2点差追いつきドローのスパーズ、コンテは姿勢評価も9戦連続先制点献上に苦言
2022.12.27 06:00 Tue
トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督が、中断明け初戦となったブレントフォード戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。
カタール・ワールドカップ中断前のプレミアリーグで4位に位置したトッテナムは、26日に行われた再開初戦でブレントフォードとアウェイで対戦。
この試合も開幕から課題とする前半の低調なパフォーマンスによって1点ビハインドで試合を折り返すと、後半序盤にもミス絡みで与えたセットプレーから失点。それでも、後半に底力を見せるチームは65分にFWハリー・ケインのヘディングシュート、71分にはMFピエール=エミール・ホイビュアの右足シュートで連続ゴール。その後は主導権を握り続けたが、ケインやFWソン・フンミンが3点目のチャンスをモノにできず、敵地から最低限の勝ち点1を持ち帰る結果となった。
同試合後、コンテ監督は2点差を追いついたチームの諦めない姿勢を評価しながらも、9試合連続で先制点を許すなど、改善されない前半のパフォーマンスに不満を示している。
「今日試合を観戦した人たちは、トッテナムのゲームを観戦したのが初めてではないと思う。そして、新たにエキサイティングな試合だったと思う」
「だが、これで9試合連続で先に失点した。それは間違いなくポジティブなものではない。我々は素晴らしいキャラクターを持ち、素晴らしい反応を示し、自分自身を信じていることを理解している。しかし、同時に、チームが順位表において良い位置に留まろうとするためには安定を必要としている」
「多くの試合で1、2失点を喫していることに関しては、よく反省して解決策を見つけなければならない。私にとってもこんなシチュエーションは初めてだ。9回連続で先制点を相手に許すというのはね(苦笑)」
「しかし同時に、これらのプレイヤーの素晴らしい反応も初めてだ。彼らは素晴らしいキャラクター、大きな欲求を示したが、最初からそれをやらなければならないし、我々の頭の中ではそのはずだった。だが、先に失点してしまい、セットプレーから2失点目も喫した」
「こういった特徴を持つ相手との対戦において簡単なゲームはない。ブレントフォードは今季のホームゲームでマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドを破り、チェルシーと引き分けたことを忘れないでほしい」
「プレスに行くと、彼らは長いボールを蹴って、トニーはボールを保持し、すべてのストライカーと共にプレーするのが本当にうまい。さらに、彼らはすべてのゾーンのセットプレーで、ボールをボックス内に入れてきた。フィジカルが強く、簡単なゲームではなかった。それでも、最終的には勝つチャンスもあったと考えている」
また、アルゼンチン代表としてカタール・ワールドカップを制したDFクリスティアン・ロメロの不在を受け、この試合ではDFジャフェット・タンガンガを今季リーグ戦初先発で起用。ただ、チャンスを与えられた生え抜きDFは攻守両面で低調なパフォーマンスに終始。そのため、会見では守備のテコ入れのために新戦力の補強の必要性を問う質問も投げかけられた。
ただ、イタリア人指揮官は決して本音とは言い難いものの、補強の必要性を否定している。
「(新たなDFが必要か?)ノーだ。ディフェンダーについては、ジャフェット・タンガンガも回復した。彼にとっては今シーズン初の試合だった。彼はヒザの回復にかなり苦労し、ゲームに慣れるには少し時間がかかることは理解している。その中で、今日彼がゲームをプレーできたことを嬉しく思う」
「我々のセンターバックは良いと思っている。もちろん、働き続ける必要があるがね。それにクティ・ロメロは明日のトレーニングセッションで戻ってくる。繰り返しになるが、今シーズンは失点が多く、そこに関して少しがっかりしているのは確かだ」
「その一方で、多くのゴールを決めチャンスを作り、多くのプレーヤーで攻撃していると思う」
最後に、この試合では自身のPK失敗によってW杯ベスト8敗退という失意を味わったイングランド代表主将であるケインのパフォーマンスに大きな注目が集まった。
同試合でゴールを記録し、健在ぶりを示したエースだが、相手ファンからは「お前は自分の国を失望させた」とのメッセージボードが掲げられるなど、心ないチャントやブーイングも確認された。
