新方式でJ3勢が健闘!YS横浜、沼津、北九州、琉球がJ2勢撃破で2回戦進出【ルヴァンカップ】

2024.03.06 21:50 Wed
劇的な逆転勝負を挙げ、歓喜するアスルクラロ沼津の選手たち
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劇的な逆転勝負を挙げ、歓喜するアスルクラロ沼津の選手たち
6日、YBCルヴァンカップ1stラウンド第1回戦の9試合が各地で行われた。

2024シーズンからは新方式となり、J1からJ3までの全60クラブが出場するルヴァンカップ。1stラウンドには、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24のノックアウトステージに出場する川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府を除く57クラブが参加し、10ブロックに分けての1試合制トーナメントが行われる。また、原則下位カテゴリ―チームのホームスタジアムで開催される。

J3勢がJ2チームを破った試合は4つ。水戸ホーリーホックと対戦したY.S.C.C.横浜は、両者無得点で迎えた67分、松村航希が右ポケットから豪快な一振りを沈めて均衡を破る。終盤には退場者を出し、数的不利に陥りながらも逃げ切り勝ち。記念すべきルヴァンカップ初勝利を挙げた。
明治安田J3で開幕2連勝スタートを切っているアスルクラロ沼津は、J1経験のあるベガルタ仙台に逆転勝ち。54分、83分と2度先行される展開の中でも、79分に徳永晃太郎、87分に沼田航征と、粘りを見せて2度追い付くと、同点で迎えた後半アディショナルタイム4分、ゴール前にこぼれたボールを濱託巳が蹴り込んで勝負あり。劇的な展開で2回戦進出を決めた。

FC琉球も藤枝MYFCを相手に2-1と逆転勝ちを収め、ギラヴァンツ北九州は延長戦の末に、大卒ルーキー・渡邉颯太のゴールで、大分トリニータを1-0で下している。
J2勢同士の対戦となった鹿児島ユナイテッドFC vs ジェフユナイテッド千葉は、鈴木翔大のPK弾で鹿児島が勝ち上がり。両者は16日の明治安田J2第4節で再び顔を合わせる。

同じくJ2勢同士の対戦となった愛媛FC vs V・ファーレン長崎は、シーソーゲームの末に3-3で延長戦に突入した。愛媛は115分にパク・ゴヌがこの日2枚のイエローカードを受けて退場となったのに対し、数的優位となった長崎はその3分後にマテウス・ジェズスがボックス内から冷静な左足のフィニッシュを決め、4-3と打ち合いを制した。

その他の結果は以下の通り。第1回戦の残り8試合は13日に行われる。

◆1stラウンド第1回戦
▽3月6日
ザスパ群馬(J2) 4-1 SC相模原(J3)
Y.S.C.C.横浜(J3) 1-0 水戸ホーリーホック(J2)
アスルクラロ沼津(J3) 3-2 ベガルタ仙台(J2)
カマタマーレ讃岐(J3) 0-2 ブラウブリッツ秋田(J2)
愛媛FC(J2) 3-4 V・ファーレン長崎(J2)
ギラヴァンツ北九州(J3) 1-0 大分トリニータ(J2)
テゲバジャーロ宮崎(J3) 1-4 ファジアーノ岡山(J2)
鹿児島ユナイテッドFC(J2) 1-0 ジェフユナイテッド千葉(J2)
FC琉球(J3) 2-1 藤枝MYFC(J2)

▽3月13日
《18:00》
いわてグルージャ盛岡(J3) vs 栃木SC(J2)
《18:30》
ヴァンラーレ八戸(J3) vs ツエーゲン金沢(J3)
《19:00》
福島ユナイテッドFC(J3) vs ロアッソ熊本(J2)
松本山雅FC(J3) vs レノファ山口FC(J2)
AC長野パルセイロ(J3) vs 徳島ヴォルティス(J2)
カターレ富山(J3) vs モンテディオ山形(J2)
FC岐阜(J3) vs 大宮アルディージャ(J3)
FC大阪(J3) vs いわきFC(J2)

