フェラン2発のバルセロナがドルトムントに打ち勝つ! 上位対決制し2位浮上【CL】

2024.12.12 07:05 Thu
バルサが上位対決制す
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バルサが上位対決制す
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節、ドルトムントvsバルセロナが11日にBVBシュタディオン・ドルトムントで行われ、アウェイのバルセロナが2-3で勝利した。

勝ち点12で並ぶトップ8圏内同士の直接対決。

CLでは4勝1敗の4位と好位置につけるドルトムントだが、ブンデスリーガではデア・クラシカーに続き直近のボルシアMG戦をいずれも1-1のドロー。今回のホームゲームでは公式戦3試合ぶりの白星を狙った。直近の試合からは先発3人を変更。負傷のジューレの代役にジャンをセンターバックで起用したほか、グロスとバイアーに代えてレイナ、デュランヴィルを起用した。
一方、同じく4勝1敗で3位に位置するバルセロナは前々節のマジョルカ戦でラ・リーガ4試合ぶりの白星を挙げたが、直近のレアル・ベティス戦は2度のリードを守り切れず。2-2のドローと調子にかげりが見える。その痛恨ドローからのバウンスバックを期して臨んだ一戦ではベティス戦と全く同じメンバーで臨んだ。

前からプレスを仕掛けるドルトムントの守備を立ち上がりから要所でいなすバルセロナは、左右の深い位置を取ってバルデ、ラミン・ヤマルの際どいクロスからチャンスを作り出す。
以降はドルトムントがデュランヴィル、バイノー=ギテンスのウイングを軸に相手のハイラインの背後を意識した攻撃を仕掛ければ、バルセロナは相手のアンカー脇をうまく使いながらサイドに広げ、こちらもハフィーニャ、ヤマルの両ウイングのコンビネーションでゴールを脅かす。

序盤はバルセロナペースで進んだものの、この時間帯の劣勢を耐えたドルトムントが前半半ばを過ぎて押し返していく。引き続きボールは握られたものの、守備時の立ち位置の修正を施すと、より安定した戦いに。

そして、序盤からの狙いだったハイラインをたびたび攻略すると、枠内シュートこそゼロに終わったが、両ウイングの仕掛けからレイナやザビッツァーのミドルシュート、ボックス内でギラシーが競り合うシーンも作り出し、悪くない形で前半を終えた。

後半も拮抗した入りとなったが、バルセロナがファーストチャンスをモノにする。53分、中盤でのダニ・オルモの見事なプレス回避からのスルーパスで八フィーニャがオフサイドラインぎりぎりで抜け出すと、左足の正確な対角シュートをゴール右下隅へ突き刺した。

これで均衡が破られると、ドルトムントも素早いリアクションから同点に追いつく。60分、ボックス内でDFクバルシと交錯したギラシーがPKを獲得。これを自らゴール左隅に蹴り込んだ。

1-1の振り出しに戻った試合はここからよりオープンな展開に。また、両ベンチがこのタイミングで動く。

バルセロナはレヴァンドフスキ、ハフィーニャ、ダニ・オルモを下げてフェルミン・ロペスフェラン・トーレスフレンキー・デ・ヨングを一気に投入。これに対してドルトムントは奮闘したレイナ、デュランヴィルを下げてグロス、マレンを同時投入。すると、一連の交代策がスコアを動かす。

まずは75分、ヤマルとクンデで右サイドを崩して正確なクロスが供給すると、ファーでフリーのフェルミンが右足のダイレクトボレーで合わせる。これをGKコベルが前にはじくと、こぼれに詰めたフェランがゴールネットに蹴り込んだ。

だが、この直後の78分にはオフサイドラインの味方をオトリにオンサイドからヤン・コウトのスルーパスに抜け出したグロスがエリア外に飛び出したGKペーニャをかわして左のギラシーにプレゼントパス。これを背番号9が難なく無人のゴールへ流し込んだ。

2-2のイーブンに戻った試合は勢いづくドルトムントペースで進んでいくが、三度リードを奪ったのはバルセロナ。85分、相手CKを撥ね返した流れからグロスのバックパスをかっさらったペドリ、ヤマルを起点にロングカウンターを発動。最後はボックス右でボールを受けたフェランが右足の対角シュートをゴール左下隅に突き刺した。

その後、土壇場で追いつかれた直近のベティス戦の反省を活かして守備的な交代策で逃げ切りを図ったバルセロナに対して、ドルトムントがホームの大歓声を後押しにリスクを冒して攻めたてる。だが、後半ラストプレーとなったFKからゴール前のシュトッターベックが放ったヘディングシュートは枠を捉え切れず。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、白熱の上位対決を制したバルセロナがリバプールに続く2位に浮上。敗れたドルトムントはトップ8圏外の9位に転落した。

ドルトムント 2-3 バルセロナ
【ドルトムント】
セール・ギラシー(後15[PK]、後33)
【バルセロナ】
ハフィーニャ(後8)
フェラン・トーレス(後30、後40)

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バルセロナの選手が不自然なスペースを空けて写真撮影、重傷負ったガビのためだった