この一件に関して、コンテ監督は心身ともにタフなエースを心から信頼しており、何の心配もしていないと主張。さらに、相手ファンの行動に対しても一定の理解を示している。
「個人的に、ハリーについては彼の資質、メンタリティ、すべての試合とすべてのトレーニングセッションへのアプローチ方法について疑いの余地はない」
「確かに、ハリーにとってはワールドカップで本当に良いプレーをしていたし、奇妙な状況に直面している。彼がワールドカップで良いプレーをし、チームも準々決勝に進んだが、その後、彼はあのPKを失敗した。イングランドの敗退に影響する決定的なPKだった」
「しかし、ご存じのようにフットボールはそういったものだ。ポジティブな瞬間やネガティブな瞬間を持つ。精神的に強い人間、トッププレーヤーならば、ネガティブな状況を脇に置いて前に進まなければならない瞬間がある。ハリーは今日の試合でそれをやったと思う」
「繰り返しになるが、我々は本当に優れたプレーヤー、特に優れた人物について話している。したがって、我々のファンだけでなく、他のチームのファンも毎回彼に拍手を送るべきだ」
「ハリーはイングランド代表ではなくトッテナムのプレーヤーとしてプレーしていた。それに対して相手のファンは彼を脅威に感じていた。そして、ファンは対戦相手に問題を起こそうとするもので、それはある意味で正常だ。イタリアであれば、何が起こったのか分からないよ(笑)」
カタール・ワールドカップ中断前のプレミアリーグで4位に位置したトッテナムは、26日に行われた再開初戦でブレントフォードとアウェイで対戦。
この試合も開幕から課題とする前半の低調なパフォーマンスによって1点ビハインドで試合を折り返すと、後半序盤にもミス絡みで与えたセットプレーから失点。それでも、後半に底力を見せるチームは65分にFWハリー・ケインのヘディングシュート、71分にはMFピエール=エミール・ホイビュアの右足シュートで連続ゴール。その後は主導権を握り続けたが、ケインやFWソン・フンミンが3点目のチャンスをモノにできず、敵地から最低限の勝ち点1を持ち帰る結果となった。
「今日試合を観戦した人たちは、トッテナムのゲームを観戦したのが初めてではないと思う。そして、新たにエキサイティングな試合だったと思う」
「一方では試合のやり方、反応、後半のプレーに満足しなければならない。それは2ゴールを決めた方法だけでなく、エネルギー、欲求、激しさを持って我々はプレーした。このようにプレーすれば、対戦相手に多くの問題を引き起こせる。その部分に関しては満足している」
「だが、これで9試合連続で先に失点した。それは間違いなくポジティブなものではない。我々は素晴らしいキャラクターを持ち、素晴らしい反応を示し、自分自身を信じていることを理解している。しかし、同時に、チームが順位表において良い位置に留まろうとするためには安定を必要としている」
「多くの試合で1、2失点を喫していることに関しては、よく反省して解決策を見つけなければならない。私にとってもこんなシチュエーションは初めてだ。9回連続で先制点を相手に許すというのはね(苦笑)」
「しかし同時に、これらのプレイヤーの素晴らしい反応も初めてだ。彼らは素晴らしいキャラクター、大きな欲求を示したが、最初からそれをやらなければならないし、我々の頭の中ではそのはずだった。だが、先に失点してしまい、セットプレーから2失点目も喫した」
「こういった特徴を持つ相手との対戦において簡単なゲームはない。ブレントフォードは今季のホームゲームでマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドを破り、チェルシーと引き分けたことを忘れないでほしい」
「プレスに行くと、彼らは長いボールを蹴って、トニーはボールを保持し、すべてのストライカーと共にプレーするのが本当にうまい。さらに、彼らはすべてのゾーンのセットプレーで、ボールをボックス内に入れてきた。フィジカルが強く、簡単なゲームではなかった。それでも、最終的には勝つチャンスもあったと考えている」
また、アルゼンチン代表としてカタール・ワールドカップを制したDFクリスティアン・ロメロの不在を受け、この試合ではDFジャフェット・タンガンガを今季リーグ戦初先発で起用。ただ、チャンスを与えられた生え抜きDFは攻守両面で低調なパフォーマンスに終始。そのため、会見では守備のテコ入れのために新戦力の補強の必要性を問う質問も投げかけられた。
