「これはスーパー」「エグい弾道」U-20日本女子代表帰り、マイ仙台・佐々木里緒が驚愕の後半AT直接FK弾「なんでそこから伸びるの…」

2024.03.24 21:50 Sun
見事な直接FKを沈めたマイナビ仙台レディースのU-20日本女子代表DF佐々木里緒
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見事な直接FKを沈めたマイナビ仙台レディースのU-20日本女子代表DF佐々木里緒
マイナビ仙台レディースのU-20日本女子代表DF佐々木里緒の左足が火を噴いた。マイ仙台は23日、2023-24 WEリーグ第12節でユアテックスタジアム仙台にちふれASエルフェン埼玉を迎えた。

ともに前節を落とし、勝利を欲した一戦は、ウインターブレイク後4試合4得点と好調・廣澤真穂の先制点で5分にマイ仙台が試合を動かすも、EL埼玉も79分に金平莉紗のWEリーグ初ゴールで同点に追い付く。
以降、EL埼玉の時間が続く中で、マイ仙台は90+4分にバイタルエリア中央でFKのチャンスを獲得すると、ボールの前に中島依美と佐々木里緒が立ち、蹴ったのは佐々木里緒。左足のキックは壁上からゴール左隅に決まり、マイ仙台が土壇場で勝ち越し、これが決勝点となった。

鮮烈な左足の一撃をWEリーグ公式X(旧:ツイッター)がピックアップすると、閲覧者からも「なんであそこから伸びるの…」、「これはスーパー」、「女子の試合とは思えないスピードとエグい弾道のシュート」、「絵に描いたような劇的な勝利ですね」、「何回観ても最高!」、「コース抜群やん」など、感嘆の声が多数上がった。
マイ仙台では中盤起用が多い佐々木里緒。AFC U20女子アジアカップ全5試合に出場したことも考慮されてか、この日は72分からの途中出場となり、左サイドバックに。限られた時間の中で見事に結果を残した。

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8日、トレーニングマッチでなでしこジャパンとコロンビア女子代表が対戦した。 6日にヨドコウ桜スタジアムで対戦した両者。コロンビアが1つのチャンスを活かして先制するも、日本は試合最終盤にPKを獲得し1-1のドローに終わった。 中1日で行われた戦い。日本は11人全てを入れ替え、GKに大熊茜、DFは右から遠藤優、高橋はな、石川璃音、佐々木里緒と並び、ボランチに杉田妃和と初招集の眞城美春、2列目は右から植木理子、松窪真心、中島淑乃と並び、1トップに上野真実が入った。 試合は立ち上がりから日本が攻め込む展開に。2分、CKの流れから最後は高橋がボックス内右でシュートもサイドネットを揺らした。さらに3分には眞城もボール奪取から左足ミドルを放った。 5分には後方からのパスを繋ぐと、松窪がボックス手前からミドルシュート。枠に飛んだが、GKナタリア・ヒラルドがセーブする。 日本は積極的に攻撃を仕掛けていき、松窪や上野、佐々木とゴールを脅かすが、得点は奪えない。24分にも左サイドから崩し、最後はボックス内で松窪がシュートもGKがセーブした。 中盤でボールを奪えるものの、良い形で攻撃に行けない日本。36分には右サイドを上がった遠藤がクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだ中嶋がダイレクトで合わせに行くが、ミートしない。 攻めあぐねる日本だったが、佐々木からのフィードをボックス内で植木が胸トラップ。シュートに行こうとするが、ジュナイラ・ロペスが倒してPK獲得。植木が落ち着いて左に決めて日本が先制する。 日本が1点をリードして前半を終えた中、ハーフタイムで中嶋と上野を下げて、籾木結花、清家貴子を投入。攻撃をより活性化していくこととなる。左に籾木、右に清家が入り、植木が1トップに入った。 すると後半早々の46分に日本がゴール。ボールを奪った清家が右サイドを仕掛けた清家が冷静に中を見てマイナスのパス。これを松窪がしっかりと蹴り込み追加点を奪う。 立ち上がりにゴールを奪った日本は49分にもチャンス。植木が持ち出して横パス。これは籾木には合わないものの、背後から走り込んだ松窪がボックス内からシュート。しかし、これはDFがブロックする。 すると50分にも日本が追加点。ダイレクトパスを繋ぐと、杉田、眞城、植木と繋ぎ、植木のパスを受けた籾木がボックス内左から角度のないところでニアを打ち抜き、追加点を奪う。 勢いに乗る日本は選手たちが連動し攻撃が活性化。57分には左サイドで相手を押し込んでボールを奪うと、仕掛けた松窪のグラウンダーのクロスを走り込んだ遠藤がダイレクトシュート。初ゴールでリードを4点に広げた。 さらに60分にはやや離れた位置の左サイドでFKを獲得すると、籾木が左足でクロス。ハイボールではなく低いボールを入れると、走り込んだ高橋がフリックしてゴールを奪った。 日本は72分に植木に代えて宮澤ひなたを入れた中、直後の73分に失点。