メッシ復帰叶わず…開幕黒星のバルセロナがベティス戦招集メンバーを発表!

2019.08.25 14:00 Sun
Getty Images
バルセロナは24日、翌日に本拠地カンプ・ノウで行われるリーガエスパニョーラ第2節のベティス戦に向けた招集メンバー18名を発表した。

2019-20シーズンの開幕戦となったアスレティック・ビルバオ戦を0-1のスコアで落とした2連覇中のリーグ王者バルセロナ。さらに、同試合ではFWルイス・スアレス、今週のトレーニング中にはFWウスマーヌ・デンベレと前線の主力2選手が離脱を強いられることになった。
開幕連敗を避けたい状況の中で臨む今季のホーム開幕戦に向けては、プレシーズンで負ったふくらはぎのケガからの復帰が期待されたエースFWリオネル・メッシのメンバー入りが期待されたものの、練習復帰から間もない同選手は今回の招集メンバーを外れることになった。

また、その他では前述のスアレスとデンベレ、同じく負傷離脱中のGKネトの3選手が負傷、DFジャン=クレール・トディボ、DFムサ・ワゲ、MFカルレス・アレーニャの3選手が監督判断でメンバーを外れている。

メッシ、スアレス、デンベレの不在でによって人材不足の前線に関してはFWアントワーヌ・グリーズマン、MFラフィーニャの2選手の起用は濃厚と思われる。ただ、3トップを採用する場合の残り1枠に関してはMFアルトゥーロ・ビダルやMFセルジ・ロベルトを当てはめるのか、FWカルレス・ペレス、FWアンス・ファティの若手2選手に託すのか、システム変更の可能性を含めエルネスト・バルベルデ監督の用兵に注目が集まる。
◆バルセロナ招集メンバー
GK
マーク=アンドレ・テア・シュテーゲン
イニャキ・ペーニャ

DF
ネウソン・セメド
ジェラール・ピケ
クレマン・ラングレ
ジョルディ・アルバ
セルジ・ロベルト
サミュエル・ユムティティ
ジュニオール・フィルポ

MF
イバン・ラキティッチ
セルヒオ・ブスケッツ
アルトゥールメロ
ラフィーニャ
フレンキー・デ・ヨング
アルトゥーロ・ビダル

FW
アントワーヌ・グリーズマン
カルレス・ペレス
アンス・ファティ

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元神戸のMFマタの新天地はアメリカに? 来季参入クラブに加入し株主にも…吉田麻也や山根視来とは来季対戦も

昨シーズンまでヴィッセル神戸でプレーした元スペイン代表MFフアン・マタ(36)だが、新天地はアメリカになるようだ。スペイン『RTPA』が伝えた。 レアル・マドリーの下部組織育ちのまたは、バレンシアでプロキャリアをスタート。その後、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ガラタサライでプレーし、2023年9月に神戸に加入した。 明治安田生命J1リーグで初優勝を争っていた神戸に加入したものの、出場はたったの1試合に終わりそのまま退団。現在はフリーの状態が続いている。 現役続行を口にしていたマタだが、新天地はメジャーリーグ・サッカー(MLS)に来シーズンから参入するサンディエゴFCに移籍するとのこと。選手でありながら、株主にもなるとされている。 MLSは現在29チームが参加しており、サンディエゴFCを加えた30チームの構成になる予定。ウェスタン・カンファレンスに参入することとなる。 インテル・マイアミにはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、そして元スペイン代表のMFセルヒオ・ブスケッツやDFジョルディ・アルバが所属。その他、ロサンゼルス・ギャラクシーにはDF吉田麻也とDF山根視来が所属。バンクーバー・ホワイトキャップスにはGK高丘陽平が所属している。 吉田と山根がいるLAギャラクシーや高丘がいるバンクーバー・ホワイトキャップスはウェスタン・カンファレンスに所属しており、マタの移籍が実現すればシーズン中の対戦も実現することとなる。 2024.05.09 11:35 Thu

「彼は神様」「理解できない」全米を揺らしたメッシの衝撃…後半だけで1ゴール5アシストでMLSの歴史を2つ塗り替える「歴史が動いた」

インテル・マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシはやはり只者ではなかったことを証明した。 4日、メジャーリーグ・サッカー(MLS)第11節が行われ、インテル・マイアミはニューヨーク・レッドブルズ(NYレッドブルズ)と対戦した。 リーグ首位を走るインテル・マイアミ。この試合にはメッシの他に、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツが先発出場した。 試合は30分にNYレッドブルズが先制するも、後半にインテル・マイアミが大暴れ。48分にマティアス・ロハスのゴールで追いつくと、50分にメッシ、62分にロハス、68分、75分、81分にスアレスがゴールを決めてハットトリックを達成。NYレッドブルズは後半アディショナルタイムにエミール・フォルスベリがPKを決めるも、6-2でインテル・マイアミが勝利した。 この試合のメッシはとんでもない活躍。1ゴールを記録しただけでなく、残りの5ゴールを全てアシスト。1ゴール5アシストで6ゴールに絡む大活躍を見せた。 これはMLSの新記録。また、6試合連続でゴールかアシストを記録している。 ハットトリックを決めたスアレスは、全てメッシのお膳立てからのゴールに「レオといると楽だ。明らかにお互いを理解できているし、お互いを見なくても相手の位置を見て動いていることに気がつく。それはチームにとって良いことだ」と、バルセロナ時代のコンビネーションが今もしっかりと出せていると振り返った。 ファンはメッシの活躍に「信じられない」、「彼は神様だ」、「MLSの歴史が動いた」、「最高のモノはここにあった」、「5アシストは理解できない」、「メッシが全員を混乱させた」と驚きのコメントが集まっている。 <span class="paragraph-title">【動画】メッシ衝撃の1ゴール5アシスト! スアレスのハットトリックを全てお膳立て</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="fDgL0K9XFLQ";var video_start = 67;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.05 21:50 Sun