ただ、イタリア人指揮官は決して本音とは言い難いものの、補強の必要性を否定している。
「(新たなDFが必要か?)ノーだ。ディフェンダーについては、ジャフェット・タンガンガも回復した。彼にとっては今シーズン初の試合だった。彼はヒザの回復にかなり苦労し、ゲームに慣れるには少し時間がかかることは理解している。その中で、今日彼がゲームをプレーできたことを嬉しく思う」
「我々のセンターバックは良いと思っている。もちろん、働き続ける必要があるがね。それにクティ・ロメロは明日のトレーニングセッションで戻ってくる。繰り返しになるが、今シーズンは失点が多く、そこに関して少しがっかりしているのは確かだ」
「その一方で、多くのゴールを決めチャンスを作り、多くのプレーヤーで攻撃していると思う」
最後に、この試合では自身のPK失敗によってW杯ベスト8敗退という失意を味わったイングランド代表主将であるケインのパフォーマンスに大きな注目が集まった。
同試合でゴールを記録し、健在ぶりを示したエースだが、相手ファンからは「お前は自分の国を失望させた」とのメッセージボードが掲げられるなど、心ないチャントやブーイングも確認された。
この一件に関して、コンテ監督は心身ともにタフなエースを心から信頼しており、何の心配もしていないと主張。さらに、相手ファンの行動に対しても一定の理解を示している。
「個人的に、ハリーについては彼の資質、メンタリティ、すべての試合とすべてのトレーニングセッションへのアプローチ方法について疑いの余地はない」
「確かに、ハリーにとってはワールドカップで本当に良いプレーをしていたし、奇妙な状況に直面している。彼がワールドカップで良いプレーをし、チームも準々決勝に進んだが、その後、彼はあのPKを失敗した。イングランドの敗退に影響する決定的なPKだった」
「しかし、ご存じのようにフットボールはそういったものだ。ポジティブな瞬間やネガティブな瞬間を持つ。精神的に強い人間、トッププレーヤーならば、ネガティブな状況を脇に置いて前に進まなければならない瞬間がある。ハリーは今日の試合でそれをやったと思う」
「繰り返しになるが、我々は本当に優れたプレーヤー、特に優れた人物について話している。したがって、我々のファンだけでなく、他のチームのファンも毎回彼に拍手を送るべきだ」
「ハリーはイングランド代表ではなくトッテナムのプレーヤーとしてプレーしていた。それに対して相手のファンは彼を脅威に感じていた。そして、ファンは対戦相手に問題を起こそうとするもので、それはある意味で正常だ。イタリアであれば、何が起こったのか分からないよ(笑)」
アントニオ・コンテの関連記事
トッテナムの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
アントニオ・コンテの人気記事ランキング
1
ユーベ退団のキエッリーニ、堅守の“BBC”を振り返る「歴史の一部だった」
ユベントスを退団する元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが、鉄壁を誇った守備ユニットを振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。 37歳を迎えた今季限りでユベントスを退団することとなったキエッリーニ。在籍17年間で公式戦560試合に出場し、19個ものタイトル獲得に貢献した。 2011年にアントニオ・コンテ監督が就任してからは、元イタリア代表DFのアンドレア・バルザーリ、イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチと抜群の守備力を誇る3バックを形成。元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンとともに、“BBC”と呼ばれた守備ユニットは一時代を築いた。 前人未到となるセリエA7連覇や、2度のチャンピオンズリーグ決勝進出など、輝かしい実績を残した“BBC”。しかし、2018年夏にブッフォンがパリ・サンジェルマン(PSG)へと移籍すると、翌シーズンにはバルザーリが現役を退いたことによって、終焉を迎えた。 キエッリーニはクラブ公式サイトのインタビューで、そんな守備ユニットについて回顧。互いに高め合った関係性を明かしつつ、1人1人の魅力を語った。 「僕らはユーベの歴史の一部だった。約10年間の間に多くのことを分かち合ったよ。