右サイドからのクロスを繋ぐと、ダニエラ・カラカスがボックス中央でこぼれ球に詰め1点を返す。 コロンビアにほとんどチャンスを作らせていなかった中で、1つのチャンスで失点する日本。2日前と同じように少ないチャンスを生かされてしまった。 また、接触により清家が負傷しピッチを後に。失点した日本は78分に遠藤を下げて南萌華を投入。高橋を右サイドバックに配置し、南はセンターバックに入ることに。熊谷がアンカーに入り、杉田が右サイドに入った。 すると81分、その右サイドから崩すと宮澤がクロス。これをフリーで待っていた籾木がボックス内で左足ボレーを放つが、枠を捉えられない。 日本はその後も攻め込んだ中、90分に嬉しい追加点。初招集の眞城が右サイドからのクロスを受けると、ボックス内から相手DFの股を抜くシュートを決め、トレーニングマッチとはいえデビュー戦での嬉しいゴールとなった。 なでしこジャパン 6-1 コロンビア女子代表 【日本】 植木理子(前45+3)[PK] 松窪真心(後1) 籾木結花(後5) 遠藤優(後12) 高橋はな(後15) 眞城美春(後45) 【コロンビア】 ダニエラ・カラカス(後28) <h3>◆なでしこジャパンメンバー</h3> GK 大熊茜(INAC神戸レオネッサ) DF 遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース) →78分 南萌華(ローマ/イタリア) 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 佐々木里緒(マイナビ仙台レディース) MF 杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ) 眞城美春(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 植木理子(ウェストハム/イングランド) →72分 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ) →63分 長野風花(リバプール/イングランド) 中島淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) →46分 籾木結花(レスター・シティ/イングランド) FW 上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ) →46分 清家貴子(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) →80分 熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス/イングランド) <span class="paragraph-title">【動画】圧勝したなでしこジャパンの全6ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <h3>◆45+3分 植木理子[PK]</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/ongUq1R7dc">pic.twitter.com/ongUq1R7dc</a></p>&mdash; 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スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909505977659146664?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆57分 遠藤優</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/OdozhXp7Nw">pic.twitter.com/OdozhXp7Nw</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909508001696010735?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆60分 高橋はな</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">後半15分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%B1%BE%E6%9C%A8%E7%B5%90%E8%8A%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/BpGCyZNT9J">pic.twitter.com/BpGCyZNT9J</a></p>&mdash; 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「これはスーパー」「エグい弾道」U-20日本女子代表帰り、マイ仙台・佐々木里緒が驚愕の後半AT直接FK弾「なんでそこから伸びるの…」