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ジョゼップ・グアルディオラ監督が、古巣バルセロナ帰還の可能性を否定した。『ESPN』が伝えている。 2016年からマンチェスター・シティで長期政権を築くグアルディオラ監督だが、2025年までの現行契約をもっての退団の可能性示唆。そのため、バルセロナ界隈では在任4年間で14個のタイトルをもたらしたレジェンド指揮官の復帰を望む声が強い。 しかし、スペインのジローナで開催されているゴルフトーナメント『レジェンズトロフィー』の記者会見に出席したカタルーニャ人指揮官は、「その可能性は閉ざされている」と古巣帰還の可能性を否定した。 「バルサのベンチは最も複雑な部類に入る。多くのケースを管理しなければならないからだ。マンチェスターでは我々が行うことはすべて内部にとどまるが、バルサではすべてが外部に漏れる」 さらに、53歳の指揮官は教え子でもあるチャビ・エルナンデス前監督、自身と同じバイエルンを指揮したハンジ・フリック新監督についても言及。 自身と比較されることも多かったチャビ監督に対しては「確かなのは、(比較は)私のせいではないということ。それは確かだ。私はバルセロナを離れて11、12年経っている。その意味では容疑者ではない。比較した人にそう聞いてみてほしい。私はそうしていない。チャビが新たな挑戦を見つけられるよう、私は祈っている」とコメント。教え子の今後の成功を祈っている。 一方で、ブラウグラナの新指揮官については「彼には最高の幸運を祈っている」と古巣での挑戦へエールを送る。 「新しいクラブに来た時は常に助けが必要だ。内部から助けを求め、全面的なサポートを得なければならない。少しずつ進んでいかなければならない。9月や10月にチャンピオンになることはできないからだ」 「ハンジは並外れた人物で、大きな願望を持っている。しかし、彼には時間が必要だ。バイエルンで彼が成し遂げたことは並外れたものだったし、彼はすべてを勝ち取った」 2024.06.11 13:40 Tue

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レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別行為で、バレンシアのサポーター3名に有罪判決が下った。 アウェイのバレンシア戦だった昨年5月21日のラ・リーガ第35節に先発したヴィニシウスはキックオフから71分頃に相手ゴール裏の一部サポーターから人種差別的なチャントを浴びせられ、試合も一時中断に。この出来事にブラジル政府が反応するなど、外交問題にまで発展した。 マドリーの発表によると、地元バレンシアの裁判所は10日、人種差別的なチャントやジェスチャーで起訴された3名を禁錮8カ月に処すとともに、2年間のスタジアム入場禁止に。3名は刑事責任を認め、ヴィニシウスとマドリー、そして不快な思いをした者に謝罪文も出したようだ。 クラブは「こうした人種差別行為に裁判所や法廷が有罪判決を下したのは今回が初。この手続きでヴィニシウス・ジュニオールとともに訴追したレアル・マドリーは今後もクラブの価値観を守り、フットボールとスポーツの世界における人種差別的行為の根絶に努める」とした。 また、ヴィニシウス・ジュニオール本人も自身のSNSでこの件に言及。この判決を受けた思いを発信した。 「多くの人から無視するよう言われ、その戦いが無駄だから、『フットボールだけをしろ』と言う人もいた」 「でも、いつも言うように、僕は人種差別の被害者というわけじゃない。僕は人種差別主義者を懲らしめる者だ」 「スペイン史上初の有罪判決は僕のためのものじゃない。すべての黒人のためのもの。ほかの人種差別主義者たちは恐れ、恥じ、物陰に隠れるがいい」 「そうでないなら、僕はまた来る。この歴史的な判決に支援してくれたラ・リーガとレアル・マドリーに感謝する」 2024.06.11 12:45 Tue

マジョルカ新監督にアラサテ氏…直近6年はオサスナを率いてリーガ定着に導く

マジョルカは10日、ハゴバ・アラサテ氏(46)の監督就任を発表した。契約は2027年夏までの3年となる。 マジョルカでは2022年3月から指揮し、かつての日本代表指揮官でもあるハビエル・アギーレ監督(65)が今季限りで退任。後任として浮かぶのがオサスナを6シーズンにわたって率いるなかで、ラ・リーガ定着に導き、今季限りで退任のアラサテ氏だった。 オサスナで指導者としての評判を高めるなか、マジョルカ行きのアラサテ氏は「マジョルカは新興クラブだと思う。ここ数年がそれを示す」とし、「すでに強くなり、良い集団に仕上がるチームをより高いレベルに引き上げたい」などと述べている。 そんなアラサテ氏はオサスナを率いるまでレアル・ソシエダや、ヌマンシアなどの監督も歴任。オサスナでは2018年夏から指揮を執った。 2024.06.11 11:45 Tue

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