王座奪還目指すI神戸が田中美南のゴールを守り切り白星スタート! マイ仙台、大宮Vは揃ってアウェイで開幕戦勝利【WEリーグ】

2023.11.11 18:27 Sat
開幕戦でゴールを決めたI神戸・田中美南
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開幕戦でゴールを決めたI神戸・田中美南
11日、2023-24シーズンのWEリーグが開幕。3シーズン目の開幕を迎えた中、初日は3試合が行われた。

◆新助っ人・カーラが決勝ゴールのマイ仙台が白星スタート【EL埼玉vsマイ仙台】
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熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われた、ちふれASエルフェン埼玉vsマイナビ仙台レディースは、1-3でマイ仙台が勝利した。
WEリーグカップでは別のグループだった両チーム。EL埼玉は最終節まで決勝行きの可能性があった中、2勝1分け2敗でグループ3位。対するマイ仙台は未勝利で最下位に終わっていた。

それでも試合はマイ仙台が先制。36分、右CKから中島依美のクロスを國武愛美がボックス内中央でヘッド。前半はマイ仙台が1点リードして終える。

2年連続で最下位に終わっているEL埼玉としては嫌な開幕戦の前半となった中、後半早々の47分に反撃。左サイドで得たFKから瀬戸口梢がゴール前にクロス。瀬野有希がヘディングで合わせて、1-1の同点に追いつく。
追いつかれた中でマイ仙台は攻め込み続けると、74分に裏に抜け出した遠藤ゆめが倒されPKを獲得。カーラ・バウティスタがしっかりと決め、マイ仙台が逆転に成功する。

さらに85分、ボックス左のスペースに高平美憂からスルーパス。反応した遠藤が折り返すと、最後は佐々木美和が合わせてダメ押し。1-3でマイ仙台が開幕戦勝利を収め、今シーズンの公式戦初勝利を挙げた。

◆終盤に船木里奈のゴールが生まれた大宮Vが開幕戦白星【N相模原vs大宮V】
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相模原ギオンスタジアムで行われた、ノジマステラ神奈川相模原vs大宮アルディージャVENTUSは、0-1で大宮Vが勝利した。

WEリーグカップでは違うグループだった両者。N相模原は未勝利で5位、大宮Vは決勝進出に得失点差で進出できなかった2位で終えていた。

序盤押し込んだのは大宮V。11分には鮫島彩がボックス内にオーバーラップしてシュートも枠を捉えられない。

対するN相模原は19分、FKからのこぼれ球を平田ひかりが強烈なシュート。しかし、GK望月ありさがしっかりセーブして得点を許さず。すると、ここからN相模原が猛攻。27分には有吉佐織のバックパスを奪った榊原琴乃がフリーになったが、乗松瑠華が対応してシュートを打たせない。

さらに30分、ボックス内左でクロスを収めた南野亜里沙の落としを藤原加奈が左足ミドルもクロスバーに嫌われる。

ゴールレスで前半を終えると後半もN相模原のペース。56分にはドリブルで持ち込んだ浜田芽来がボックス手前からミドルシュートを放つもクロスバーを直撃。76分には右サイドから崩すと、笹井一愛のシュートのこぼれから浜田がシュートもGK望月が立ちはだかる。

すると83分、大宮Vは大島暖菜が右サイドを仕掛けてクロス。これをGK久野吹雪がパンチングも、こぼれ球を船木里奈が押し込み大宮Vが先制。苦しんだ大宮Vが勝利で開幕スタートを切った。

◆なでしこFW田中美南のゴールを守り切ったI神戸がWEリーグカップのリベンジ達成【I神戸vs新潟L】
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ノエビアスタジアム神戸で行われた、INAC神戸レオネッサvsアルビレックス新潟レディースは、

新体制の両チーム。WEリーグカップでI神戸は2勝を記録も4位で敗退。新潟Lは激戦のグループステージで首位となり、決勝に進出もサンフレッチェ広島レジーナ相手にPK戦の末に敗れて準優勝だった。

I神戸のGK山下杏也加、新潟LのGK平尾知佳と両守護神がなでしこジャパンでプレーするという中、昨季はリーグ戦で2位となり、王座奪還を目指すI神戸が早々に先制する。開始7分、自陣で成宮唯が横パスをカット。カウンターとなると、パスを受けた田中美南が仕掛けると対応していた三浦紗津紀がつまずいて転倒。動じなかった田中がしっかりと決め切り先制する。