4人が共に高め合ってあのレベルに到達したんだ。お互いの存在から恩恵を受けなかった者はいないし、それはとても良いことだと思う」 「ジジ(ブッフォン)は純粋であり、現実的で、彼の言動全てが人を引きつける。特別な存在だよ」 「一方、バルザーリは、ピッチの内外で常に僕らを支えてくれた。若い選手や、南米の選手には軽い態度で接しつつも、権威を示していた。南米の駐在大使のようだったね。彼が引退する前の最後の1カ月は、毎日が冗談のようで、休む暇もなかったと記憶しているよ」 「ボヌッチの印象は、誰にも負けないエネルギーを持っているということだ。無尽蔵の力を持ち、高い壁や、悪条件の山を乗り越えるような瞬間を何度も経験している。常にエネルギーを持って臨んでいるんだ。多くの非難を浴びながらも、誰も考えつかないようなキャリアを歩んできた」 2022.06.06 12:57 Mon2
ハキミ代理人、インテル移籍の理由は「ジダン」
インテル移籍が決定したモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(21)の代理人がレアル・マドリーに戻らなかった理由として、ジネディーヌ・ジダン監督の存在を挙げた。スペイン『マルカ』が伝えている。 マドリー下部組織出身のハキミは2018年夏から今季にかけて、ドルトムントにレンタル。ドイツの地で持ち味である攻撃力に磨きをかけ、今季公式戦45試合で9得点10アシストの数字を残した。 <div id="cws_ad">◆ハキミ、レアル・マドリーでのベストプレー集<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI0MTRMc3hiNCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ドイツの地で成長を遂げたハキミは今季限りでレンタル期間満了となり、マドリー復帰も選択肢に挙がったが、先日にインテル移籍が決定。ハキミの代理人を務めるアレハンドロ・カマノ氏がモロッコ『outlet Al Mountakhab』で移籍の決め手を明かした。 「ハキミのインテル行きの理由はジダンだ。今、彼(ジダン)はアクラフが去った理由を説明しなければならない。(ダニエル・)カルバハルの存在を考えると、復帰は理想的な選択じゃないと思った。この一歩を踏み出せば、未来は明るいものになると確信している」 また、インテルの指揮を執るアントニオ・コンテ監督の存在がハキミの心を動かしたと明かしている。 「コンテとは常に連絡を取り合っていた。彼はハキミにクラブのプロジェクトについて話をしていたんだ。指揮官がチームに欲しいと主張するのは、クラブのプロジェクトの重要な部分を担うということを意味する」 2020.07.07 12:30 Tue3
ナポリがミゲル・グティエレスに関心…コンテが多才な左SB獲得をリクエストか
ナポリが、ジローナのスペイン代表DFミゲル・グティエレス(22)獲得へ動きを見せているようだ。 先日にアントニオ・コンテ新監督の就任が決定したナポリ。この体制変更に伴い、チームは新指揮官の重用する[3-4-3]へのシステム変更が見込まれ、現有戦力で適任不在のウイングバックは優先度の高い補強ポジションとなる。 イタリア『カルチョメルカート』の伝えるところによれば、コンテ監督は左ウイングバックのトップターゲットとしてグティエレスを求めているという。また、真偽は怪しいものの、選手自身もこの移籍に前向きであるとも主張している。 今シーズンのラ・リーガで3位フィニッシュを成し遂げたミラクル・ジローナの中心選手であるグティエレスは、スタートポジションこそサイドバックであるものの、可変式の布陣の中でウイングバックやインテリオールの役割をカバーする多才なプレーヤー。また、単純なアスリート能力も高くマンチェスターの両雄に加え、買い戻し条項を有する古巣レアル・マドリーといった錚々たるクラブからの関心も伝えられる。 ただ、現状では選手自身の意思に加え、放出を望まないジローナとのクラブ間交渉を含め、決して簡単なオペレーションとはならないはずだ。 2024.06.08 22:00 Sat4
コンテではCL勝てない? インテル初の最下位敗退、直近15試合でたった3勝