マイナビ仙台レディースのU-20日本女子代表DF佐々木里緒の左足が火を噴いた。 マイ仙台は23日、2023-24 WEリーグ第12節でユアテックスタジアム仙台にちふれASエルフェン埼玉を迎えた。 ともに前節を落とし、勝利を欲した一戦は、ウインターブレイク後4試合4得点と好調・廣澤真穂の先制点で5分にマイ仙台が試合を動かすも、EL埼玉も79分に金平莉紗のWEリーグ初ゴールで同点に追い付く。 以降、EL埼玉の時間が続く中で、マイ仙台は90+4分にバイタルエリア中央でFKのチャンスを獲得すると、ボールの前に中島依美と佐々木里緒が立ち、蹴ったのは佐々木里緒。左足のキックは壁上からゴール左隅に決まり、マイ仙台が土壇場で勝ち越し、これが決勝点となった。 鮮烈な左足の一撃をWEリーグ公式X(旧:ツイッター)がピックアップすると、閲覧者からも「なんであそこから伸びるの…」、「これはスーパー」、「女子の試合とは思えないスピードとエグい弾道のシュート」、「絵に描いたような劇的な勝利ですね」、「何回観ても最高!」、「コース抜群やん」など、感嘆の声が多数上がった。 マイ仙台では中盤起用が多い佐々木里緒。AFC U20女子アジアカップ全5試合に出場したことも考慮されてか、この日は72分からの途中出場となり、左サイドバックに。限られた時間の中で見事に結果を残した。 <span class="paragraph-title">【動画】コース・威力ともに見事!マイ仙台・佐々木里緒の後半AT直接FK弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">\ラストワンプレーでの劇的決勝ゴール/<br><br>U20アジア杯から帰ってきた <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%93%E4%BB%99%E5%8F%B0%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マイナビ仙台レディース</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8%E9%87%8C%E7%B7%92?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#佐々木里緒</a> 選手が劇的FK弾<br><br>2023-24 <a href="https://twitter.com/hashtag/WE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WEリーグ</a> 第12節<br>マイ仙台 vs EL埼玉<br>見逃し配信(<a href="https://t.co/QrlYTITeFI">https://t.co/QrlYTITeFI</a>)<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#女子サッカー</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/weleague?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#weleague</a> <a href="https://twitter.com/mynavisendai?ref_src=twsrc%5Etfw">@mynavisendai</a> <a href="https://t.co/G3vd59caLQ">pic.twitter.com/G3vd59caLQ</a></p>&mdash; WEリーグ|日本女子プロサッカーリーグ (@WE_League_JP) <a href="https://twitter.com/WE_League_JP/status/1771503656547787135?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <script>var video_id ="W9CFwTo_LN8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.24 21:50 Sun
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日テレ・東京ヴェルディベレーザが4年目で悲願の初優勝! 三つ巴の最終節でも勝利し自力で決める【SOMPO WEリーグ】