新潟Lがボールを保持していく中で早々に試合が動いたが、その後は互いに睨み合う展開に。それでも新潟Lは29分にビッグチャンス。上尾野辺めぐみの浮き球のパスに反応した杉田亜未がボックス内でダイレクトシュート。しかし、GK山下が立ちはだかりゴールを許さない。

前半は新潟Lがペースを握っていた中で、シュート1本で1ゴールを奪ったI神戸。後半に入るとI神戸が攻め込む。

60分には田中のパスを受けた守屋都弥が右サイドから低いクロス。これをファーサイドで北川ひかるが頭で折り返し、最後は愛川陽菜がシュートも、GK平尾がしっかりセーブした。

新潟Lは負傷で長らく離脱していた川村優理も復帰。しかし、I神戸が早々の1点を守り切り勝利。王座奪還を目指すI神戸は、なでしこリーグ時代を含め開幕戦9連勝と強さを見せつけた。

◆2023-24WEリーグ第1節
▽11/11(土)
ちふれASエルフェン埼玉 1-3 マイナビ仙台レディース
【EL埼玉】
瀬野有希(47分)
【マイ仙台】
國武愛美(36分)
カーラ・バウティスタ(74分)
佐々木美和(85分)

ノジマステラ神奈川相模原 0-1 大宮アルディージャVENTUS
【大宮V】
船木里奈(83分)

INAC神戸レオネッサ 1-0 アルビレックス新潟レディース
【I神戸】
田中美南(前7)


▽11/12(日)
《12:00》
セレッソ大阪ヤンマーレディース vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
《14:00》
日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs AC長野パルセイロ・レディース

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なでしこジャパンの守護神・山下杏也加がマンチェスター・シティ加入! 清水梨紗&藤野あおばに続き長谷川唯の同僚に

マンチェスター・シティは9日、INAC神戸レオネッサを退団したなでしこジャパンGK山下杏也加(28)の加入を発表した。背番号は「31」に決定。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 山下は2014年に日テレベレーザ(現:日テレ・東京ヴェルディベレーザ)でキャリアをスタート。2021年にI神戸へと完全移籍した。 WEリーグでは2021-22シーズンの初代女王に貢献し、初代MVPにも輝く活躍を見せると、3シーズンで56試合に出場。WEリーグカップでは5試合に出場していた。 また、なでしこジャパンでは通算75試合に出場。2019年大会、2023年大会と2度の女子ワールドカップに出場し、東京オリンピックと今回のパリ・オリンピックと2度の五輪にも出場している。 DF清水梨紗、FW藤野あおばに続き、ベレーザとなでしこジャパンの同僚であるMF長谷川唯が在籍するウィメンズ・スーパーリーグの強豪へ加入した、なでしこジャパンの絶対的な守護神は新天地での意気込みを語った。 「第一に、このような素晴らしいクラブとチームに参加できること、ここにいられることをとても光栄に思います」 「私の性格上、とてもハングリー精神があります。アジアで様々なトロフィーを獲得してきましたが、自分自身をレベルアップさせるために、挑戦する必要性を感じました。ここは誰もが知っている有名なクラブであり、今でも信じられない気持ちです」 「昨シーズンは本当に接戦でした。日本から試合を見ながらそう思いました。チームがタイトルを獲得できるようサポートし、チームに貢献したいです」 また、「ベレーザにいた頃、今ここにいる長谷川唯選手と一緒にプレーしていたので、とても励みになっています。彼女とまたプレーできることを本当に楽しみにしています」と、長谷川とのクラブチームでの再共闘を心から喜んでいる。 同じく、今夏のサウジアラビア行きが濃厚とされながらも、現時点では残留が決定的な男子チームで守護神を務めるブラジル代表GKエデルソンの存在もシティ加入へのひとつのきっかけだったようだ。 「尊敬するエデルソン選手と同じチームに加わり、同じユニフォームを着ることも楽しみです。本当に楽しみにしています」 一方、ガレス・テイラー監督は「アヤカをマンチェスター・シティに連れて来ることができてうれしく思う。彼女はチームにさらなる国際経験をもたらしてくれる選手であり、我々は彼女をチームに迎え入れ、今後3年間一緒に働くことを楽しみにしている」と百戦錬磨の日本人GKへの期待を口にしている。 山下の加入でなでしこジャパン4人を擁するシティは、いくつかのプレシーズンマッチを経て9月22日に行われるアーセナル戦で新シーズンのWSLをスタートする。 <span class="paragraph-title">【動画】マンチェスター・シティの山下杏也加がお披露目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">We are delighted to announce the signing of Japanese international <a href="https://twitter.com/ananan6161?ref_src=twsrc%5Etfw">@ananan6161</a> on a deal until the summer of 2027 <a href="https://t.co/N90DbWM12z">pic.twitter.com/N90DbWM12z</a></p>&mdash; Manchester City (@ManCity) <a href="https://twitter.com/ManCity/status/1821834051080057182?ref_src=twsrc%5Etfw">August 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.09 18:46 Fri
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WEリーグ初代女王、INAC神戸のオーナーが電撃交代! 2023年には皇后杯で7度目の優勝果たした名門