ヒザに重傷を負ったスペイン代表MFガビの帰りをバルセロナの選手たちが待っている。 19日に行われたユーロ2024予選のジョージア代表戦で、右ヒザ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷の重傷を負ったガビ。手術を受けることが決まり、今季絶望という見方が強い状況だ。 ガビを欠くバルセロナは25日、ラ・リーガ第14節でラージョ・バジェカーノとのアウェイゲームに臨んでいたが、試合前にはいつもと違う形で集合写真の撮影が行われた。 試合前に行われるスターティングメンバーの11人が並んでの記念撮影。通常は11人が2列に並び、肩を組んで撮影に臨むことが多いが、ラージョ戦のバルセロナの写真では不自然な隙間が空いていた。 FWラミン・ヤマルとFWフェラン・トーレスの間に人1人が入るほどのスペースが空けられていたが、これはガビの居場所を示すという意味があったようだ。 クラブの公式X(旧ツイッター)でも公開されると、ファンからは「そこはガビの場所だから」、「そういう事か」、「ガビのためだろう」、「ちゃんと治して戻ってきてくれ」と様々な反響が寄せられている。 ラージョ戦では勝ち点1を積み上げるに留まったバルセロナ。ガビを安心させるためにも勝利を積み重ねていきたいところだ。 <span class="paragraph-title">【写真】実はガビのため!不自然なスペースが空けられたバルセロナの写真撮影</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">❤️ Like if you know why we&#39;re lined up like this. <a href="https://t.co/7tAYyYm6vK">pic.twitter.com/7tAYyYm6vK</a></p>&mdash; FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1728775620451009024?ref_src=twsrc%5Etfw">November 26, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.27 13:05 Mon
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バレンシアの有望株が2カ月の自宅隔離中に4キロ増量…しかし、ただ太ったわけではなかった

今夏の移籍市場で注目を集めているバレンシアのU-21スペイン代表MFフェラン・トーレス(20)だが、この中断期間中に大きな変貌を遂げていた。 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、サッカー活動が停止に。スペインでは感染者が約23万人、死者が約2万7000人という未曾有の被害を受けていた。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiIxV2lWSVlZZiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 当初はロックダウン(都市封鎖)を宣言し、外で人と話すことすら許されなかったスペインだが、徐々に緩和。現在では、外出許可が出ており、ラ・リーガのチームもトレーニング施設を利用した個別トレーニングを再開させた。 そんな中、久々に姿を現したフェラン・トーレスに大きな変化が。スペイン『アス』によると、明らかな体格の変化が見て取れたという。 バレンシアも選手たちは自宅隔離をしており、およそ2カ月の間は通常とは違う生活を送っていた。『アス』によると、フェラン・トーレスは4キロ体重が増えていたとのこと。しかし、これは単純に太ったのではなく、筋肉を増量させていたというから驚きだ。 フェラン・トーレスは、2カ月にわたる自宅トレーニングの際、クラブから出された計画以上のトレーニングを積んだとのこと。自宅隔離が始まって1週間で自宅の1回をジムに変化させ、鍛えていたようだ。 クラブからは厳格な栄養計画が提示されており、筋肉とともにその質も上がっているとのこと。全身で一回り大きくなっており、持ち味を失うことなくパワーアップしたようだ。 今シーズンはラ・リーガで25試合に出場し4ゴール4アシスト、チャンピオンズリーグでも6試合で2ゴール2アシストを記録しているフェラン・トーレス。ドリブルを得意とするフェラン・トーレスがどのようなプレーを見せるのか、リーグ戦の再開が待ち遠しいところ。このパワーアップで、さらに他クラブの注目を集めることになるかもしれない。 2020.05.14 11:00 Thu

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ラミン・ヤマルがキングスリーグに参戦! ヴィニシウスと共に新シーズン目玉に

バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルが「キングス・リーグ」に参戦することが決定した。 キングス・リーグは、元スペイン代表DFジェラール・ピケ氏がチェアマンを務める7人制サッカーの大会。様々な大会独自のルールが設けられており、その独自性とエンターテインメント性で大きな人気を誇るコンテンツ。 今年5月から6月にかけてメキシコで行われた第1回の「キングス・ワールドカップ」ではネイマール、マリオ・ゲッツェ、リオ・ファーディナンド、エデン・アザールらスター選手や日本のゲーム実況者として知られる加藤純一氏らインフルエンサーやストリーマーら著名人も参加し、大きな話題を集めていた。 そのキングス・リーグは7日、新シーズンに向けたプロモーション動画を公開。すでに参戦が話題を集めていたレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに加え、アメリカの世界的なインフルエンサーであるジェイク・ポール、 アルゼンチン出身の有名歌手マリア・ベセラと共にサプライズ枠として17歳FWの参戦が明かされた。 なお、現役選手であるヤマルとヴィニシウスに関しては現時点でどういった役割を担うかは明かされておらず、今月15日の新シーズン開幕直前に改めてアナウンスされることになるようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】注目集めたフードの男の正体はラミン・ヤマル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Lamine Yamal, the new star of the Kings League.<a href="https://t.co/znTeCSORb5">pic.twitter.com/znTeCSORb5</a></p>&mdash; Kings League World (@_KingsWorld) <a href="https://twitter.com/_KingsWorld/status/1832499264179859958?ref_src=twsrc%5Etfw">September 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.08 09:35 Sun
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バルセロナ注目の“いとこコンビ”が偉業達成…バルサ・アトレティックの最年少ゴール&歴代3位記録を同じ試合で更新

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