「方針を変えるのではなく継承」マイ仙台の須永純監督、指揮官としての初陣はS広島Rに惜敗も「ネガティブな内容ではない」
2024.04.14 22:20 Sun
試合後の会見に臨むマイナビ仙台レディースの須永純新監督
マイナビ仙台レディースの須永純監督が、指揮官として迎えた初戦を振り返った。マイ仙台は14日、2023-24 WEリーグ第14節のサンフレッチェ広島レジーナ戦で、年に1度行っているホームゲーム東京開催を実施。2分に失点を喫し、前半の追加タイムに高平美憂の今季初ゴールで追い付いたが、84分に勝ち越しを許し、1-2で敗れた。
味の素フィールド西が丘には、1453人が来場。須永監督は「東京へも仙台からサポーターが来ていただいたこと、東京からより多くのお客様が来ていただいたことに、すごく感謝をしております」と来場者への謝辞を述べ、「その中でいい結果を出せなくて申し訳ないと思っています」と悔しさを滲ませた。
須永監督は今年1月にGKコーチと就任したが、4月3日の須藤茂光前監督の辞任を受け、後任を務めることに。トップチームを率いては、今節が初陣となった。
見える景色や役割はこれまでと変化する中で、新指揮官は「方針を変えるのではなく継承」と、クラブとして積み上げてきたものを踏襲することを強調。同時に、この変化に対しては「交代選手がチームを活性化させるような」イメージを持って試合に臨んだと、自身の心境を語った。
「自分としては初陣です。ただ、クラブとしては14節目で、いろいろな方が築いてきてくれたことや方針を変えるのではなく継承しつつ、イメージしているのは、交代選手が出た時の役割を感じてチームを活性化させるような、クラブとして続けてきたものを、自分がこういう立場になって活性化させる、より良い方向に持っていきたいという心境でやっておりました」
今節は早々に失点を喫したものの、前半途中からは前線の受け手が中と外を使い分け始め、裏への長いパスもアクセントとなり、ボールも主導権も掌握。途中出場でWEリーグデビューを果たした、ユース所属のU-17日本女子代表MF菊地花奈も好機を演出した。
敗れはしたものの、「そんなにネガティブな内容ではない」と考える須永監督。中3日で迎える次節AC長野パルセイロ・レディース戦へ向けては、ペースを握っていた展開のような「自分たちの時間を増やしていきたい」と、意気込みを残した。
「修正はしたいんですけど、3日間という(時間が)限られたところ。あとは負けた時に全てがダメで、全部変えることが果たしていいことなのか(どうか)。私自身は今日そんなにネガティブな内容ではないとは思っています。前回(S広島Rとの対戦時は)シュート2本で2点取って、相手に20本打たれて2点取られました。(今日も)押し込まれる場面もあったんですけど、自分たちの時間を作れたので、そういう時間を増やしていきたい。長野さんもいいチームですし、ま前回の上に我々も苦しんだんですけれども、その良い面を出していきたいと考えています」
味の素フィールド西が丘には、1453人が来場。須永監督は「東京へも仙台からサポーターが来ていただいたこと、東京からより多くのお客様が来ていただいたことに、すごく感謝をしております」と来場者への謝辞を述べ、「その中でいい結果を出せなくて申し訳ないと思っています」と悔しさを滲ませた。
見える景色や役割はこれまでと変化する中で、新指揮官は「方針を変えるのではなく継承」と、クラブとして積み上げてきたものを踏襲することを強調。同時に、この変化に対しては「交代選手がチームを活性化させるような」イメージを持って試合に臨んだと、自身の心境を語った。
「前のクラブでは監督もやっていましたから、選手と一緒で、クラブから与えられた役割という面で見方を変えて、1パーセントでもチームの勝利に貢献できればと考えています」
「自分としては初陣です。ただ、クラブとしては14節目で、いろいろな方が築いてきてくれたことや方針を変えるのではなく継承しつつ、イメージしているのは、交代選手が出た時の役割を感じてチームを活性化させるような、クラブとして続けてきたものを、自分がこういう立場になって活性化させる、より良い方向に持っていきたいという心境でやっておりました」
今節は早々に失点を喫したものの、前半途中からは前線の受け手が中と外を使い分け始め、裏への長いパスもアクセントとなり、ボールも主導権も掌握。途中出場でWEリーグデビューを果たした、ユース所属のU-17日本女子代表MF菊地花奈も好機を演出した。
敗れはしたものの、「そんなにネガティブな内容ではない」と考える須永監督。中3日で迎える次節AC長野パルセイロ・レディース戦へ向けては、ペースを握っていた展開のような「自分たちの時間を増やしていきたい」と、意気込みを残した。
「修正はしたいんですけど、3日間という(時間が)限られたところ。あとは負けた時に全てがダメで、全部変えることが果たしていいことなのか(どうか)。私自身は今日そんなにネガティブな内容ではないとは思っています。前回(S広島Rとの対戦時は)シュート2本で2点取って、相手に20本打たれて2点取られました。(今日も)押し込まれる場面もあったんですけど、自分たちの時間を作れたので、そういう時間を増やしていきたい。長野さんもいいチームですし、ま前回の上に我々も苦しんだんですけれども、その良い面を出していきたいと考えています」