17日、2024-25SOMPO WEリーグ最終節が一斉開催で行われた。 今シーズンのWEリーグは最終節まで優勝チームが決まらない三つ巴の戦いに。首位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ、2位のINAC神戸レオネッサは勝ち点で並び、3連覇目指す3位の三菱重工浦和レッズレディースも絡んでの戦いとなった。 首位で最終節を迎えた日テレ・東京ヴェルディベレーザは悲願の初優勝を目指す戦いに。ホームに9位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えた中、前半から強さを見せた。 立ち上がりから攻め込む中で32分、右サイドから山本柚月がクロスを入れると、そのままボールはゴールへ。GK望月ありさは反応するもそのままネットを揺らし、東京NBが先制に成功する。さらに40分、東京NBは敵陣でパスを繋ぐと、松田紫野が土方麻椰とのワンツーのリターンを受けるとドリブルで2人をかわしてシュート。これが決まり、リードを2点に広げる。 2-0で迎えた後半も、66分に山本がこの試合2点目を決めて3点目。得失点差でも大きく有利になると、そのまま3-0で勝利を収め、悲願のWEリーグ初優勝を決めた。 2位のINAC神戸レオネッサは、アウェイで10位のノジマステラ神奈川相模原と対戦。逆転優勝にはまずは勝利を収め、さらに大量得点さでの勝利が欲しいところだったが、前半は0-0のゴールレスに。後半に入ると66分に浜田芽来にゴールを許し、先制を許す苦しい展開となる。 それでも75分に途中出場のカルラ・モレラがどう点ゴールを奪うと、77分にもカルラ・モレラが決めてすぐに逆転。85分にも追加点を奪いリードを広げる。そのまま勝利を収めたが、東京NBが勝利したため2位でシーズンを終えることとなった。 3位の三菱重工浦和レッズレディースは自力での優勝はない状況。まずは勝利し、大量得点さをつけての勝利が必要な中、アウェイで6位のちふれASエルフェン埼玉と対戦した。 試合は前半をゴールレスで終えたが、63分に髙橋佑奈のゴールで先制。66分には高橋はなが追加点を奪う。EL埼玉は82分に佐久間未稀のゴールが決まり1点を返す中、90分に浦和は藤﨑智子が追加点。それでもアディショナルタイム1分にEL埼玉は吉田莉胡がゴールを決め1点差に。さらにアディショナルタイム3分には桂亜依もゴールを決め、EL埼玉が土壇場で追いつくことに。浦和は最終戦で勝利することができず、3位でシーズンを終えた。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ最終節</h3> マイナビ仙台レディース 2-2 AC長野パルセイロ・レディース ちふれASエルフェン埼玉 3-3 三菱重工浦和レッズレディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ノジマステラ神奈川相模原 1-3 INAC神戸レオネッサ アルビレックス新潟レディース 2-2 サンフレッチェ広島レジーナ セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-2 大宮アルディージャVENTUS <h3>◆SOMPO WEリーグ 順位表</h3> 1位:日テレ・東京ベレーザ|勝ち点51/+34 2位:INAC神戸レオネッサ|勝ち点51/+29 3位:三菱重工浦和レッズレディース|勝ち点46/+19 4位:アルビレックス新潟レディース|勝ち点40/+10 5位:サンフレッチェ広島レジーナ|勝ち点37/+12 6位:ちふれASエルフェン埼玉|勝ち点30/0 7位:セレッソ大阪ヤンマーレディース|勝ち点23/-4 8位:AC長野パルセイロ・レディース|勝ち点22/-15 9位:ジェフユナイテッド市原・千葉レディース|勝ち点20/-15 10位:ノジマステラ神奈川相模原|勝ち点18/-12 11位:大宮アルディージャVENTUS|勝ち点18/-21 12位:マイナビ仙台レディース|勝ち点10/-37 2025.05.17 16:12 Sat
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18歳の新星は、チームを勝たせるFWへ。マイナビ仙台レディースのピッチで、松窪真心から目が離せない

2022-23 Yogibo WEリーグのシーズン後半戦が進む中、マイナビ仙台レディースにはサポーターの熱い視線を集める存在がいる。高卒ルーキー、FW松窪真心(まなか)選手だ。1月末にチームに合流すると、中断明けの第9節INAC神戸レオネッサ戦で早速先発出場を果たした。デビュー戦から4試合で2ゴールの活躍を見せる18歳のストライカーは、ひたむきに前だけを目指し続ける。 <span class="paragraph-subtitle">◆U-20女子ワールドカップを経験。海外選手の「決めきる力」</span> 松窪の「マイナビ仙台加入内定」が発表されたのは昨年9月のことだった。同期のDF佐々木里緒選手と共に入団会見に出席した。 「長所はスピードです。スピードに乗ったドリブルや背後への抜け出しからゴールを決めること。