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ええ?実はこんなことになってたの?2024年のJリーグ強かったのは(J3編)!の巻/倉井史也のJリーグ

さて、今週から2024年Jリーグ、本当の強さってどうだったのっていうのをお届けします。まずはJ3リーグから。最終順位ってこうでした。 順 :チーム/ 点 1:大宮/85 2 :今治/73 3 :富山/64 4 :松本/60 5 :福島/59 6 :FC大阪/58 7 :北九州/ 56 8 :岐阜/53 9 :相模原/ 53 10:沼津/52 11:八戸/52 12:金沢/50 13:鳥取/50 14:琉球/47 15:宮崎/46 16:讃岐/43 17:奈良/39 18:長野/37 19:YS横浜/32 20:いわて/ 22 でもね、シーズン半分の19節を終わった時点ではこうだったんです。 順 :チーム/ 点 1 :大宮/46 2 :沼津/31 3 :FC大阪/31 4 :金沢/30 5 :今治/30 6 :福島/29 7 :富山/29 8 :相模原/ 29 9 :松本/27 10:琉球/27 11:岐阜/26 12:北九州/ 26 13:長野/24 14:八戸/23 15:奈良/20 16:YS横浜/20 17:鳥取/18 18:宮崎/16 19:讃岐/15 20:いわて/ 13 つまり後半戦だけを見たらこんな感じだったんです。矢印は前半と後半で稼いだ勝点が上がったか下がったかで、カッコ内は最終順位。 順 :チーム/ 点 1 :今治/43[↑](2) 2 :大宮/39[↓](1) 3 :富山/35[↑](3) 4 :松本/33[↑](4) 5 :鳥取/32[↑](13) 6 :北九州/ 30[↑](7) 6 :宮崎/30[↑](15) 6 :福島/30[↑](5) 9 :八戸/29[↑](11) 10:讃岐/28[↑](16) 11:岐阜/27[↑](8) 11:FC大阪/27[↓](6) 13:相模原/ 24[↓](9) 14:沼津/21[↓](10) 15:琉球/20[↓](14) 15:金沢/20[↓](12) 17:奈良/19[↓](17) 18:長野/13[↓](18) 19:YS横浜/12[↓](19) 20:いわて/ 9 [↓](20) FC大阪は前半戦に稼いだ勝点が生きた感じだけど、他は怒濤の後半戦勝負で順位を上げた感じ。鳥取や宮崎、讃岐はダッシュする時期が少し遅かった感じですな。でもこうしてみると、上位4チームに入ろうと思うと、後半の踏ん張りが重要ってことでした。 そして得点力を見ると 順 :チーム/ 得 1 :大宮/72[→](1) 2 :福島/64[↓](5) 2 :岐阜/64[↓](8) 4 :今治/62[↑](2) 5 :松本/61[↑](4) 6 :富山/54[↑](3) 7 :沼津/53[↓](10) 8 :金沢/50[↓](12) 9 :鳥取/49[↓](13) 10:讃岐/48[↓](16) 11:宮崎/46[↓](15) 12:琉球/45[↓](14) 13:八戸/44[↑](11) 13:長野/44[↓](18) 15:FC大阪/43[↑](6) 15:奈良/43[↓](17) 17:北九州/ 41[↑](7) 17:相模原/ 41[↑](9) 19:YS横浜/34[→](19) 20:いわて/ 27[→](20) 守備力で比べてみると 順 :チーム/ 失 1 :大阪/31[↓](6) 2 :大宮/32[↑](1) 3 :富山/36[→](3) 4 :今治/38[↑](2) 5 :北九州/ 39[↓](7) 6 :相模原/ 41[↓](9) 7 :八戸/42[↓](11) 8 :松本/45[↑](4) 9 :沼津/46[↓](10) 10:福島/49[↑](5) 11:宮崎/50[↓](15) 12:金沢/52[→](12) 12:讃岐/52[↓](16) 14:琉球/54[→](14) 15:岐阜/56[↑](8) 15:奈良/56[↓](17) 17:長野/57[↓](18) 18:YS横浜/64[↓](19) 19:鳥取/65[↑](13) 20:いわて/ 80[→](20) このデータから考えると、攻撃力が高い10チームのうち、実際の順位が下がっていたのは6チーム。守備力が高い10チームのうち、実際の順位が下がったのは5チーム。やはりやや守備重視のほうがいいみたいでした。 つまりJ3は攻守バランス良く、やや守備重視。でもって後半戦勝負というのが2024年。つまり最初は守備を固めつつ、途中の補強でブーストするけど、ちょっと遅れると厳しいよってことですね。2025年の参考にしてください!! 2024.12.21 17:00 Sat
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来季JFLのYS横浜、夏にスペインから復帰したFW田原廉登と契約更新「降格の悔しさを忘れず、オフシーズンを有意義に」