チャンピオンズリーグ(CL)からの敗退が決定したインテルだが、アントニオ・コンテ監督はまたしても不名誉なデータを作ってしまった。 インテルは9日、CLグループB最終節でシャフタール・ドネツクをホームに迎えた。勝てばグループステージ突破も見えてくる中、試合は0-0のゴールレスドロー。その結果、グループ最下位での敗退となった。 インテルは2年連続でのグループステージ敗退となったが、最下位で敗退したのは史上初の出来事。CLでは全く結果を残せないと言われているコンテ監督にとっては、また1つ不名誉な記録となった。 また、直近のCL15試合でたった3勝しかできていないデータも。今シーズンは1勝3分け2敗、昨シーズンは2勝1分け3敗。チェルシー時代の2017-18シーズンはラウンド16に進出も、バルセロナに敗れていた。 CLでの通算成績は34試合で12勝11分け11敗とほぼ五分の成績であり、ユベントス時代の2012-13シーズンのベスト8が最高成績となっている。 リーグタイトルは何度も獲得しているコンテ監督だが、CLの舞台では苦しんでいるようだ。 2020.12.10 12:15 Thu5
スパーズ、空席だったGKコーチに元ローマのサヴォラーニ氏! シュチェスニー&アリソンを指導
トッテナムは17日、マルコ・サヴォラーニ氏(56)のゴールキーパーコーチ就任を発表した。 ローマ生まれのサヴォラーニ氏は、現役時代にローマやピアチェンツァ、コモ、ペスカーラといったクラブでプレー。現役引退後は古巣ピアチェンツァ、キエーボ、アタランタ、シエナ、同じく古巣のローマのGKコーチを歴任。 昨シーズンまで7年間に渡って在籍したローマでは、ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(現ユベントス)、ブラジル代表GKアリソン・ベッカー(現リバプール)を指導。その卓越した指導力によって両選手から厚い信頼を得ていた。 また、シエナ時代にはアントニオ・コンテ監督の下でも働いており、新指揮官のやり方を熟知している。 トッテナムではフランス代表GKウーゴ・ロリス、イタリア代表GKピエルルイジ・ゴッリーニと優れた2人のGKを擁しているが、サヴォラーニ氏の指導によって更なる高みに到達することが期待される。 なお、コンテ監督率いるトッテナムの新たなコーチングスタッフでは、アシスタントヘッドコーチにクリスティアン・ステッリーニ氏、アシスタントコーチに、元イングランド代表MFのライアン・メイソン氏。 さらに、テクニカル&アナリティクスコーチにコンテ監督の実弟であるジャンルカ・コンテ氏。フィットネスコーチにコスタンティーノ・コラッティ氏、ジャン・ピエロ・ヴェントローネ氏、ステファノ・ブルーノ氏の3人が就任している。 2021.11.17 22:35 Wedトッテナムの人気記事ランキング
1
10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】
20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed2
「髪は切らない」自慢のカーリーヘアを引っ張られたチェルシーDFククレジャが断言「これが僕のスタイル」
チェルシーのスペイン代表DFマルク・ククレジャに髪の毛を切るつもりはないようだ。イギリス『BBC』が伝えている。 カーリーヘアをなびかせるスタイルが特徴的なククレジャは今夏にブライトンからチェルシーへと加入。早速プレミアリーグデビューを果たすと、14日に行われたトッテナム戦では初先発を飾っていた。 そのトッテナム戦では、ククレジャの髪の毛に注目が集まるシーンが。後半アディショナルタイムのセットプレー時に、相手DFクリスティアン・ロメロに髪を引っ張られ、ククレジャが転倒した。 アンソニー・テイラー主審の視界の中の出来事だったが、ノーファウルという判定になり、チェルシーのトーマス・トゥヘル監督も「いつから相手の髪を引っ張ってよくなった?」と不満を口にしていた。 それでも、ククレジャは「僕が髪を切ることはないだろう。これが僕のスタイルなんだ」と断言した。 また、倒されたシーンについては次のように語っている。 「試合前に彼(ロメロ)ともしかしたらピッチ上で喧嘩になるかもしれないと話していた。彼とは何の問題もない。