また守備に関しては、前線から速いプレッシャーでボールを奪うことが特徴です」と、やや緊張した面持ちで、自らのストロングポイントを説明した。 会見の約1カ月前には、コスタリカでのU-20女子ワールドカップに出場していた。スペインとの決勝戦を含めた5試合に出場し、グループステージのアメリカ戦ではゴールをマークした。「決定力は自分の中で課題です。海外の選手は1回のシュートで決めきる力が優れていて、その1点でチームを勝利に導くことができていました。海外の選手に負けないプレーをできるようにシュート練習を頑張りたいです」 この春、6年間過ごしたJFAアカデミー福島(静岡県)を卒業した。「アカデミーに入らなかったら、ここまでサッカーをやっていなかったと思います。成長させてもらいましたし、日頃の練習から基準を上げて取り組むことができました。勝敗を分けるものが何かということも学びました」。2020、2021年はなでしこリーグ2部で得点王、MVPに輝いた。新しいステージは、プロサッカー「WEリーグ」だ。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/mynavi230421_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©mynavisendai<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">◆涙のWEリーグデビュー。そして、プロ初ゴール。</span> 「すごく緊張していて、夜も眠れないほどでした」と松窪はプロデビューの前夜を振り返った。つい肩に力が入る新人に伸び伸びプレーさせようと、選手、スタッフが盛り上げ、試合に入りやすい雰囲気を作ってくれた。FW宮澤ひなた選手は「真心のやりたいようにやっていい」と勇気づけた。 セットプレーで早々に失点を喫するも、後半8分、FW船木里奈選手のゴールで追いつく。首位を走るI神戸に、食らいつこうと松窪は必死だった。前線からの鋭いプレスやドリブルでスタンドを何度も沸かせた。得点は奪えず、終了間際のセットプレーで追加点を許すと、チームは敗れてしまった。 試合後、松窪は悔し涙を流した。「シュートを決めないと勝てないということを、このデビュー戦で痛感しました」。会見でも涙があふれてきた。結果は出せなかったが、がむしゃらにゴールに向かうその姿は鮮烈で、サポーターの心を一気に奪った。 続く第11節広島戦では、MF中島依美選手のゴールに絡むプレーを見せ、3試合目の出場となった第12節日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦では待望の「プロ初ゴール」が生まれた。中島が相手のビルドアップを遮断しボールを奪うと、ゴール前に駆け上がった松窪へパス。これをワンタッチ、左足で決めた。「依美さんからのごっつあんゴールです」とはにかむ。しかし、本人は初得点よりも「前半に2点、決めるべきシーンがあった」と奪えなかったゴールを悔やんだ。あの2点が決まっていれば、勝つことができた。自分の力でチームを勝たせたかった。 連敗を止めたい第12節ちふれASエルフェン埼玉戦。前半6分、右サイドのMF矢形海優選手からマイナスのクロス。これを松窪が受け、左足を伸ばしてシュートするが、GKに阻まれた。しかし、松窪はここで諦めなかった。弾かれたボールを拾い、今度は右足で蹴りこんだ。ネットが豪快に揺れ、松窪は両手でガッツポーズ。「絶対に決めてやるという気持ちでした」。思いがこもったこのゴールが決勝点となった。松窪は連続ゴールでチームに勢いをもたらしている。 <span class="paragraph-subtitle">◆サッカーに向き合う純粋さ。こぼした涙は成長へつながる。</span> 「松窪は、ゴールを奪える選手。今年のチームがスタートして、なかなかゴールを奪えなかったという状況の中で、ある程度計算できる、得点の匂いがする選手が入ってきたということは非常に大きかったです」と松田岳夫監督も活性化した攻撃に手応えを感じている。 「本人は決め切れなかったシーンを悔やんで泣いたりしていますが、その気持ちが彼女を成長させると思いますし、まだまだ将来が楽しみな選手だと感じています」と期待を寄せる。 世界に羽ばたく選手たちを数多く育ててきた名伯楽はこうも言った。 「(松窪には)サッカー小僧のようなところがあるんです。サッカーが好き、上手くなりたい、点を取りたい。その気持ちがストレートに出ている、今の選手には珍しいタイプ。うちで言うと、そういう選手は中島(依美)くらいかな」 スケールの大きな選手になる。松窪はそういう予感を漂わせている。