来シーズンから日本フットボールリーグ(JFL)のY.S.C.C.横浜は19日、FW田原廉登(23)との契約更新を発表した。 田原は地元横浜の出身で、YS横浜のジュニアユースに所属。高校サッカー、大学サッカーを経て2023年に“帰還”し、同年8月までにJ3リーグで11試合1得点を記録した。 9月から今年7月までは、スペイン4部のCDアトレチコ・パソへ期限付き移籍し、欧州サッカーを経験。レンタルバック後の公式戦出場はなく、J3・JFL入替戦の出場もなかった。 「今シーズン多くの温かいご声援をいただき、ありがとうございました。この度、Y.S.C.C.と契約を更新することができ、大変嬉しく思います」 「いつも支えてくださるサポーターの皆さま、クラブ関係者の方々に心から感謝申し上げます。今シーズンは、降格となりチームとしても個人としても悔しい結果で終わってしまいました。この悔しさを忘れず、オフシーズンを有意義に過ごし、来シーズンに向けてさらに準備をしてまいります」 「1年でJ3昇格という目標を常に意識しチームの勝利に貢献できるよう、全力を尽くします。引き続き温かい応援をよろしくお願いいたします!スタジアムで皆さまと喜びを分かち合える日を楽しみにしています」 2024.12.19 16:25 Thu
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J3参入高知の背番号「10」佐々木敦河…活動終える“古巣”ソニー仙台FCへ「感謝しかありません」「ソニー時代の経験も今回活きました」

高知ユナイテッドSCのMF佐々木敦河(26)が、古巣・ソニー仙台FCに言及した。 7日、J3・JFL入替戦の第2戦、Y.S.C.C.横浜vs高知ユナイテッドSCがニッパツ三ツ沢球技場で行われ、アウェイ高知は2-0と勝利。2戦合計でも3-1と勝利し、J3リーグ入りを勝ち取った。 今季から背番号「10」を背負う加入2年目の佐々木は、類まれなるバランス感覚と正確なキック、90分間走り切るスタミナを持ち併せた攻撃の核。そして何より、地元高知の出身だ。 そんな佐々木は試合後、前所属クラブのソニー仙台FC(JFL)に言及。大学卒業後に2年間在籍した古巣は今季限りで活動を終える。 「本当にソニー時代があったからこそ、今の自分があると言っても過言ではないです。ソニーで成長させてもらいましたし、今もソニーにいる人たちには感謝しかありません」 また、ソニー時代にはニッパツを経験済み。 「一昨年、ソニーの一員として、ここ(ニッパツ)で横浜FCと対戦した経験も今回活きました。なので、変に意識することもなかったですね」 「天皇杯の2回戦だったかな。0-2から3-2に逆転して、でも最後に追いつかれて。結局PK戦で負けたんですけど…ニッパツは今回で2度目だったので、緊張はありませんでした」 <span class="paragraph-title">高知ユナイテッドSCがJ3入会記念グッズの販売をスタート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">J3昇格記念グッズ<br>J3昇格記念グッズを受注販売いたします!<br><br>期間限定のメモリアルグッズとなりますので、ぜひお買い求めください<br><br>【受注期間】<br>2024年12月8日(日) 10:00 〜<br>2024年12月21日(土) 23:59<br><br>▼詳細はこちら<a href="https://t.co/IkaDrgHHFd">https://t.co/IkaDrgHHFd</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E3%83%A6%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89SC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#高知ユナイテッドSC</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E5%AE%B6%E3%81%AFJ%E3%81%B8%E8%A1%8C%E3%81%8F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#高知家はJへ行く</a> <a href="https://t.co/f4FXFItD0H">pic.twitter.com/f4FXFItD0H</a></p>&mdash; 高知ユナイテッドSC (@kochi_United) <a href="https://twitter.com/kochi_United/status/1865371174563348947?ref_src=twsrc%5Etfw">December 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.08 10:53 Sun
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八戸がJ3資格を喪失したYS横浜からFWピーダーセン世穏を完全移籍で獲得…5年過ごしたクラブへ「皆さんに感謝し、心から謝罪したいと思います」