INAC神戸レオネッサは26日、クラブの株式譲渡を発表した。 INAC神戸は、アイナックフットボールクラブ株式会社がクラブを保有していたが、全株式3,717株(100%)を大栄環境株式会社(本部:兵庫県神戸市、代表取締役社長:金子文雄)がアスコグループ株式会社(本社:兵庫県神戸市 代表取締役:文弘宣)より譲渡され、連結子会社とする株式譲渡契約が締結されたことを発表した。 なお、オーナー変更についてはWEリーグの承認も既に受けているとのこと。3月1日(金)に株式譲渡が実行される。 今回の株式取得の理由について、大栄環境株式会社が発表している。 「当社グループは、主に廃棄物の収集運搬から中間処理・再資源化及び最終処分事業を行い、社会インフラを提供する企業として、「未来は信頼から生まれる」という創業の原点を忘れることなく、地域に根差した事業を展開しております」 「「INAC神戸レオネッサ」は、兵庫県及び地元神戸市におけるスポーツコミュニティーの担い手を育成し、さらに国際的な活動を展開していく総合スポーツクラブとして、2001年に創設されました。「人はスポーツを通じて成長しよろこび、そして感動し、潤いある人生を創造することができる」という理念のもと、地域密着を基本に、U-18・U-15の選手育成及び小中学校等でのサッカー教室開催など地域と一体となった取り組みを積極的に展開しております」 「当社は「INAC神戸レオネッサ」の取り組みに賛同し、同チームを運営していくことで、地域の皆さまとの関係を深めることにより、青少年の健全育成、スポーツ文化の振興や地域経済の発展に寄与する社会的な役割を担っていくことが、当社グループのブランド価値と知名度の向上につながるものと考えております」 INAC神戸は、女子サッカークラブの名門として知られ、2001年にINACレオネッサとして創設。2009年にクラブ名をINAC神戸レオネッサに改称した。 WEリーグが創設される前からプロ契約を選手と結ぶなどしていた革新的なクラブで、なでしこリーグ時代には3度の優勝を経験。また、WEリーグでは初年度に女王に輝くなど実績を誇る。さらに、皇后杯では7度の優勝を誇り、2023年大会でも優勝。株式譲渡前の最後のタイトルを獲得していた。 現在はなでしこジャパンのGK山下杏也加、DF守屋都弥、DF三宅史織、MF北川ひかる、FW田中美南を擁し、過去には澤穂希さんや岩渕真奈さん、川澄奈穂美(アルビレックス新潟レディース)なども所属していた。 2024.02.26 18:47 Mon
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U-20女子W杯準優勝メンバー、I神戸のMF林愛花が米サンタクララ大学へ進学「皆さんの熱い応援に背中を押されました」