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/mynavi230421_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©mynavisendai<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">◆贈られたチャントは、仙台歴代のエースストライカーの曲</span> 「ゴール、ゴール、マナカ!ラーララ、ララララー」 「先輩たちを超える活躍をして欲しい」とサポーターは応援歌に思いを込めている。EL埼玉戦で松窪がゴールを決めた瞬間、スタンドに響いたのはマイナビ仙台レディースの前身であるベガルタ仙台レディース初代10番の伊藤美菜子さんや、JFAアカデミー福島の先輩で長く仙台でエースとして活躍した浜田遥選手(ノジマステラ神奈川相模原)と同じ応援歌だった。 歌声は松窪本人にも届いていた。「偉大な方々に並べるように、越えていけるように頑張りたいです」と引き締まった表情を見せた。デビュー戦でも大きな声援に背中を押された。 「苦しい時に少しスタンドを見上げると、一生懸命応援して下さる皆さんがいて、『プロサッカー選手になったんだなぁ』と実感できました」 彼女ならば、サポーターの願いを大きな力に変えていけるはずだ。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/mynavi230421_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©mynavisendai<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">◆ライバルは世界で輝く同世代の選手。</span> プロの世界で歩み始めた松窪にとっては同世代の選手たちの活躍も良い刺激となっている。U-20女子ワールドカップでMVPに輝いたFW浜野まいか選手(チェルシー、スウェーデン1部ハンマルビーに期限付き移籍中)やFW藤野あおば選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)。4月のヨーロッパ遠征でA代表にも選ばれた二人は松窪にとって「もっと上を目指そうという気持ちになる、ありがたい存在」なのだという。女子サッカーの新しい歴史を作っていく世代、松窪もそこに割って入っていく力を示したい。18歳の今だからこそ表現できる全力で、目の前の相手へ挑戦し続けて欲しい。 《マイナビ仙台レディース オフィシャルライター・村林いづみ》 <span class="paragraph-title">【動画】マイナビ仙台、松窪真心のプロ初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="d2cyoag9r3k";var video_start = 63;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.04.21 22:00 Fri
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U20アジアカップ途中離脱の松窪真心がNWSL開幕戦でアシスト!猛スプリントからのクロス含め、途中出場で3ゴールに絡む

ノースカロライナ・カレッジのU-20日本女子代表MF松窪真心が、早々に結果を残した。 U-20日本女子代表の一員としてAFC U20アジアカップに参加していた松窪は、4日に行われたグループステージ初戦のU-20ベトナム女子代表戦で、圧巻のハットトリックを達成。チームの10番として、ノックアウトステージ進出とU-20女子ワールドカップ(W杯)出場権獲得に貢献していた。 11日にはチーム事情により。代表を離れることに。17日(現地時間16日)に控えるアメリカ、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)開幕節へ向け、クラブに帰還し準備をしていた。 クラブに必要とされて引き戻された松窪は、その開幕節、早速のアシストで期待に応えた。 ホームでのヒューストン・ダッシュ戦に62分から途中出場した松窪は、2-1とリードして迎えた77分、中盤でシンプルに縦へ付け、自らも全力でスプリント。ボールホルダーを追い越すと、リターンのスルーパスを受けて右サイド深い位置からダイレクトでクロス。同じく途中出場、ビアンカ・セント=ジョージズのゴールをお膳立てした。 また、86分にも裏抜けから前線でタメを作り、後半アディショナルタイムにも中盤での収め役となっていずれの得点にも絡んでいる。 昨季は、マイナビ仙台レディースから期限付き移籍で途中加入ながらも、チャレンジカップで優勝を手繰り寄せるゴールを挙げてMVPを受賞。リーグ戦でも7試合1得点1アシストの数字を記録していた。 途中出場2人がゴールに絡んだノースカロライナは、最終的に5-1で勝利。初陣を大勝で飾っている。 また、ノースカロライナの三浦成美も先発出場し、74分までプレー。小林里歌子はケガで欠場、ヒューストンの永里優季はベンチ入りも出場せずに終わった。 <span class="paragraph-title">【動画】松窪真心が猛スプリントからのクロスで開幕節アシスト!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="R7eVa4vgm4g";var video_start = 380;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.17 17:25 Sun