ヴァンラーレ八戸は23日、Y.S.C.C.横浜のFWピーダーセン世穏(27)が完全移籍で加入することを発表した。 東京都出身のピーダーセン世穏は、慶應義塾大学から2020年にYS横浜に加入。5シーズンでJ3通算87試合8得点、リーグカップで2試合に出場していた。 今シーズンは明治安田J3リーグで29試合に出場し2得点を記録、YBCルヴァンカップで2試合に出場していたが、チームはJ3・JFL入れ替え戦で高知ユナイテッドSCに敗れ、来シーズンはJFLを戦うことが決定していた。 ピーダーセン世穏は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆ヴァンラーレ八戸</h3> 「初めまして、ピーダーセン世穏です。この度、ヴァンラーレ八戸に加入する事になりました」 「自分の強みを存分に発揮し、J2昇格のために全力を尽くします。皆さまの熱い声援が、きっと僕の背中を押してくれると信じています」 「皆さまとともにこの街で戦えることを、今からとても楽しみにしています。一緒に八戸を盛り上げていきましょう!よろしくお願いいたします!」 <h3>◆Y.S.C.C.横浜</h3> 「この度、Y.S.C.C.を離れる決断をしました。まずは、今まで僕を応援してくださったファン・サポーターの皆さんに、心から感謝の気持ちを伝えたいです。どんな時も、どんな状況でも、僕たちのために歌い続けてくれたその声がどれほど力になったか、言葉では伝えきれません」 「特に、入れ替え戦を終えて降格が決まった後、茫然とする僕たちに向かって“どんな時だって俺たち歌うのさ 水色勝たすため俺たち歌うのさ”という歌声が響き渡った瞬間。あの時、どれだけ支えられたか計り知れません。結果を出せなかったことに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、それでも最後まで応援してくれた皆さんに感謝し、心から謝罪したいと思います。本当にありがとうございました」 「そして、一緒に闘ったチームメイト、そしてスタッフの皆さん。本当に感謝しています。日々の練習から試合、勝利の喜びや悔しい敗戦、その全てを共有できた皆さんとの時間は、かけがえのない思い出です。このクラブで過ごした日々が、僕を成長させ、より強い選手にしてくれました」 「また、倉貫監督はいつも僕たち選手を信じ抜き、可能性を引き出そうと全力で向き合ってくれました。ときに厳しく、ときに情熱的な言葉を投げかけてくれるその姿勢に多くの刺激を受け、学ぶことができました。監督と共に戦えたことは間違いなく僕の財産です。ありがとうございました」 「Y.S.C.C.は特別なクラブです。困難な状況でも挑戦を続け、地域と共に夢を持ち続けるこのチームには無限の可能性があると信じています。そしてその未来を、ファン・サポーターや関係者の皆さんと共に作り上げていけるチームだと思います。このクラブの未来を信じています。僕自身は去りますが、YSが輝く瞬間を心の中でずっと応援しています。どうかこれからも、このクラブを支え続けてください」 「これからもY.S.C.C.を応援し続ける気持ちは変わりません。本当にありがとうございました」 2024.12.23 16:50 Mon

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