INAC神戸レオネッサは10日、U-19日本女子代表MF林愛花(19)の契約期間終了と、アメリカのサンタクララ大学への進学を発表した。 兵庫県明石市出身の林はJFAアカデミー福島を経てアメリカのオークランド・ソウル・スポーツ・クラブでプレー。進学までのおよそ半年間の空白期間に、I神戸へと加わった。 年代別の代表として、2022年のU-20女子ワールドカップ(W杯)準優勝を経験。I神戸ではボランチやセンターバックの一角として、WEリーグに2試合、WEリーグカップでは4試合に出場して1得点を挙げた。 サンタクララ大学は2021年春(新型コロナウイルスの影響で延期となった2020年度大会)に、NCAAディビジョン1女子サッカートーナメント(全米女子大学トーナメント)で優勝。林と同じくac福島出身の根津茉琴が在籍している。 再びアメリカへと渡る林は、I神戸の公式サイトを通じ、チームやファンへ感謝の言葉を綴っている。 「約4ヶ月というとても短い間でしたが、INAC神戸の選手として戦えた事を誇りに思います。苦い思い出となったデビュー戦も、初ゴールをあげられた時も、皆さんの熱い応援に背中を押されました」 「新たなステージでも、INAC神戸のタイトル奪還を祈りつつ、自分自身も全力プレーの気持ちを持ち続けて、一回りも二回りも大きくなった姿をまたどこかでお見せできるようにがんばります。ありがとうございました」 2023.12.12 14:40 Tue
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浦和が12連勝でまた一歩連覇に前進! INAC神戸は北川ひかるが古巣新潟L相手に2ゴールで追走【WEリーグ】

2023-24WEリーグ第19節の6試合が6日に行われた。 シーズンも残り4試合となった中、優勝争いは首位の三菱重工浦和レッズレディースと2位のINAC神戸レオネッサに絞られている状況となった。 首位の浦和は、アウェイでちふれASエルフェン埼玉と対戦。埼玉ダービーとなった試合は、浦和が主導権を握っていく。 すると16分に浦和が先制。右サイドからのクロスがボックス内で混戦となると、伊藤美紀のシュートのこぼれ球を清家貴子が押し込んで先制。31分には右サイドからの攻撃。こぼれ球を浦和の栗島朱里が左足シュートも、GK浅野菜摘がナイスセーブを見せて追加点を許さない。 それでも前半アディショナルタイム1分、清家の左足クロスを飛び込んだ伊藤がボックス内で合わせると、浮き球のシュートがポストを叩いて決まり、浦和が2点リードで折り返す。 追いかけるEL埼玉は58分、植村祥子のパスを受けた瀬戸口梢がボックス内でダイレクトで折り返すと、これを受けた吉田莉胡が落ち着いて決めて1点差に。しかし、その後スコアは動かず、浦和が12連勝を達成した。 2位のI神戸はアウェイで3位のアルビレックス新潟レディースと対戦。両者の勝ち点差は「5」となっており、新潟Lとしては勝利で勝ち点差を縮めたい一戦だ。 I神戸としては逆転優勝のためにも勝たなければいけない試合。立ち上がりからI神戸が主導権を握っていくも、前半はゴールが生まれない。 すると迎えた後半、47分にいきなり動く。田中美南がドリブルで持ち上がりシュート。GK平尾知佳が足でセーブも古巣対戦となった北川ひかるが押し込んでI神戸が先制する。 先制したI神戸は試合をコントロールして時計をすすめると、78分には守屋都弥がボックス右からクロス。これを北川がボックス内でヘッド。これがネットを揺らして2点目。そのまま逃げ切り、0-2で勝利を収めて逆転優勝に望みを繋いだ。 4位の日テレ・東京ヴェルディベレーザはアウェイでAC長野パルセイロ・レディースと対戦。土方麻椰の2ゴールの活躍などで、0-3で勝利を収め、3位に浮上した。 その他、サンフレッチェ広島レジーナ、セレッソ大阪ヤンマーレディースが勝利を収めている。 ◆2023-24WEリーグ第19節 ▽5/6(月) マイナビ仙台レディース 0-0 ジェフユナイテッド千葉レディース アルビレックス新潟レディース 0-2 INAC神戸レオネッサ ちふれASエルフェン埼玉 1-2 三菱重工浦和レッズレディース ノジマステラ神奈川相模原 0-1 サンフレッチェ広島レジーナ AC長野パルセイロ・レディース 0-3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ セレッソ大阪ヤンマーレディース 2-1 大宮アルディージャVENTUS ◆順位表(第19節終了時) 1位:三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点53/+36/20試合) 2位:INAC神戸レオネッサ(勝ち点46/+28/19試合) 3位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点39/+27/19試合) 4位:アルビレックス新潟レディース(勝ち点38/+8/20試合) 5位:サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点25/0/19試合) 6位:ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点23/-6/19試合) 7位:大宮アルディージャVENTUS(勝ち点22/-14/19試合) 8位:ジェフユナイテッド千葉レディース(勝ち点19/-6/19試合) 9位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点18/-11/19試合) 10位:マイナビ仙台レディース(勝ち点17/-17/19試合) 11位:AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点15/-18/19試合) 12位:ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6/-27/19試合) 2024.05.06 22:10 Mon
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SOMPO WEリーグのキックオフカンファレンス開催! 12クラブの選手が集結、「みんなが主人公になるためにプレーする」