試合中の1つのアクションに過ぎないが、試合結果を変えた点で重要だったかもしれない」 <span class="paragraph-title">【写真】髪を引っ張られる決定的瞬間</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Why don’t they tell us who makes these ridiculous decisions? Hair pulling is violent conduct. It’s covered in law 12 fouls & misconduct It should’ve been red on the day but having missed it retrospective action should follow. What a mess we’re in if not. <a href="https://t.co/JAm6PGTAo1">https://t.co/JAm6PGTAo1</a></p>— Richard Keys (@richardajkeys) <a href="https://twitter.com/richardajkeys/status/1559263706688770049?ref_src=twsrc%5Etfw">August 15, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】ククレジャが髪を引っ張られ倒される</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="jRkqMMk2KT4";var video_start = 126;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.08.18 12:20 Thu3
バイエルンとトッテナムが2年連続プレマッチで対戦! 今年はアリアンツ・アレーナで
バイエルンとトッテナムは16日、プレシーズンマッチでバイエルンと対戦することを発表した。 バイエルンは昨シーズン逃したブンデスリーガの優勝を今シーズンは達成。対するトッテナムは、今シーズンのプレミアリーグで大苦戦。残り2節で17位と低迷している一方で、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝に進出し、マンチェスター・ユナイテッドと王者を争うこととなる。 両チームは、8月7日にアリアンツ・アレーナで対戦することが決定した。 2024-25シーズンに向けてもプレシーズンで対戦している両者は、韓国で1度目の対戦。2度目はトッテナム・ホットスパースタジアムで3-2とバイエルンが勝利を収めていた。 2025.05.16 19:30 Fri4
ペドロ・ポロのスパーズへの完全移籍が完了! スポルティングが声明を発表
スペイン代表DFペドロ・ポロ(23)のトッテナムへの完全移籍が正式に完了した。 スポルティングCPは2日、ポロの移籍に関する声明を発表。トッテナムへの完全移籍が決定したことを認めた。 「2023年1月31日にスポルティングとトッテナムの間でペドロ・ポロの500万ユーロの一時的引き渡しに関する合意が締結されたことを受け、トッテナムはスポルティングに対し、追加の報酬として同選手のスポーツ権の取得を通知した。金額は4000万ユーロ」 「サードパーティに対する連帯メカニズムの価値はトッテナムが約95%をサポートし、残りの5%をスポルティングが担当することになる」 今回の発表を整理すると、トッテナムは半年間の有償レンタルとして500万ユーロ(約7億9000万円)をスポルティングに支払い、残りの4000万ユーロ(約63億円)を完全移籍移行のために支払う。そして、連帯保証金やスポルティングがマンチェスター・シティから獲得時の契約に盛り込んでいたリセール時のキャピタルゲインの数%の支払いを分担する形で賄う。 なお、ポロ自身はトッテナムと2028年6月までの5年契約を結ぶことになる。 ラージョ・バジェカーノやジローナの下部組織に在籍歴のあるポロは、2019年8月にシティへ加入。だが、トップチームで出場機会はなくバジャドリー、スポルティングへ武者修行。その後、2年のレンタル期間に目覚ましい活躍を披露したスペイン代表DFは、昨年5月にスポルティングに完全移籍となっていた。 トッテナムでは2022-23シーズンの公式戦17試合に出場し、3ゴール3アシストを記録。本職のサイドバックとウイングバックに加え、サイドハーフでもプレーした。 なお、アンジェ・ポステコグルー監督はポロを高く評価しているようで、新体制では右サイドバックのレギュラー候補と目されているという。 2023.07.03 07:30 Mon5