オーストリア vs セルビア ギリシャ vs スコットランド ◆リーグBvsリーグC プレーオフ コソボ vs アイスランド ブルガリア vs アイルランド アルメニア vs ジョージア スロバキア vs スロベニア ◆リーグCvsリーグD プレーオフ ジブラルタル vs ラトビア マルタ vs ルクセンブルク 2024.11.22 21:10 Fri4
北中米W杯欧州予選のポット分けが決定!前回準優勝のフランスや3位クロアチアがポット1に
欧州サッカー連盟は28日、来年3月から始まる2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選のポット分けを発表した。 欧州予選のグループリーグは2025年3月~2025年11月まで開催され、出場55カ国を12グループに分け、それぞれホーム&アウェイで総当たり戦を行う。各グループ1位チームは本大会出場権を獲得し、各グループ2位チームはプレーオフに出場する。 今回ポット1には、UEFAネーションズリーグ2024-25の準々決勝に進出したポルトガル代表、クロアチア代表、フランス代表、イタリア代表、ドイツ代表、オランダ代表、スペイン代表、デンマーク代表のに加え、UEFAランキング上位のイングランド代表、ベルギー代表、スイス代表、オーストリア代表が入った。 なお、抽選会は12月13日にスイスのチューリッヒで行われる。 <h3>◆ポット1</h3> フランス スペイン イングランド ポルトガル オランダ ベルギー イタリア ドイツ クロアチア スイス デンマーク オーストリア <h3>◆ポット2</h3> ウクライナ スウェーデン トルコ ウェールズ ハンガリー セルビア ポーランド ルーマニア ギリシャ スロバキア チェコ ノルウェー <h3>◆ポット3</h3> スコットランド スロベニア アイルランド アルバニア 北マケドニア ジョージア フィンランド アイスランド 北アイルランド モンテネグロ ボスニア・ヘルツェゴビナ イスラエル <h3>◆ポット4</h3> ブルガリア ルクセンブルク ベラルーシ コソボ アルメニア カザフスタン アゼルバイジャン エストニア キプロス フェロー諸島 ラトビア リトアニア <h3>◆ポット5</h3> モルドバ マルタ アンドラ ジブラルタル リヒテンシュタイン サンマリノ 2024.11.29 08:30 Fri5