26日、2024-25シーズンのSOMPO WEリーグのキックオフカンファレンスがJFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」で行われた。 新シーズンの開幕を前に、12クラブの代表選手が集った中、1部と2部に分かれて行われた。 第1部では髙田春奈チェアが新シーズンに向けた挨拶。また、新たにタイトルパートナーとなった「SOMPOホールディングス」のグループCEO取締役代表執行役社長の奥村幹夫氏が登壇。今回のパートナーシップ契約についての説明を行った。 髙田チェアは4シーズン目を迎えるWEリーグを前に昨シーズンを振り返り、「リーグ戦は三菱重工浦和レッズレディースが連覇と強さを見せつけたわけですが、WEリーグカップではサンフレッチェ広島レジーナが創設3年目で初タイトル、1月の皇后杯では三菱重工浦和レッズレディースをやぶって、INAC神戸レオネッサが優勝するということで、本当に色々なクラブが出てきたシーズンになったと思う」とコメントした。 「みんなが主人公になるためにプレーする」という言葉をテーマにしている新シーズンのWEリーグ。「クラブにおいてもどのクラブが主人公になってもおかしくない、色々な主人公が生まれてくると私自身もワクワクしています」と語った。 また、昨シーズンからは多くの選手が海外へと移籍していった。特になでしこジャパンの選手たちが多く移籍している。「WEリーグ寂しくなったんじゃないの?と言われることも多いですが、実際に寂しさもあります。ただ、中を見れば、あの選手がいる、この選手がいるとワクワクする選手たちが日本にはたくさんいて、その選手たちが主人公になっていくということを考えると、培った日本の女子サッカーの育成を感じますし、これから益々新しい主役を生み出していくリーグになることが求められていると思います」と、新シーズンへの想いを語った。 奥村氏は今回のタイトルパートナー契約の経緯について言及。「WEリーグの理念である、『女子サッカー、スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、1人1人が輝く社会の実現・発展に貢献する』というものと、SOMPOのパーパスである『安心・安全・健康で溢れる未来へ』という理念が共鳴し合ったのが最初のキッカケです」と語った。 その後、トークセッションが行われ、損害保険ジャパン株式会社の常務執行役員[CHRO・CCuO]の酒井香世子さん、SOMPOひまわり生命保険株式会社の執行役員 CHROである野田美智子さん、SOMPOケア株式会社の執行役員 CHROである恒松敬子さんと髙田チェア、そしてWEリーグのコミュニオーガナイザーを務める元なでしこジャパンGKの海堀あゆみさんがWEリーグとSOMPOホールディングとの協力による今後の展開について語り合った。 第2部では12クラブの代表選手が登壇。開幕節の対戦カードごとに登場し、お互いの印象やここまでのチームの完成度、自身の目標などを語った。プレゼンターは昨シーズン限りで現役を引退した元なでしこジャパンの鮫島彩さんが務め、選手たちは「2桁ゴール」、「得点王」、「タイトルを獲る」、「5ゴール5アシスト」など、具体的な目標を掲げていた。 SOMPO WEリーグの開幕は9月14日に開幕。8月31日からは WEリーグ クラシエカップが開催され、12クラブがカップ女王を目指して戦う。 ◆参加選手 マイナビ仙台レディース:廣澤真穂 三菱重工浦和レッズレディース:島田芽依 大宮アルディージャVENTUS:林みのり ちふれASエルフェン埼玉:吉田莉胡 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース:大熊環 日テレ・東京ヴェルディベレーザ:木下桃香 ノジマステラ神奈川相模原:榊原琴乃 AC長野パルセイロ・レディース:伊藤めぐみ アルビレックス新潟レディース:滝川結女 セレッソ大阪ヤンマーレディース:脇阪麗奈 INAC神戸レオネッサ:水野蕗奈 サンフレッチェ広島レジーナ:瀧澤千聖選手 2024.08.26 22:20 Mon

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