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17日、2024-25SOMPO WEリーグ最終節が一斉開催で行われた。 今シーズンのWEリーグは最終節まで優勝チームが決まらない三つ巴の戦いに。首位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ、2位のINAC神戸レオネッサは勝ち点で並び、3連覇目指す3位の三菱重工浦和レッズレディースも絡んでの戦いとなった。 首位で最終節を迎えた日テレ・東京ヴェルディベレーザは悲願の初優勝を目指す戦いに。ホームに9位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えた中、前半から強さを見せた。 立ち上がりから攻め込む中で32分、右サイドから山本柚月がクロスを入れると、そのままボールはゴールへ。GK望月ありさは反応するもそのままネットを揺らし、東京NBが先制に成功する。さらに40分、東京NBは敵陣でパスを繋ぐと、松田紫野が土方麻椰とのワンツーのリターンを受けるとドリブルで2人をかわしてシュート。これが決まり、リードを2点に広げる。 2-0で迎えた後半も、66分に山本がこの試合2点目を決めて3点目。得失点差でも大きく有利になると、そのまま3-0で勝利を収め、悲願のWEリーグ初優勝を決めた。 2位のINAC神戸レオネッサは、アウェイで10位のノジマステラ神奈川相模原と対戦。逆転優勝にはまずは勝利を収め、さらに大量得点さでの勝利が欲しいところだったが、前半は0-0のゴールレスに。後半に入ると66分に浜田芽来にゴールを許し、先制を許す苦しい展開となる。 それでも75分に途中出場のカルラ・モレラがどう点ゴールを奪うと、77分にもカルラ・モレラが決めてすぐに逆転。85分にも追加点を奪いリードを広げる。そのまま勝利を収めたが、東京NBが勝利したため2位でシーズンを終えることとなった。 3位の三菱重工浦和レッズレディースは自力での優勝はない状況。まずは勝利し、大量得点さをつけての勝利が必要な中、アウェイで6位のちふれASエルフェン埼玉と対戦した。 試合は前半をゴールレスで終えたが、63分に髙橋佑奈のゴールで先制。66分には高橋はなが追加点を奪う。EL埼玉は82分に佐久間未稀のゴールが決まり1点を返す中、90分に浦和は藤﨑智子が追加点。それでもアディショナルタイム1分にEL埼玉は吉田莉胡がゴールを決め1点差に。さらにアディショナルタイム3分には桂亜依もゴールを決め、EL埼玉が土壇場で追いつくことに。浦和は最終戦で勝利することができず、3位でシーズンを終えた。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ最終節</h3> マイナビ仙台レディース 2-2 AC長野パルセイロ・レディース ちふれASエルフェン埼玉 3-3 三菱重工浦和レッズレディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ノジマステラ神奈川相模原 1-3 INAC神戸レオネッサ アルビレックス新潟レディース 2-2 サンフレッチェ広島レジーナ セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-2 大宮アルディージャVENTUS <h3>◆SOMPO WEリーグ 順位表</h3> 1位:日テレ・東京ベレーザ|勝ち点51/+34 2位:INAC神戸レオネッサ|勝ち点51/+29 3位:三菱重工浦和レッズレディース|勝ち点46/+19 4位:アルビレックス新潟レディース|勝ち点40/+10 5位:サンフレッチェ広島レジーナ|勝ち点37/+12 6位:ちふれASエルフェン埼玉|勝ち点30/0 7位:セレッソ大阪ヤンマーレディース|勝ち点23/-4 8位:AC長野パルセイロ・レディース|勝ち点22/-15 9位:ジェフユナイテッド市原・千葉レディース|勝ち点20/-15 10位:ノジマステラ神奈川相模原|勝ち点18/-12 11位:大宮アルディージャVENTUS|勝ち点18/-21 12位:マイナビ仙台レディース|勝ち点10/-37 2025.05.17 16:12 Sat4
最下位大宮Vが今季初勝利で後半戦スタート! 首位・東京NBは若手が躍動し3連勝、猶本光が長期離脱から復活アシストの浦和も勝利【SOMPO WEリーグ】