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逆転優勝目指したINAC神戸、千葉Lに敗れ直接対決を前に浦和の連覇が決定!【WEリーグ】

2023-24WEリーグ第20節の3試合が12日に行われた。 シーズンも佳境に入り優勝争いも2チームに絞られることに。2位のINAC神戸レオネッサは消化が1試合少ない中、最低でも勝ち点1が必要な状況。首位の三菱重工浦和レッズレディースとの直接対決を次週に控えた中、アウェイで8位のジェフユナイテッド千葉レディースと対戦した。 試合はI神戸のペースで進んでいくと13分、敵陣でのボール奪取から田中美南が持ち出しボックス内左からグラウンダーのクロス。最後は上がってきた守屋都弥が合わせるが、シュートは枠に飛ばない。 前半は0-0で折り返すかと思われた中、45分にスコアが動く。右サイドでスローインを得た千葉Lは、パスを受けた鴨川実歩が上手く入れ替わりボックス内右からクロス。これをニアで大澤春花が合わせると、GK山下杏也加がセーブも、こぼれ球を大澤が詰めて、千葉Lが先制する。 嫌な時間帯で少ないチャンスを生かされたI神戸。50分には田中がボックス内からシュートも、右ポストを叩きゴールとはならない。 それでもI神戸はハンドでPKを獲得すると68分に髙瀬愛実がしっかり決めて同点に追いつく。 同点としたI神戸だったが85分に千葉Lが追加点。右サイドでボールを持った鴨川がカットインからで左足シュート。ゴール左隅にシュートは吸い込まれ、千葉Lがリードを奪う。 このままでは浦和の優勝が決まる状況。I神戸は最後まで攻め込んだものの敗戦となり、直接対決を待たずして浦和の連覇が決定した。 その他、マイナビ仙台レディースとノジマステラ神奈川相模原の試合は1-1のドロー。AC長野パルセイロ・レディースvsセレッソ大阪ヤンマーレディースの試合は、C大阪が矢形海優の2ゴールで1-2と勝利している。 ◆2023-24WEリーグ第20節 ▽5/12(日) マイナビ仙台レディース 1-1 ノジマステラ神奈川相模原 ジェフユナイテッド千葉レディース 2-1 INAC神戸レオネッサ AC長野パルセイロ・レディース 1-2 セレッソ大阪ヤンマーレディース ▽3/27(水) 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 アルビレックス新潟レディース ▽5/11(土) ちふれASエルフェン埼玉 1-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ サンフレッチェ広島レジーナ 0-2 大宮アルディージャVENTUS ◆順位表(第20節終了時) 1位:三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点53/+36/20試合) 2位:INAC神戸レオネッサ(勝ち点46/+27/20試合) 3位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点42/+28/20試合) 4位:アルビレックス新潟レディース(勝ち点38/+8/20試合) 5位:サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点25/-2/20試合) 6位:大宮アルディージャVENTUS(勝ち点25/-12/20試合) 7位:ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点23/-7/20試合) 8位:ジェフユナイテッド千葉レディース(勝ち点22/-5/20試合) 9位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点21/-10/20試合) 10位:マイナビ仙台レディース(勝ち点18/-17/20試合) 11位:AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点15/-19/20試合) 12位:ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点7/-27/20試合) 2024.05.12 19:45 Sun

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