2024-25 SOMPO WEリーグ第12節の5試合が、1日〜3日にかけて各地で行われた。 前半戦終了から2カ月半を経て後半戦がスタート。前節首位浮上の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点25)は、8位AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点14)とアウェイで対戦した。 東京NBは10分、前節初ゴールを挙げた18歳の眞城美春がボックス手前やや右寄りの位置でFKを獲得。自らキッカーを務めると、ゴール右上を狙ったボールがクロスバーを叩いてネットを揺らす。 32分にはクロスからの競り合いをこちらも18歳の松永未夢が制し、東京NBに追加点。後半立ち上がりには19歳の樋渡百花、20歳の土方麻椰が追加点。AC長野も終盤に川船暁海が1点を返すが、1-4で試合終了。若手が躍動した東京NBが3連勝で首位をキープしている。 前節初黒星で首位陥落のINAC神戸レオネッサ(勝ち点24)は、9位ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点13)をホームに迎えた一戦。13分、右サイドでFKを得たI神戸は、土光真代のクロスから井手ひなた。GKの頭上を越すヘディングシュートで先制点をもたらす。 さらに成宮唯のミドルもあったI神戸だが、クロスバーの跳ね返されると愛川陽菜のヘディングシュートはGK浅野菜摘がセーブ。後半に入るとEL埼玉の吉田莉胡がゴールに迫ったが、左足のシュートは左ポストをかすめる。 その後は互いに決定機を迎えたが、次の1点は生まれず。1点で逃げ切ったI神戸が仕切り直しの勝利で後半戦をスタートしている。 今シーズンの公式戦勝利がなく、最下位に沈む大宮アルディージャVENTUS(勝ち点3)は、11位ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6)とホームで下位同士の直接対決。大宮Vは開始直後の左CKから先制。髙橋美紀のインスイングのクロスに金平莉紗が合わせた。 1点リードのまま終盤を迎えた大宮Vだが、N相模原が82分に同点ゴール。伊東珠梨がゴール前に浮き球のパスを送ると、大竹麻友が太ももで合わせる。クロスバーに当たったボールを大竹自ら押し込んだ。 逆転のチャンスもあったN相模原だが、大宮VのGK今村南海が好セーブ。すると後半アディショナルタイム、左サイドの乗松瑠華の浮き球のボールに齊藤夕眞が抜け出す。バウンドに右足を合わせて流し込み、大宮Vが勝ち越し。劇的な形で今シーズン初勝利を手にしている。 首位を追いかける三菱重工浦和レッズレディースは、月曜日のナイトゲームとなった中ジェフユナイテッド市原・千葉をホームに迎えた。 日中から埼玉では大雪が降っていた中、試合前には止むことに。ただ、ピッチには雪が積もり雪かきが行われた中で行われた。 皇后杯を制して臨む後半戦。ケガでの長期離脱から復帰したMF猶本光が今季初出場を果たした。 試合はホームの浦和が序盤から攻め込む展開となると35分、右CKを獲得すると、伊藤美紀がクロス。この流れからシュートブロックのこぼれ球を伊藤がボックス内右から強烈なミドルシュートを叩き込み、浦和が先制する。 その後はなかなかゴールが生まれない展開となる中で時間が経過。後半もゴールが生まれなかったが84分、FKの流れから左サイドでボールを持った猶本がボックス左を仕掛けてクロス。これを後藤若葉が飛び込みヘッド。WEリーグ初ゴールが決まり、リードを2点に。そのまま逃げ切り2-0で勝利し、2位に浮上した。 その他、4位サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点17)は10位マイナビ仙台レディース(勝ち点7)とゴールレスドロー。5位アルビレックス新潟レディース(勝ち点17)は、後半アディショナルタイムの下吉優衣のゴールで7位セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点14)相手に逆転勝利を挙げた。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第11節</h3> ▽3月1日(土) INAC神戸レオネッサ 1-0 ちふれASエルフェン埼玉 【I神戸】 井手ひなた(前13) 大宮アルディージャVENTUS 2-1 ノジマステラ神奈川相模原 【大宮V】 金平莉紗(前1) 齊藤夕眞(後45+3) 【N相模原】 大竹麻友(後37) ▽3月2日(日) セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-2 アルビレックス新潟レディース 【C大阪】 矢形海優(後1) 【新潟L】 上尾野辺めぐみ(後10) 下吉優衣(後45+4) マイナビ仙台レディース 0-0 サンフレッチェ広島レジーナ AC長野パルセイロ・レディース 1-4 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【AC長野】 川船暁海(後34) 【東京NB】 眞城美春(前10) 松永未夢(前32) 樋渡百花(後3) 土方麻椰(後9) ▽3月3日(月) 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 【浦和】 伊藤美紀(前35) 後藤若葉(後39) <span class="paragraph-title">【動画】齊藤夕眞が劇的弾!大宮Vに初勝利もたらす</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="4U7DbyriGxE";var video_start = 139;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.03 21:30 Mon5